2018年11月01日

10月のまとめ

ふんわり穴子天―居酒屋ぜんや (時代小説文庫)ふんわり穴子天―居酒屋ぜんや (時代小説文庫)
ちょっと忘れかけていた細かい部分は気になりつつ、それでも楽しく読めました。第2弾も良い感じです。人間関係の温かさと美味しそうな料理の数々に満足しました。続きも読みます。
読了日:10月04日 著者:坂井 希久子


花だより みをつくし料理帖 特別巻花だより みをつくし料理帖 特別巻
久しぶりに澪たちに会えてものすごくうれしかったです。読み切ってしまうのがもったいなくて、特に最後の1話はなかなか読まずに置いてしまいました・・。またいつか気が向いたら番外編としてでも澪たちのその後を描いてもらいたいです。また会えるのを楽しみに・・。
読了日:10月11日 著者:田郁



最後の花束: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)最後の花束: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)
1話目から何の話なんだろう?と思って軽く読んでいたら思いっきりひっくり返されてびっくりしました。おおー!そんなオチなんだね??それ以降はワクワクしながら読み進め、1話毎にゾクッとさせられたりニヤッとさせられたり楽しみました。ほとんどがハッピーエンドじゃないのが素敵でした。平和そうな表紙なのに・・。
読了日:10月13日 著者:乃南 アサ



下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)
やっぱり面白い! 中小企業でも技術力と大きくて強い志さえ忘れなければ大きな仕事に携われるということを教えてくれました。佃製作所の人たち、みんなかっこよかった!人を助けられる仕事って素敵です。誇りをもって仕事できるのも本当に素敵。次も楽しみにしています。
読了日:10月22日 著者:井戸 潤




全部で4冊でした。相変わらず少ない・・。とはいえ、濃い読書でした。

印象に残ったのは「花だより」「最後の花束」「下町ロケット」です。

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2018年10月29日

西條奈加「大川契り 善人長屋」

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 西條奈加 著
「大川契り 善人長屋」
(新潮文庫)


掏摸に騙りに美人局。住人が全員悪党の「善人長屋」に紛れ込んだ本当の善人・加助が、またしても厄介事を持ち込んだ。そのとばっちりで差配母娘は盗人一味の人質に。長屋の面々が裏家業の技を尽くして救出に動く中、母は娘に大きな秘密を明かす。若かりし頃、自らの驕り高ぶった態度が招いた大きな罰のことを―。流れゆく大川が静かに見つめた、縺れた家族の行方を丹念に描く人情時代小説。−裏表紙より−


裏家業を持つ住人が集まる善人長屋シリーズ第3弾は、再び短編集でした。

今回は加助が持ち込んだものだけではなく、事件の方から長屋に飛び込んできたパターンもありました。

驚いたのは、差配の一家にまだ家族がいたということ。しかもなかなかこじれた関係のようで、これを機に仲良くなれたら良かったのですがそれもまあ簡単にはいかない様子。

でも少しは長屋のことを見直してはくれたかな?とは思えたので、これからかな? 今後もこの人は出てきそうな雰囲気です。


そして、最終話が一番印象に残りました。あらすじにもある事件のことです。

差配の妻と娘が人質にされてしまいます。娘は女性だということで、犯人に襲われることも覚悟していて、その時は「舌を噛み切って死ぬ!」と言い切るのですが、それに対して母が言ったことは・・。

これを告白するのはなかなか勇気のいることです。でも、告白したことで母と娘の関係がより深く強くなったと思いますし、差配である夫との絆の深さを感じられて感動しました。

シリアスな話になりそうな場面で、娘の明るさがクスッと笑わせてくれる、このシリーズらしい展開で、感動しながらも笑わされてなかなか面白かったです。


ますますお気に入りになったシリーズ。また続きも読みたいです。早く文庫化を!!


<善人長屋シリーズ>
「善人長屋」
「閻魔の世直し」


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2018年10月24日

買った本

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 乃南アサ 著
 「最後の花束」乃南アサ短編傑作選
 (新潮文庫)


大好きな作家さんの短編集。しかも「傑作選」だなんて、読まずにはいられません。


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 坂井希久子 著
 「ふんわり穴子天 居酒屋ぜんや」
 (ハルキ時代小説文庫)


気に入ったのでシリーズ2作目を読んでみました。


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 柴田よしき 著
 「恋雨」
 (文春文庫)


大好きな作家さん。「恋」と付くのが気になりつつ・・・。


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 池井戸潤 著
 「下町ロケット ガウディ計画」
 (小学館文庫)


こちらも大好きな作家さん。やっぱり面白かった〜!

