2010年03月10日

今野敏「ST−青の調査ファイル」

今野敏著 「ST 青の調査ファイル
ST警視庁科学特捜班4

(講談社文庫)


ある分譲マンションの一室で心霊現象が起きることを聞き、テレビ番組の収録を行うことになった。夜中にテープを取替えに行ったスタッフが翌朝、死体となって発見された。首を折って死んでいるスタッフを見て、収録に参加していた霊能者は「霊の仕業では?」と言うが・・。事故死として処理されかけるこの事件を、STは殺人事件として捜査する。


STシリーズの中でも、色の名前が付いた「色」シリーズは、STメンバーの活躍を一人ずつあげた作品です。

今回は、青山翔の活躍が書かれています。

青山は、STの文書鑑定担当で、犯罪者の心理面の分析も担当していて、プロファイルもします。

かなりの美青年ぴかぴか(新しい)ということで、彼が現場にやって来ると、男性も目を見張ってしまうほど。本人は自覚がないのですが・・。

仕事に対してもやる気があるのかないのか、いつもだるそうにしていてすぐに「ねえ、もう帰ってもいい?」と言ってはみんなににらまれています。

秩序恐怖症でもあり、彼の机の上は書類などがバラバラに置かれていて、隣の机にまで溢れるほど。捜査本部に参加していても、みんなが疲れて慌しく、室内が乱れ出すほどに居心地が良くなるのですあせあせ(飛び散る汗)

ですが、プロファイルの腕はかなりのもので、今回だけではなくこれまでも青山の発言で捜査方針が変わったり、事件を解決したり、大活躍を見せています。

STの責任者である百合根警部が自分の無能さに落ち込んでしまうほど、今回も冴え渡る青山です。


<ST科学特捜班シリーズ>
「ST警視庁科学特捜班」
「毒物殺人」
「黒いモスクワ」



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2010年03月06日

今野敏「ビート−警視庁強行犯係・樋口顕−」

今野敏著 「ビート−警視庁強行犯係・樋口顕−

(新潮文庫)


警視庁捜査二課は、日和銀行に家宅捜索をかけようとしていた。捜査員たちは張り切っていたが、その一員である島崎警部補はこの家宅捜索が失敗することを知っていた。銀行員の一人に脅されて捜査内容を密告していたのだ。その後、銀行員が殺される事件が発生し、捜査本部に参加した島崎の様子を見た強行犯係の係長・樋口は、何か事件に関わりがあるのでは?と疑いを抱く。


題名に「樋口顕」と名前があがっているというのに、今回はなかなか登場しない樋口。前半はほぼ島崎とその家族だけで話が進んでいきます。でも「島崎にどうやって樋口は関わっていくのか?」と逆に楽しみに待つことができました。

島崎の長男は柔道をやっていて、被害者である銀行員の後輩になるため、先輩の命令は絶対という柔道界(スポーツの世界は大抵そうですね)で残っていくためには、情報を漏らすしかありませんでしたたらーっ(汗) でもその断れない弱さから、父親である島崎警部補を追い詰め、更には弟のことも巻き込んでしまいます。

島崎には二人の息子がいるのですが、長男は自分と同じ柔道の道を進んでいて優秀なため、とても期待をかけてかわいがっています。ところが、その様子が気に入らない二男はぐれてしまい、反抗的な態度をとるようになり、すっかり引きこもり状態になっています。

でもそんな二男との関係に悩む島崎に対して、樋口は「子どもと共に悩んだり考えたりすることが大切では?」とアドバイスします。

樋口には娘がいるのですが、父親を毛嫌いすることもなく、自然に会話ができています。「クラブで夜通しイベントに参加したい」と言い出した娘に対し「一緒に行く」と言う樋口。その対応もすごいと思いました。

こんな父親ならいつも尊敬していられるだろうな・・と、何ともうらやましい気持ちで読みましたあせあせ(飛び散る汗)

相変わらず人の目を気にしながら行動する樋口ですが、周りの信頼は厚く、頭の回転も速く、事件解決に大きく貢献します。

この樋口顕シリーズ、3作品あるのですが、私はこの「ビート」が一番好きかもしれません。


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2010年02月25日

今野敏「TOKAGE 特殊遊撃捜査隊」

今野敏著 「TOKAGE 特殊遊撃捜査隊

(朝日文庫)


新しいシリーズにまた手を出してみましたあせあせ(飛び散る汗) 今度は成功なるかexclamation&question←大げさですね

大手都市銀行である“ひので銀行”の行員3人が誘拐される事件が発生した。銀行に脅迫電話がかかり、要求金額は10億円という大金。捜査員と犯人、そして銀行員の駆け引きが始まった。警視庁捜査一課特殊犯係の上野は、バイク部隊“トカゲ”のメンバーとして初めての誘拐事件の捜査に挑む


