2010年07月07日

劇団四季「ウィキッド」

去年の12月に見に行ったのですが、今回は2回目の観劇です。

前回の感想はこちら

2回目ということで、話の流れはわかっていたので、細かい所に目をやることができて、違った感じで楽しめました。

結局、出てくる主要メンバーのほとんどが“超”がつくほど我がままなせいで起きた事件の話だったんだ・・なんて改めて思ったりして。

誰か一人でも「私は良いからあなたのことを考えて」という気持ちをもっていれば、もっと違う展開だっただろうに・・と思ったんですよね。まあ、そんなに良い人ばかりだったら話も盛り上がらないわけですがあせあせ(飛び散る汗)

前回と、エルファバ、エルファバの妹はキャストが違いました。でも、メイクやかつらのせいか、同じ人かと思ってしまいました。

「エルファバの人、今日はすごい鼻声だな〜」と思いつつ、キャストの名前を見たら違いましたふらふら

結構、適当に見てるのか?私あせあせ(飛び散る汗)

盛り上がりが全て前半に詰め込まれている感じなので、後半がだんだん退屈(というか飽きた?)になってしまいました。

後半は話を知らない状態で見た方が楽しめたかも。


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2010年06月21日

演劇集団キャラメルボックス「バイ・バイ・ブラックバード」

キャラメルボックスの25周年第2弾、スプリングツアーは「バイ・バイ・ブラックバード」です。

先日、新神戸オリエンタル劇場での公演を見てきました。


世界各地で新種の熱病が流行し、その後遺症で、数百万の人々が記憶の一部を失った。柳瀬ナツカは、11年分の記憶を失ってしまった。彼女は27歳でありながら、16歳の頃に戻ってしまったのだ。兄に勧められ、記憶喪失者が再教育を受ける学校に通い始めるが、そこには、他に4人の様々な年齢に見える16歳がいた。


失われた記憶を取り戻した例はほんのわずか。ほぼ全員が記憶を失ったまま生活しています。

“スクール”と呼ばれる記憶喪失者が通う学校では、最終記憶の年齢に合わせてクラス分けをし、教育を受けます。

人によって記憶を失う期間は違うので、ナツカが入った16歳のクラスには、50歳近いおじさんや、40歳近い女性、20代の男女の4人がいました。

ナツカは広告デザイナーとして働いていたのですが、高校生の記憶しかないので、働いていた実感もありません。しきりに「絵は好きだったけど才能は無かった」と言っていました。

安西という男性には、妻と息子がいます。息子も20歳くらいで大きくなっているのですが、安西は16歳に戻ってしまったため、二人のことを全く覚えていません。なのに、一緒に暮らす違和感を感じ、家を出てしまいます。気持ちはわかる、わかるが、妻と息子の気持ちはどうなる?・・とずっと心の中で言ってました。

小松崎という女性は、両親も亡くなっていて一人で働きながらスクールに通っています。「自立しなければ!」と繰り返すナツカに対し、「口だけで実行していない!」と怒ります。両親を亡くしたという記憶も失っている彼女は、もう一度その事実を受け入れ、乗り越えないといけないのです。でももうすっきりしたかのように大人びた雰囲気の彼女。やはり自立していると大人になるのが早いんですね。

ナツカはそばにいたはずの恋人を探そうとします。記憶を失ったら離れて行った恋人を探す!?まあ離れた理由は深かったんですが。

他の人たちも色々問題を抱えていて、それをひとつ一つ解決していく形で話は進みます。

ナツカが主人公みたいになっているのですが、何だか他の人の問題の方が気になって、恋の行方は適当に見てしまいました。

同じ設定で、違う角度からまた話が作れそうだな〜とか思いました。

それにしても、記憶を失っていきなり16歳に戻ったら辛いでしょうね〜。とりあえず、私は16歳は嫌ですexclamation せめてもう少し前か後に戻りたい・・。でも、見た目は今のままだったら・・もうやだ〜(悲しい顔) 考えるのも辛いです。


この公演は終わってしまいました。次回は竜馬が出てくるお芝居です。私は結構好きなので楽しみにしていますグッド(上向き矢印)

演劇集団キャラメルボックスHPはこちら


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2010年04月01日

映画「マイレージ、マイライフ」

面白そうだったので見に行きました。

主人公・ライアンは、全国を飛び回り、企業に代わってリストラを言い渡す仕事(リストラ宣告人)をしている。ほぼ毎日のように飛行機に乗って移動する生活を送る彼は、飛行機のマイレージを貯めることに喜びを感じている。