2018年10月12日

妃川螢「お弁当代行屋さんの届けもの」

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 妃川螢 著
 「お弁当代行屋さんの届けもの」
 (富士見L文庫)


フレンチシェフとして活躍した石嵜眞琴が始めた“お弁当代行屋”には、ワケアリの依頼がやってくる。今度のオーダーは事故で母を失って以来、どんなお弁当も食べられなくなってしまった5歳の透のお弁当。眞琴は血のつながらない甥の陽仁とともに、依頼人の思い出からレシピを探り、味付けから盛り付けまで、お母さんのお弁当を再現するのだが・・。  「お弁当を届けにいくんじゃない。想いを届けにいくの」  幼い透が望んだ、本当のこととは―? 心を温かく満たしてくれる、3編のお弁当の物語。−裏表紙より−


初めましての作家さんです。ネットで感想を読んで面白そうだったので読んでみました。どうやらBL物の作家さんのようですが、この作品はそういう要素はありません。お陰で読みやすかったです。

でも、ページ数の割には時間がかかりました。


「晴れの日には約束のコロッケサンドを」「追憶のきんぴら」「明日をむすぶお花見弁当」の3編が収録されています。

1話目は、アレルギーの強い男の子のお弁当を、亡き母親の代わりに作ることになります。これだけのアレルギーがあって、よくお弁当なんか作れるなと感心しきり。母親ってすごい。

突然、妻を失った夫は息子の食事をどうすれば良いのかわからず、ひたすら手抜き料理に頼ってしまいます。そこで「お弁当代行屋」の出番。・・なのですが、なかなか息子が食べてくれず戸惑ってしまいます。

この話の依頼人がどうにも好きになれず、大変だろうなとか可哀そうな息子だなとか思いながらも読み進められず時間がかかってしまいました。


2話目も亡くなった人の味を再現する依頼。今度は奥さんの味を再現してもらおうとするわけですが、レシピを知っているわけではなく、味も曖昧な記憶しかなく難航します。

想い出の味って、結構美化されているものですしね。ハードルはかなり高いと思われます。これも登場人物たちが底知れない感じでいまいち好きになれず。


3話目は突然、妻から離婚を切り出された中年男性の話。これは涙涙の話で面白かったです。長年夫婦をやっているとお互いのことを思いやるあまり、相手の望まない決断をしそうになるものなんですね。

この夫婦がこれから幸せになれるかどうかは難しいかもしれませんが、この決断で悔いは残らない気がします。それはある意味幸せなのかもしれません。


全編通して美味しそうな料理がたくさん出てきますし、代行屋さんの苦労や工夫は面白くて興味津々で読めました。登場人物たちが好きになれなかったのが残念ではありますが、続きは読もうかな?


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タグ:妃川螢

2018年10月09日

柴田よしき「聖母の深き淵」

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 柴田よしき 著
 「聖母の深き淵」RIKOシリーズ2
 (角川文庫)


一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その緑子の前に現れた男の体と女の心を持つ美女。彼女は緑子に失踪した親友の捜索を依頼する。そんな時に緑子が聞いた未解決の乳児誘拐事件。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が・・。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。この無関係に思える事件には恐るべき1つの真実が。ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第2弾!−裏表紙より−


1作目を読んだのが2010年。ということは8年前・・。当然ながら細かい部分は忘れてしまっていました。何度も分からない人物が出てくるので、再読しておくべきだった・・と。


「性的に奔放な」刑事・緑子。2作目では一児の母になって少しは落ち着くか?と思ったのですが。テーマの一部がやはり性的なことになっているので、緑子も性的なことに対して理解が深かったり広かったり、また奔放でないと始まらないんですよね・・。

