大山淳子 著
「猫弁と魔女裁判」
(講談社文庫)
事務所に来ない。最愛の婚約者との挙式の相談もすっぽかした。天才弁護士・百瀬は、青い瞳をした女性国際スパイの強制起訴裁判にかかりきりになっていたのだ。それはまさか、幼い百瀬を置き去りにしたあの人? 百瀬によって幸せをつかんだみんなが彼の力になろうと立ち上がる。人気シリーズ、涙の完結!−裏表紙より―
とうとう最終巻。最終巻って寂しくて、読みたくない物ですが、このシリーズは読みたいと思いました。早く読んで、どんな結末を迎えるのか知りたかったです。
まあ、思った通りの展開だったかな? 特に涙涙で大変ってことも無かったですし、それなりに泣けて、それなりに笑えて、怒って、ふんわり良い感じの所に着地した感じはしました。
本当にこの人を旦那にして良いの?という思いは消えませんが、まあ亜子ならうまくやっていけるかな?とも思えます。亜子じゃないと無理かも。その辺の所がわかっていない百瀬には最後までイライラさせられました。
やっと母親も登場し、でも特に母と息子の感動の再会!というわけではなく、さらりと終わる所も、このシリーズらしい気がしました。
今回の話で良い味を出していたのは、亜子のお父さん。娘を嫁に出す父親としての複雑な心境を色々と語ってくれていて、亜子とのやりとりは特に感動しました。
結局最後まで、場面の途中で視点が変わっていくのが気になってしまい、時々集中できない部分があったのが残念でした。
でも最後まで百瀬の話が読めて、彼の人生の一部が見られて良かったです。
またいつか続編などが出たら読もうと思います。亜子との生活の様子も見てみたい気がします。ちょっと怖いですが・・。
<猫弁シリーズ>
「天才・百瀬とやっかいな依頼人たち」
「猫弁と透明人間」
「猫弁と指輪物語」
「猫弁と少女探偵」
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