2025年12月17日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女W」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女W」」
 (TOブックス)
 ※電子書籍

春は恋が芽生える季節!ローゼマインの側近や専属達が何だか色めき立って、衣装を作ったり、お披露目したりと華やいだ様子。神殿の工房では新しい印刷機もついに完成し、本作りは広がりを見せていく。絵本に、楽譜、騎士物語等、様々な本を販売するにまで到った。今後の領地内における印刷業の拡大を見据え、まずは製紙業を広げることに。ローゼマイン一行は紙の作り方を教えたり、新素材の研究をするため、イルクナーへ向かう。少しずつローゼマインを取り巻く環境が改善される一方、現領主の姉が来訪したことで、エーレンフェストには不穏な空気が流れ始めるのだった。
第三部完結へ向けて貴族達の想いが交錯する、ビブリア・ファンタジー転変の章!
−出版社HPより−


今回は私の苦手な恋愛話がチラホラ出てきました。まあまだこのくらいなら大丈夫ですけど。

恋愛と言ってもローゼマインのことではなく、守ってくれている騎士たちのことで、身分と魔力の差がありながらもブリギッテに告白したダームウェルは好感度アップでした。周りからは無謀だと言われてしまいますが、本人は至って本気のようです。


告白されたブリギッテは今までにあるようなドレスが似合わない体形だったため、見かねたローゼマインが彼女に合うドレスを作ってあげました。かなり評判が良く、周りからうっとりと見られるブリギッテ。

そんな彼女の故郷・イルクナ―は自然豊かで、紙の材料になりそうな木がたくさんあるということで、紙づくりの研究のために向かいます。ルッツやギルたちがしばらく滞在し、紙づくりをすることになりました。


ほんわかした田舎町なので貴族に対する態度がまだまだ未熟です。その教育も必要だということで取引を続けるつもりなら教育もローゼマインがしなければなりません。

また仕事が増えてしまうわけですが、紙はたくさん出来そうで良かったです。


今回は平和に終わるのかと思えば、最後に兄・ヴィルフリートがやらかしてくれました。周りは全員「何言ってんだ!?」状態ですが、本人はただ無邪気なだけという最悪な状況。

今後、ヤバいことになりそう・・・というか、なります!


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」
「第二部〜神殿の巫女見習いW」
「第三部「領主の養女T」
「第三部「領主の養女U」
「第三部「領主の養女V」


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2025年11月20日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女V」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女V」」
 (TOブックス)※電子書籍


冬の気配が近付く中、神殿長のローゼマインは城と神殿を行き来する、慌しい毎日を送っていた。社交界での交遊に、洗礼式や奉納式等への参加。 識字率の向上を目指した、貴族院入学前の子供の指導、さらには成績不振な護衛騎士の教育まで、一年前とは比較にならないほど忙しい。 貴族間でも神殿内でも影響力は高まっていく。一方で、グーテンベルクの職人と印刷機の改良に挑んだり、城で絵本を販売したり、本への愛情は強まるばかり。そんなローゼマインの内なる魔力もますます強力に! 周囲の注目を集める中、騎士団と共に冬の主の討伐を行い、春の祈念式では新たな素材を採集するのだった。戦いと幻想の冬を越えて、「エーレンフェストの聖女」が高く舞い上がるビブリア・ファンタジー激闘の章!−出版社HPより−


どこまでの話だったかな・・・って毎回書いていますけど。


とりあえず、本が読みたいがためにどこまで苦労したいのか、呆れるほど遠回り中のマイン。いや、ローゼマインになったのでしたね。


冬が始まる頃の話です。洗礼式では子どもたちに祝福を与えないといけませんし、奉納式では魔力をたっぷり注がないといけません。体力も魔力もたくさん使うことになります。

本をたくさん作るためには、買ってくれる人も必要で、そのためには字を読める人を増やすことが急務です。そのためにカルタや簡単な絵本を量産しては、貴族の子どもをあそばせて字を覚えさせていきます。気が遠くなる話ですよね・・。まずは貴族から、というのはこの世界では絶対ですから、平民たちが字を読めるようになるのはいつになるやら。

