近藤史恵 著
「ダークルーム」
(角川文庫)
シェフの内山が勤める高級フレンチレストランに毎晩ひとりで来店する謎の美女。黙々とコース料理を口に運ぶ姿に、不審に思った内山が問いかけると、女は意外な事実を語り出して・・・(「マリアージュ」)。立ちはだかる現実に絶望し、窮地に立たされた人間たちが取った異常な行動とは。日常に潜む狂気と、明かされる驚愕の真相。ベストセラー『サクリファイス』の著者が厳選して贈る、謎めく8つのミステリ集。書き下ろし短編収録。−裏表紙より−
「マリアージュ」「コワス」「SWEET BOYS」「過去の絵」「水仙の季節」「窓の下には」「ダークルーム」「北緯六十度の恋」の8編収録。
この作家さん、色んな話を書くんだな・・と言えるほど作品を読んでいませんが、ちょっと驚かされました。
結構ブラックな話が多くて、読み終わったらゾクッとすることがありました。
特に「コワス」はホラーっぽくて、早く次読まないと気持ち悪いな・・と思うほど。こういう話は苦手だな。
「SWEET BOYS」「水仙の季節」「窓の下には」はブラックな話で、オチがわかる物もあったのですが、やっぱりゾッとしました。
「ダークルーム」は、解説にも書いてありましたが、スッキリしました(スッキリというのはおかしいですが)。“かわいい妹”に妄想を描いている男性にとっては怖い話かも。女性はちょっと「ざまあみろ」的な気持ちになるかも?
「北緯六十度の恋」だけは明るい未来が見える感じがしました。最終話がこれでよかったです。
あまりスッキリできず、暗い話が多かったのですが、文章は読みやすいというか、私には合うみたいなので、他の作品も読んでみようと思います。
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