2026年03月27日

買った本

142564_l.jpg

 乃南アサ 著
 「雫の街 家裁調査官・庵原かのん」
 (新潮文庫)


シリーズ化されて良かったです。今回もいろいろと考えさせられました。


9784758447843.jpg

 柴田よしき 著
 「あんと懐かしい人々 お勝手のあん」
 (ハルキ文庫)


題名の通り、懐かしい人たちとの再会がもりだくさん。


29604.jpg

 マウリツィオ・デ・ジョバンニ 著
  直良和美 訳
 「集結 P分署捜査班」
 (創元社文庫) ※電子書籍


面白そうだったので読んでみました。


121702779.png

 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員T」」
 (TOブックス) ※電子書籍


色々回り道したけど、貴族院で図書委員になれれば完結じゃない?と思ったのですが、そう簡単にはいきそうにない・・

2026年03月26日

西條奈加「隠居おてだま」

322504000588.png

 西條奈加 著
 「隠居おてだま」
 (角川文庫)


老舗糸問屋・嶋屋の元主人の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。だが、充実した生活の裏で家族に芽吹いた悶着の種に徳兵衛は気が付かない。やがて訪れた親子と夫婦の危機に、徳兵衛はどう向き合う? 愛と笑いと人情に溢れた、傑作時代シリーズ第2弾!−裏表紙より−


前作の最後に、徳兵衛の葬儀の様子が描かれていたので、1作で終わりかと残念に思っていました。でもこうして2作目が発売されてうれしいです。


前作で、孫の千代太が連れて来た子どもたちが行っている商売に助言し、更にその親たちの面倒も見ていた徳兵衛。

1人の男の子に父親が戻ってハッピーエンドかと思っていたらそううまくはいかず、その後の様子が1話目に描かれています。

家族、ましてや夫婦のことは口を出してどうにかなることでもなく、徳兵衛は頭を悩ませます。


今作で大きな問題となったのは娘のこと。
現店主の妹で、一度嫁入りしたのに戻って来ている彼女は、好きにあそんでいる状態で、金遣いも荒く派手好きな女性。

そんな彼女の身に起きた出来事のせいで「徳兵衛対家族」おちう構図が出来てしまいます。


これが後々大事件へ発展!


プライドの高い男性(女性もですけど)は始末に悪いです。もっと素直になったら良いのにと何度も思いました。


家族も長年、一緒にいた割には、徳兵衛に対する扱いが下手で驚きます。うまく収まってくれたら良いのですが・・、

このままバラバラになるのか、気になるのでぜひ次回作も書いてもらいたいです。


<隠居シリーズ>
「隠居すごろく」



↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:西條奈加

2026年03月25日

ジョアン・フルーク「ピンクレモネード・ケーキが振りかぶる」

mrb_mrb977_l.jpg

 ジョアン・フルーク 著
  上條ひろみ 訳
 「ピンクレモネード・ケーキが振りかぶる」
 (mirabooks) ※電子書籍


レイク・エデンで開催される野球大会にお騒がせ男が戻ってきた−−。招待選手として現れた元メジャー選手ノーノ−は町の大物気取りでひんしゅくを買い、大会前夜の晩餐会では因縁があるハンナの母ドロレスと一触即発状態に。またもや侮辱されたドロレスが彼に「復讐してやる」と宣言したその翌日、野球場を訪れたハンナは彼の死体を発見してしまう。そのそばにはなんと、凶器を持った母の姿が……。−出版社HPより−


シリーズ第26弾です。長く続いていますね。作者さんもそうお若くなさそうなので、きちんと完結させてくださることを願います。何をもって「完結」と呼ぶかは微妙ですが。


前作でマイクが急にやる気をなくし「刑事を辞める」と言い出しました。その時も「は?どうした?マイク」状態でしたが、結局、本気で辞めそうな感じ。で、先輩刑事に郊外に連れ出してもらい、のんびり休暇を楽しむことで再びやる気になるのを待つことになります。

このマイクが曲者で、刑事を辞めたがっている割に、事件が起きたことを知ったら何度も電話してきては、捜査状況を聞いてくるので訳が分かりません。「辞めたい」はどこ行った? 捜査したがっているなら戻らせてあげたら良いのに、先輩刑事は手を回して必死で留めておこうとするのがよくわからないし。「まだ戻るのは早い」ってどこが??