だいたい、神殿には図書室があって本はあるわけで、今のローゼマインの立場なら時間さえあれば本は読めるので、もう作らなくても良いのでは?と思わなくもないですが、まあ商売としては必要なのでがんばらないといけません。

貴族院に通っているローゼマインの護衛騎士の成績が悪くて落第しそうでもあり、貴族院に入る前にも教育しておいた方が良いだろうと、たくさんの貴族たちにどうやって勉強をするべきかなど先生にも指導していくローゼマイン。本人もまだ貴族院に行っていないというのに、その指導もするという状態。

もう彼女は貴族院に行く必要ないのでは?と思います。実際中身は大人ですしね。


物語の最後には、ローゼマインが飲むための薬を作るのに必要な材料を集めることになります。ただ植物を取るだけで終わらないのがこの世界で、更にローゼマインの魔力の影響が出やすいので大掛かりな採集になりました。


これで薬は完成させられるかな?


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」
「第二部〜神殿の巫女見習いW」
「第三部「領主の養女T」
「第三部「領主の養女U」


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2025年11月05日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女U」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女U」」
 (TOブックス)※電子書籍


領主の養女となり、神殿長に就任したローゼマインは、慣れない権力者としての立場に翻弄されていた。収穫祭へ向けた準備、新しい孤児たちの面倒、近隣の町からの不満等、立場を手にしたことで課題が増えていく。おまけに、神官長フェルディナンドは常に厳しい。それでも、ローゼマインは諦めない! 下町の家族や仲間との再会に励まされ、図書室での束の間の読書で元気満タン!そして、年に一度訪れる「シュツェーリアの夜」に、薬の素材採取へ向かうが……。
過去最大のアクションが待ち受けるビブリア・ファンタジー! 神殿長はつらいよ!?
−出版社HPより−


今回も比較的平和な感じではありましたが、やはり領主の娘となり、神殿長にもなって権力が出来たということは問題も増えてくるわけで。

今までは自分が住んでいる地域だけを気にしていればよかったですが、領主の娘ともなると、領地内のすべてに目を配る必要が出てきます。貴族として収穫祭という大事な行事に参加し、それぞれの町での収穫が実りあるものになるように祈らなければなりません。

必然的に旅に出ることも増えます。

本当は本さえ読めればそれで良いというのに、逆に忙しくて読めないほど仕事が増えました。


フェルディナンドの仕事も手伝い自分の仕事をして、更には神殿長として、領主の娘としての役割を勉強したり、知識を身に着けたり礼儀作法を習ったり、楽器の練習や祈り方の練習、神々の名前を覚えたり土地の名前や特色も覚えないといけません。

病弱なマインにはかなり過酷です。相変わらず倒れながらも何とかこなすマインに対して、領主の息子であり、次期領主とされているヴィルフリートが「マインばかり贔屓されている」と子供じみたことを言ってはマインをいじめてきます。


そんなヴィルフリートに対してマインが取った行動はかなり笑えましたし爽快でした。本来なら自分の兄であり、次期領主ですからそこまで言える立場ではないのですが、次期領主としての自覚が無さ過ぎる彼に対して我慢仕切れずブチ切れる様子が面白かったです。

少しずつ改善されていきそうですが、このまま領主になられたら困るので頑張ってもらいたいものです。


後半にはファンタジーらしい出来事もあり、読みごたえがありました。


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」
「第二部〜神殿の巫女見習いW」
「第三部「領主の養女T」


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2025年10月22日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女T」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女T」」
 (TOブックス)※電子書籍


