2012年02月13日

劇団四季「マンマ・ミーア!」

先日、京都劇場で劇団四季の「マンマ・ミーア!」を見て来ました。この作品を見るのは、たぶん3回目。

舞台は、海と空の青さがまぶしいエーゲ海に浮かぶ小島。ここで小さなホテルを営んでいるのは、シングルマザーとして娘を育ててきたドナ。20歳のソフィは、恋人スカイと結婚式を控え、父親とバージンロードを歩くことを夢見ています。母の昔の日記をこっそり持ち出して読んだソフィは、サム、ビル、ハリーというドナのかつての恋人たちをこっそり結婚式に招待してしまいます。本当のお父さんなら一目でわかるはず…。そして迎えた結婚式前日― ドナの若かりし頃のバンド仲間、ターニャとロージーに続いてホテルに現れた3人の男。ソフィが招待状を出したかつての恋人が全員一度にやってきたのです。ドナは仰天、ソフィは本当の父親が誰なのかを探り出そうとしますが、なんと全員が「自分が父親だ」と名乗り上げてしまいます。大混乱に陥ったソフィ。結婚式は刻一刻と迫ってきます…。−劇団四季HPより−


3回目とはいえ、久々だったので忘れている部分も多かったです。でも相変わらず面白かった!!ぴかぴか(新しい)

ABBAの曲(ABBAって何?と思う人でもきっと曲は知っているはず)が次々と流れて来て、思わずリズムを取ってしまう感じで楽しいミュージカルです。

ストーリーとしては、う〜ん・・。父親を探したい気持ちはわかるんだけど、母親の日記を盗み見たらダメでしょう・・。母親のドナが娘の結婚にイマイチ乗り気じゃないのも気になります。結婚相手に不満があるわけでもないけど「20歳で結婚するなんて」というのが本音のようで。娘が決めたことなんだからきちんと送り出してあげたら良いのに・・と思います。まあ最後にはきちんとお祝いしてあげるんですけどね。

ただ、曲の良さと、さすがの歌声とダンスシーンのカッコよさに、全て納得というか「見て良かった」と思わせられます。

キャストは過去2回と全く違う人たちでした。ドナ役の人はもう少し声量があったら良かったんですが。声はハスキーで素敵でした。サム役の人も同じですが。キャストは変わっても、同じような実力を持った人がいる・・というのが劇団四季のすごい所ですね。


この「マンマ・ミーア!」は、私が見た四季の舞台の中で、トップ5までに入るお気に入りの作品です。京都では4月8日まで行われます。詳しくはこちらでどうぞ。


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見終わってすぐは「DANCING QUEEN」が頭の中に流れ、帰り道では「I HAVE A DREAM」が、次の日には「THANK YOU FOR THE MUSIC」が、そして今日は「SUPER TROUPER」が流れてましたわーい(嬉しい顔) 印象深い曲がたくさんあるってことですねるんるん

2011年11月24日

演劇集団キャラメルボックス「流星ワゴン」

先日、演劇集団キャラメルボックス2011クリスマスツアー「流星ワゴン」を見て来ましたぴかぴか(新しい)

38歳の秋。永田一雄は「死んじゃってもいいかなぁ」と思っていた。会社はリストラ、妻は離婚を迫り、息子は家庭内暴力の上に引きこもり。おまけに、故郷の父は末期癌で死にかけている。一雄には、もはや夢も希望もなかった。父の見舞いの帰り、最終電車を降りると、駅前のロータリーに赤のオデッセイが停まっていた。乗っていたのは、橋本義明と健太の親子。二人は5年前に事故で亡くなっていた。オデッセイは一雄を乗せて、彼の過去へと向かう。人生の分岐点を、もう一度やり直すために。キャラメルボックスHPより


この作品が上演されると知って原作を読んでおきました。感想はこちら

原作では号泣してしまったので、お芝居も見たら泣くだろう・・と思っていました。まあ思った通り泣いてしまったわけですが、意外と冷静に見られた気がします。やはり原作で内容を知っていたからそこまで泣かずに済んだのかな?と。


原作では一雄が「僕」と表記され、一雄の目線で全てが進んで行くのですが、お芝居では舞台上に原作を読んでいる女性が一人いて、彼女が芝居を進行させていく感じになっていました。彼女も一雄と同じ歳で、一雄と同じように「死んじゃってもいいかなぁ」と思っていました。そしてこの「流星ワゴン」という本と出会うのです。

彼女は一雄の行動に突っ込みを入れたり、一緒に泣いたり笑ったり、更には一雄の背中を押すようなこともします。でもあくまでも読者なので、それによって一雄の行動が変わることはないのですが、会話はしていました。

彼女の存在も、私が冷静になれた一つの原因かもしれないな・・とも思います。


舞台上では、小道具が出たり入ったり、車も出たり入ったり、本当に忙しい動きがあり、ずっと舞台上に居た役者さんもいて、みんな本当に大変そうでした。しかも、役者自身が号泣する場面もありますしね・・。目の前で誰かに泣かれるともらい泣きしてしまう私にとっては、泣かずにはいられないお芝居だったんだと改めて納得です。テレビを点けたらたまたま役者が鳴いているのを見ると、その理由がわからなくてももらい泣きしているような奴なので。

今回のお芝居、なかなか評判が良いようで、平日にも関わらずたくさんのお客さんで席がうまっていました。でもまだチケットはあるようです。

明日25日(金)まで新神戸オリエンタル劇場で、その後12月3日(土)〜25日(日)東京のサンシャイン劇場にて上演されますので、ぜひどうぞ。

詳しくはこちらをご覧ください。

 
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2011年11月07日

舞台「果断−隠蔽捜査2」

土、日と連続で見て来ました!

