香月美夜 著
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員X」」
(TOブックス) ※電子書籍
エーレンフェストの下町を美しい街へと生まれ変わらせたローゼマインは、他領への影響力を強めるため、さらなる発展を目指す。そのためには、民の協力が欠かせない。貴族との壁を壊すため、彼女は自ら活発に動き回る。直轄地の印刷工房の視察や、染め物コンペの開催による職人の発掘、図書館建設計画の妄想(?)などなど。複雑な領地問題が絡む兄の結婚式では、不穏な旧ヴェローニカ派への警戒も必要に。領地内の派閥争いは激しさを増していく。季節が冬の到来を告げる頃、貴族院では二年生が始まるのだった。ついに5周年! 騒動続きで忙しすぎるビブリア・ファンタジー最新刊!書き下ろしSS×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!−出版社HPより−
題名に「貴族院」と入っていますが、残りわずかな所まで貴族院には行きません。なかなか2年生にならないです。
下町の庶民と貴族たちの間を取り持つ係になっているローゼマインは、ますます印刷業に精を出し、直轄地の工房を視察したり、染め物コンテストを開催したり、精力的に活動します。
彼女が精力的に活動すると、それだけ会う人も増え、行く土地も増えるわけで。
そうなると誰が誰やら、何の名前なんだか、本当にわかりません。
紙の本で読んでいるなら、表を作って挟みながら読めばいいですが、電子書籍なので紙を持って読むわけにもいかず、パニック状態です。始めの方にある相関図に載っている人はまだわかるんだよ! ほとんど出てこない人の名前を載せてくれ〜!と思いながらの読書が続きます。
なので、どこまで理解しているのか微妙な感じになってきました。
読んでいて感じるのは、貴族社会の面倒くささ。ちょっとした思い付きを実現させようとしたら、あちこちに話を通して根回しが必要です。
「そうだ、あれやったら面白そう!」と1週間後に開催する、ということは絶対にできません。
色んな人が絡んで、色んな思惑が重なって、何も考えずに発言したことが大ごとになったり、問題視されたり。
そうならないためにも色んな貴族たちに声を掛け、考えを話して、相手の考えを取り入れていく必要があり、本当に大変ですしややこしいです。
元々一般社会人だったローゼマインはよく順応していると感心してしまいます。
それでも貴族たちからするとまだまだ心配な要素が多い彼女。監視役がたくさん必要です。
次巻からはいよいよ2年生が始まりそうです。彼女がまたどんな騒動を起こすのか楽しみではありますが、もう何だか付いていけていない気持ちもあって、続きはどうしようか悩み中です。
まあでもここまで読んだからには最後まで・・??と思わなくもないですが。
<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」
「第二部〜神殿の巫女見習いW」
「第三部「領主の養女T」
「第三部「領主の養女U」
「第三部「領主の養女V」
「第三部「領主の養女W」
「第三部「領主の養女X」
「第四部「貴族院の自称図書委員T」
「第四部「貴族院の自称図書委員U」
「第四部「貴族院の自称図書委員V」
「第四部「貴族院の自称図書委員W」
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