女性同士とはいえここまで話すか?ということも平然と話しますし、男性に対してもオープンで驚かされます。


性同一性障害の女性が親友の失踪事件の捜査を依頼してくるわけですが、そこから主婦の惨殺事件や乳児の誘拐、更には裏社会の人たちも絡んできてどんどん大きな事件に発展していきます。

家庭では、息子と共に平和に・・ともいかず、父親である男性と同居に近い状態にありながらも籍は入れず、妹に息子の面倒をみてもらっている緑子。

息子に対しては深い愛情があるようなので、それだけは安心です。


しかし、緑子は色んな目に合うのに、心が無いのか?というくらい傷つきも落ち込みもしていないのが理解できません。傷ついているということにはなっていますが、立ち直り早すぎですし、ある意味「仕方ない」と思っていそうで不思議です。

同じ女性として理解できない部分がたくさん・・。

続きはたぶん読まないかな? でも、ネットでの感想を読むとこの中に出てくる人物たちのその後が面白いとか。そういうのを読むと、ちょっと興味が出てくるんですよね。

今は読まないと思っていても、また数年後に手に取るかもしれません。

<RIKOシリーズ>
「RIKO−女神の永遠」


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2018年10月04日

矢崎存美「森のシェフぶたぶた」

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 矢崎存美 著
 「森のシェフぶたぶた」
 (光文社文庫)


森の中に建つ人気のオーベルジュ(=泊まって食事を楽しむレストラン)、ル・ミステール。そこには、泊まった人にしかわからない「謎」があるらしい。ちょっと変わった名前のシェフが四季の美味しい料理で出迎えてくれるというけれど・・? 中身は心優しい中年男性、外見はぶたのぬいぐるみ。山崎ぶたぶたが大活躍。読めば元気になれる、大ヒット・ファンタジー!−裏表紙より−


ぶたぶたさんはシリーズ開始から20年だそうです。私がぶたぶたさんと出会ったのは2011年なので、7年前。まだまだファン歴が短いです。

今で何冊くらい出ているんだろう?? よくこれだけ話があることです。職業も色々と変えながら進められるシリーズ。でもやっぱりぶたぶたさんは飲食関係が良いです。

今回もその飲食関係。森の中にある静かなオーベルジュのシェフ。オーベルジュって名前は知っていますが、行ったことはないのでどんな感じなんだろう?と疑問に思いつつ読みました。

結局、泊まることよりも、食事を楽しむ施設なのかな? 食事がメインで泊まることも出来るって感じかな?

1話目は、女性ばかりのグループの話でした。読み終わってみると、彼女たちだけが平和に過ぎて行って、他の話ではそれぞれ悩みを抱えていたり、問題をおこしたり、色んなハプニングが起こってしまいました。

ぶたぶたさんが料理と態度と言葉で癒していく・・というのがいつものパターンなのですが、1話だけいつもと違う展開が。

どんなことが起きたのかは読んでのお楽しみですが、ぶたぶたさんにとってはなかなかの災難。

でも私は「その気持ちわかるわ〜」という気分でした。

普段から「ぶたぶたさんに会いたい」と思っている今だったら大丈夫でしょうが、急に会ったらやりそう・・。

と、読んでいない人にはわからない感想になってしまいました。


美味しい料理を、時間を気にせずゆっくり味わって、気持ちよく寄ったまま寝てしまえるオーベルジュはなかなか良さそう。ぶたぶたさんが料理を作ってくれたら更に最高ですが、それは望めないのが残念。

今回も空腹時に読むと辛いので、タイミングをはかって読んでみて下さい。

さ、次はどんな職業かな?楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」
「ぶたぶたラジオ」


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2018年10月01日

9月のまとめ

グッバイ・ヒーロー (講談社文庫)グッバイ・ヒーロー (講談社文庫)
プロローグが終わって本編を読んでいたら、プロローグのことをすっかり忘れてしまうくらい入り込んでしまって、第二部になって「そういえば・・」とプロローグを思い出すという状態に。ここまで人を信じられるってすごい。怪しい人にしか思えないのに信じて最後まで気遣うなんて。おっさんの状況はすっきりしなかったですが、最後まで面白かったです。
読了日:09月04日 著者:横関 大