息子の不祥事により、大森署署長に左遷された竜崎伸也は着任早々、拳銃をもった強盗犯の立てこもり事件に直面する。
人質の危機が迫る中、事態の打開策をめぐりSIT(特殊捜査班)とSAT(特殊急襲部隊)が対立。
最終的にSATへの発砲許可という竜崎の命令により、人質の確保・犯人の射殺で解決したかに見えたが・・・ 竜崎の新たな闘いが始まる
公式HPより


「隠蔽捜査」と同時上演されている舞台です。「隠蔽捜査」の感想はこちら

今回見た「果断−隠蔽捜査2」ももちろん原作は読んでいます。そして大好きな話です。感想はこちら

「隠蔽捜査」に出演しているのと同じメンバーで「果断」の方も上演されます。竜崎や伊丹、戸高巡査部長の3人と、竜崎の家族3人は同じ役柄を演じるのですが、それ以外の警察関係者たちは違う役柄を演じます。板尾さんはどちらも嫌な役なんですけどあせあせ(飛び散る汗) ずっと堅い役だったのに、最後に笑いをとって行ったのはさすが芸人さん!って感じです。

「隠蔽捜査」の方で竜崎の部下・谷岡役だったた近江谷さんは、お堅い役で真面目に演じた分、「果断」でははじけ飛んでいましたわーい(嬉しい顔) 竜崎との絡みしかないのですが、キャラクター的に笑えない竜崎を演じる上川さんを前に、なんとかして笑わせようとしているとしか思えないような演じ方ふらふら キャラメルボックス時代を思い出してしまいました。当時から、近江谷さんは同期の上川さんを笑わせることを目標にしているような所がありましたから・・。


「隠蔽捜査」で語っていたのは、中村扇雀さんが演じる伊丹でしたが、「果断」では小林十市さん演じる戸高巡査部長が語って話が進みました。小林さんは初めて見たのですが、バレエダンサーということでとても身のこなしがきれいな方でした。でも演技もとてもお上手で、違和感なく見ることができました。役にも合っていたと思います。


一度は、珍しく上川さんが噛みまくっていたので驚かされましたが、さすがに15分の休憩で持ち直し、いつも通りのスムーズなセリフ回しになってくれました。でも時々のどがかれたようになっていたので、もしかして体調でも悪いのかな?と・・。


昨日は神戸での千秋楽でした。カーテンコールではお客さん全員が立って拍手を。最後に出てきたときは、出演者が好き勝手な行動をしたため、上川さんが叱るという場面も。少しだけ挨拶をしてくれて、ちょっと得した気分になれました。


この舞台は後は京都と名古屋です。詳しくはこちら チケットまだありそうですよ〜。


私的には「果断」の方がお勧めかな? でも「果断」を楽しむためには「隠蔽捜査」も見た方が良いので、結局はどちらも見て下さいってことで・・。



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最近・・

2011年11月04日

舞台「隠蔽捜査」

新神戸オリエンタル劇場で見て来ました。

この舞台は「隠蔽捜査」と「果断−隠蔽捜査2」の2つが同時に上演されていて、どちらから見ても、どちらかだけを見ても面白いということになっています。

昨日は「隠蔽捜査」の方を見て来ました。


警察庁長官官房の総務課長である竜崎伸也は「東大以外は大学ではない」と有名私立大に合格した息子に入学を許さず、浪人をさせている。一方、自分の仕事は国家を守るために身をささげることだと信じて疑わず、エリート集団のなかでも変人扱いされている。連続殺人事件のマスコミ対策に追われる竜崎は、事件の裏に隠された衝撃の真実に気付く・・。  警察機構を揺るがす事件の組織ぐるみのもみ消し工作と息子の犯罪という二つの難題を前にして竜崎が下した判断は?公式HPより


原作は今野敏さん。もちろん大好きで読みました。感想はこちら
これを舞台化しようと考える人ってどんな思考回路なんだろう??映像化するのはわかるんですけど・・。

見て思ったのは、原作を読まずに見て理解できるのかな?ってことです。伊丹役の中村扇雀さんが語ることで、ある程度の説明はされるのですが、警察用語も多くて、慣れない人には難しそうでした。とりあえず、語りすぎだし。

中村さんは歌舞伎役者だけあって、声の通りが良かったです。ただ、警察用語が言いにくそうでしたけど。覚えるのも大変だろうな・・と思ったりしたこともあって、ちょっとセリフが頭に入って来ませんでした。

主人公の「変人」こと竜崎を演じるのは上川隆也さん。姿勢も正しく、ピシッとした佇まいが、竜崎にぴったりでした。まあイメージではもう少し“中年の親父”風だったんですけど、カッコよすぎな感じもありました。伊丹と同期というのがイマイチ合わないですね。

でも、伊丹と竜崎が意見をぶつからせるシーンは見ごたえ十分でした。やっぱり迫力があるな〜と。


脇を固める役者さんたちも良い感じでした。ベテランの方が多いせいもあるのでしょうが、安心して見ていられる感じ。

そして、竜崎の家族たちも素敵でした。奥さん役の斉藤レイさんが穏やかな家庭の雰囲気をうまく引き出しておられたような。本当の家族のようでした。


「隠蔽捜査」は静かなシーンが多かったですが、「果断」の方はどうやら激しいアクションもありそう。こちらも楽しみです。

詳しくはこちら チケットまだありそうですよ〜。


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2011年09月12日

演劇集団キャラメルボックス「降りそそぐ百万粒の雨さえも」

先日、演劇集団キャラメルボックス2011サマーツアー「降りそそぐ百万粒の雨さえも」を見て来ました。

このお芝居は立川迅助という新撰組隊士(架空の人物です)の物語です。彼の話は「風を継ぐ者」「裏切り御免」と続き、今回の「降りそそぐ百万粒の雨さえも」が最終話です。


慶応4年1月、鳥羽伏見の戦いに敗れた新選組は、船で江戸へ向かう。副長・土方歳三は江戸での再起を叫ぶが、隊士は半減。池田屋騒動の頃の勢いはもはやどこにもなかった。一番隊士・立川迅助は、土方の命令で、沖田総司の世話係となる。沖田は労咳が悪化し、一人で歩くこともできなくなっていた。隊から離脱し、千駄ヶ谷池尻橋近くの植木屋の離れで静養することに。しかし、土方たちが甲陽鎮撫隊として、甲府に行くと聞き、無理やり後を追いかける。迅助が止めるのも聞かずに……。キャラメルボックスHPより


