
菊地秀行 著
「D−邪王星団1」吸血鬼ハンター12
(ソノラマ文庫)
その富と力で“絶対貴族”と呼ばれ、凶悪さのせいで“神祖”によって宇宙空間に放逐されてしまったヴァルキュアが、5千年ぶりに地球に戻って来た。そして、自分が追放されたときに関わった3人の貴族たちと、それに手を貸した人間の子孫に復讐を開始したのだった。3人の貴族の1人であるブロージュ伯爵を抹殺しようとしていたDだったが、人間の子孫を守るためひとまず矛を収め、協力することにした。
1人の貴族が戻って来ただけで、北辺境が壊滅状態になるほどの破壊力・・。人間には隕石が落ちたとしか思えないこの現象が、1人の貴族のために起きたわけです。
それだけでも充分、強さ、恐ろしさがわかります。でもまあ、Dがそれを上回るわけですけどね。
ブロージュ伯爵を抹殺するためにやって来たD。その闘いの途中で、伯爵からストップがかかります。「ヴァルキュアが戻ったから人間の子孫を守らないといけない」と言ったのです。それを聞いてひとまず斃すのをやめたD。
相変わらず義理がたいというか・・・。
そして伯爵を追う形である村へ。そこで母・アデル、息子・マシュー、娘・スーという母子に会います。事情を説明し、襲ってくる刺客たちから守る戦いが始まりました。
<吸血鬼ハンターシリーズ>
「吸血鬼ハンター“D”」
「風立ちて“D”」
「D−妖殺行」
「D−死街譚」
「夢なりし“D”」
「D−聖魔遍歴」
「D−北海魔行」
「D−薔薇姫」
「D−蒼白き堕天使1」
「D−蒼白き堕天使2」
「D−蒼白き堕天使3」
「D−蒼白き堕天使4」
「D-双影の騎士1」
「D−双影の騎士2」
「D−ダーク・ロード1」
「D−ダーク・ロード2」
「D−ダーク・ロード3」
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