自身の魔力を貴族から狙われたマインは、下町の家族や仲間との別れを決断した。大切な人々に危険が及ばないよう、名前も「ローゼマイン」に改名し、「領主の養女」として新生活を開始することになる。だが、その上級貴族社会での日々は過酷だった。儀式や礼儀作法を学ぶための猛特訓に加え、就任した神殿長や工房長の責任は重い。病弱な7歳の少女には厳しすぎる……はずが、神官長からのご褒美が「神殿図書室の鍵」だったことで一変! 
これさえあれば、たくさんの貴重な本が読める! 名前が変わっても、変わらぬ本への情熱で、ローゼマインは新世界を駆けぬけていく!
広がる緻密な世界観と本の生産体制。本を愛する全ての人に捧げる、ビブリア・ファンタジー第三部開幕! 書き下ろし番外編2本+椎名優描き下ろし「四コマ漫画」+第1回人気キャラクター投票結果発表などなど、盛りだくさん!
−出版社HPより−


いよいよ領主の娘(養女)になったマイン。名前もマインではだめだと言うことで、ローゼマインになりました。
マインだとダメというのもよくわからないルールですが、まあ別人という状況を作るためには必要なのでしょうね。

平民だった人が貴族に、しかも領主の養女になるとは! ものすごい出世で、驚きの展開に置いて行かれそうになりました。

頭がいっぱいでついていけないかも!?と思っていましたが、この巻は意外とのんびり平静に流れていくのである意味ホッとしました。


マイン的には神殿長になったので覚えることもやることも山のようになるので大変にはなったのですが、図書館の鍵を管理できると知り、俄然やる気が出ています。
なので時々倒れつつも楽しそうに過ごしています。家族とは会えなくなったわけですが、大好きなルッツとは会えるので人目を避けられる場所ではくっついてハグしてもらって満たされています。

まあその場面はマインの側仕えたちと同じく見ていられない・・という気分ではありますが、一応まだ子どもなので仕方ないかな?と流し読みしています。


今回のメインイベントは、フェルディナンドの演奏会です。貴族の女性たちから大人気の彼による演奏会は、マインにとっては稼ぎ時でした。彼の姿を絵に描いて印刷して販売するという暴挙にでたのです。

ここの一連の流れはニヤニヤしながら読みました。


本作りもまた前進して、これからも楽しみな状況です。


貴族になって問題が無いわけがないので、どうやってマインが乗り越えて馴染んでいくのか、読み進めていきます。


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」
「第二部〜神殿の巫女見習いW」


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2025年09月26日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いW」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いW」」
 (TOブックス)※電子書籍


長い冬を終え、瑞々しい春が到来したエーレンフェスト。神殿内では、巫女見習い・マインの今後について様々な動きが加速していた。彼女を嫌う神殿長の画策もあり、街は不穏な空気に包まれていく。それでも、マインの毎日は何も変わらないはずだった。弟の誕生、インク開発による新しい本作り等、これからもずっと家族や仲間との愛おしい時間を過ごすはずだった。だが、世界は彼女に残酷な決断を迫る――。マインは今、大切な人々を守るため、家族への愛を胸に新たな道を歩き始める! ビブリア・ファンタジー第二部、感動の完結編! 衝撃の結末後の人々を描く書き下ろし短編集+番外編2本、さらには椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!−出版社HPより−


第二部完結編です。つまり、巫女見習い終了ですね。

この巻は涙々の読書になりました。ただ、冷静になるとマインは中身は大人なんだよね・・と思うと、そこまでなるか!?という気はしますが、家族と縁を切るのは確かに辛いですね。


やっと春になってまた実家から通うことになったマイン。少しずつ落ち着いて行くはずが、マインを嫌う神殿長が活発に動き出すため、マインの周りが物騒になっていきます。

本作りでは、インクが開発されていき、弟も生まれたことで絵本を作る意欲も増して、いよいよ絵本が完成か!?という状況まで来たのですが、そう簡単には完成しませんよね。


そして、神殿長の我慢が限界にきてしまい、他の地から貴族の仲間を呼び寄せて攻撃をしかけようとします。迎えに来た父親も巻き込みながら激しい戦闘に。

マインは強めのファザコンでもありますから、父親が攻撃されることに対して我慢が出来なくなり、自分の魔力を全て放出する勢いで戦いに挑もうとします。

この場面は神殿長のゲスっぷりにイライラさせられ、攻撃をされる度に目をそむけたくなり、マインの怒りも怖くて、ドキドキでした。

このままではやられてしまうという焦りから、ジルヴェスターにもらったお守りに助けを求めたマイン。この出来事が今後に大きな影響を与えます。大きな影響というか、人生が決まった!という状態。