このあらすじを読んでちょっと首をかしげてしまいました。「え?それが本筋だったの?」って感じで。私なら違うあらすじにするな〜・・なんて偉そうに思ったりしてあせあせ(飛び散る汗) うまく書く自信はないので書きませんけど。

話の中には立川の幼馴染・昭島捷平という人物が出てきます。彼と立川の物語がメインだと思ったくらい、二人の関係がよく演じられていました。

沖田が労咳でゲホゲホしながら療養しているシーンも出てきますが、その度に「これ必要か?」なんて思ったりしてたらーっ(汗) 私が新撰組のことを好きじゃないからかもしれませんけど。特に沖田はどうも苦手・・。キャラメルボックスで描かれる沖田は人斬りのくせに優しい雰囲気をもっていて、普段はとてもそうは見えないほどおとなしくて人当たりの良い奴なんですよね。それがどうも納得できない。

実際にも奇麗な顔をした人物だったようですけど・・。それ以上に良い奴度が高すぎる気がして。


昭島捷平が江戸に戻った新撰組を訪ねて来ます。そして、隊士に志願しました。彼は立川以上に足が速く、更に頭も良くて剣の腕もたつ。あっという間に土方に気に入られ、立川よりも身近に置くようになりました。

この昭島という人物が自分の持論を曲げることなく、新撰組に対しても、日本という国に対してもまっすぐぶつかっていきます。芝居の題名も彼の言葉なんですよ。主役は彼なのか?というくらい。

立川もとてもまっすぐな人物なんですが、彼とは違うまっすぐさがあって、私はどちらのことも責めることができないと思いました。

この時代(幕末)の人たちって、それまでと違って「この国を良くしたい」という気持ちが強いんですよね。でもきちんと想いをぶつけ合わないから無駄な争いをしてしまう。そう思うと情けない気持ちになります。居たたまれないというか・・。だからこの時代が好きじゃないのかもしれません。


今回の芝居では、みんな着物を着ているわけです。当たり前ですけど。そうなるとやはり顔が大きい人の方が似合うな〜と。似合うというか、威厳があるように見える。土方役の方はそういう意味で(失礼かもしれませんが)当たり役だったかも。立川も昭島も他のほとんどの役者さんが小顔なので、袴姿がイマイチ似合わない感じでした。

更に、殺陣のシーンがたくさんあるのですが、その度に舞台上との温度差を感じてしまいました。時代劇は好きなので、殺陣も「素敵揺れるハート」と思う方なんですが、なぜか引いてしまったんですよね・・。なんでだろう?他のシーンでは一体感というか同じ温度だったんですけど。


色々書いてしまいましたが、幕末好きな方は楽しめる作品だと思います。このお芝居は18日(日)まで新神戸オリエンタル劇場にて上演されています。詳しくはこちらでどうぞ。まだまだ席に余裕があるようですので・・。

 
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2011年07月20日

映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」

先日見てきましたぴかぴか(新しい)

今回は珍しく公開してすぐ見ました!!


3つの分霊箱を探し続けるハリー、ハーマイオニー、ロンの3人。残る秘宝がホグワーツ魔法学校にあることがわかり、戻ることにした。校長となったスネイプが管理する学校内に忍び込んだが、すぐに見つかりヴォルデモートが仲間を連れて一気に闘いを仕掛けてくる。


最後らしく、ハラハラドキドキの展開で、迫力のある映像が満載でとても面白かったです。

内容の細かい部分はすっかり忘れていたらしく、何度も「こんな展開だったっけ?」と思うことがありました。

魔法学校での戦闘シーンは特に迫力満点で、3D映像で更に迫力がアップしていました。思わず避けそうになる感じ。

ハリーと宿敵ヴォルデモートの対決も良かったです。

涙あり感動あり・・でした。

まあ、ラストは気に入らないんですけどねバッド(下向き矢印)


3Dということで、私はまたメガネ on メガネで辛い・・もうやだ〜(悲しい顔) でも今回、ちょっとした秘策を思いついたお陰で、手で支えずに済んで少しラクでした。ただ、格好はかなり悪いので普通の人はやりたくないと思いますけどあせあせ(飛び散る汗)

手で支えないで済んだため、きちんと最後まで3D映像を楽しむことができたわけですが、今度は軽い車酔い状態に・・もうやだ〜(悲しい顔) 面倒臭い体質ですバッド(下向き矢印)


これでハリー・ポッターは終了しました。主役のハリー始め、ハーマイオニー、ロンは子どもだったのに、すっかり大人になりました。


公式HPはこちら


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2011年05月24日

演劇集団キャラメルボックス「ヒア・カムズ・ザ・サン」

ハーフタイムシアター2本目「ヒア・カムズ・ザ・サン」をご紹介。


真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた……。 キャラメルボックスHPより


品物や場所に残された記憶が見えるという能力を持つ真也。プロポーズした女性・カオルから頼まれ、彼女の父親を迎えに行きます。

そして、父親の生活ぶりを品物から見てほしいと言われたのですが・・。

カオルの父親は自分の夢を追うために、幼い娘と妻を捨て、単身アメリカへ旅立ちました。妻はもう怒りも感じていませんでしたが、カオルは納得できていなくて、父親と会うことを何とか引き延ばそうとします。

そんなカオルと父親の間に立たされた真也は、二人を会わせようと必死になります。父親には重大な秘密があったのです・・。


これは新作でなかなか面白い話でした。それにしても微妙な能力たらーっ(汗) 残された記憶が見えてもややこしい気がするんですけど・・。しかも、最新の記憶というわけではなくて、強い記憶が見えるわけですから、本人が否定したらそれで終わりなんですよね。