面白かったです!ということで、成功ですぴかぴか(新しい) まあ気になる点はいくつかあるんですけど・・たらーっ(汗)

まず、「TOKAGE」という題名でありながら、トカゲらしい働きがほとんどないこと。乃南アサさんの音道貴子シリーズの方がトカゲらしい気がします。確かにバイクには乗りますし、何度か出動するのですが、もっと中心になって活躍する話かな?と勝手に期待してしまったので・・バッド(下向き矢印)

それから、誘拐事件の専門家(SITのメンバー)たちや、捜査本部ができるのでそれ以外にもたくさんの警察関係者が出てくるのですが、男性は名字、でも女性は下の名前で表記されているんです。そこも気になりました。確かにその方が性別がわかりやすいですけどね。主人公の上野の目線で書かれていて、上野が女性を名前で呼んでいるからなんでしょうけど・・。

話の流れも、事件の背景や、警察対銀行、警察対マスコミの内容もとてもわかりやすく、どんどん引き込まれていく感じでした。

登場人物も、善・悪はっきりしていて、共感したり反感をもったりできて、好きになれました。特に高部係長と涼子の関係はうらやましかったです。

色々書きましたが、やっぱりこの作家さんの話は私に合ってるんだな〜と再認識できました。話の展開が心地良いんですよね〜わーい(嬉しい顔)

というわけで、続きも読みます。文庫化されたらふらふら


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2010年02月22日

今野敏「果断 隠蔽捜査2」

今野敏著 「果断 隠蔽捜査2

(新潮文庫)


やっと読めました!第二弾ぴかぴか(新しい)

警察庁長官官房の総務課長だった竜崎警視長は、長男の不祥事により所轄である警視庁第二方面大森署の署長に左遷された。山のような書類に判を押すという坦々とした仕事をこなしていたが、管内で強盗事件が発生する。その後立てこもり事件へと発展し、SITやSATと協力しながら竜崎が現場で指揮をとることに・・。


やっぱり面白いです、この作品exclamation×2

竜崎の揺るがない信念がたまらない。でも、心の中では妙に普通の人っぽい所もあって笑ってしまいます。奥さんが胃が痛くて入院したら悪い方へ考えてうろたえたり、奥さんが居ないと家では何もできない自分にあわてたり、奥さんと二人きりになったら照れたり・・わーい(嬉しい顔) 一番笑えたのは、学校関係者から防犯について説明をしてほしいと呼ばれたときに、PTA役員の一人を見て「カマキリ女」と密かにあだ名を付けた所。その女性の姿がパッと頭に浮かびましたグッド(上向き矢印)

エリート官僚で、警察庁にいた警視長ともなると、上へのゴマすりだったり、下への圧力だったり、周りから見ると「汚い方法」と思うようなこともやっていくのが当然なのですが、竜崎は周りを気にせずまっすぐ突き進むので「変人」と言われてしまいます。でも本人は「本音とたてまえを使い分ける人がまともで、本気で原理原則を大切だと考えている者が変人だというのは、納得できない。」と思っているんですよね・・。こんな人ばかりが官僚だったら、もっと世の中うまくいきそうなんですがたらーっ(汗)

拳銃を持った犯人が、人質をとって立てこもる事件が起きました。SIT(警視庁捜査一課特殊班)が現場にいると聞き、あっさり指導権をゆずります。竜崎のような立場の人間は大抵、指揮をとりたがるのですが・・。だからといって責任逃れしているのではなく、「責任は自分にある」と言っています。更に、SATという突入部隊まで現れ、竜崎が突入を許したことが後にマスコミを騒がせ、警察庁の取り調べも受けるような大事件になります。

でも、今回も部下に恵まれて、最後にはうまく連携をとって事件を解決しまするんるん

もう単行本では3冊目も出ています。文庫化、待ちますよ〜exclamation


<隠蔽捜査>
「隠蔽捜査」


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2010年02月12日

今野敏「内調特命班 邀撃捜査」

今野敏著 「内調特命班 邀撃捜査

(徳間文庫)


成田空港に降り立った一人のアメリカ人。その正体はCIAが送り込んだテロリスト。東京の機能を麻痺させるためにやって来たテロリストに対抗するために、内閣情報調査室の陣内は、ある伝説の拳法を伝授されているという人たちに助けを求める。


読み始めて気づいたのですが、私には読みづらい本でした・・もうやだ〜(悲しい顔) 今野敏さんは警察小説だけではなく色々な作品を書かれる方なので、合いそうにない内容の物は避けていたはずでしたが・・あせあせ(飛び散る汗)

