2010年07月30日

柴田よしき「激流(下)」

柴田よしき著 「激流(下)

(徳間文庫)


「私を憶えていますか?」−20年前、修学旅行先の京都で乗っていたバスから消えた冬葉からのメールをきっかけに、当時同じ班のメンバーだった5人が再会をはたした。それぞれの周りで起きる不可解な事件は、冬葉に関係があるのか?そして、冬葉は生きているのか、それとも・・。


一気に読み終えた感じでした。結末はとても悲しくて、納得いきにくい感じではありましたが、それでも「読んで良かった」と思えた作品でした。


上巻で広がって深まった謎。そのどれが冬葉の失踪と関係があるのか?そして、誰がメールを送ってきたのか?

事件も次々起きますし、同級生たちも巻き込まれていくので、気になって次々読んでいきました。

35歳というと、中学時代に担任だった教師よりも年上になっていて、今だからこそわかる気持ちだったり、今だからこそ冷静にあの頃のことが見られるようになっている。それが事件を少しずつ解明していく力になります。

20年も前のことをこんなに細かく思いだせるか??というとちょっと疑問ではありますが、これだけ衝撃の事件が起きていたらもう少し思い出すこともあるのかな?とも思います。

起きた事件の中でいくつかは、とてもあっさりと解明というか、関係者の告白によって全貌が知らされていくのですが、それでも仕方ない・・と思える結末でした。

ただ一つ、鍵を握ると思われていた人物が簡単に現われすぎて、でも遅すぎて、そこはちょっと納得できなかったんですけどね・・。まあ早く出てきたらもっとあっさり事件は終わったでしょうけど・・。

自分の中学時代を少し思いだしたりしながら、読み終えました。面白かった(結末は悲しいけど)です。


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2010年07月26日

柴田よしき「激流(上)」

柴田よしき著 「激流)」

(徳間文庫)


修学旅行でグループ行動中だった、7人の中学三年生たち。バスで移動している途中で、突然グループの1人がいなくなってしまう。その後、結局消息がつかめないまま20年が経ったある日、グループのメンバーに失踪した冬葉からメールが送られてきた。「わたしを憶えていますか?」というメールに導かれるように再会したかつての同級生たちの周りで不思議な事件がおき始める。


物語は修学旅行中の中学生たち7人が、京都で路線バスに乗り込む所から始まります。

美弥という女子学生から見た、他のメンバーたちの様子が書かれていて、人物像も美弥から見て感じたことが書かれています。

それを読んでいると「私は美弥に似てるな〜」と思ったのですが・・。大人になった美弥とは全く違いました。

中学校生活に色々と不満はあるけど、先生や親に逆らっても良い事はない、面倒なだけ・・と思っているから良い子にしている。周りの子たちがすっごく幼稚に見えたものでした。今思うと私の方がよっぽど子どもだったとわかるんですけどねがく〜(落胆した顔)

そして冬葉が消えて話は20年後に。

それぞれ結婚したり、離婚したり、出世したり、前科者になったり色々な人生を送っているわけですが、偶然の再会をはたしていく同級生たち。

ただ、裕樹だけは連絡がつきません。そして、当時担任だった教師も行方不明になっていた・・。

謎が広がって深まった上巻でした。

どんな結末になるのか、楽しみです。


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2010年04月20日

柴田よしき「猫は引っ越しで顔あらう」

柴田よしき著 「猫は引っ越しで顔あらう
猫探偵正太郎の冒険4

(光文社文庫)


同居人・桜川ひとみに連れられて新幹線で上京した正太郎。東京に引っ越すために家を探しに来たのだ。紹介された物件を見て回ると、どの物件にも流し台に必ずカップ蕎麦の空容器が置いてあった。何かのメッセージなのか?−「正太郎と天ぷらそばの冒険」他「正太郎と古本市の冒険」「正太郎と薄幸の美少女の冒険」「祈鶴」計4編収録


なぞの解明を楽しむというよりも、ひとみが新居を探し回る様子が面白い話です。正太郎とひとみの意見は当然合うわけも無く、しかもお金があまり無いひとみのわがままぶりのも笑えます。

・・で、やっと決めた新居は、一戸建ての庭付き、更に縁側付き。おまけに“何かが出る”といういわく付きがく〜(落胆した顔) でもひとみは知らずに住み始めます。

お隣に住む管理人の飼い猫である、ニンニンとフルフルとはすぐに仲良くなり、毎日一緒にあそぶ仲になりました。この二匹の名前の由来も笑えますわーい(嬉しい顔)・・っていうか、時代を感じる

