2025年11月13日

デイヴィッド・ゴードン「二流小説家」

二流小説家

 デイヴィッド・ゴードン 著
  青木千鶴 訳
 「二流小説家」
 (早川文庫)


残忍な手口で四人の女性を殺害したとして死刑判決を受けたダリアン・クレイから、しがない小説家のハリーに手紙が届く。死刑執行を目前にしたダリアンが事件の全貌を語る本の執筆を依頼してきたのだ。世間を震撼させた殺人鬼の告白本!ベストセラー間違いなし!だが刑務所に面会に赴いたハリーは思いもかけぬ条件を突きつけられ・・アメリカで絶賛され日本でも年間ベストテンの第一位を独占した新時代のサスペンス。―裏表紙より―


2013年に買っていた本。

好きな役者さんで映画化され、映画は見に行くつもりだったので見てから読もうと積んでいました。

で、映画を見たら内容が好きではなくて、読む気にならず・・

やっと読みだしたらやはり前半のダラダラした展開に嫌気がさしてしまいました。

多分、後半になれば面白いのでしょうが、そこまで耐えられずでした。


挫折本が続くな・・


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2025年11月12日

アンソロジー「神様の本」

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 三上延/似鳥航一/紅玉いづき/近江泉美/杉井光/浅葉なつ 著
 「神様の本」
 (角川文庫)


現存する最古の日本語訳聖書を追い、その謎を紐解く古書店の女店主・栞子(三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」)、「ゴッド オブ 、神様 団子」と言い残して倒れた青年と、あるミステリー作家(似鳥航一「下町和菓子 栗丸堂」)、パパ活中の女子大生と『人間失格』(紅玉いづき「カミサマは待ちぼうけ」)、落ちぶれた元人気作家が「本の神様」に導かれ、宮沢賢治の物語世界に迷い込み……(「深夜0時の司書見習い」)、天国にある出版社が聖書の矛盾を修正すべく神の監修のもと奔走(杉井光「ハレルヤ出版編集部」)、光源氏の最期を記したといわれる『源氏物語』幻の帖「雲隠」を求め、神と御用人の良彦が大奔走!(浅葉なつ「神様の御用人」)
温かくほろりと泣けて、時にユーモラスで大胆。豪華執筆陣が「神×本」というテーマで紡ぐ、珠玉の6編。心満たされる至福のアンソロジー。
−裏表紙より−


ビブリア古書堂の事件手帖〜約翰福音之傅〜」「下町和菓子 栗丸堂〜神様団子〜」「カミサマは待ちぼうけ」「深夜0時の司書見習い〜注文の多い図書館〜」「ハレルヤ出版編集部」「神様の御用人〜雲隠〜


アンソロジーということで、新たな作者さんに出会えるかも?と期待したのですが。

読んだことのある作品はまだ読めたのですが、それ以外はどうも読み進められず。

出だしから躓く物が多くて無理でした。


始めの2話で終了です。

「神様の御用人」最近読んでいないな・・そろそろ読まないと忘れそう。というか、すでに思い出せるか怪しい。


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2025年11月11日

青山美智子「お探し物は図書室まで」

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 青山美智子 著
 「お探し物は図書室まで」
 (ポプラ社文庫)


「お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?」
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。
−裏表紙より−


朋香 二十一歳 婦人服販売員」「諒 三十五歳 家具メーカー経理部」「夏美 四十歳 元雑誌編集者」「浩弥 三十歳 ニート」「正雄 六十五歳 定年退職」の5話収録


人生には悩みが付き物で、この作品には5人の悩める人たちが登場し、ちょっとしたきっかけで前向きに進んでいきます。

その様子を読みながら、読者もいろんな言葉が刺さる。そんな読書時間でした。

1話毎に独立した話ではありますが、前に出て来た人がちょこちょこ出てくるのも面白いです。


色んな人が出てくるのですが、それぞれに共通しているのは仕事や人生のことで現状に満足していなかったり、やりたいことがあるのに一歩踏み出す勇気がなかったりすること。

そんな人たちが出会うのは、1人の司書。町のコミュニティセンターにある図書室にいる司書・小町さんに悩みを話すと、ぴったりな本を選んでくれます。数冊選んでくれる中に、ちょっと雰囲気の違う本が1冊。更に「付録」として彼女が作っている羊毛キルトの小さな作品ももらえます。