銃撃戦とか、殴り合いとか、投げ合いとか、そういう感じは苦手なんですよねたらーっ(汗) 話の中に少し出てくる分には大丈夫ですし、そういう場面があった方が盛り上がるよね〜!とか思うんですけど、それが多くなると辛いんですバッド(下向き矢印)

・・・前置きが長くなりました。

でも、後半になって、秋山という助教授が出てきて面白くなってきました。ほぼ実戦経験のない秋山ですが、伝説の拳法を伝授されているんです。その戦い方が、殴ったり蹴ったりではなく、ツボを押すというもの。

それでも間合いを測って、相手に近づきサッと適確にツボを押す・・すると相手はしびれてしまって動けないぴかぴか(新しい) 単純にすごいな〜と。まあこんな方法が実際にできるのかどうかは知りませんけどふらふら 

それから、内閣情報調査室とかいう役所に勤めるエライ人が、名もない素人の3人を使おう!という発想をするところも面白いですし。確かに公の機関を使うとアメリカとの関係がややこしくなる・・というのはわかるんですけどね。それにしても突然、見ず知らずの素人に頼むなんて・・。

重大な国際問題のはずが、素人の介入によって身近に感じられるというか・・。「日本は大丈夫か?」と心配になった気持ちをハッピーエンドで安心させてもらった感じです。

たまにはこういう作品も良いかも?あせあせ(飛び散る汗)


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2010年01月28日

今野敏「半夏生」

今野敏著 「半夏生(はんげしょう)
安積班シリーズ9
(ハルキ文庫)


ベイエリア分署の縄張りで、アラブ系の男性が突然倒れ、通報を受けた。パスポート等、身分を証明する物を一切持っていなかったことや、病気で倒れたらしいことを報告すると「バイオ・テロではないのか?」と様々な役所が大騒ぎし始め、大事件に発展し、安積班のメンバーを巻き込んでいく。


今回は、特に誰にスポットが当たっているわけでもないですし、安積警部補と警察組織の上層部の方々との関係がメインになっているのですが、それでも安積班のメンバーが活き活きと働く姿は細かく書かれています。

村雨の安積に対する思いなども、桜井の口から聞かされたりして、村雨・桜井コンビも意外と良い感じなんだということもわかり、ちょっと安心したりしてわーい(嬉しい顔)

「バイオ・テロ」本当にあったら怖いですねもうやだ〜(悲しい顔) テロに弱い日本・・が浮き彫りにされたような気がしました。そんなうわさが広まったらきっとパニックになるんだろうな〜。当然ですけど。

安積警部補が組織の上層部と渡り合う姿や部下を絶対的に信頼する姿がとてもかっこよく、この本も相変わらずの一気読みでしたるんるん


<安積班シリーズ>
「二重標的」
「虚構の殺人者」
「硝子の殺人者」
「警視庁神南署」
「神南署安積班」
「残照」
「陽炎」
「最前線」


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2010年01月21日

今野敏「隠蔽捜査」

今野敏著 「隠蔽捜査

(新潮文庫)


警察庁に勤める官僚の竜崎は、その気まじめすぎる性格のせいで周囲から「変人」と呼ばれる存在で、煙たがられている。組織を揺るがすような殺人事件が起きたとき、警視庁をも敵に回すような勢いで真正面から対決していく。


主人公は警察庁長官官房でマスコミ対策をしている竜崎伸也というエリートです。「エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ」という信念をもって行動しているだけ・・と本人は思っているわけですが、それが極端すぎて煙たがられています。

こんな人ばかりだったら、官僚の様々な事件は起こらないで済むんですけどね・・ふらふら

「東大以外、大学ではない」とか言いきってしまうような所もありあせあせ(飛び散る汗) 読み始めではちょっと引いてしまうような人なんですけど、読み進めるにつれ、印象がどんどん変わります。

一流大学を卒業していれば、それからの人生の選択肢が広がる→一流大学の中でも東大が一番・・という考えなわけです。当然、自分の息子にも東大へ行くように勧めます。

そんな息子が竜崎の立場を揺るがす事件を起こしてしまうのですが、隠すことなくきちんと罪を償うようにし、自分も処罰を受けます。

そういう真っすぐな生き方に、最後には惹かれてしまいました。

このシリーズは何冊か出ています。まだ文庫化されないので、楽しみに待っている所ですわーい(嬉しい顔) 早く出てくれ〜exclamation


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2010年01月11日

今野敏「黒いモスクワ ST警視庁科学特捜班」

今野敏著 「黒いモスクワ ST警視庁科学特捜班

(講談社文庫)