今回の殺人事件は、ハンナの母・ドロレスの因縁の相手が被害者です。しかも、ドロレスが死体の第一発見者で、更に凶器を触ってしまったので指紋も付いている! これは即、拘束されるはずなのに「ドロレスが犯人のわけがない」と現場から連れ出すわ、ハンナの店で軽く事情を聞いて終わり。 こんな警察で大丈夫か!?と心配になります。


事件は相変わらず犯人が勝手にボロを出してあっさり解決。これまたいつもながらのお粗末ぶり。

話の最後にはまた続きが気になる大事件が発生し、また次も読まざるを得ない状態に。うまくしてやられています。


マイクのことも、この最後の大事件も、後々何か意味があれば良いけど、よく無かったことにされるからな・・かなり心配です。

何より、このシリーズが完結するのか?が心配です。


<お菓子探偵ハンナシリーズ>
「チョコチップクッキーは見ていた」
「ストロベリーショートケーキが泣いている」
「ブルーベリー-マフィンは復讐する」
「レモンメレンゲ・パイが隠している」
「ファッジ・カップケーキは怒っている」
「シュガークッキーが凍えている」
「ピーチ・コブラーは嘘をつく」
「チェリー・チーズケーキが演じている」
「キーライム・パイはため息をつく」
「キャロットケーキがだましている」
「シュークリームは覗いている」
「プラムプディングが慌てている」
「アップルターンオーバーは忘れない」
「デビルズ・フードケーキが真似している」
「シナモンロールは追跡する」
「レッドベルベット・カップケーキが怯えている」
「ブラックベリー・パイは潜んでいる」
「ダブルファッジ・ブラウニーが震えている」
「ウェディングケーキが待っている」
「バナナクリーム・パイが覚えていた」
「ラズベリー・デニッシュはざわめく」
「チョコレートクリーム・パイは知っている」
「ココナッツ・レイヤーケーキはまどろむ」
「トリプルチョコレート・チーズケーキが噂する」
「キャラメル・ピーカンロールは浮気する」


↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ



2026年03月24日

近藤史恵「それでも旅に出るカフェ」

ISBN978-4-575-52890-9-main01.png

 近藤史恵 著
 「それでも旅に出るカフェ」
 (双葉社文庫)


店主の円が世界各国で出会ったスイーツやドリンクを再現して振る舞う「カフェ・ルーズ」。遠いどこかで愛されるメニューを口にすれば、たちまち旅に出た気分になれる。そこは平凡な毎日を送る会社員の瑛子にとってかけがえのない居場所になっていた。だが、新型コロナの蔓延で一変。店は苦境に立たされることに。それでも負けじと営業を続けるカフェに集う客たちもまた、やり場のない思いを抱えていて・・。ひとときの口福がほろ苦い謎を解きほぐす連作短篇集。−裏表紙より−


「再会のシュークリーム」「リャージェンカの困難」「それぞれの湯圓」「湖のクリームケーキ」「彼女のためのフランセジーニャ」「鳥のミルク」「あなたの知らない寿司」「抵抗のクレイナ」「クルフィの温度」「酸梅湯の世界」の10編収録



「旅に出るカフェ」の続編です。シリーズ化されてうれしいです。読んだことは間違いないですし、読書メーターには登録されているのに、ブログに感想がない!
書き忘れたようです・・。


コロナ禍の世界で話が進みます。

コロナウィルスが蔓延したことにより店を閉めてまった円。何も知らせが無く行方もわからず心配する元同僚で常連の瑛子。
色んな情報を元に探したところ、キッチンカーで営業していると知ります。


コロナによって客足が減ったことも原因だが、店を開けていることによってもたらされる誹謗中傷の方が辛くて休業したということでした。

「非常事態宣言」が出されていた頃の飲食店は本当に大変だったでしょうね。それ以外の仕事でも影響があったところは多かったでしょうが。

関係ない人々もストレスが溜まっているせいか、「自粛警察」みたいな行動をとることが増えて、世界中がギスギスしているように感じられましたよね。

「自粛期間中なのに営業している」とか「お酒を出している」とか「マスクしていない」とか、とにかくイライラしていたり、関係ないのにネットに書き込むようなことがたくさんありました。