・・とまあ、あらすじを書いてはみましたが、もちろんもう少し深い内容ではあります。

でも、特別大きな盛り上がりも、大きな事件も無く、比較的淡々と話は進みます。

出張先で出会った女性・アレックスとの関係や、期待の新人として入社してきたナタリーとの出張など、クスッと笑える場面もありますし、しんみりする場面もありました。泣きはしませんでしたが。

ライアンが出張のために荷作りする様子や、空港で荷物検査等を通る様子は見ていて感動しました。すごい手早さぴかぴか(新しい) 旅慣れるってこういうことなんだな〜と感心。


内容的には、何も大きなスクリーンで見なくても・・って感じなのですが、ライアン役のジョージ・クルーニーが大好きな方にはお薦め揺れるハート 絶対に大きな画面で見た方が良いですexclamation


詳しくはこちら



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2010年03月20日

BURN THE FLOOR from Broadway

バーンザフロア見てきましたexclamation

初めて見たのは、3年くらい前かな?自分は全くできませんが、ダンスを見るのは大好きなので、軽い気持ちでチケットをとりました。

見てびっくりexclamation×2 想像以上の迫力ですぴかぴか(新しい) 見ている間ずっと力が入っているし、ステージ上に大勢のダンサーがいて一気に踊ると、どこを見ていいかわからなくなって、首も目も疲れました・・がく〜(落胆した顔) でも、とても心地良い疲労感グッド(上向き矢印)

今回で見るのは3回目?と思うのですが、ステージの内容はほぼ変わっていません。それでも楽しめるってすごいと思います。

一流のダンサーの体形ってすごいですよ〜。「人間の体から無駄な脂肪を全部とったらこうなるのねexclamation&question」と感動揺れるハート 女性はもちろん、男性の背中の筋肉は本当にすばらしいexclamation×2

そして、衣装も曲に合わせて次々変わって、すごく華やかですし、かわいいです。

演奏もステージ上で生演奏なので、迫力があります。ボーカルも生なんですよ。

3月いっぱいまで上演されていますので、ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか?

詳しくはこちら


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2010年02月24日

演劇集団キャラメルボックス「南十字星駅で」

79歳の野方耕市は、43年前に自分が開発した「クロノス・ジョウンター」の修理を依頼される。修理をしているときに大学4年生のときに亡くなった親友・萩塚のことを思い出す。屋久島で鉄砲水に流されて亡くなった萩塚。野方が見せた雑誌を見て屋久島へ行った萩塚を助けるため、クロノス・ジョウンターに乗り57年前の過去へ飛ぶ。


野方が偶然見せた雑誌の表紙を見て荻塚は屋久島に興味をもったので、野方は責任を感じてしまっています。

でも・・もう57年前の話なんですよねがく〜(落胆した顔) 残りわずかな人生とはいえ、現在に戻って来られないかもしれないような旅をするだろうか?と疑問に感じました。

それだけ思いの深い親友がいるのはある意味うらやましいかも・・とも思うんですけどね。まあ、亡くしているわけなんですが。

過去へ飛ぶことを息子には話します。で、息子も案外あっさりとオッケーするんですよね・・。年齢が年齢だからかもしれませんが。

これもハッピーエンドなんですけど、「ん?なんで?」と疑問に感じる所もあります。気にしたらダメなんでしょうけどふらふら

私は、タイムマシンとかタイムトラベルという物を理解できていないし、実現するわけがない物と思っているから色々疑問が浮かぶんでしょうたらーっ(汗) もっと気楽に楽しむのが良いと思います。

何だかクドイ感想文になってしまいましたね・・・あせあせ(飛び散る汗)

キャラメルボックス公式HPはこちら


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2010年02月23日

演劇集団キャラメルボックス「ミス・ダンデライオン」

ハーフタイムシアターという名前の、1本1時間という短い時間で演じられるお芝居です。それを2本連続で公演されているのですが、私は一日で2本見てきました(ほとんどの方はそうでしょうけど・・)

キャラメルボックスは25周年の年を迎え、記念の年の1本目として「クロノス・ジョウンターの伝説」という梶尾真治さん原作の本をお芝居にした2本を上演しています。

今まで「クロノス・ジョウンター」の話は4本上演されたのですが、今回は4年前に上演された作品「ミス・ダンデライオン」と、更に新作「南十字星駅で」が上演されています。