ロシアへ出張することになった百合根と赤城は、モスクワへ飛んだ。そこで待っていたのはロシア正教会で起きたマフィアの変死事件。更に取材に来ていた日本人フリーライターも変死してしまう。ロシアの捜査員と協力する形で、事件を解決していく。


ロシアの連邦保安局と科学捜査の情報交換をする・・という研修に行くよう指示された百合根ですが、科学捜査の話となると自分では役不足なのでは??と不安に感じます。費用の関係上、STの中でも二人しか行けないということで、リーダーの赤城と二人で行くのですが・・。

日本人も変死したということで、後から他のメンバーもやってくることになります。

ラスプーチンや、ポルターガイストなど、オカルト的な話がたくさん出てきますし、ロシアの歴史のようなことまで絡んできますふらふら

あまり縁の無い話が多くて、私には難しいというか、わかりにくい内容でしたたらーっ(汗) 犯人がわかってもスッキリできない気がしましたがく〜(落胆した顔) ・・というか「ふぅ〜ん」って感じでした。


<ST科学特捜班シリーズ>
「ST警視庁科学特捜班」
「毒物殺人」


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2010年01月02日

今野敏「最前線」

今野敏著 「最前線
安積班シリーズ8

(ハルキ文庫)



有明埠頭のそばで金融業者の遺体が発見された。合同捜査本部が設置されたのは竹ノ塚署。そこには懐かしい顔があった−「最前線」他「暗殺予告」「被害者」「梅雨晴れ」「射殺」「夕映え」の6話収録されている短編集。


このシリーズの短編集では、必ずといっていいほど安積班のメンバーを個々にピックアップしている話が入っています。今回は、「最前線」で元安積班のメンバーだった大橋が出てきます。ベイエリア分署に居た頃の大橋はかなり目立たず控えめで無口な人でしたが、今回は移動先で人格が変わったかのように、立派な刑事になって登場です。

暗殺予告」は、外国の有名俳優の警護と、蜜入国者の捜査に借り出されて、意外な関係を見つけていく話。安積班が全員で大活躍ですぴかぴか(新しい)

被害者」は、昔娘を殺された被害者の男性が今度は犯人として逮捕された話。安積警部補は自分と容疑者を重ねてしまって、娘との関係を反省したりして・・。

梅雨晴れ」は、梅雨の長雨の影響で、みんなの歯車がかみ合わなくなる話。梅雨って確かにささいなことでイライラすることありますねあせあせ(飛び散る汗) 安積警部補も速水に言ってはいけないことを言ってしまうことに・・たらーっ(汗)

射殺」は、ロサンゼルス警察の捜査官と協力して捜査し、犯人を逮捕する話。安積警部補の意外な過去が明らかになりまするんるん

夕映え」は、安積警部補が新人の頃に教えてもらった先輩刑事と捜査本部で出会う話。定年を迎えるその先輩との関係に悩み、珍しく部下の村雨部長刑事に相談する場面もあり、信頼関係の強さを感じます。

今回もあっという間に読めてしまう面白い作品集でした。


<安積班シリーズ>
「二重標的」
「虚構の殺人者」
「硝子の殺人者」
「警視庁神南署」
「神南署安積班」
「残照」
「陽炎」


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2009年12月24日

今野敏「朱夏−警視庁強行班係・樋口顕」

今野敏著 「朱夏警視庁強行班係・樋口顕

(新潮文庫)


突然、妻が行方不明になった。手がかりもないまま眠れぬ一夜を過ごした樋口警部補は、個人的に氏家に助けを求め、他の助けを借りず二人で妻を見つけようとする。妻は、誘拐され監禁された部屋で夫を信じて助けを待つ。樋口警部補と妻の二つの視点で事件は展開していく。


前半は特に、警察小説というよりは、家族の話という感じで進んでいきます。仕事ばかりに気をとられてきた樋口は妻のことを何も知らなかったたらーっ(汗)・・と悩み、意外と会話が少なかったことに気づかされます。

身内の事件なので、必死になりすぎて周りが見えなくなりがちな樋口を氏家がうまくフォローしていって、良いコンビネーションを見せてくれます。

前作ではクールでしっかり者という雰囲気だった樋口ですが、今作は結構、ドタバタしていて逆に親近感がわくような気がしました。

奥さんの気丈さも好感がもてました。発見されたときの二人の態度も「そんなもんだよね・・」って納得できましたし。

警察小説としては、少し物足りない感じはしますけど、樋口警部補に好感が持てるなら十分楽しめると思いますわーい(嬉しい顔)