新官長とジルヴェスターたちの助けがあって、神殿長との確執もやっと終了。

ただ、この先マインの行動はかなり制限されることになるので、良いのか悪いのか。


最終的に涙無しでは読めない状態になりました。マインの家族、可愛らしくて好きだったので残念ではありますが、このままマインだけが優遇されるのも違和感あるので仕方ないのかもしれません。


まだまだ続くシリーズ。内容を忘れないうちに書いていくようにします。


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」


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2025年09月19日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いV」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いV」」
 (TOブックス)※電子書籍


騎士団の前で強大な魔力を見せつけたことで、マインは貴族の間で注目を集めていた。だが、我関せずとばかりに、本を作る情熱は高まるばかり。より多くの人々に安価で本を届けられるよう、印刷技術を向上させていく。その結果、マインの利用価値を狙う者が出現。危険を察知した神官長は、彼女を神殿に匿うことにする。家族と離れた、マインの長い冬籠り生活が始まるのだった。誰もが本を読める世界へ――。その始まりを告げる「金属活字」の完成。厳しい寒さを乗り越え生まれる、マイン一家の新しい「命」。春の訪れと共に、今後の未来を予見するビブリア・ファンタジー転換の章! 書き下ろし番外編×2本収録!−出版社HPより−


前作でマインの魔力の強さが露見してしまい、一躍注目される存在となってしまいました。

ただ、マインにとってはそんなことはどうでもよくて、注目されたらどんな影響があるのかわからないせいもありますが、今まで通り本作りに情熱を傾ける生活を続けています。


今回の目玉はやはり、ジルヴェスターという貴族との出会いでしょう。

彼の正体はここでは明かされませんが、今後も絶対に関わっていくだろう人だとは思いました。なかなか強烈なキャラクターで、マインのことをいじめて(可愛がって)ばかりいます。

でも最強ではないか?と思われるフェルディナンドと変わらないくらいの魔力を持っているようですし、気になる存在です。

マインは苦手でしかないようですけど、今後、そんなこと言っていられなくなります。

ジルヴェスターと別れる時に、いざというときに使うようにとある物を渡されます。これが大きな転換期となるわけですが、ここではさらりと受け取っています。


そして、マインの後ろ盾となっているフェルディナンドによって、マインの過去が覗かれることになります。マインが元の世界でどんな生活を送っていたのかが見られ、マインは自分が元の世界に戻ったような気持ちにさせられます。

冬で、家に帰れない状況なのに、本当の家族の姿を見たことで、家族に会いたい気持ちが募ります。本当は大人なのに、マインとして生活しているせいか、精神年齢が幼いので仕方がないですけど。

号泣してしまうマインをぎゅっとしてくれるフェルディナンド。父性が出てきそうな状況です。

ここで普通ならキュンキュンするのかな? 私的にはいやいや、大人のくせに・・と思って引いていました。


この辺りから、マインの性格がちょっとウザくなってきましたね〜。でも世界観とか本への情熱とか、マイン以外のキャラクターの面白さがあって次々読み進めています。


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」


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2025年09月05日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いU」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いU」」
 (TOブックス)※電子書籍


青色巫女見習いとして、忙しい毎日を送るマインに朗報が届く。母親が妊娠したのだ。生まれてくる赤ん坊への贈り物として、絵本作りを開始する。一方、神殿内では慣れないことばかりで、自由に動けない。巫女としての教養を身につけさせられたり、新しい側仕えの管理に追われたり……。孤児院長としての仕事も山積みだ。相変わらずの虚弱な体も何のその、本への愛情を武器に全力疾走を続けるマインが、念願の一冊を手にする時、貴族世界への扉が開き、物語は急展開へ突入してゆく! 近付く冬を前に、風雲急を告げるビブリア・ファンタジー! 書き下ろし番外編×2本収録!−出版社HPより−