今日は「ミス・ダンデライオン」の感想を・・。


11歳の鈴谷樹里は、病気で入院していたが、両親があまり面会に来てくれず寂しい思いをしていた。同じ時期に入院していた青木比呂志と出会い、いつも物語を聞かせてもらい「ひー兄ちゃん」と呼んで仲良くしていた。ところが、ひー兄ちゃんは治療法のない難病のせいで死亡してしまう。19年後、医師になった樹里は新薬を手に入れ、ひー兄ちゃんを助けるために19年前の過去へ飛ぶ。


「クロノス・ジョウンター」とは、野方耕市というエンジニアが開発したタイムマシンの名前です。初めは軽い物を少し前(過去)に飛ばすことしかできなかった機械だったのですが、研究が進むにつれ、人も飛ばせるようになり、過去へ行ける年数も長くなりました。ただ、過去へ飛んでもそこで留まれる時間はとても短く、数分ということもありました。それも研究で長く留まれるようになったのですが、過去へ行った反動で、今度は未来に弾き飛ばされるのです。

つまり過去へ行くと、その時間に応じて遠い未来へ飛ばされるので、二度と元の場所へは帰れません。人生を懸けて飛ぶわけです。

今回の主人公・樹里は、ひー兄ちゃんを助けられなかったのが悔しくて医師になりました。そしてひー兄ちゃんを苦しめた難病を治す新薬を手に入れ、更に野方耕市と出会ったことで、過去へ飛ぶ決心をします。


何もかも捨てて過去へ飛ぶ樹里の決心と助けてもらうひー兄ちゃん、どちらが辛いんだろう?とか考えてしまいました。過去へ飛んで死んだ人を助けられるのであれば、「やってみたい」と思う人は多いでしょう。でも、助けても自分はその人と二度と会えないわけです。それはどうなんでしょう?助けた側は満足かもしれませんが、知らずに助けられた方は「自分のせいで・・もうやだ〜(悲しい顔)」と悔やんでも悔やみきれない思いになりそう・・。

まあ今回の話は、その心配もなく全てハッピーエンドと言えるわけですが。まさしく、キャラメルボックスらしいお芝居ですね。

SFファンタジーなので、よ〜く考えると「あれ?」っていう部分はあるんですけど、あまり深く考えないように見ると楽しめますよ。

このお芝居はこの後、名古屋と東京で公演されます。

詳しくは、キャラメルボックスHPでどうぞ。


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2009年12月12日

映画「カールじいさんの空飛ぶ家」

面白そうだったので、見に行ってきましたぴかぴか(新しい)

冒険家に憧れる少年カールは、同じように冒険家に憧れる少女エリーと出会う。二人はやがて結婚し、幸せな生活を送る。出会った頃からの夢だった幻の滝へ冒険に行くことを実現させようとするが、歳をとりエリーが闘病生活の末、旅立ってしまう・・。悲しみにくれるカールじいさんは、ある日風船を取り付け、家を空へ浮かべて冒険へ出掛ける。


う〜ん・・あらすじが下手すぎるもうやだ〜(悲しい顔) うまくまとめられないです。短くまとめられないくらい、色々な出来事があったので・・たらーっ(汗)

詳しくは公式HPでどうぞ。

二人の結婚生活、きっと50年くらいあったのでしょうが、それを数分にまとめ、映像と音楽だけで表現していました。セリフが全く無いのにかなり泣けて、涙が止まりませんでした。すごい見せ方で、さすがぴかぴか(新しい)と感心してしまいました。

結婚生活の映像の中にあった、二人で並んで椅子に座り本を読んでいるときに、カールが置いた手をエリーがさっと握って、二人で目を合わせてほほ笑み合う場面が最高でしたハートたち(複数ハート) 私もあんな結婚生活を送りたかった〜もうやだ〜(悲しい顔)

冒険には思いがけずボーイスカウトの少年ラッセルも一緒に行くことになるのですが、この少年が天然で明るくて子どもらしく、微笑ましくなりました。でも、意外となかなか苦労しているようで、時々ホロッとさせるようなことを言うのです。

風船をた〜くさん取り付けて家が飛んだ瞬間のカールじいさんの顔を見て、思わずワクワクして一緒に冒険に出掛けるかのような気持ちになりましたるんるん

後半は、色々とややこしいことに巻き込まれ、大変な思いをするのですが、大変な中にも笑ってしまう所が山のようにあって、笑って涙が出て、泣いて涙が出て、本当に忙しい映画でした。