正太郎と古本市の冒険」は、仲良くなった二匹の猫が古本市にあそびに行ってある謎を見つけます。それを正太郎にも見せて三匹で解明していきます。

正太郎と薄幸の美少女の冒険」は、とうとう出た“何か”exclamation×2・・と思ったけど実は近所の柴犬だった・・という話。←すごい説明 ちょっとせつない物語です。

祈鶴」は、正太郎ではなく一人の女性が主人公となって進んでいく話。その女性には娘が居て、その娘に対する想いが痛いほど伝わり、泣けてしまいます。正太郎はそっとなぐさめ役になります。

今回も楽しく読めました。でも続きが出ないんですよね〜。もう書かないのかな?

<猫探偵正太郎シリーズ>
「ゆきの山荘の惨劇」
「消える密室の殺人」
「猫は密室でジャンプする」
「猫は聖夜に推理する」
「猫はこたつで丸くなる」


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2010年04月14日

柴田よしき「猫はこたつで丸くなる」

柴田よしき著 「猫はこたつで丸くなる
猫探偵正太郎の冒険3

(光文社文庫)


正太郎と同居人・桜川ひとみの家にこたつがやって来た!喜ぶ正太郎を尻目に、ひとみは「邪魔だからネットで売ろう」と宣言する。あわててこたつ布団の上に丸まり死守する正太郎。諦めてこたつに入ったひとみに編集者からある暗号を解いてほしいと渡される。−「猫はこたつで丸くなる」他「正太郎ときのこの森の冒険」「トーマと蒼い月」「正太郎と秘密の花園の殺人」「フォロー・ミー」「正太郎と惜夏のスパイ大作戦」「限りなく透明に近いピンク」の計7編収録


「猫でも解ける」という暗号なので、正太郎には簡単すぎたようで、あっさりと解決してしまいます。

正太郎ときのこの森の冒険」は、きのこ狩りに出掛けたひとみと正太郎、正太郎の恩人・浅間寺(親父さん)とチャウチャウのサスケが出会う事件?の話。サスケの勘違いで大騒ぎになる所でしたが・・。

トーマと蒼い月」は、正太郎の想い猫・トマシーナ(トーマ)の淡い恋の話。血統書付きの猫のかわいそうな宿命に同情する部分もあります。猫に恋愛感情があるのか?は知りませんが。

正太郎と秘密の花園の殺人」は、植物園に取材に行った正太郎とひとみ、親父さんとサスケが殺人事件に遭遇し、解決する話。

フォロー・ミー」は、ひとみの知り合いの編集者・山県の恋の話。山県は結婚を考えていたが、彼女はあっさりしていて、振られてしまいますたらーっ(汗)

正太郎と惜夏のスパイ大作戦」は、正太郎の友猫・金太の飼い主の息子が巻き込まれる事件を解決する話。小さなきっかけや出来事が事件を解決するヒントになっています。

限りなく透明に近いピンク」は、山県が持って帰った知人の遺書を彼女と共に調べて謎解きする話。

題名に正太郎の名前が入っていない話(「猫はこたつで丸くなる」以外)は、正太郎はほぼ出てきません。登場人物の話題にはのぼりますが・・。

それでも変わらず面白く読めました。


<猫探偵正太郎シリーズ>
「ゆきの山荘の惨劇」
「消える密室の殺人」
「猫は密室でジャンプする」
「猫は聖夜に推理する」

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2010年02月10日

柴田よしき「猫は聖夜に推理する」

柴田よしき著 「猫は聖夜に推理する
猫探偵正太郎の冒険2

(光文社文庫)


正太郎と同居人・桜川ひとみの住むマンションの中に最近毎日のように入っていく不審な男が居る。目撃したのは正太郎の友人(友猫?)チェルシー。仲間の猫や犬たちが集まって推理し、この男の正体をさぐることに・・。−「正太郎と井戸端会議の冒険」他「猫と桃」「正太郎と首無し人形の冒険」「ナイト・スィーツ」「正太郎と冷たい方程式」「賢者の贈り物」の計6編収録


