ツバキ文具店前半、ほとんど盛り上がりもなく話が進むので、なかなか読み進められなかったのですが、後半になり何度か涙する場面が出てきて、面白くなりました。こういう家族物って弱いな・・。自分が字がものすごく汚いので、代書屋なんかが出来るほど字がきれいなのには憧れます。文章力もすごいです。主人公が書いた手紙の数々には感動しました。
読了日:08月01日 著者:小川 糸

新装版
紫のアリス (文春文庫)
事件が次々と起きて、誰もかれもが疑わしくなって、どうなっていくのか気になって次々読みました。最後まで目が離せない展開で楽しめました。でも、決して読後感は良くないです・・。暗い気持ちで読み終えました。この展開、誰か救われたのかな?
読了日:08月02日 著者:柴田 よしき
まるまるの毬 (講談社文庫)
面白かった!和菓子にも色々あって、とても美味しそうで興味深く読んでいたら思わぬ展開に。後半はもっと壮大な話しになっていって、一気読みでした。登場人物みんな素敵で、また彼らに会いたいと思いました。続編が出れば良いな。
読了日:08月10日 著者:西條 奈加
最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)
これは読み切ることが出来ませんでした。一話目を読みきったのですが、次は読めませんでした。確かに誰にでも訪れる死ですが、苦しんでいる患者さんの様子が辛すぎて、難しい選択を迫られるのも辛すぎてもう勘弁して!と思ってしまいました。情けないですが、リタイアです。
読了日:08月11日 著者:二宮敦人
最後の晩ごはん 旧友と焼きおにぎり (角川文庫)
イガの成長が嬉しい巻でした。ただ、今までで一番怖かった。付喪神ってロイドで慣れているはずなのに、怖いな…。それだけ物を大切にするのは良いことなんでしょうが、命が宿るのは怖い。
読了日:08月12日 著者:椹野 道流
真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫)
1冊読み忘れたのか?と戸惑ってしまうような展開に驚きました。しばらく何がどうなったのかわからず軽くパニックに。最終巻ということで、全てを丸く収めようとして若干端折りすぎかな?と思いました。まあ、収まるところに収まった感じかな。
読了日:08月13日 著者:大沼 紀子
あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 (時代小説文庫)
やっぱりこういう展開になったか…。幸にとっては商いの腕が存分に発揮出来て良いのかもしれません。遠回りしたな〜。必要な遠回りだったんでしょうけど。今回は号泣させられました。次回はもっと商売繁盛で爽やかに明るい展開になったら良いな。終わり方からすると難しいか。
読了日:08月14日 著者:高田郁
ホリデー・イン (文春文庫)
ホリデーシリーズのスピンオフということで読みましたが、誰だっけ?って人もいました・・。間が空き過ぎましたね。でもこのシリーズに出てくる人たちはみんな魅力的で、サクサク読み切ることが出来ました。本編も楽しみにしています。
読了日:08月17日 著者:坂木 司
神様の御用人 (4) (メディアワークス文庫)
シリーズ初の長編。なかなかずっしりと重い内容でした。神様の相関図が欲しいくらいちょっと複雑な人間(?)関係で、理解できていない部分もあるかもしれません・・。神様が直接何かしてくれなくても、ここに出てくる人たちは救われているのですが、今回は初めて神様の力で救われた人が出てきました。まあそれくらいの恩返しがあっても良いんじゃない?ってくらい頑張ってます、御用人くんは。
読了日:08月20日 著者:浅葉なつ
鹿の王 3 (角川文庫)
国同士で戦をして、侵略したときに一番被害を被るのは一般の人たちなんですよね。故郷を追われた人たちの痛みや悔しさが読んでいて辛かったです。ヴァンだけではなく、みんなそれぞれ辛い想いを抱えて生きていて、自分のことで精いっぱいだから色んな争いが起きてしまう・・。でもきっとヴァンやユナたちが幸せに生きていけるような平和な結末が待っていると信じて最終巻も読みます。
読了日:08月23日 著者:上橋 菜穂子
鹿の王 4 (角川文庫)
終わってしまった…。思わず号泣の結末で、難しい部分も多かったですが読んで良かったです。読んでいるうちにどんどん好きになっていったヴァンとユナ、サエの決断に切なさと、明るい未来を感じて泣けてしまいました。
読了日:08月26日 著者:上橋 菜穂子
日本酒BAR「四季」春夏冬中 さくら薫る折々の酒 (メディアワークス文庫)
サラッと読めてしまいました。それなりに深い話もありましたけど、そこまで胸に刺さることも無く本当にサラッと。しんどいときに軽く読める本ですね。日本酒が飲みたくなる話でした。
読了日:08月29日 著者:つるみ犬丸
書店ガール 6 遅れて来た客 (PHP文芸文庫)
ライトノベルが、どうやってアニメ化されるのか?が重点的に描かれていて、アニメに詳しくない私にはわからないこともたくさんありましたけど、楽しめました。文章だけの物を映像化するのって、アニメだけではなく映画やドラマでも大変だろうな・・。読んだ人全員が納得できる絵や役者なんていませんから。でも小説が売れたら、それを使っていかに儲けるかを考えるのもわかる気がするし。難しいことですね。それにしても、今作でこのシリーズは終わりなのかな?ちょっと寂しい気もします。
読了日:08月31日 著者:碧野 圭
久しぶりに2桁読めました。13冊! やっぱり家でも読むと早いな〜。
その分、感想文が追いつきませんけど・・。
印象に残ったのは「まるまるの毬」「あきない世傳金と銀4」「鹿の王」です。
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