でも、こんな人と結婚したら嘘は付けない気がして、よくプロポーズした相手にこの能力のことを語れるな〜と変に感心したりして。

カオルの父親はかわいそうな部分もあるのですが、やっぱり娘の方に共感してしまうので、父親のことは許せなくて・・。この話では泣けませんでした。でも、面白かったですよ〜。



このお芝居は6月2日(木)から19日(日)まで東京サンシャイン劇場で上演されます。詳しくは、演劇集団キャラメルボックスHPでどうぞ。

ハーフタイムシアターは1本1時間ですし、片方だけ見ることももちろん可能なので、今までお芝居を敬遠していた人にも見やすいと思いますよ。

初めての人には「水平線の歩き方」の方がわかりやすいかもしれません。でも「ヒア・カムズ・ザ・サン」は有川浩さんとのコラボ企画(くわしくはキャラメルボックスHPか有川さんのブログでどうぞ)があるみたいですし・・。まあ、あらすじを見て決めるってことであせあせ(飛び散る汗)


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2011年05月23日

演劇集団キャラメルボックス「水平線の歩き方」

先日、演劇集団キャラメルボックス2011ハーフタイムシアターを見て来ました。ハーフタイムシアターということで、1本1時間のお芝居を2本上演します。

バラバラに見ても良いのですが、私は同じ日に連続で見て来ました。

今日はまず1本目に見た「水平線の歩き方」をご紹介。


幸一は35歳。社会人ラグビーの選手。ある夜、自分のアパートに帰ると、部屋の中に女がいた。どこかで見た顔。彼女はアサミと名乗った。それは、幸一が小学6年の時に病気で亡くなった、母だった。親子二人で過ごした日々が、幸一の脳裏に鮮やかに蘇る。あの頃、母は大人に見えた。が、今、目の前にいる母は、明らかに自分より年下だった……。キャラメルボックスHPより


これは以前も見た作品です。どんな内容だったか思い出せずに行ったのですが、舞台上のセットを見てすぐに思い出しました。

キャラメルボックスにしては珍しくわかりやすい、現実的なセットなんですよ。

そして小道具もほとんど動かすことなく、ずっと同じ場面でお芝居が続けられる感じ。


主人公・幸一が酒を飲んで酔って帰って来る所から話は始まります。そして、部屋には1人の女性が・・。驚いた幸一が名前を聞くと、昔死んだはずの母親と同じ名前を名乗るのです。

よく見ると顔も母親に似てる!?驚く幸一にその女性は「母親だ」と言い、幸一のその後の人生を聞くのでした。

問われるままに自分の人生を語る幸一。その様子がお芝居になっています。


幸一役と、母親役の役者さんはずっと舞台上にいる状態。幸一はずっと動いてしゃべっています。母親は相槌をうったり、お菓子を食べたり・・あせあせ(飛び散る汗) ポテチが美味しそうだった〜。

母親が亡くなった後の人生。父親にも見離され寂しい人生を送っていた(引き取られた親戚の家では大事にしてもらいましたけど)幸一の苦しみや辛さがにじみ出ている作品で、母親にその想いをぶつけるシーンでは思わず貰い泣きしてしまいました。

軽い口調の母親なんですが、やっぱり息子を想う気持ちはとても強くて、辛そうな息子の姿をじっと見つめる様子は、すごく優しそうで素敵に見えました。

役者としてはほぼ同じ年齢の二人ですが、母親と息子に見えてくるから不思議です。さすがだな〜と感心しました。


このお芝居は6月2日(木)から19日(日)まで東京サンシャイン劇場で上演されます。詳しくは、演劇集団キャラメルボックスHPでどうぞ。


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2011年03月23日

映画「SP(エスピー)革命篇」

先日見てきました〜。楽しみに待ってましたよぴかぴか(新しい)


官房長官を狙ったテロ事件から2ヵ月が経ち、警視庁警護課第四係のメンバーたちの傷も癒え、通常の任務に戻っていた。井上(岡田准一)は尾形(堤真一)の行動が気になり、仕事に身が入らず、シンクロの症状もひどくなっていた。そんなとき、尾形の革命行動は、麻田内閣不信任案が話し合われる国会内で始まった・・。


テレビ中継がされる中、国会の会議場を乗っ取った尾形を含めたテロリストたち。井上たち第四係のメンバーは尾形が会議場を占拠しているのを知り、どうすれば良いのか悩みます。

井上は「尾形が止めてもらいたがっているのだ」と主張し、仲間を説得して助けに向かいます。

公安部の田中は尾形の実家へ聞き込みに行き、尾形が実は違う人物だということを知ります。そして命を狙われた田中は、尾形の目的を知るために尾形の仲間と思われる人物を取り調べようとします。

尾形の言う“大儀”とは何なのか?テロリストたちの目的は?


野望篇を見てからほぼ4ヵ月・・・。今回も長かった〜ふらふら

前回はほとんど何も話が進まなかったのですが、今回は話に展開が。その分、激しい爆破なんかのシーンは少なかったです。アクションは相変わらず多いですけど。

テロリストたちの中でも1人、とても強い人物がいて、この人は田中を襲ったのですが、無表情でガンガン殴る様子は見ていてぞっとしました。

尾形もどんどん表情が冷たくなり、怖くなっていきました。


結末は、何とも後味の悪いというか、スッキリしない感じ。まだ続くの!?というくらい。でも今回で終わりだということで、納得いかない気持ちが残ってしまいました。

できれば数年後にでもまた続編を作ってほしいな〜と。


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2011年02月28日

演劇集団キャラメルボックス「夏への扉」

先日、演劇集団キャラメルボックス2011スプリングツアー「夏への扉」見てきましたぴかぴか(新しい) 久しぶりのサンケイホールブリーゼ。


1970年、ダニエル・デイビスは失意のどん底にいた。大学で機械工学を学んだダニエルは、親友と二人で会社を設立。ハイヤード・ガールと名付けたロボットの開発に成功した。が、婚約中の恋人と親友が仕組んだ罠に嵌められ、会社とロボットを奪われたのだ。ダニエルに残されたのは、飼い猫のピートだけ……。彼は裏切り者二人への復讐を誓うが、逆に捕らわれの身となり、コールドスリープの冷凍場に送られてしまう。そして、長い眠りから覚めた時、そこは30年後の、2000年だった!会社は?ロボットは?そして、愛猫ピートは?すべてを失ったダニエルは、起死回生の一手を打つ! キャラメルボックスHPより