聖夜の出来事を、正太郎や同居人だけではなく、全く関係の無い人の目線でも書かれている短編集です。

前作と同じように、他人からの目線で正太郎の様子が書かれた話と、正太郎の目線で書かれた話が交互に出てきます。

猫と桃」は、不倫をしてしまう女性の話。←すごい説明ですね・・あせあせ(飛び散る汗) 不倫相手と旅行に行ったときに正太郎と出会います。女性の危機を正太郎が救うことで、女性は冷静に自分を見つめなおすことができます。

正太郎と首無し人形の冒険」は、同じマンションに住む少女が大事にしていた人形の首だけが盗まれる事件が起き、正太郎が解決する話。人形だけではなく絵本や服に描かれた絵などの首が次々切り取られたり焼かれたりする事件が起き、謎が深まります。

ナイト・スィーツ」は、自分の仕事に不満をもちながらも何となく過ごしている毎日に悩むOLの話。「夜のお菓子」として有名な「うなぎパイ」を買ってくる同僚に惹かれていく女性。その同僚男性が、同居人ひとみと知り合いということで、正太郎とも出会います。正太郎がそっと背中を押して女性は少し前へ進むことができましたぴかぴか(新しい)

正太郎と冷たい方程式」は番外編ということで、SF的な話になっています。宇宙で起きる殺人事件を解決します。

賢者の贈り物」は、正太郎の同居人から見た正太郎に対する思いを書いた話。クリスマス・イヴの暗い部屋の中で膝に座っている正太郎にそっと問いかけるひとみ。「あの人にあげようと思っていたプレゼントは何でしょう?」・・とても短い話ですが、何だか幸せな気分になる話です。


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2010年02月03日

柴田よしき「RIKO−女神の永遠−」

柴田よしき著 「RIKO−女神の永遠−

(角川文庫)


犯罪件数の多い新宿署で勤務する女性警部補・村上緑子は、防犯課の鮎川と共に、ある店から押収した1本のビデオについて捜査をしている。ビデオの中身は残虐なレイプシーン。更にビデオに映っている被害者が殺されていき、本庁との合同捜査が始まる。


「猫探偵正太郎」シリーズ以外の作品は初めて読みました。

女性刑事が主人公の作品、最近よく読んでいますが、また新しいタイプの主人公です。ある意味、女性らしいのかな・・??

解説の中で「性的に奔放な」という表現がされていました。うまい表現だと思います。こういうタイプって私には理解しにくいんですけどねあせあせ(飛び散る汗)

恋愛経験もたくさんあって、周りからも「大人の女性」と見られるような方なら共感できるのかもしれません。私には刺激が強すぎた感じがしましたふらふら

「好き」とか「愛」とかそういう言葉がたくさん出てきます。ミステリーとは思えないくらい。半分くらいは緑子の恋愛(私生活)について書かれていました。

確かに難しい問題ではあるんですけどね・・。もう少し少なくても良いかも・・と思ってしまいました。でもこの部分は大事なんだろうな〜とも思いますし。

犯人(共犯者かな?)は途中で何となく想像がついたのですが、最後まで楽しむことができました。


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2009年12月28日

柴田よしき「猫は密室でジャンプする」

柴田よしき著 「猫は密室でジャンプする
猫探偵正太郎の冒険@

(光文社文庫)


雑種猫の正太郎と同居人桜川ひとみが謎の事件に巻き込まれ、解決していく物語。マンションの隣室に引っ越してきた男性は不可解な行動を繰り返す。この男性は何者なのか?ひとみとの関係は?正太郎がさり気なく同居人を危険から回避させる−「愛するSへの鎮魂歌」他「正太郎とグルメな午後の事件」「光る爪」「正太郎と花柄死紋の冒険」「ジングルベル」「正太郎と田舎の事件」の計6編収録


いきなり誰の話なんだ?という感じで始まります。話が進むにつれ、ひとみの大ピンチなんだということがわかってきます。

桜川ひとみは作家の端くれ。一応、熱狂的なファンもいるわけで・・あせあせ(飛び散る汗) 正太郎が隣にあそびに行っているように見せかけてちゃんと解決してしまう所は感心です。

「正太郎とグルメな午後の事件」は、グルメ取材に出掛けたひとみと正太郎が出会った、やたらと吼える犬の謎の話。行く先々で見かける同じ車に気づいた正太郎は、事件を解決します。友だちの犬サスケも推理を手伝います。