みんな、悩みを解決してくれそうな実用性がありそうな本の方は放っておいて、雰囲気の違う、なぜこの本を勧めてくれたのか疑問に思う本の方をついつい読んでしまいます。

その内容と付録でもらったマスコットを自分の中で関連付けたり、その内容に感化されて行動を起こしたりしているうちに、自分の本当の悩みに気づき、少しずつ前を向いて進んでいきます。


実際にはそんな簡単に解決するのか?と疑問ではありますが、本の中だけでもうまくいってくれると読んでいても嬉しくなりますし、元気づけられますね。

いくつか心に刺さった言葉があったので抜粋しておきます。


子育てしながら仕事に復帰して、その大変さに心が折れそうになっている女性に対して、仕事仲間が言ってくれた言葉。

独身の人が結婚している人をいいなあって思って、結婚している人が子どものいる人をいいなあって思って。(中略)それぞれが目の前にいる人のおしりだけ追いかけて、先頭もビリもないの。つまり、幸せに優劣も完成形もないってことよ
人生なんていつも大狂いよ。(中略)計画や予定が狂うことを、不運とか失敗って思わなくていいの。そうやって変わっていくのよ、自分も、人生も

他人を羨んでばかりいて、自分が実は幸せだって気づいていないのでは?と気づかせてくれますね。


定年退職をして、自分は社会に役立っているのか? いなくても良いのではないか?と不安になっている男性に対してかけた言葉。

人と人が関わるのならそれはすべて社会だと思うんです。点を持つことによって起こる何かが、過去でも未来でも

自分が生きて来た人生、間違えていなかったんだと改めて思えた一言でした。


なかなか深くて良い読書になりました。

この作家さんは、自分に合うものと合わないものがあるので、また選んで読んでみたいです。


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タグ:青山美智子
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2025年11月06日

買った本

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 中山七里 著
 「能面検事」
 (光文社文庫)


好きな役者さんでドラマ化されるので先に読みたくて購入。イメージ通りに演じてくれました。


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 今野敏 著
 「任侠楽団」
 (中公文庫)


お気に入りの作家さんのお気に入りのシリーズ。楽団か〜。意外な所にいったな。


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 池井戸潤 著
 「ハヤブサ消防団」
 (集英社文庫)


お気に入りの作家さん。珍しく銀行が出てこなかった!


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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女V」」
 (TOブックス)※電子書籍


早く感想を書かないと、内容がどこまでかわからなくなる〜!

2025年11月05日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女U」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女U」」
 (TOブックス)※電子書籍


領主の養女となり、神殿長に就任したローゼマインは、慣れない権力者としての立場に翻弄されていた。収穫祭へ向けた準備、新しい孤児たちの面倒、近隣の町からの不満等、立場を手にしたことで課題が増えていく。おまけに、神官長フェルディナンドは常に厳しい。それでも、ローゼマインは諦めない! 下町の家族や仲間との再会に励まされ、図書室での束の間の読書で元気満タン!そして、年に一度訪れる「シュツェーリアの夜」に、薬の素材採取へ向かうが……。
過去最大のアクションが待ち受けるビブリア・ファンタジー! 神殿長はつらいよ!?
−出版社HPより−


今回も比較的平和な感じではありましたが、やはり領主の娘となり、神殿長にもなって権力が出来たということは問題も増えてくるわけで。

今までは自分が住んでいる地域だけを気にしていればよかったですが、領主の娘ともなると、領地内のすべてに目を配る必要が出てきます。貴族として収穫祭という大事な行事に参加し、それぞれの町での収穫が実りあるものになるように祈らなければなりません。

必然的に旅に出ることも増えます。

本当は本さえ読めればそれで良いというのに、逆に忙しくて読めないほど仕事が増えました。


フェルディナンドの仕事も手伝い自分の仕事をして、更には神殿長として、領主の娘としての役割を勉強したり、知識を身に着けたり礼儀作法を習ったり、楽器の練習や祈り方の練習、神々の名前を覚えたり土地の名前や特色も覚えないといけません。

病弱なマインにはかなり過酷です。相変わらず倒れながらも何とかこなすマインに対して、領主の息子であり、次期領主とされているヴィルフリートが「マインばかり贔屓されている」と子供じみたことを言ってはマインをいじめてきます。


そんなヴィルフリートに対してマインが取った行動はかなり笑えましたし爽快でした。本来なら自分の兄であり、次期領主ですからそこまで言える立場ではないのですが、次期領主としての自覚が無さ過ぎる彼に対して我慢仕切れずブチ切れる様子が面白かったです。