「リオ−警視庁強行班係・樋口顕」



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2009年12月17日

今野敏「陽炎」

今野敏著 「陽炎東京湾臨海署安積班
安積班シリーズ7

(ハルキ文庫)


乗り捨てられた乗用車から男女連名の遺書が見つかった。男女の心中事件として捜査が開始されるが、安積班の須田刑事は「偽装心中」ではないか?と言う−「偽装」他「待機寮」「アプローチ」「予知夢」「科学捜査」「張り込み」「トウキョウ・コネクション」「陽炎」8話収録の短編集


遺書が発見されてから数日経って女性の遺体が発見されるのですが、須田刑事は「殺人だ」と感じます。須田刑事のプライベートのほろ苦い恋物語も書かれていて、ちょっと応援したくなるような、ほんのりした気分にもなったりします。警察小説には必要ない部分かもしれませんが、これも安積班シリーズの面白い所かな?とも思います。

待機寮」は警察の独身寮の話。寮長となった須田刑事に逆らう寮の主みたいな警官の揉め事を解決しようとする黒木刑事が活躍します。いつもは脇役で口数も少ない黒木にスポットを当てた話です。

アプローチ」はレイプ事件の話。実は事件ではなく偽装ではないか?と疑う村雨と須田という珍しいコンビで解決します。

予知夢」は村雨が見た夢の話。村雨が見た夢と同じような事件が発生し、珍しく安積に逆らって自分で捜査をし直します。

科学捜査」はSTシリーズの青山が捜査本部に参加する話。捜査本部内では煙たがられる青山ですが、安積班のメンバーは青山を認め、協力して捜査を進めます。

張り込み」は老人が犯人の人質になり連れ去られてしまう話。速水がパトカーで追い詰め逮捕します。実は結婚記念日だったという老夫婦の態度に心が温まります。

トウキョウ・コネクション」は大掛かりな麻薬取引の現行犯逮捕を狙って動く警察官たちの話。捜査班が変装に惑わされる中、須田の機転で安積班が確保します。

陽炎」は次々小さな事件を起こして逃げて人質を連れて廃墟ビルに立てこもった少年の話。大事件を起こしてしまったと勘違いをして自暴自棄になった少年を安積が説得して解決します。


事件自体は小さくても、安積班のメンバーの活躍は目覚ましく、お互いを思う気持ちも書かれていて、何度読んでも面白い作品だと思います。


<安積班シリーズ>
「二重標的」
「虚構の殺人者」
「硝子の殺人者」
「警視庁神南署」
「神南署安積班」
「残照」



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2009年12月04日

今野敏「ST警視庁科学特捜班 毒物殺人」

今野敏著 「ST警視庁科学特捜班 毒物殺人
ST科学特捜班シリーズ2

(講談社文庫)


新宿の公園で男性の変死体が発見された。毒物による殺人だと捜査を始めるが、また変死体が発見される。連続殺人として捜査本部を設置し、合同捜査を始める。STメンバーも参加し、刑事たちとは違った目線で事件を見つめ、捜査を助ける。


今回はSTの存続の危機があり、STをまとめる百合根警部は今まで以上に苦労させられます。「手柄をあげてくれ」と言った所でやる気を出してくれるようなメンバーではありませんから・・たらーっ(汗) でも、最後には百合根の気持ちを汲んでがんばってくれたことがわかってホロッとしてしまうのですがぴかぴか(新しい)

STメンバーでプロファイルもする青山と薬物専門の山吹の二人に引っ張られる形で捜査が進みます。ただ、捜査本部とはうまくいかず、当然のように孤立した状態で動くのですが・・。STメンバーは警察官ではないので捜査権が無く、警部である百合根や、STとの連絡役である菊川が同行しないと聞き込みもできません。本人たちも「聞き込みは刑事の仕事」とか言っていますし・・。ここでも百合根警部に負担がかかってしまいますたらーっ(汗)

自己啓発セミナーというのが話に出てきて、人気の女子アナが巻き込まれることになるのですが、カウンセラーのことをあまりにもあっさりと信じて信頼していくのに驚かされました。いくら昔の知り合いだったとしても、なかなかそこまで信頼してのめり込んでいくことはできないと思うのですが・・あせあせ(飛び散る汗)

まあ、それだけ病んでいるということなんでしょうけど。本当はちょっとした言葉や出来事をきっかけにして改善できるのでしょうが、それが難しいんですよねふらふら 心の病は大変ですもうやだ〜(悲しい顔)