「光る爪」は、不倫をしている女性がしたさり気ないいたずらから発展する事件の話。正太郎はほとんど登場しませんが、最後に大きな発見をします。

「正太郎と花柄死紋の冒険」は、同じマンションで飼われている猫が殺され、そばにはダイイングメッセージが!?正太郎と友だちの猫たちで事件を解決します。文章だけを読んでいると普通のミステリーなのですが、猫が喋ったり考えたりしているかと思うと笑えますわーい(嬉しい顔)

「ジングルベル」は、あるOLの物語。イブに1人で過ごすことを怖がる女性・・・。「イブってそんなに大事かな〜?」と共感できない私でしたがたらーっ(汗) でも最後には何だか一緒に泣けてしまう話でした。

「正太郎と田舎の事件」は、作品を書くための取材で田舎出掛けた正太郎と同居人が遭遇する密室殺人の話。仲良くなった田舎の猫と2人(?)で事件を解決します。やりきれない、悲しい話で、ちょっと泣けてしまいます。

正太郎がメインで活躍する話と、正太郎や同居人と関わりの無い人がメインになって、人から見た正太郎の姿が交互に書かれていて、正太郎のことがより良く見える気がしましたハートたち(複数ハート)

正太郎ファンにはたまらない1冊ですねぴかぴか(新しい)



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2009年11月11日

柴田よしき「消える密室の殺人」

柴田よしき著 「消える密室の殺人
猫探偵正太郎上京

(角川文庫)



同居人に勝手に連れられて上京した正太郎、タレント猫たちが撮影をしているプレハブ小屋で泊まることに・・。そこで事件が発生。人間の死体と共に友だちになった猫の死体まで見つかる。友だちを殺害した犯人を見つけるため、他の猫たちと協力して捜査をする。


今回もまた無理矢理バスケットに詰められて東京に連れてこられた正太郎でしたが、また事件に遭遇します。

人間に対してあまり深い愛着を感じない正太郎ですが、今回は友猫も一緒に殺されたため、いつも以上に力を入れて捜査をします。

密室の謎と犯人を捜すため、猫たちが協力する様子はとても微笑ましく感じました(でも殺人事件の捜査なので、微笑んでいる場合ではないわけですけど・・)。

猫がなぜ殺されたのか?は、結果がわかると悲しい理由で、ちょっと泣けてしまいますもうやだ〜(悲しい顔) 殺された人間も悲しい理由だったんですが。

ますます鋭くなった正太郎の活躍にワクワクして、あっという間に読めましたわーい(嬉しい顔)

猫探偵正太郎シリーズ1


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2009年09月18日

柴田よしき「ゆきの山荘の惨劇」

柴田よしき著 「ゆきの山荘の惨劇猫探偵正太郎登場−」
 
(角川文庫)


初めて読んだコージーミステリーがこの作品です。それまで「コージー」というジャンルを知りませんでしたが、この作品で猫の正太郎に惚れてから、コージーの世界にどっぷり浸かっています。

「猫探偵」ってどういう意味だろう??と不思議に思いながら、裏のあらすじを読んで思わず買ってしまいました。本に書いてあるあらすじが面白いので、そのまま載せます。

オレの同居人、作家の桜川ひとみは、山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された。そして、無理矢理連れてこられたオレ(しかも一服盛られて!)。(「ゆきの山荘の惨劇」あらすじより抜粋)

これを読んで、すっかり人間の男性が主人公だと思った私。本編を読んでも、2ページくらいまで猫だと気づかなかったくらい、人間らしい文章になっています。


猫の正太郎の同居人が招待された結婚式には謎が一杯。新郎は誰かから脅迫FAXが送られていて、新婦(作家)は自分のデビュー前の作品が盗作されていることに気づき、自分の原稿を渡した疑いのある人を招待して犯人を暴こうとしている。そんな思惑だらけの会場で招待客が次々倒れてしまう。正太郎は、仲間のサスケ(犬)と恩人で物知りの“親父さん”と共に事件解決に乗り出す。



事件を解決していく様子も面白いのですが、正太郎の描写も面白くて、例えば「落ち着こうとして顔を洗った」とか「不快を表すために床に尻尾をつけて左右に振った」なんていう文章も出てきます。

正太郎は上から見ると黒。腹側と前足の一部は白の雑種猫。そして毛が長い。容姿も行動も細かく書かれていて、猫の目線で事件を見るという楽しみがあります。

猫を飼っている人、猫が好きな人にはたまらない作品だと思います。


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