少しずつ改善されていきそうですが、このまま領主になられたら困るので頑張ってもらいたいものです。


後半にはファンタジーらしい出来事もあり、読みごたえがありました。


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」
「第二部〜神殿の巫女見習いW」
「第三部「領主の養女T」


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2025年11月04日

10月のまとめ

能面検事の奮迅 (光文社文庫 な 39-4)能面検事の奮迅 (光文社文庫)
ドラマで先に見てしまった部分だったのでサラッと読み終わりました。時間はかかりましたけど。相変わらず感情が表に出やすい事務官にイライラさせられつつ、逆に感情がわからない不破検事の敏腕ぶりに感心しながら読み終わりました。現実にもあったあの事件を思い出しますが、さすがに現実の方はこんな結末は無いですね。
読了日:10月08日 著者:中山七里


雨だれの標本 紅雲町珈琲屋こよみ雨だれの標本 紅雲町珈琲屋こよみ
いつの間にこの場所にいたんだろう?いつの間にこの人ここにいたんだろう?と戸惑う場面が増えてきました。以前からそういう書き方されていましたが、今回はそれが妙に目についてなかなか進まず。話自体は面白かったですし、久実ちゃんのことも応援したいし、お草さんのますますの活躍も応援したい!だから最後まで読むつもりです。
読了日:10月14日 著者:吉永 南央


雨乞の左右吉捕物話(祥伝社文庫 は9-22)雨乞の左右吉捕物話(祥伝社文庫)
御用聞きの親分の元で働く下っ引きが主人公という珍しい作品。しかも親分がやる気のないタイプで仲が良くないというのもまた珍しい。登場人物たちは魅力的で面白いと思ったのですが、敵があまり迫力が無いのが残念でした。ものすごく煽った割にはあっさり終わった気がしました。
読了日:10月21日 著者:長谷川 卓


最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス (角川文庫)最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス (角川文庫)
いよいよ、植物にまで・・とちょっと引いていましたが、よく考えればロイドは眼鏡なわけで。そうか、と思っているうちに号泣でした。こんなに惜しまれてこの世を去れるのはある意味とても幸せですね。私には望めないことなので余計に羨ましかったな。
読了日:10月24日 著者:椹野 道流


神様の子守はじめました。スピンオフ 神子のいただきます! (コスミック文庫α し 1-14)神様の子守はじめました。スピンオフ 神子のいただきます! (コスミック文庫α)
スピンオフとなっていますが、スピンオフ感はないですね。いつも通りのドタバタと子どもたちの可愛さが最大限に描かれている平和な読書時間となりました。
読了日:10月30日 著者:霜月 りつ



全部で5冊。簡単に読める本が入ってのこの分量は少ないですが、いつも通りではあります。

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2025年10月31日

霜月りつ「神様の子守はじめました。スピンオフ 神子のいただきます!」

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 霜月りつ 著
 「神様の子守はじめました。スピンオフ 神子のいただきます!」
 (コスミック文庫α)


「いっただっきまーす!」丸いちゃぶ台を囲んで子供たちが手を合わせる。
おいしいごはんが食べられる喜びを、幸せを、感謝を、梓に伝えてくるのだ。子供たちと一緒に「いただきます」を言うと、その都度、温かい気持ちに包まれる。成長する子供たちとずっと一緒にいたいと梓は願わずにいられない。──普通の人間なのに四獣のたまごを神様から預かって子育てをすることになった羽鳥梓のごはん(苦労)日記など、『神様の子守はじめました。』の裏話が満載のごはんがテーマのスピンオフ登場!
−裏表紙より−


スピンオフって、例えば本編で脇役になっている人が主役として描かれていたり、同じ世界観の中で全く違う人にスポットを当てて、でもちょっと本編とも絡む、という感じの作品のことだと思っていたのですが、この作品はどういう意味でのスピンオフ?と疑問に思いました。

とはいえ、いつも通りドタバタして、子どもたちがひたすらかわいいからまあ良いかと流してしまえますけどね。


この作品では「食」にスポットを当てた話ばかりが収められています。そういうテーマで括っているのが本編らしくないからスピンオフなのかな。


1話目では、梓がつけている日記を中心に話が進みます。子どもたちを預かって、始めは白ご飯しか食べなかったのを思い出しました。いつの間にか色々食べるようになっています。梓と共に懐かしい気分で読めました。


子どもたちが絵本の世界に入って行く「神子たち、絵本で遊ぶ」もいつも通りの感じで面白かったな。こうやって絵本の中に入れたら楽しそうです。内容は選びたいところですけど、意外としぶい内容の絵本が好きなんだなとニヤニヤしつつ読めました。