すでにかなり読み進めているので、この巻がどのあたりだったのか微妙です。間違えてい


マインは神殿に入って巫女見習いをしながら、孤児院長としての仕事もこなしています。

巫女見習いにしては魔力がずば抜けて強い上に、元は大人だったので知識レベルも普通の子どもより高い。更には大人としてのマナーもあるので基本的なことは教わらなくても出来ます。ただ、貴族と付き合うためには全く違うマナーは必要なので苦戦はしていますが。

とはいえ、子どもが大人の世界に入った割には妙に落ち着きがあったり考えが大人びているため周りからは変人として見られることも。

大人のような言動をするので「これくらいは知っているだろう」と教えてもらえないこともあり、マインが失敗して初めて「そんなことを知らなかったのか」と驚く人もいます。

教えてもらえないから失敗することもあり、神官長から叱責を受けることも多々あります。


でも、今まで平民に仕えたくないとあからさまに言っていた側仕えが少しずつマインの能力を認め始めたり、マインの方も側仕えをうまく使えるようになってきたり、神殿での生活も慣れては来ている様子。


今回の山場は、巫女として祈りの場に行くことになる所。神官長がまとめる騎士団と共に旅に出るわけですが、その辺りからものすごくファンタジー色が強くなります。まず、神官長が作った騎獣に乗ります。魔石を獣の形に変化させたもので、魔力があれば自分で出し入れできます。それぞれ形が違いますが、神官長の騎獣は羽の生えたライオンのような物です。

それに乗って、トロンべという植物を刈り取ることになりますが、マインの魔力に影響されトロンべに包まれてしまいます。そこでマインを守るように言われていた貴族の騎士たちの行動がひどくて・・・。


この場面は読んでいてもイライラしました。彼にはぜひ厳しい処罰を下してもらいたい!

どんな処罰かはすでに知っていますが、この巻では叱責されてどんな罰則を与えるかは保留という状態で終わります。


この頃はまだまだ側仕えたちもよそよそしいですし、マインを目の敵にしている神殿長が幅を利かせているので、読んでいても苦々しい場面が多いです。でもそれが物語のスピードを上げているような気もします。


このシリーズはま〜だまだ続きます。


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」


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2025年08月22日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いT」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いT」」
 (TOブックス)※電子書籍


洗礼式を終えた少女・マインは巫女見習いとして神殿の仕事を開始する。そこには図書館と大量の本が待っていた! 待望の状況だが、周囲は貴族出身者ばかりで、貧民出身のマインには戸惑うことばかり。おまけに身体も弱く……が、持ち前の「本への愛」を武器に、巫女の仕事に奔走する! 大人たちに負けるな! 待望の「ビブリア・ファンタジー」第二部開幕!!−出版社HPより−


身食いの子どもは、魔術具が無いと生きていけないので神殿に入って巫女見習いをすることになったわけですが、前作で、神殿長を相手に魔力を暴走させてしまったのでマインはかなり目をつけられてしまいます。

身食いの熱というのは結局魔力が身体に溜まっている状態のことで、それを定期的に放出させないと魔力に喰われてしまうそうです。

神殿というか、貴族は多少なりとも魔力を持っているのですが、貴族の数が減っているのと、魔力自体が減っているのとで、本当は魔力が欲しくてたまらない状態です。

そこで、神殿長を相手に魔力を暴走させたマインの力の大きさに目を付けて、平民でありながらも巫女見習いとして神殿に入ることが許されました。

しかも本来は実家を出て神殿で暮らすはずが、病弱すぎるために実家から通うことを許されます。

そこまで魔力が足りないのか、とあきれてしまう状況ですが、マインにとってはラッキーでした。


神殿に行けば側仕えを従えて、言動は慎まないといけませんし、貴族並みの優雅さも求められます。そして巫女として祈りを捧げたり、他にも仕事はたくさんありますが、実家に帰れば元の少女・マインとしてのびのび出来ます。