今回は原作ロバート・A・ハインライン著「夏への扉」を読んでからの観劇。

世界初の舞台化だそうです。それだけ権利関係が難しいようですが、キャラメルボックスの脚本、演出家などが昔からこの作品の大ファンだったそうで、何度も頼んだ結果、今回やっと舞台化の許可が出たとか・・。

私的には、そこまで面白い本だとは思えなかったんですが・・。とにかく主人公が気に入らなかったので・・

どうやって舞台化するのか?全く想像もできなかったので、見終わって何だか感動してしまいました。・・・感動とは違うかな?  まず思ったのは「原作をギュッと凝縮した感じ」ということ。それだけわかりやすく要点をうまくまとめてあるな〜と思いました。


主人公のダニエルと猫のピート、リッキイの役以外の人たちはみんな何役もこなしていました。多くて4人くらいの役を。人間だけではなくロボットの役もしていて、更に小道具、大道具を異動させたり持って出たり片づけたり・・も多くて、しかも出入りする場所もいっぱいexclamation

衣装も当然、役によって変わりますから、裏ではバタバタだろうな〜と。

セリフも大変そうでした。ダニエルとピートのセリフ量はかなりのもので、しかも横文字も多くて噛みまくっていましたあせあせ(飛び散る汗) 早口だったし。

これはきっと数をこなすほどに良くなっていくでしょう・・。

ダニエル役の人はすごい汗(ほぼ出ずっぱりですからね〜)。レザーのジャケットを上に着ていたのですが、その肩口の色が変わるほどの汗でしたふらふら 皮は洗濯できないのにどうするんだろう??なんて余計な心配をしてしまうほど。


このお芝居は3月5日から27日まで東京で上演されます。詳しくは、演劇集団キャラメルボックスHPでどうぞ。

映像化はされませんし、舞台化も簡単にできない作品なので、見ておいた方が良いかもしれませんよ〜。


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2011年01月25日

映画「相棒 劇場版U」

大好きなドラマ「相棒」の劇場版ぴかぴか(新しい) 先日見てきました。


警視庁内部に拳銃を持った男が潜入し、立てこもった。人質となったのは、警視総監以下、各部の部長ら幹部たち12名。警視庁の威信をかけ、事件を早急に解決させようと、一気に突入を試みたところ、中から銃声が・・。犯人が撃たれて死亡していたのだった。人質から一転、容疑者となった幹部たち。誰が犯人を撃ったのか?潜入した男はなぜ幹部たちを人質にしたのか?特命係の二人は捜査を始めた。


立てこもり犯は元警察官の男ということはすぐに判明するのですが、なぜ事件を起こしたのか?が謎のまま。

犯人を撃ったのは誰か?もわかりませんし、「正当防衛だった」と主張されたらそれを信じるしかないような密室状態での発砲・・。

周りが犯人捜しを諦めかけても、諦めないのが特命係の二人。

でも真実に近づかないように警察庁の長官や官房室長までが捜査の妨害をしてくるのでした。

犯人が過去に関わった事件や、それに絡む幹部たちの捏造の疑い。そして、警察庁の官房室長による警視庁の人事に対する画策。

立てこもり事件の波紋がどんどん大きく広がります。


・・という複雑な内容で、面白かったです揺れるハート

見終わって一瞬「これって映画にしなくてもテレビでスペシャルとして放映すれば良いのでは?」と思ったのですが、それだけ「相棒」というドラマのスケールが普段から大きいということなんですよ。

この数年、元日には2時間スペシャルを放送しています。今年のスペシャルは頭脳戦という感じでしたが、それまでのドラマはヘリからの撮影や、爆破、銃撃など映像にも迫力があり、壮大なスケールの内容でした。

なので「テレビでも良いのでは?」と感じたんですよね。

でもやっぱり、大きなスクリーンで見ると迫力が違います! つまり、元日スペシャルも全て劇場版にすれば良いわけだ。・・見に行く方は金銭的にも時間的にも困りますけどあせあせ(飛び散る汗)


今回の劇場版では、ラストにすごいことが待っています。相棒ファンならきっとショックを受けるはず・・。私はショックでした。

そして、今後がますます楽しみになる作品でした。


相棒劇場版UのHPはこちら


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2010年12月29日

映画「ハリー・ポッターと死の秘宝」

見てきましたexclamation

1作目からずっと映画館で見てきていたのですが、前作はちょうど忙しいときで結局見ることができず・・バッド(下向き矢印) 原作は全部読んでいるので話はバッチリわかるので、今回は映画館で見ました。

久しぶりのハリーたちはまた少し大人になっていました。ハーマイオニーが更にキレイになってた〜ぴかぴか(新しい) しかも細くなってたし。


ヴォルデモートの復活とダンブルドアの死により、闇の力が魔法界を支配していくようになっていた。最後の望みであるハリーは、わずかな仲間たちと隠れ家に隠れようとしたが、死喰い人に襲われてしまう。とっさに逃げたハリー、ハーマイオニー、ロンの3人は助けてくれる大人がいない中、孤独な闘いを始める。ヴォルデモートを倒すために必要とされる分霊箱を探していたが、闇の力により3人の結束さえも危ぶまれる展開に・・。