鬼子母神の駄菓子屋さんに行く話では、神様が子どもたちを甘やかす様子が笑えましたし、梓をねぎらうために神様や精霊たちがお酒をもちよって宴会する話も笑えました。子育ては大変ですけど、たくさんの人(?)に助けてもらえる梓がうらやましくなりました。


まだまだ続くシリーズ。サクサク読んでいきたいです。


<神様の子守シリーズ>
「神様の子守はじめました。1」
「神様の子守はじめました。2」
「神様の子守はじめました。3」
「神様の子守はじめました。4」
「神様の子守はじめました。5」
「神様の子守はじめました。6」
「神様の子守はじめました。7」
「神様の子守はじめました。8」
「神様の子守はじめました。9」
「神様の子守はじめました。10」
「神様の子守はじめました。11」
「神様の子守はじめました。12」
「神様の子守はじめました。13」
「神様の子守はじめました。14」


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タグ:霜月りつ

2025年10月30日

椹野道流「最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス」

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 椹野道流 著
 「最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス」
 (角川文庫)


芦屋の定食屋・ばんめし屋で働く元俳優の海里は、休みの日に作家・淡海五朗の家で朗読の練習に励んでいる。演じることの楽しさに気付き、淡海の創る物語を表現するため懸命だ。しかしその帰り、淡海と屋敷の前で大きな黒い犬に出会う。犬はまるで海里たちを導くようにある家へと向かい、海里たちはそこで悲しい現実に直面する。そして「マヤ」と名付けられた犬の周りで不思議な出来事が……。犬も主役の記念すべき第20弾!−裏表紙より−


海里の弟分・李英は東京に戻り、病状が行ったり来たりしながらも、少しずつ前向きにがんばれている様子。近くにいて励ませない海里ですが、今の時代、連絡手段は色々ありますから遠くからもしっかり支えているようです。


最近の海里は、朗読会を開いているので練習に励んでいます。練習する場所として、作家の淡海先生の家の一室を借りています。時間を作ってはそこに行って練習を繰り返しています。

淡海先生は作家のイメージ通り不健康な生活をしていることが多く、ばんめし屋の主人・夏神さんはいつも心配して、海里に色々な食べ物を持たせています。

そんなある日、2人で食事をとって帰ろうとしていると、1匹の大きな犬が近づいて来ます。犬に誘われるようにして2人はある家に行くのですが、そこである出来事に巻き込まれてしまいます。

悲しい出来事ではありますが、知らない人のことなのでそこはともかく、犬が一人ぼっちになったのが大きな出来事で、親戚も預かれないので結局淡海先生のところに来ることになりました。

大きな犬が同居することで、散歩に行かなくてはならず、必然的に健康的な生活を送るようになれたのは良かったのかもしれません。


今回の霊的なことは、人物では無かったですが、ちょっとホロリとさせられました。ただ、そういうところまでいくなら無限だな、とちょっと呆れるというか、そこまでやるか!?という気分にはなりました。


次回はどんな話しが待っているのか、楽しみに待ちます。


<最後の晩ごはん>
「ふるさとだし巻き卵」
「小説家と冷やし中華」
「お兄さんとホットケーキ」
「刑事さんとハンバーグ」
「師匠と弟子のオムライス」
「旧友とおにぎり」
「黒猫とドーナツ」
「忘れた夢とマカロニサラダ」
「海の花火とかき氷」
「聖なる夜のロールキャベツ」
「秘された花とシフォンケーキ」
「閉ざされた瞳とクリームソーダ」
「地下アイドルと筑前煮」
「初恋と鮭の包み焼き」
「後輩とあんかけ焼きそば」
「後悔とマカロニグラタン」
「ゲン担ぎと鯛そうめん」
「兄弟とプリンアラモード」


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2025年10月22日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女T」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女T」」
 (TOブックス)※電子書籍


自身の魔力を貴族から狙われたマインは、下町の家族や仲間との別れを決断した。大切な人々に危険が及ばないよう、名前も「ローゼマイン」に改名し、「領主の養女」として新生活を開始することになる。だが、その上級貴族社会での日々は過酷だった。儀式や礼儀作法を学ぶための猛特訓に加え、就任した神殿長や工房長の責任は重い。病弱な7歳の少女には厳しすぎる……はずが、神官長からのご褒美が「神殿図書室の鍵」だったことで一変! 
これさえあれば、たくさんの貴重な本が読める! 名前が変わっても、変わらぬ本への情熱で、ローゼマインは新世界を駆けぬけていく!
広がる緻密な世界観と本の生産体制。本を愛する全ての人に捧げる、ビブリア・ファンタジー第三部開幕! 書き下ろし番外編2本+椎名優描き下ろし「四コマ漫画」+第1回人気キャラクター投票結果発表などなど、盛りだくさん!
−出版社HPより−