自分に関係ないんだから放っておけばいいのに・・と思うことも多かったですね。


コロナのこと以外には、社会に出ても価値観の違いがあって、自分の価値観を押し付けてくる同僚や上司に悩まされる女性が描かれます。
「女はこうあるべき」という価値観って、男性だけはなく同性である女性にもあって、女だから結婚して出産して子育てするために会社は辞めるべき、もし続けるなら責任ある仕事は任せられないし、残業も出来ないよね?という事態が出てきます。

相手は気遣いのつもりであっても、される側からすれば差別に感じられることもあるのだと考えさせられました。

出産された方もしっかりと自分の要望が伝えられるような職場だと働きやすいのですが、なかなかそういう職場は少ないですね。


後半には円がある料理人から店にスカウトされるという出来事もあり、そこから不穏な事態が続くことに。ハラハラな展開がありました。


シリーズはまだ続くのかな?もしあれば次も読むことにします。 その前に1作目を読みなおして感想を書かないといけませんね。


↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:近藤史恵

2026年03月09日

今野敏「無明 警視庁強行犯係・樋口顕」

9784344434189.png

 今野敏 著
 「無明 警視庁強行犯係・樋口顕」
 (幻冬舎文庫)


東京の荒川の河川敷で高校生の水死体が見つかった。所轄の千住署が自殺と断定するも、本部捜査一課の樋口は別動で調べ始める。その生徒は生前に旅行を計画し、遺体の首筋にはひっかき傷があった。だが樋口は千住署からは猛反発を受け、本部の上司には激しく叱責される。彼の刑事人生はここまでかー。組織の狭間で男が正義を貫く傑作警察小説!−裏表紙より−


細かい部分を忘れてしまったので、いつか再読して感想を書く予定です。

2時間ドラマで見たやつだったので、これ知ってる〜と軽く読んでいたら忘れました・・


<警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ>
「リオ」
「朱夏」
「ビート」
「廉恥」
「焦眉」


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:今野敏

2026年03月04日

買った本

mrb_mrb977_l.jpg

 ジョアン・フルーク 著
  上條ひろみ 訳
 「ピンクレモネード・ケーキが振りかぶる」
 (mirabooks) ※電子書籍


毎回文句を言いつつ読んでいるシリーズ。今回も呆れる展開だらけでした。


9784344434189.png

 今野敏 著
 「無明 警視庁強行犯係・樋口顕」
 (幻冬舎文庫)


お気に入りのシリーズ。内容を忘れているな・・・


322504000588.png

 西條奈加 著
 「隠居おてだま」
 (角川文庫)


まさかシリーズ化されるとは! 嬉しいです。


ISBN978-4-575-52890-9-main01.png

 近藤史恵 著
 「それでも旅に出るカフェ」
 (双葉社文庫)


こちらもシリーズ化されてうれしい!


2026年03月03日

高田郁「志記(一)遠い夜明け」

9784758447522.jpg

 高田郁 著
 「志記(一)遠い夜明け」
 (ハルキ文庫)


文化元年(一八〇四年)、如月。清明の日にふたりの女児が産声を上げる。ひとりは蔵源美津。蔵源家は黒兼藩で代々藩医を勤める家系で、祖父の教随は秘密裡に腑分けを行い、父の恵明は藩医学校「青雲館」を担う立場であった。今ひとりは高越暁。備前刀を手掛ける刀鍛冶の一族で、祖母の高越剡は「女忠光」の異名を取っていた。長じて、美津は医学、暁は鍛刀を志すことになる。猪突猛進で焔にも似た美津、常に冷静で氷に喩えられる暁、女には困難とされる道を選んだふたりの人生が、十九の初夏、思いがけず江戸で交錯する。志を胸に人生を切り拓いていく者たちの群像劇、いよいよ開幕。−裏表紙より−


お気に入りの作家さんの新シリーズです。


始まり(前半)が男性の話だったので、珍しく男性が主役の話なのかと思いました。後半になると女性(少女)が出てきて、やはりそうか、となりました。


医者が初めて「腑分け」をする所から話は始まります。現代では不審死の場合は解剖して調べるのが普通(ともいえませんが)ですが、この時代はまだまだ死体を切り開くなんて罰当たりだとか、神仏を恐れぬ所業だという考えが根深くあって行われることはありませんでした。

