山口恵以子 著
「食堂のおばちゃん」
(ハルキ文庫)
焼き魚、チキン南蛮、トンカツ、コロッケ、おでん、オムライス、ポテトサラダ、中華風冷や奴・・。佃にある「はじめ食堂」は、昼は定食屋、夜は居酒屋を兼ねており、姑の一子と嫁の二三が、仲良く店を切り盛りしている。心と身体と財布に優しい「はじめ食堂」でお腹一杯になれば、明日の元気もわいてくる。テレビ・雑誌などの各メディアで話題となり、続々重版した、元・食堂のおばちゃんが描く、人情食堂小説(著者によるレシピ付き)。−裏表紙より−
初めましての作家さんです。ネットでの感想を読んで面白そうだったので買いました。
改めてあらすじを見ると、結構話題になっていたようですね。そうなるとまた実写化されるのかな?でも一子のような年齢である程度美人で、料理も出来る女優さんっているかな?と心配です。二三も難しそう。だからといって、そこを適当に設定を変えられると違いますし。・・と、余計な心配をしてしまいました。
で、内容ですが。
よくある下町の定食屋さんって感じの素朴な「はじめ食堂」が話の舞台です。切り盛りするのは姑の一子と、嫁の二三。二人とも夫を亡くした未亡人で、血のつながりのない関係ですが、かなり仲良くやっています。気を使い過ぎず、でもお互いを気遣ってとてもいい関係です。
この食堂で出てくる料理も素朴だけど温かくて美味しそうです。レシピも巻末に付いていますしそれだけでもお得ですね。
ただ食堂でご飯を食べて終わり、というわけではなく、日常のちょっとした謎もすべての話に付いてきます。それをお客さんの言葉などから解き明かしていきます。
読んですぐのときは、事件を通して色々と思うこともあったのですが、数日経った今となってははっきり思い出せないくらいの小さな謎たちです。
後半になって、新たな出会いもあったので、今後の展開も楽しみになりました。シリーズとして続いているようなので次も早めに読むつもりです。
でもどうやら2冊目は前の話に戻るようで・・・。まあとにかく読んでみます。
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