いよいよ領主の娘(養女)になったマイン。名前もマインではだめだと言うことで、ローゼマインになりました。
マインだとダメというのもよくわからないルールですが、まあ別人という状況を作るためには必要なのでしょうね。

平民だった人が貴族に、しかも領主の養女になるとは! ものすごい出世で、驚きの展開に置いて行かれそうになりました。

頭がいっぱいでついていけないかも!?と思っていましたが、この巻は意外とのんびり平静に流れていくのである意味ホッとしました。


マイン的には神殿長になったので覚えることもやることも山のようになるので大変にはなったのですが、図書館の鍵を管理できると知り、俄然やる気が出ています。
なので時々倒れつつも楽しそうに過ごしています。家族とは会えなくなったわけですが、大好きなルッツとは会えるので人目を避けられる場所ではくっついてハグしてもらって満たされています。

まあその場面はマインの側仕えたちと同じく見ていられない・・という気分ではありますが、一応まだ子どもなので仕方ないかな?と流し読みしています。


今回のメインイベントは、フェルディナンドの演奏会です。貴族の女性たちから大人気の彼による演奏会は、マインにとっては稼ぎ時でした。彼の姿を絵に描いて印刷して販売するという暴挙にでたのです。

ここの一連の流れはニヤニヤしながら読みました。


本作りもまた前進して、これからも楽しみな状況です。


貴族になって問題が無いわけがないので、どうやってマインが乗り越えて馴染んでいくのか、読み進めていきます。


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」
「第二部〜神殿の巫女見習いW」


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2025年10月15日

乃南アサ「続・犬棒日記」

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 乃南アサ 著
 「続・犬棒日記」
 (双葉文庫)


街で見かけた「あの人」は「なぜ」そのような行動をしているのか・・。そして「そのあと」はどうなったのだろうか・・。出かけた先で見た人々や出来事を卓越した観察眼で描き、読者の想像力を否応なくかきたてる傑作エッセイ。−裏表紙より−


エッセイって普段は読まないのですが、1作目を読んで面白かったので2作目も読みました。

他のエッセイとどこが違うのか?と考えると、よくあるのは自分に起きた出来事を書くパターンですよね。例えばどんな幼少時代を送ってきたかとか、学生時代どんな勉強をしてどんなバイトをして・・みたいな感じ。

そうなると、作家さんのことを知りたい人にとっては面白いと思うのですが、私は特に知りたくはないタイプなので読んでいても退屈してしまいます。

作家さんの顔写真が載っているのも好きではありません。読んでいるとチラチラ頭に浮かんで、何なら主人公が作家さんと同じくらいの年齢で性別だったら、脳内で作家さんの顔を思い浮かべてしまうので読みにくくなるんです。

気にしすぎなのでしょうが、そういう性分だから仕方ないです。

とはいえ、お気に入りの作家さんでも何人かは顔がわかりますけどね。乃南さんもその1人ではあります。


ではなぜ乃南さんのエッセイなら読めるかというと、内容がミステリを読んでいるかのような雰囲気になっているからです。

基本的に、人間観察がほとんどで、ご本人が何かした話は中心になっていません。

その場には居合わせていますし、起きた出来事を見てどう感じたかも書かれていますが、それはほとんど主張されていないのです。

ただ、こんな場所に、こんな人がいて、こんなことしていた。ということが次々描かれています。

読んでいると、なんでそんなことしたんだろう?と気になって、次々読み進めてしまいます。でも本当にあった出来事であり、本当にいた人物のことなので、特に謎解き正解はありません。

なので、短編を1話ずつ読んでも全てが答えのない話です。

出来ればそれに乃南さんなりの答えを出してほしい、というか物語に作り直してほしいと思ってしまいます。

結末が無いミステリという内容なので、モヤモヤする部分もありますが、よく考えたら日常生活で出会う不思議な人と同じ状態なんですよね。

「あの人、何であんなことしているんだろう?」と思っても、本人に聞かない限り正解はわかりません。

モヤモヤしつつ離れる・・それしかないわけです。

それを作家さんの目線で描かれて、それを読む状態です。


こういうタイプのエッセイならまた読んでみたいです。

<犬棒日記>
「犬棒日記」


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