黒猫の小夜曲 (光文社文庫)黒猫の小夜曲 (光文社文庫)
前作で嫌な「道案内」だった彼(?)が猫になって人間界へ。あれだけ人間を否定していたのに意外とあっさり受け入れたなと。まあそこをごちゃごちゃ長く描いたらメインのことが描けなくなりますけど・・。今回は泣くような展開よりも、ミステリ色が強かったです。それにしてもくだらない動機だな・・。
読了日:09月12日 著者:知念 実希人


時をかける眼鏡 王の決意と家臣の初恋 (集英社オレンジ文庫)時をかける眼鏡 王の決意と家臣の初恋 (集英社オレンジ文庫)
もう何だか、殺人事件はただのおまけと化してしまった・・。残り3分の1くらいまで死体が出ないからそういう話だということを忘れるほどでした。でもそうなるとアスマの存在意義がなくなるし。今回のように披露宴なんかをプロデュースしたらそれでいいんじゃないか?とも思います。ヴィクトリアの活躍が少なかったのが個人的に残念。
読了日:09月15日 著者:椹野 道流


神様の子守はじめました。〈2〉 (コスミック文庫α)神様の子守はじめました。〈2〉 (コスミック文庫α)
梓と神子たち、一軒家に引っ越すの巻。引っ越し先でも色々騒動が巻き起こりそうな予感がします。神子たちもすくすく元気に成長中。だんだん神らしくなってきました。
読了日:09月19日 著者:霜月 りつ


書店ガール7 旅立ち (PHP文芸文庫)書店ガール7 旅立ち (PHP文芸文庫)
書店員たちのその後を一気に書き上げた巻。1話目が一番面白かったかも。学生たちの葛藤が痛々しくて青春!って感じで良かったです。理子の話は、もう少し理解ある女性だと思っていたのでちょっと残念。でも会社と店の板挟みになるとこうなっても仕方ないのかな?とも思います。老舗の本屋さんが無くなっていく理由もわかる気がしますし、無くしたくない気持ちもわかる・・。とにかく、書店員さんたちの頑張りに感謝しつつこれからも本を買いに行って読みます。
読了日:09月27日 著者:碧野 圭


全部で5冊。今回も少なめです。

世界バレーも始まって、また読む時間が減りそう・・。

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2018年09月27日

安住洋子「み仏のかんばせ」

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 安住洋子 著
 「み仏のかんばせ」
 (小学館文庫)


女衒に手込めにされ逃げだした志乃は、江戸に出て松助と名乗り、首切り役人として名高い山田浅右衛門の下で男として中間奉公をしていた。ある日、山田家にとって大切な罪人の肝を夜盗に奪われてしまい、家に迷惑をかけるのを恐れて中間奉公を辞した。針売りになった志乃だったが、憧れていた壮太が同じ長屋に越してくる。普通の幸せを諦めかけていた志乃も、壮太と気持ちを確かめ合い夫婦になる。しかし、壮太にも隠された過去があった! 人に言えない秘密を持つ者同士が、互いを支えて懸命に生きる姿を描いた、感動の人情時代小説!−裏表紙より−


以前読んだ「しずり雪」が面白かったので、こちらもネットで購入。

でも、「しずり雪」ほど面白くなかったかな・・。


志乃という主人公が、松助と名乗って男性として中間奉公をするという始まりは面白かったのですし、その奉公先が首切り役人の家というのも魅力的でしたが、中間を辞めて女性に戻ってからは・・。

女性として描かれる方が長かったのでそれが残念です。

女性として、想い人と結ばれたわけですが、そのお相手にも何やら暗い過去があるようで、それもあっさりと明かされてしまいますし、そこからも軽い感じで話は進むのでもう少しページ数を増やしてじっくり書いてほしかったです。

もう一山、ふた山欲しかったかな?