良い生活で良かった、と安心しかけると、意外と生活を維持するのにお金がかかることがわかってきます。服装はもちろん、側仕えたちの食事や服などもマインが出さなければならないとのことで、体裁を整えるだけでも多額の費用がかかります。

つまり、本作りにも力を入れていかないと、お金も手に入らないわけで、貴族や商人を相手に、大人顔負けの交渉をしていくことになります。


せっかく図書室を見つけたのに、なかなか入ることが許されない上に、じっくり本を読む時間もとれずもどかしい日々を過ごすマイン。


今後も問題山積で目が離せません。


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2025年08月20日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘V」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘V」」
 (TOブックス)※電子書籍


本の少ない異世界で、本を作るために奔走する少女・マイン。ようやく紙作りが上手くいったのも束の間、「身食い」と呼ばれる病に倒れてしまう。周囲の助けもあり、少しずつ元気を取り戻すが、この病には秘密が隠されていて……。広がる世界、加速する本作りへの情熱!シリーズの今後を占う、怒涛の第一部完結編!−出版社HPより−


次々読んでいるシリーズ。お陰でどこまでが3作目の内容だったか忘れてしまっています・・


今までもずっとすぐに病に倒れていたマイン。すぐに熱を出して寝込むので、弱い子だな〜と思ってたら、実は「身食い」という病気を持っていることが判明します。

身体の中にある熱がどんどん大きくなり、大人になる頃には熱に飲み込まれてしまうという恐ろしい病気。

その病を完全に治すのは難しいのですが、魔術具を使えばその熱を吸い取ってもらえます。とりあえずその魔術具を使えば、一旦は落ち着くわけです。ただ、完治することはないそうです。

更に悪いことに、熱を吸い取る魔術具が簡単に買えないほど高額なのです。貴族しか手に入らない上に、高額なので平民だと使うことが出来ません。


今回は知り合いになった、というか商売の相手でもあり、友達っぽくなった大商人の孫娘が使わせてくれたので何とかなりましたが、次回からは自分で何とかするしかありません。

その友達もマインと同じ身食いなので、彼女は貴族の妾として生きていくことが決まっています。妾になることで魔術具を手に入れて使うことができるのです。

同じくらいの年齢なのにすっかり大人な彼女。将来、祖父のような大きな店を経営すると決めています。それだけでは魔術具が手に入らないので、貴族の妾にもなるそうです。意味わかってる?と心配になるくらいサラッとマインに打ち明けます。

過酷な時代、過酷な環境・・悲しくなる場面でした。


今回は何とか病に勝ったマインですが、自分の病について知ってしまい、将来やるべきことが変わらざるを得ませんでした。本を作って司書になったら良いわ、というわけにはいかないです。貴族の妾になるしか生き残る方法は無いのか??

そんな中、洗礼式が行われ、神殿に入ったマインはそこで図書室を見つけます。図書室を見つけて何もしないわけがなく、神殿長に直談判することに。


この巻で兵士の娘としてのマインは終了します。ただ、兵士の娘が終わるわけではなく、神殿に入って巫女見習いをすることになります。展開の速さにちょっと置いて行かれそうになりますが・・・

次々と起こる問題に目が離せません。


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」


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2025年08月08日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘U」」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘U」」
 (TOブックス)※電子書籍


見知らぬ世界で、貧しい家の幼い少女マインに生まれ変わってから一年。彼女は本が大好きにも関わらず、手に入れるどころか、読書さえ難しい中、本作りに追われる毎日だった。何とか文字を書き残すべく奮闘するも失敗続きで前途は多難。おまけに「身食い」に侵されて寝込んでばかり。持ち前の頑張りで、お金を稼ぎつつ、近所に暮らす少年・ルッツの助けもあって、ようやく本格的な「紙作り」が始まるが……さて、一体どうなるやら?−出版社HPより−


1作目を献本でいただいて読んでから、ずっと気になっていたシリーズ。原価で買うのは高いからな・・と躊躇していました。文庫にもならないですし。

たまたま電子書籍のサイトを見ていたらセールで半額くらいになっているのを発見し、あわてて購入。読み始めると次々読みたくなって止まらない!