でも医療の発展には人体の構造をしっかり知っておくことが重要で、そのためには亡くなった人の身体を開いて見るのが一番ですから、医者としては見てみたい気持ちが強くありました。


黒兼藩の藩主は腑分けの必要性をよく理解してくれていたため、秘密裡ではありましたが腑分けを行うことに許可を出します。普段は獲物を切り開いている猟師に頼んで開いてもらい、絵師にスケッチしてもらいます。それを本にして医者を目指す人たちが学ぶ学校に置くことにします。


一旦、その話は終わり、次は急に刀鍛冶の話が始まります。女性は就くことが無いとされていた刀鍛冶。1人だけいた女鍛冶の孫ということで女ながらに修行をしている高越暁。

彼女が怪我した際に治療したのが藩医学校の恵明でした。そこでやっと前半と後半が繋がります。

恵明には娘がいますが、妻が出産の際に死んでしまったため父娘での生活をしています。

その娘・美津は、恵明と同じ医療の道を進もうとしていますが、まだまだ女医がほぼいない時代なので苦労が絶えません。


2人共、女性には厳しい世界を進んでいるので、今後の人生が大変そうです。1作目ではやっと2人が出会ったところで終わります。今後はどのように関わっていくのか、どんな人生が待っているのか楽しみです。


↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 15:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書:高田郁

2026年03月02日

2月のまとめ

雫の街:家裁調査官・庵原かのん (新潮文庫 の 9-72)雫の街:家裁調査官・庵原かのん (新潮文庫)
前作では少年を相手にしていましたが、今作では大人を相手にするようになりました。本人も結婚して生活は落ち着いてきましたが、コロナ渦で違う意味での苦労が増えています。それにしてもよくもまあこんなに揉め事があるものです。役所を巻き込まないといけないほどの揉め事がこんなにあるとは。仕事が尽きなくて精神的にも削られそうな職業です。
読了日:02月09日 著者:乃南 アサ


集結 (P分署捜査班) (創元推理文庫)集結 (P分署捜査班) (創元推理文庫)
イタリアを舞台にした警察小説。イタリアの名前が覚えにくくて誰が誰やら、どこのことやら・・で混乱が続きました。なかなか個性的なメンバーは面白いですが、そこまで興味がもてずに終了。事件自体も何とも悲しい気持ちで終了。続きは読まないかな。
読了日:02月19日 著者:マウリツィオ・デ・ジョバンニ


神様の子守はじめました。16 (コスミック文庫α し 1-18)神様の子守はじめました。16 (コスミック文庫)
前作の雪山の思い出から始まり、卒業出来なかった数年前の小学生の話まで、冬から春にかけての話でした。今回も神様がたくさん登場し、誰が誰やら・・でしたが盛りだくさんで楽しめました。
読了日:02月25日 著者:霜月 りつ



日にちが少ないとはいえ、3冊とは・・・。

1冊に時間がかかり過ぎました。

posted by DONA at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ

2026年02月27日

城山真一「看守の流儀」

TD025265_l20220107102516.jpg

 城山真一 著
 「看守の流儀」
 (宝島文庫) ※電子書籍


刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。
石川県の加賀刑務所を舞台に、刑務官と受刑者たちの織り成す五つの事件。仮出所した模範囚の失踪(「ヨンピン」)、暴力団から足を洗う“Gとれ”中に起きた入試問題流出事件(「Gとれ」)、受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムの消失(「レッドゾーン」)など、刑務官たちの矜持と葛藤がぶつかり合う連作ミステリー。
−出版社HPより−


初めましての作家さんです。


「ヨンピン」「Gとれ」「レッドゾーン」「ガラ受け」「お礼参り」の5編収録の連作短編集。

刑務所手記「プリズン・ダイアリー」(三上順太郎著)という文章が平均2ページずつ各話の前に付いています。読者は誰のなんの話かわからないまま読むことになります。

三上順太郎は歌手で、懲役刑を受けて2年刑務所に入所していて、その間のことを手記にしているらしいというのはわかります。彼には何か事情があるのか「私のような人間の服役はなかった」という記述があります。