2作品になっているこの話ですが、原作の下巻の途中くらいまで今回の映画になっています。

原作では上巻がなかなか読み進まず、あまりにも暗くて地味で辛かったのですが、下巻ではほぼ一気読みだったんですよね。

なので、PART1は心配だったんですけど、映像になると話がわかりやすくなっていて面白く見ることができました。

原作でわかりにくかった部分が映像化されることで納得できたり、逆に映像ではわかりにくい部分も原作を読んでいたからわかった・・という感じ。

映画、見てよかったですグッド(上向き矢印)


ただ、妖精のドビーが・・・もうやだ〜(悲しい顔) 原作でもうるうる・・としてしまったんですけど、映画では思わず泣いてしまいました。


PART2も楽しみです。PART1で泣いてしまっていたら、2が心配だな〜。絶対泣くな・・。ハンカチ用意して見ようっと。



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今読んでいるのは・・

2010年12月01日

映画「怪盗グルーの月泥棒」

面白そうだったので見に行ってきましたぴかぴか(新しい)

私にとって初3D映画 

目が悪い私は眼鏡をかけて映画を見るので、眼鏡on眼鏡になってズレて見にくかった・・もうやだ〜(悲しい顔)


エジプトのピラミッドが盗まれた!と世界中で大騒ぎになり、「世紀の悪党」を目指していた怪盗グルーは大焦り。バナナで作った仲間のミニオンたち、ネファリオ博士と共に月を盗もうと計画をたてた。「縮ませ光線銃」を盗んできたグルーたちだったが、ライバルのベクターに盗まれてしまう。ベクターの家に忍び込もうとしたグルーは、家の装置に阻まれて中に入ることもできない。そんなとき養護施設で暮らすマーゴ、イディアス、アグネスの3姉妹がベクター宅にクッキーを売りに来た。それを見たグルーはこの3姉妹を引き取り、利用することを思いつく。


ストーリーは、よくありがちな結末が見える単純な話です。でも登場人物(?)のかわいさや、3D映像なんかが楽しめて、なかなか面白いと思いました。

吹き替えバージョンしか上映していなかったので、普段、字幕しか見ない私が珍しく吹き替えを見ました。

グルーは笑福亭鶴瓶さんで、大阪弁での吹き替えです。初めは「あ、つるべさん」と思ってしまい、グルーがつるべさんに見えて仕方ありませんでした。でも特別違和感もなく、スムーズに入り込むことができました。

3姉妹の末っ子・アグネス役は芦田愛菜ちゃん。かわいい声ですね〜揺れるハート アグネスの映像にぴったりでした。


ただ単純に深く考えずに見て楽しむことができる、なかなか面白い映画でした。3Dも良いけど、ちょっと酔うふらふら


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2010年11月22日

映画「SP(エスピー)野望篇」

先日見てきました!ぴかぴか(新しい)

深夜に放送されていたドラマからずっとかかさず見ていました。ドラマの最後に気になることが起きて、それから2年・・待ちましたよexclamation 長かった・・。


「仕方がない。大義のためだ」西島理事官の死について発言した尾形(堤真一)。その様子を見ていた井上(岡田准一)は尾形に不信感を抱き始めた。変わらず平和な毎日が続いているような日本だったが、裏では大規模なテロをくわだてる動きが活発化していた。その中には幹事長・伊達(香川照之)の姿もあった。井上を仲間に引き入れようとする尾形。そんな尾形の発言に井上は揺れ動く・・。


ドラマを見始めたのは、こういう特殊な仕事の裏側みたいなドラマがただ単に好きだったからです。そして、岡田くんがかっこいいから・・黒ハート ホント、きれいな顔してますよね

ドラマのときから本当に面白くて、ハードで、実際にはこんなに頻繁に警護対象者が襲われることはないでしょうから、SPの裏側・・としてはリアルではないんでしょうね。

でもそんなことは気にならなくなるようなスピード感のある展開に引き込まれてしまいました。

ドラマでは「尾形!お前は何者!?」という突っ込みをしたくなる終わり方をしたわけですが、映画では尾形の過去が少し垣間見える場面もあり、こんな選択をするのには一応何かわけがあるんだね・・と思えました。

ストーリーとしては現実でこんなことが起きたら日本はどうなるんだ!?って思うくらい、「おいおい、大義のためっていってもここまでやるか!?」と突っ込みを入れたくなるくらい、次々と命を狙われ、あり得ない展開でした。でも内容があまりないふらふら

ただただ、岡田くんがかっこ良く見えるようにした映画って感じ。岡田くんファンなら絶対に楽しめます。ストーリーを楽しみに行くと少しがっかりするかも?

映画はまだ続くので、革命篇を見てやっと全ての謎も解けるでしょうし、革命篇の方がストーリーは流れていそう。

野望篇の最後に革命篇の予告が少し流れるのですが、その中でチラッと流れた公安の田中一郎のセリフがすっごく気になっています。早く続きが見たい!


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2010年11月08日

演劇集団キャラメルボックス「サンタクロースが歌ってくれた」

前回は初日を見てきましたが、昨日は大阪公演の千秋楽を見てきました。

芝居の内容は前回の記事をごらんください。

初日はふわふわした印象だったお芝居が、さすがに千秋楽ともなるとどっしりした感じになっていました。良い緊張感というか・・。

落ち着いてそれぞれのキャラクターに合った小技?ギャグ?等も盛り込んで、更に面白くなっていました。

上川&近江谷コンビの掛け合いも、更にパワーアップされていて、少し長めに感じました。ただ、近江谷さんの声がガラガラだったのが残念・・もうやだ〜(悲しい顔) 初日から飛ばしすぎたようです。


クリスマス公演の千秋楽では毎回恒例となっている“キャラメル”のプレゼントがありまするんるん 役者が客席にやって来て一人一人にキャラメル(一箱ずつ)を手渡ししてくれます。ちょっとしたクリスマスプレゼントです揺れるハート