このシリーズはまだまだ続きます。


<ST科学特捜班シリーズ>
「ST警視庁科学特捜班」



誕生日
実は・・本日は、私の誕生日なんですあせあせ(飛び散る汗) まああまり誕生日を手放しで喜べない年齢になっているのですが・・。でも何だか特別な日だという気分はいつまでも変わらないんですよねわーい(嬉しい顔) 昔の同僚から久しぶりに連絡が来たと思ったらお祝いのメールで、すっごく嬉しかったですぴかぴか(新しい)



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2009年11月25日

今野敏「残照」

今野敏著 「残照
安積班シリーズ6

(ハルキ文庫)


お台場で少年たちのグループ抗争があり、1人が刺されて死亡する事件が起きる。目撃された車の持ち主である風間という伝説の走り屋が容疑者としてあがる。安積班のメンバーと交通機動隊の速水警部補は風間を追うが・・。


お台場にテレビ局が出来て発展を始めたベイエリアに再び東京湾臨海署が作られて、そこへ神南署から異動になった安積班。若者の街となった新たな街に戸惑いながらも事件を解決するため走り回っています。

今回は被害者も容疑者も少年で、しかもグループ同士の争いが原因。ちょうど、子どもから大人へ成長しかけているような年齢で揺れ動いていて不安定な精神状態の子どもたちが相手なので、苦戦を強いられますあせあせ(飛び散る汗)

普段から少年と関わりの多い速水警部補の力を借りながら解決していくわけですが、速水警部補と容疑者の対決がかっこよくて一番の盛り上がり所ですグッド(上向き矢印)


なぜか急に安積自身のことを「私は」と表現されていてかなり違和感がありました。今まで「安積は」と書いてあったのになぜ・・?ふらふら

このシリーズはまだまだ続きますぴかぴか(新しい)

<安積班シリーズ>
「二重標的」
「虚構の殺人者」
「硝子の殺人者」
「警視庁神南署」
「神南署安積班」


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2009年11月16日

今野敏「ST警視庁科学特捜班」

今野敏著 「ST警視庁科学特捜班

(講談社文庫)


これもお気に入りのシリーズです。

現代社会の様々な犯罪に対応するため作られたST(警視庁科学特捜班)。専門的な能力をもって集まったメンバーは個性的で、バラバラ。連続殺人事件が起きて捜査を始めるが、捜査本部の方針に異議を唱え、メンバーの能力を発揮しながら独自に捜査を進めていく。


STのメンバーは5人。専門能力は高いかもしれないけど、もう少し協調性があれば良いのに・・ってあきれるくらい自分の思う通りにしか動きません。

それをまとめる百合根警部は、捜査本部との間に立たされて常に苦労させられてしまいます。思わず同情したくなりますたらーっ(汗)

事件は一見単純に見えますが、プロファイルに当てはまらなかったりして、どんどん思わぬ方向へ進展していきます。

犯人を逮捕する瞬間までSTの活躍が光りますぴかぴか(新しい) STがなかったらどうなったやら・・がく〜(落胆した顔) って感じです。

展開が早く、あっという間に読めてしまう作品です。

このシリーズはまだまだ続きます。


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2009年10月29日

今野敏「リオ−警視庁強行犯係・樋口顕」

今野敏著 「リオ−警視庁強行犯係・樋口顕

(新潮文庫)


初めて今野敏の作品を読んだのはこの本でした。何の先入観もなく、ただ本屋さんで「警視庁強行犯係」という文字に惹かれて買いました。


デートクラブのオーナの殺害現場から逃げる美少女が目撃された。「リオ」と呼ばれるその美少女が犯人と考える捜査本部に、樋口警部補は異議を唱える。刑事としての直感を信じて捜査を進めていく。


この本を読むまで、出来る刑事というのはある意味我が儘だったり、偏屈だったりする所があって、周りからはみ出しているようなタイプの人なんだろうと思っていたのですが、そのイメージが変わりました。(・・って小説の中の話なんですけどねあせあせ(飛び散る汗)

樋口警部補は周りの目をかなり気にしていて、常に「こんな行動をしたらどう思われるだろう?」と思っているような人なんです。でも、自分の意見はハッキリ言える人で、周りからは頼られています。でも本人は何で頼られるのかわからない・・。

「しっかりしてる」と言われる度に「どこが?」と疑問に思うんです。実は私も、自分のことを「情けない奴」と思っているのに周りから「しっかりして頼りになる」という評価をもらって悩む時期がありました。「言いたいことを言う」=「しっかりしてる」と思われやすいのかもしれませんふらふら でも実際はただ「言わないと我慢できないから」とか「黙っていたら損する」とか自分勝手な理由で言っているだけなんですよね・・もうやだ〜(悲しい顔) だけど周りからは違う評価をもらってしまうバッド(下向き矢印) 変に責任ある仕事を任されそうになることもあって困っていました。