このまま彼の視点で話が進むと思っていたら、彼はほぼ出てきません。前半は特に。

1話毎に視点となる刑務官が違います。1話目の主人公が次も出てくると思っていたのに出なくなります。

話の中で1人、重要だと思われる火石司という看守長が出てくるので、読み進めるとこの人が主人公だとわかります。

それぞれの刑務官がどんな気持ちで仕事をしているのか?題名通り「看守の流儀」が描かれています。それぞれの刑務官が何か悩んだり問題を起こしたりする度に火石がちょっと手助けをして心を軽くしてくれたり、良い解決法を教えてくれたりします。


なかなか知ることのない世界の話なので、興味深く読めました。


最終話で驚く展開が待っていました。
なるほど、そういうことだったのか・・。
注意深く読んでいたら気づいたのかもしれませんが、私は全く気付かずただただ驚きました。

その展開を含め、最後まで面白かったです。全体的に暗いですが・・・


↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

タグ:城山真一

2026年02月26日

霜月りつ「神様の子守はじめました。16」

c3e1ddeb3c6dec3aa23a644b7c200956.jpg

 霜月りつ 著
 「神様の子守はじめました。16」
 (コスミック文庫α)


かまくらや雪合戦、スケートに雪だるま―雪山の楽しい思い出に浸る羽鳥梓とと神子たち。けれど外は早くも春めいて、子供たちは生まれてから二度目の季節を迎えようとしていた。毎日楽しいことがいっぱいで、日々子供たちの成長を感じる羽鳥梓だったが今日も今日とて大騒動が!ホワイトデーのために、翡翠と伴羽、そして玄輝と蒼矢は満を持してクッキーを作ろうとする。ハラハラしながら見守る梓だったが……。−裏表紙より−


「神子の雪山こぼれ話」「神子たち、ひな祭りを楽しむ」「神子とホワイトデー」「神子たち、春の公園で遊ぶ」「神子と真夜中の卒業式」の5編収録。


前作の雪山の話の思い出から始まり、ホワイトデー、卒業式と冬から春にかけての話です。

これでやっと神子たちも生まれて1年です。びっくりですよね。


今回、5話収録されていますが、特に印象に残ったのは、ひな祭りの話と卒業式の話でした。

ひな祭りは、梓がうっかり用意し忘れていたので家にはひな飾りがありませんでした。「ごめんね・・来年は」と言う梓に対し、当然のように神様たちが手を貸します。まあここはおなじみの展開ですけど、さっと神様の所に連れて行かれて、神様たちによるひな飾りを見せられるわけです。

この展開はあるあるなので特に感慨もありませんが、友だちのマドナちゃんの家で見せてもらったひな飾りの話が素敵だったんです。1体足りない人形の昔話が素敵で、最後の展開も玄輝の活躍で良い終わり方でした。

寂しい結果ではありますが、素敵な最後だったな、という感じです。



卒業式の話は。小学校に霊が出るという相談が持ち掛けられるところから始まります。卒業式の練習をしていると、生徒たちの後ろから歌声がするとか。よくある怪談話だと思われたのですが、調査に行くとやはり実在することがわかり、何とか成仏させてあげようとがんばります。


神様たちの力を借りて卒業式を再現するところが笑えました。ボランティアだそうな。とりあえず神様って暇なんだねと呆れてしまいました。

でも最終的にはしんみりする話で、学校にずっと残っていた霊が旅立つことが出来て良かったです。


まだシリーズは続きます。どこまで続けるのか?神子たちが巣立ったら梓はどうなるのか?色々心配ではあります。


<神様の子守シリーズ>
「神様の子守はじめました。1」
「神様の子守はじめました。2」
「神様の子守はじめました。3」
「神様の子守はじめました。4」
「神様の子守はじめました。5」
「神様の子守はじめました。6」
「神様の子守はじめました。7」
「神様の子守はじめました。8」
「神様の子守はじめました。9」
「神様の子守はじめました。10」
「神様の子守はじめました。11」
「神様の子守はじめました。12」
「神様の子守はじめました。13」
「神様の子守はじめました。14」
「スピンオフ」
「神様の子守はじめました。15」


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

タグ:霜月りつ