おすすめできる映画ですハートたち(複数ハート)


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2009年12月02日

劇団四季「ウィキッド」

見てきましたぴかぴか(新しい)ウィキッド

劇団四季は15年くらい前(もっと前かも??)に「ライオンキング」を見て好きになり、それからは近くに来た物を見に行っています。

歌とダンスの素晴らしさに感動するんですよね〜わーい(嬉しい顔)


オズの国の魔法学校で出会ったグリンダとエルファバ。この二人がそれぞれ「善い魔女」「悪い魔女」と呼ばれるようになった理由は・・?「オズの魔法使い」のプロローグ的な物語。


後に悪い魔女となるエルファバは産まれたときから肌が緑色で、常に他人からの好奇の目にさらされていじめられてきました。後に善い魔女となるグリンダは友人も多く、みんなから愛される人。その二人が出会い、始めは嫌い合っているのに、あることをきっかけに大親友になります。

この二人を中心に話は進んでいくわけですが、話の内容としては微妙な部分があり、イマイチ納得いかない感じでしたたらーっ(汗) 結末はスッキリしたのですが・・。

ただ、四季らしく歌とダンスで魅せてくれて、観客を飽きさせない演出であっという間に終わった気がしました。

四季にしては珍しく笑う場面も多く、特にグリンダのセリフに笑わされることがありましたわーい(嬉しい顔)

今までに20作品くらい見ていますが、ベスト10には入りそうな感じです・・微妙な感想ですねあせあせ(飛び散る汗)


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2009年11月23日

演劇集団キャラメルボックス「エンジェル・イヤーズ・ストーリー」

ANGEL EARS' STORY」  2009クリスマスツアー


主人公の三沢は事故で頭を打ち、目が覚めたら人の心の声が聞こえるようになった。それまでは尊敬されていると思っていたのに、息子や娘は心の中で自分のことをバカにしていることがわかってしまう。本当の気持ちを口に出して言わない子どもたちに何とか心を開いてもらおうとするが・・。


もし他人の心の声が聞こえたら・・考えただけでもぞっとしますがく〜(落胆した顔) 聞かれるのもかなりいやですけどバッド(下向き矢印) 「知られたくないことなんて無い」なんて絶対に言えません。誰でも隠し事はあるはずですし、知りたくないこと、知られたくないことたくさんあります。

心の声が聞こえたら周りが離れていく前に自分から離れていく気がします。相手の気持ちを全て聞きながら付き合うことは私にはできないと思います。

・・色々考えていたら家族や友だちが思い浮かびました。「この中で何人が本当に私のことを思ってくれているのか?」とか、「自分はこの中の何人のことを本当に思っているんだろう?」とか・・。

やっぱり心の声は聞こえない方が幸せですねたらーっ(汗)

セリフの中で「聞こえてくる心の声だけがその人の考えていることではない」というような言葉があるのですが、確かにそうかもしれません。「自分に嘘をつく」なんてことよくありますしね。潜在意識と表面上の気持ちが違ったり・・。


お芝居の中では、役者のすぐ後ろに他の役者が立ち(白い上着を着ていました)、心の声を言っていました。初めは「この人誰?」って感じあせあせ(飛び散る汗)なんですけど、わかると「なるほど、こうやって表現するわけか・・」って感心しましたぴかぴか(新しい)

心の声を言う人にも、役があるので普通に役をこなしてから上着を羽織って他の役者の後ろに立ち、心の声を言う・・となかなか忙しい状態でした。見てる側としては面白かったですけどね。

始めはすれ違いがあっても最後には分かり合え、ハッピーエンド・・キャラメルボックスらしいお芝居と言えるかもしれません。



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2009年11月12日

劇団☆新感線「蛮幽鬼」

劇団☆新感線のお芝居「蛮幽鬼」を見てきました。

普段はほとんど見ない新感線ですが、今回はキャストに惹かれて見に行くことにしました。


共に留学していた仲間に裏切られ、親友を殺害した罪で島流しにされた伊達土門。牢獄で10年経ったとき出会ったサジという謎の男と共に脱獄し、殺害された親友の敵討ちと冤罪で投獄された恨みを晴らすため祖国へ帰る。名前を変え、姿もすっかり変わってしまった土門を見ても全く気づかない祖国の人たちに更に復讐の炎を燃やす。


「巌窟王」を元にした作品です(・・と書いてもきちんとした内容を知っているわけではないのですがあせあせ(飛び散る汗)) 「復讐」の話だということくらいしか知らないので、どの程度話が似ているのかわかりませんふらふら