樋口警部補は私と違って、本当にしっかりしているのに本人は気づいていないだけなんですが、それでも評価の違いに悩む様子が共感できて、入り込んでしまったのかもしれません。

途中で美少女リオに心を動かされる中年男性の心理みたいな描写が何度かあり、それはちょっと共感できなくて微妙たらーっ(汗)でしたが、それ以外では話の展開も面白く、あっという間に読めてしまう作品でしたぴかぴか(新しい)


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2009年10月21日

今野敏「神南署安積班」

今野敏著 「神南署安積班
安積警部補シリーズ5

(ハルキ文庫)



街でからまれていた女性を助けるために暴力事件を起こした青年。相手が死亡してしまったと思い込んで必死で逃げてしまう。そんな青年を速水が気に入って・・。−「スカウト」他8話(計9話)収録の短編集。


安積の諭すような語りかけと、速水の力を使った説得、同期の二人の個性がハッキリ表れています。

」は「速水が援助交際をしている」という噂の真相を探る話。多くを語らない速水とそれを信頼する安積の大人の友情に感動でした。

夜回り」は安積班の巡査長、黒木にスポットを当てた話。かなり無口で、スポーツマンタイプでクールな印象の黒木。なかなかスポットを当てられない彼がこんな形とはいえ(ネタバレになるので書きませんが)中心人物の扱いを受けるなんて、ファンにはたまらない話です。

自主」は安積班の部長刑事、須田にスポットを当てた話。「刑事らしくない」と何度も言われる須田ですが、本当は色々と考えていてなかなか鋭い面ももっています。安積からは絶大な信頼を得ています。犯人にも感情移入してしまうそんな彼らしい話です。

刑事部屋の容疑者たち」これは安積班の絆を強く感じられる話です。詳しい内容は書きませんが、面白いのでぜひ読んで下さい。

異動」は安積班の巡査、桜井にスポットを当てた話。シリーズ始めの頃は結構発言もしていたのに、神南署に来てからはかなり目立たなくなったのですが、この話で彼の心の中がのぞけたような気がしました。

ツキ」は須田の運の良さが事件を解決に導いた話。須田の新たな一面を見られる話です。安積との連携も光ります。

部下」は安積班の部長刑事、村雨にスポットを当てた話。安積は村雨のことを苦手に感じているのですが、「仕事は出来る奴」と信頼しています。二人の微妙な距離感が不思議で、興味深い話です。

シンボル」は安積班と、とりまく人たちの話。一度は閉鎖された東京湾臨海署が復活するのでは?という話があり、安積の思いや上司の思い、部下の思いなどが書かれています。ファンとしては「同じメンバーで臨海署が復活すれば良いのに」って強く願ってしまいます。

相変わらず一気読みの作品です。


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2009年10月15日

今野敏「警視庁神南署」

今野敏著 「警視庁神南署

(ハルキ文庫)


ベイエリア分署が閉鎖されたため、安積班は新設された神南署にほぼ同じメンバーで異動しました。東京の人間じゃないので事情がよくわからないのですが、東京湾岸の開発計画が中断したことが原因だそうで・・。お台場の辺りのことらしいですが、お台場にも行ったことがないですしたらーっ(汗) でもまあ作品を読む上で困ることはありませんから良いですけどねわーい(嬉しい顔)


渋谷で銀行員が数人の若者に襲われる事件が起き、安積班は捜査を始めるが、数日してなぜか「告訴を取り下げる」と言い出す被害者。その後、容疑者の若者たちが襲われる事件が起き、銀行員の事件との関連を調べることに。


ベイエリア分署は小さい所轄だったせいで、他の所轄に手柄をゆずることも多かった安積班ですが、今度は新設だから他の所轄よりも土地勘がないせいで結局お手伝いに回ることが多く、歯がゆい感じになっていますふらふら

でも「安積がいるから大丈夫ぴかぴか(新しい)」と周りから言われるくらい、安積警部補は上司に対してもきちんと意見の言える人なんです。ホント、理想的な上司です揺れるハート

事件の内容は一言で言うと「大人気ないな〜パンチ」でしょうか。初めは被害者だった銀行員に同情しかけますが(女性としては同情しきれない点もありますけど)、だんだんイライラちっ(怒った顔) 「もっと大人になれよexclamation」って感じです。

まあ、大人になっていたら小説として成り立ちませんけどねあせあせ(飛び散る汗)

それくらい感情移入してしまうというか、引き込まれる作品なんです。

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今読んでいるのは
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2009年10月07日

今野敏「茶室殺人伝説」

今野敏著 「茶室殺人伝説

(講談社文庫)