客席に来る前に「役者に触らないで下さい。匂いをかがないで下さい。『この人からもらうのは嫌だ』と思わないで下さい」と注意されてからやって来ます。

私は女優さんからいただきました。ほんの少しの触れ合いですが、何だかうれしくなりました。

また来年も見に行こうと思います。


このお芝居は北九州芸術劇場大ホール、更に東京サンシャイン劇場で12月25日まで上演されます。

詳しくは、演劇集団キャラメルボックスHPでどうぞ。


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2010年11月01日

演劇集団キャラメルボックス「サンタクロースが歌ってくれた」

演劇集団キャラメルボックス25周年クリスマスツアー「サンタクロースが歌ってくれた」見てきましたぴかぴか(新しい)

今回は新神戸オリエンタル劇場ではなく、大阪にある“シアターBRAVA!”でした。わが家からは結構遠くてしんどいんですよね・・バッド(下向き矢印) まあ、大阪の人からすれば新神戸も遠いわけで、一年に一回のことですから、文句はいえません。


クリスマスイブの東京。彼氏のいない「ゆきみ」は、池袋の映画館で友人の「すずこ」と待ち合わせ。しかし、「すずこ」が約束の時間に来なかったため、一人で中へ。映画のタイトルは『ハイカラ探偵物語』。大正5年、芥川龍之介と平井太郎(後の江戸川乱歩)が怪盗黒蜥蜴と戦う話だった。ところが、 芥川が黒蜥蜴を追い詰めた場面で、黒蜥蜴が消失! どうやら、映画の外に逃げたらしい。芥川と太郎、そして警視庁の菊池警部は、黒蜥蜴を追って、映画の外に飛び出す。そして、「ゆきみ」に現代の東京の案内を頼む。一方、「すずこ」が遅刻して映画館に辿り着くと、中からメイド服の女が飛び出してきた。 彼女は、映画の中から逃げてきたと言う……。 キャラメルボックスHPより


このお芝居は以前、映像では見たことがあって、キャラメルボックスの中では3位までに入るくらい好きな作品なんです。

今回は、退団した上川隆也さんと近江谷太朗(おうみや たろう)さんが戻って来て客演という形で出演しています。

この二人は同期入団で仲が良く、舞台でも息がぴったりなボケと突っ込みをかますんですよわーい(嬉しい顔) でも実は生で二人がそろって舞台に立つのを見るのは初めて(キャラメルボックス以外では見たことがあるんですけど)。とてもワクワクしてみました。

まず近江谷さんが登場し、客席からは自然と拍手が・・。更に主役の劇団員・西川浩幸さんが登場してもやはり拍手。そして最後に上川さん。また拍手るんるん お客さんの「待ってたよ」という気持ちが思わず拍手として出たんでしょうね。温かい気持ちになれました。

二人は本当に最強コンビだな〜と思わせてくれる、息がぴったりな演技が見られて嬉しかったです。ただ、カーテンコールで「元劇団員」として紹介されるのが何だか寂しいような複雑な気分がしましたもうやだ〜(悲しい顔) 仕方ないことなんですけど・・。


土曜日の初日を見たので、全体的にふわふわしている感じの演技になっていたようなあせあせ(飛び散る汗) 久しぶりの古巣での芝居に舞い上がっていたのかもしれません。役者たちが楽しそうに演じていたので、こちらも楽しくなるような、幸せな時間が過ごせました。


このお芝居は大阪では7日日曜日まで。その後は北九州芸術劇場大ホール、更に東京サンシャイン劇場で12月25日まで上演されます。

詳しくは、演劇集団キャラメルボックスHPでどうぞ。


私はもう1回見に行きますよ〜。きっと今回よりも落ち着いた雰囲気になっていることでしょう。


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2010年10月17日

演劇集団キャラメルボックス「シラノ・ド・ベルジュラック」

成井豊の世界名作劇場「シラノ・ド・ネルジュラック」 昨日、新神戸オリエンタル劇場で見てきました。

1897年にパリで初めて演じられ、成功を収めたというこのお芝居。古典の名作ということで、有名な芝居らしいのですが・・。


1640年のパリ。ガスコン青年隊のシラノ・ド・ベルジュラックは、剣士であると同時に詩人でもあり理学者でもある、男の中の男。ただ一つの欠点は、生まれながらの巨大な鼻で、従妹のロクサーヌに恋い焦がれながらも、自分のような醜い男が愛されるわけないと諦めている。ある日、青年隊にクリスチャンという男が入隊してくる。クリスチャンはロクサーヌに一目惚れして、シラノに仲介を頼んでくる。シラノは恋文の代筆を引き受け、ロクサーヌに寄せる熱い想いを、思う存分書き殴る。そして……。キャラメルボックスHPより


名前は聞いたことがあったんですけど、内容は知らなくて、しかも古典を見る機会も滅多に無いので、楽しみなような不安なような気持ちで見に行きました。

実際見てみると、やはりちょっとついていけない・・というか、わからない表現やセリフが多く、難しい所もありました。

舞台上と客席に温度差を感じましたし・・。いきなり「ロクサーヌ」なんてフランス人の名前を日本人に向かって叫ばれても・・って思いますし、すごく現代人の顔なのに言葉が古い。それも何だか辛かった・・。

でも慣れてくると、主役のシラノ役の役者にどんどん惹き込まれる感じで集中していくのがわかりました。

詩人ということなので、ずっと難しい言葉を並べて詩を暗唱するんですよね。それを覚えたこの役者の努力はすごいと思いますし、声の響き方もよくて、とても心地よかったです。

元日本テレビのアナウンサー・安部哲子さんが客演で出ていました。ヒロインの役で、本当にキレイな人で、衣装もとても似合っていたのですが、演技がちょっと・・ふらふら まあ、役者さんじゃないんですから、仕方ないですけど。