伊達土門を演じるのは上川隆也さん。初めのさわやかな感じも、牢獄で狂ったときも、祖国に帰って復讐に燃えているときも、どの姿も素晴らしく、すごい役者さんだと思いました。サジを「友だち」と呼ぶくらい信じていたのに最後には(実はずっと)裏切られてしまう・・その悲しみや怒りがすごく伝わってきました。 

サジを演じる堺雅人さんは、常に微笑を絶やさない暗殺者の役(怪しい役)で、その微妙な笑顔に時々ゾクッとさせられました。微笑みながらの殺陣は大変だろうな〜と思って見ていました。

早乙女太一くんも出ていたのですが、すごく綺麗な殺陣で魅せてくれ、感動しました。数年前にテレビで見かけたときは10代だったけど、今はもう20歳は越えたかな?とか思って見ていたのですが、まだ18歳だそうで・・exclamation×2 その年齢でどうしてあの色気が出せるのか・・。すごいですぴかぴか(新しい)

前から2列目真ん中で見たので、見えなくても良い部分まで見えたりして、芝居はもう少し後ろで見たいな〜とがく〜(落胆した顔) 「化粧が濃いexclamation」とか思ってしまいますし、出血しているように見せかけて中の服が赤いだけ・・とか、マイクも見えますし・・バッド(下向き矢印) 後ろからも見えるようにしようとすれば、当然のことなんですけどね。

舞台装置も派手で、ライトが眩しかったり、スモークが席まで降ってきて寒いわ煙いわ(しかも臭い)・・で困ることもありました。

更に、サジ役の堺さんが微笑みながら舞台の一番前に立ち、客席の方を向いているときによく目が合って、気まずい思いもしましたふらふら 「どうしよう?ここで目をそらすのも変?」とか妙に考えてしまったりして。気づいたら一緒に微笑んでいましたあせあせ(飛び散る汗)

話の内容としては、「復讐」の話なので当然ですが、人がたくさん死にます。ほぼ居なくなるくらいに・・もうやだ〜(悲しい顔) この内容で最後がハッピーエンドだったら、それはそれで納得いかないのかもしれませんけどね。

でも見終わって振り返ってみると(散々、文句を書いといてなんですがたらーっ(汗)「見に行って良かった」と思える芝居でした。


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2009年09月19日

キャラメルボックス「さよならノーチラス号」

先日、演劇集団キャラメルボックス2009オータムツアー「さよならノーチラス号」を見てきました。

この劇団を知ったのは10年くらい前でしょうか。ある役者さんのことを調べていたのがきっかけです。

実際に見に行くようになったのはそれより少し後。7、8年前になります。ほぼ毎公演見ていて、たまに「何これ?」って思う作品もありますたらーっ(汗)が、ほとんどは楽しんで見ていまするんるん


作家タケシの引越しを手伝いに来た編集者は、段ボールの中にブリキで出来た手作りの潜水艦を見つける。その潜水艦の説明をするためにタケシは話し始める・・。小学6年生のタケシは夏休みにある犬と出会う。名前はサブリナ。人間の言葉をしゃべる不思議な犬サブリナとの出会い、そして小学生タケシの心の葛藤など、大人になった作家のタケシが語る思い出話。


題名の「ノーチラス号」というのは、「海底2万里」の潜水艦の名前です。少年タケシがネモ船長の自由さに憧れているのですが、物語の最後に「自由とは何か?」を知り、ネモ船長に対する憧れを捨て、自分らしく前に向かって進んで行くのです。

タケシはほとんどずっと舞台上に出ている状態で、セリフの量も膨大です。終わる頃には汗だく・・あせあせ(飛び散る汗) そして顔が青白い・・(元々色白だから?)たらーっ(汗) それにしても、夏休みの設定なのに真っ白。もう少し黒い方が良いような・・とか思いました。でもまあ大人のタケシが語っていることになっているわけだから良いのか?

色々と気になる細かい点はありましたが、話の内容は面白く、あっという間の2時間でした。

特に私のおすすめは、犬のサブリナ。人間の言葉をしゃべる設定・・ということで、女性が犬を演じています。レトリーバーを意識してか、パーマをかけた髪を肩までたらし、耳のように見えます。仕草も研究されていて、犬に見えてくるから不思議です。

また次の公演も行こうと思っていますわーい(嬉しい顔)

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