1作目を読んだのが2017年。8年も前だったので心配でしたが、アニメ化されたものも見ていたお陰ですぐに思い出して、世界観に入り込むことが出来ました。


前作で商人であるベンノと会い、色々と商売について教えてもらえるようになったわけですが、ルッツの試験も兼ねて紙作りがいよいよ始まります。

本を読みたいという願いを叶えるためにまず紙を作る所から始めないといけないとは・・。しかも本人の最終目標が図書館の司書ですから、気が遠くなるような道のりです。

本というものが庶民の元にないということは、識字率がかなり低いということ。お貴族様以外はほぼ字が読めないし書けない状況なわけです。

商人にお金を出してもらうためには、商品が売れないといけないわけで、本を作っても売れない状況では困ります。

とりあえずは、簡易リンス入りシャンプーを商品にしたり、髪飾りを売ったりすることで資金を集めて行くことに。


紙を作るためには道具も必要、場所も必要、人手も要る。ほんと、うんざりするほど遠い道のりです。


それでも何とか木から紙を作ることが出来そうだとわかると、それだけでテンション爆上がりのマイン。活字中毒の彼女が、全く活字も紙さえもない世界にいるのですから、紙が作れるかも!?というだけでテンションが上がるのはわかる気がします。

ただ、テンションが上がると熱を出して数日寝込んでしまう体質なので、なかなか進まないという問題もあり、いつになったら作れるのか。


気づけば、シリーズの巻数がものすごいことになっているようです。最後まで読めるのか不安になっていますが、今の所面白くてハマっているので、どんどん読み進めるつもりです。


<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」

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posted by DONA at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:香月美夜

2017年01月17日

香月美夜「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部『兵士の娘T』」

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 香月美夜 著
 「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部『兵士の娘T』」
 (TOブックス)


とある女子大生が転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いくら読みたくても周りに本なんてあるはずない。本がないならどうする?作ってしまえばいいじゃない!目指すは図書館司書!本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めよう!
緻密な世界観と多くの魅力的なキャラクターで大人気を集める本作が待望の書籍化!本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー!
−裏表紙より−


ネットでの感想を読んだら面白そうで、読みたいと思っていたら献本になっていたので「本が好き」で申し込みました。

とりあえず表紙を見ると、おばさんが読んで大丈夫なのか!?と心配になってしまったのですが、読み始めると一気に本の世界に引き込まれてしまいました。

この表紙のイラストがあるお陰でイメージもしやすくなりますし、これで良かったのかも。文庫じゃないから持ち歩けませんしね。



本が大好きというか、活字中毒といえるくらい本が好きすぎる女子大生が、突然事故にあい、目覚めたときには見知らぬ世界にいました。

なぜか青い髪の少女になってしまった彼女。しかも病弱な少女だったため、ちょっと動いては熱が出てしまう生活を強いられます。

更に、日本でも無ければ現代かどうかもわからない世界。言葉は少女の記憶を頼りになんとかなりますが、生活水準がかなり低い家庭だったため、不便な生活を送ることに、

活字中毒なのに、本もない!字も読めない、書けない状態になってしまい、彼女は何とかして本を手に入れようとします。でも結局本が手に入らないらしいとわかり、だったら本を作ればいいんだ!と張り切ります。本を作るだけではなく、最終的には司書になりたい!という壮大な夢を語るわけですが・・。

でも便利な機械はもちろん、紙もペンも無い世界。しかも病弱ときているため、なかなか計画は進みません。様々な困難に立ち向かいながら地道に進んでいこう!というところで一冊目終了。


架空の世界が描かれているわけですが、その世界観も面白くて、登場人物も魅力的で、何よりも本がどうやって出来上がるのかも楽しみでほぼ一気読みでした。

最後には何だか怪しい雲行きになりそうな発言もありましたし、物語をひっかきまわしてくれそうな人も出てきましたし、続きもとても楽しみな物語になりました。

次もぜひ読みたいです。


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posted by DONA at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:香月美夜