志乃の人生を最後まで描かなくても良かったような。その分、首を切られる武士の気持ちや人生、女性として生きる大変さ、夫となった男性の葛藤などを長く深く描いてもらえたら・・。

泣きかけては泣けず、の繰り返しになってしまいました。


とはいえ文章は読みやすいので、また他の作品に挑戦してみようと思います。


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タグ:安住洋子

2018年09月26日

買った本

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 横関大 著
 「グッバイ・ヒーロー」
 (講談社文庫)


ちょっと気になる作家さん。読みやすかったです。


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 知念実希人 著
 「黒猫の小夜曲」
 (光文社文庫)


シリーズ2作目。前作よりは泣かずに済んだかも。面白かったけど・・。


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 碧野圭 著
 「書店ガール7 旅立ち」
 (PHP文庫)


今読んでいます。とうとう最終巻だとか。それぞれのまとめって感じでしょうか。


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 高田郁 著
 「花だより みをつくし料理帖 特別巻」
 (ハルキ文庫)


もったいないから家でちょこちょこ読んでいます。なかなか澪が出てこない・・。

2018年09月18日

太田愛「犯罪者 上下」

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 太田愛 著
 「犯罪者 上」
 (角川文庫)


白昼の駅前広場で4人が刺殺される通り魔事件が発生。犯人は逮捕されたが、ただひとり助かった青年・修司は搬送先の病院で奇妙な男から「逃げろ。あと10日生き延びれば助かる」と警告される。その直後、謎の暗殺者に襲撃される修司。なぜ自分は10日以内に殺されなければならないのか。はみだし刑事・相馬によって命を救われた修司は、相馬の友人で博覧強記の男・鑓水と3人で、暗殺者に追われながら事件の真相を追う。−裏表紙より−


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 太田愛 著
 「犯罪者 下」
 (角川文庫)

 
修司と相馬、鑓水の3人は通り魔事件の裏に、巨大企業・タイタスと与党の重鎮政治家の存在を掴む。そこに浮かび上がる乳幼児の奇病。暗殺者の手が迫る中、3人は幾重にも絡んだ謎を解き、ついに事件の核心を握る人物「佐々木邦夫」にたどり着く。乳幼児たちの人生を破壊し、通り魔事件を起こした真の犯罪者は誰なのか。佐々木邦夫が企てた周到な犯罪と、その驚くべき目的を知った時、3人は一発逆転の賭けに打って出る。−裏表紙より−


初めましての作家さんです。

ドラマ「相棒」の脚本家だとか。なるほどの内容でした。「相棒」は大好きなドラマだったのですが、最近はとあるキャストが苦手で見ていません。残念でならないのですが、我慢できないので仕方ない・・。


メールで女の子から呼び出された青年が駅前広場にやって来たところから話は始まります。そしてあっという間に通り魔事件に巻き込まれてしまう!

驚きの展開に目が離せなくなるわけですが、これはほんの序の口。

犯人はすぐに捕まるのですが、どうも彼は犯人ではなさそうな雰囲気。しかも、一人だけ奇跡的に助かった青年・修司が搬送された病院で謎の人物から「逃げろ」と言われて、更に謎が深まっていきます。

訳も分からないまま、とりあえず誰にも言わずに病院を出るのですが、再び襲われてしまいます。

なぜ、修司は狙われるのか、通り魔事件ではないのか?

事件自体に謎が深まっていきます。でも捜査本部は捕まえた容疑者で満足しそうな状態。それに納得出来なかったはみだしものの刑事・相馬が修司を助けながら捜査していきます。

相馬の昔の知人である鑓水も巻き込まれるようにして事件を調べ始めます。


上巻で、きっと事件の黒幕であろう人たちの視点でも描かれてしまったので、ほとんどの謎は判明してしまい、下巻は何のためにあるんだろう?と不安になりました。

急いで下巻を読み始めた所、これでもか、これでもか!と逆転劇が。

「これで勝った!」と思ったらまたやられてしまい、3人ともボロボロ状態に。下巻は気になってほぼ一気読みになりました。


最後はもっとすっきりさせてほしい気もしましたが、あまりにもハッピーエンドだと嘘くさくなるのかもしれないとも思います。これくらいがちょうどいいのかな?

読み終わってから上下巻並べて表紙を見ると泣けてきます・・。「しっかり生きて行ってね!」と応援したくなりました。


現実世界でもよくある会社の隠蔽事件。保身のためなら何でもするという考えが怖すぎました。幼い子どもたちが犠牲になっても平気でいられるなんて人間とは思えないです。動機が情けなすぎて腹が立ちました。


後味の悪い話ではありましたが、3人のキャラクターも話の展開も面白かったので、もう少しこの作家さんを追ってみようかな?


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タグ:太田愛