お気に入りの今野敏の本です。「スクープ」に続き、シリーズではない物を買って読んでみました。


相山流茶道を習っている小高紅美子は、家元邸で開かれた茶会の手伝いをする。その席で男が包丁で胸を刺される事件が発生する。次期家元や内弟子であり師匠でもある女性に憧れを抱く小高が、家元の次男や安積刑事と共に事件を調べていくと、相山流に伝わる技や歴史など、次々と謎が浮かんでくる。


茶道と殺人・・というと、家元を誰が継ぐか?とか、財産がらみのドロドロした雰囲気を思い浮かべてしまいますが(私だけだったりして??)、相続がらみではないので、カラッとしていますわーい(嬉しい顔)

・・とはいえ、別の意味で濃い内容ですし、動機や容疑者たちの思いは濃くて重いです。そして考えさせられることもたくさんありました。

出てくる人たちのキャラクターも魅力的で、いつも平常心と静かな佇まいの家元や、茶道に興味をもっているのに茶道から離れていた次男、普段は鋭い目で厳しく見るが時々優しい目を見せる安積刑事・・どんどん惹かれていきました黒ハート

主人公の女性のセリフで「〜ですわ」と何度か出てきたのですが、それだけがどうしても気になりましたたらーっ(汗) 標準語なんでしょうけど「〜ですわ」って言うものなんですかね??すごく気取った女性に感じられて仕方ありませんでしたバッド(下向き矢印) でも実際は好奇心旺盛で、自分を冷静に見つめられる強い女性なんですよね〜。同じ女性として共感できる部分もありましたが、ほとんどは「う〜ん・・」ふらふら まあ、事件に遭遇したこともありませんから、自分がどう考えてどんな行動を取るかなんてわからないんですけどねあせあせ(飛び散る汗)


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2009年10月06日

今野敏「硝子の殺人者」

今野敏著「硝子の殺人者 東京ベイエリア分署

(ハルキ文庫)



東京湾岸に停めてあった車からTV脚本家の絞殺死体が見つかった。目撃者の証言からすぐ容疑者が浮かび逮捕されたが、容疑者の暴力団員は黙秘を続け、更に事件に納得いかない点が出てきて・・。安積警部補やその部下、捜査本部の捜査員たちが事件解決のため捜査を始める。


今回の作品では、須田・黒木コンビが捜査本部に参加するため、安積警部補とこの2人が中心となって話は進んでいきます。

須田の警察官らしくない感情や態度などを認めてうまく引き出したり、無口な黒木のさり気ない仕草などから考えを聞き出したりしながら、部下をうまくコントロールしていく安積警部補なんですが、自分では優しい言葉もかけられない不器用な人間だと思っています。でも、周りからはかなり頼りにされ、尊敬されているんですよねーるんるん

部下だけではなく、捜査本部の中の不穏な動きも察知して問い正し、捜査をまっすぐに導いていったり、上司にもハッキリ意見を言ったり、なかなか忙しい人なんですあせあせ(飛び散る汗) 仕事に誇りをもっていて、とてもカッコイイ人ですぴかぴか(新しい)

私生活でも別れた奥さんとまた少し近づいてきて、この先どうなるのか・・これも楽しみです。

事件の展開も早く、あっという間に読める作品です。


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今読んでいるのは
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2009年09月30日

今野敏「虚構の殺人者」

今野敏著「虚構の殺人者東京ベイエリア分署

(ハルキ文庫)



テレビプロデューサーが倉庫のような建物から転落し死体で発見された。被害者はその建物で開かれていたパーティーに参加していた。他殺と断定し捜査を始めるとパーティーの参加者から次々と容疑者が浮かぶ。安積班のメンバーはそれぞれの個性を活かしながら事件を解決していく。


今回の安積係長は、積極的に容疑者たちの事情徴収も行い、警察官の色々なテクニックも細かく書かれていて、興味津々で読めました。

安積係長の場合、話を聞きながらも頭では色々なことを考えていて、それがまた面白い。事件のことを考えていることもあれば、相手のおしゃれなネクタイを見ながら「なるほど。こういう具合に結ぶのがコツなのか」なんてことも考えているんです。警察官としてかっこいいだけではなく、普通のおじさんらしさも表現されていて、こういう所に魅力があるのかもしれません。

「刑事同士の信用も大事だが、それよりも正しいことをやるって方が大事なんでね・・」と本庁の警部補に対してまともに反論する安積係長の姿に今回も感動しましたぴかぴか(新しい)

離婚したことで離れ離れになった妻と、娘の涼子との関係も少し進展し始め、これも応援したくなります。

ページ数が少ないということもありますが、一気に入り込めて一気に読める作品です。

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