ちょっと難しくてとっつきにくい感じのお芝居でしたが、意外と楽しめました。

ストーリーは色々納得いかない部分もありましたが、古典ですしね〜あせあせ(飛び散る汗) こんな感じのストーリーがこの時代にはうけていたんでしょう。

このお芝居は今日の昼公演で終わります。次の公演は月末から大阪で行われます。


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*10/20(水)14:00〜21(木)14:00までブログメンテナンスのため、記事の投稿も閲覧もできないそうです・・。(少し期間が短くなりました)


2010年08月28日

演劇集団キャラメルボックス「また逢おうと竜馬は言った」

前回の海組に続いて、今回は空組を見てきました。

芝居の内容は海組と同じ。主人公・岡本と竜馬以外は同じ役者が演じています。

でも、不思議と全体の雰囲気が変わるんですよね〜。ちょっとしたセリフや動きなんかが変わっているせいもあるんでしょうが、それだけではなく、二人に引っ張られる感じで変化している気がしました。

前回見た海組よりもテンポが良い感じ。そして、明るい(海組が暗かったわけではなく、空組の方がより明るい感じってことです)。

ギャグなんかも盛り込まれているんですが、客の雰囲気もあるのでしょうが、かなりウケていて、爆笑&拍手で次のセリフが聞こえないくらいでした。

その後押しもあって、どんどんテンポが良くなる感じで、なかなか楽しめました。

今回の二人は、顔から汗をかくタイプみたいで、開始早々、ボタボタと汗を床に落としていましたあせあせ(飛び散る汗) でも背中は大丈夫でした。どっちが良いのかわかりませんが・・。

竜馬役の人が、カーテンコールでの岡本役の人の挨拶をじっと優しい目で見守る感じが好感もてました。最後まで竜馬なんだな〜と。空組の竜馬は、海組の竜馬よりも優しい竜馬だったのかもしれません。

この公演は、今日の昼を入れて後3回です。


詳しくは演劇集団キャラメルボックスHPでどうぞ。


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2010年08月24日

演劇集団キャラメルボックス「また逢おうと竜馬は言った」

演劇集団キャラメルボックス25周年、第3弾サマーツアー「また逢おうと竜馬は言った」

先日、新神戸オリエンタル劇場で見てきました!

今回のお芝居、坂本竜馬と主人公の岡本はダブルキャストになっています。で、今回はその一つ、海組のキャストのお芝居を見てきました。


ツアーコンダクターという職業でありながら、極度の乗り物酔いをしてしまう男・岡本は、坂本竜馬に強い憧れを抱いている。常に愛読書「竜馬がゆく」を持ち歩き、竜馬の生き方を参考にしているが、失敗ばかりで強い男になれそうもない。そんな彼のせいで同僚・本郷と妻・ケイコが喧嘩をしてしまい、別れそうな気配に・・。何とか二人を仲直りさせようとがんばる岡本。その岡本をそばで叱咤激励するのは坂本竜馬・・。


夫婦を仲直りさせる話・・というだけでなく、事件も起きて、殺陣などのアクションもあり、なかなかハードな内容のお芝居なんです。

竜馬だけは時代劇の格好で、刀も差していますが、他の人は現代劇なので普通の格好です。そして、竜馬は岡本にしか見えない設定です。

主人公・岡本はほぼずっと舞台上にいて、更には走ったり転んだりオーバーアクションで、体力を使いそう・・。背広の背中が汗びっしょりになっていました。

竜馬を演じた今回の役者さんは、少し細め。でもきっと「脱いだらすごい」というタイプなんだろうな〜と思います。←何言ってるんだ?私。 このお芝居を上演するのは4回目かな?その中で一番スマートな雰囲気の竜馬だったかも。

薩長同盟が結構重要な言葉になっていて、歴史がわからないとわかりにくいかも。私は、坂本竜馬にも興味がないですし、幕末ってあまり知らない。歴史はやっぱり戦国時代以前が良いよねぴかぴか(新しい)・・ってタイプなので、ちょっとわかりづらい部分もありますが、何とかついていけました。

竜馬ブームの今年にぴったりなお芝居。まだ何公演か神戸でやってますので、機会があれば見てみてはいかがでしょう?

私は空組公演も見に行きますよ〜。どんな岡本と竜馬に会えるのか楽しみですグッド(上向き矢印)


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2010年08月02日

映画「借りぐらしのアリエッティ」

先日、見てきましたぴかぴか(新しい)

夏休みだし、子どもが多いだろうな〜と思いつつ行ったのですが、逆に子どもはほとんどいなくて、大人ばかりでした。


翔は療養のため夏の1週間を田舎の屋敷で暮らすことになった。眠っていた翔の前に現われたのは「借り暮らし」をしている小人の女の子・アリエッティ。仲良くなりたくて話しかけたり、角砂糖を差し入れたりしたが、それが借り暮らしの一家を面倒に巻き込むことになってしまう・・


個人的には、原作よりも好きだな〜揺れるハート 原作は何だか暗い感じがしたんですが、映画ではさわやかになっていました。

まあ盛り上がりは少なくて、とてもあっさりと終わってしまうのですが、「見るんじゃなかった」と思うこともなく、「これはこれで良いんじゃない?」って感じでしょうか・・がく〜(落胆した顔)

声をあげて笑うこともなく(ほほ笑むくらいはあった)、涙することもなく、淡々と話は進みますが、絵もキレイですし、声も違和感なくて特に問題なく見れました。

主題歌がとてもキレイな曲でした。フランス人の女性が歌っているのですが、声も曲もきれいで、うっとり聴いていました。

でも、なぜかエンディングは日本語ふらふら しかも「え!?もしかして日本語?」というくらいひどい発音で、結局歌詞は聞き取れないバッド(下向き矢印) だったら、フランス語で歌えば良いのに・・もうやだ〜(悲しい顔) とても残念でした。


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