2020年04月01日

3月のまとめ

お勝手のあん (ハルキ文庫 し)お勝手のあん (ハルキ文庫 し)
この作家さんの時代小説って初めてかな?読みやすかったです。展開としては「みをつくし」シリーズと似ていますが、まだ修行中というか、修行も始まっていないような少女・おやすが主人公なのが違っています。この先おやすがどんな成長を見せてくれるのか、料理人になれるのか楽しみです。
読了日:03月02日 著者:柴田よしき


AX アックス (角川文庫)AX アックス (角川文庫)
殺し屋シリーズ。このシリーズの殺し屋たちは、あっさり人を殺すのに、どこか憎めない人ばかり。今回の主人公・兜も家庭では妻に頭が上がらない、人間臭い男。彼の言動に笑いながら、でも彼の決断に泣かされそうになり、感情が色々出てきて大変でした。
読了日:03月07日 著者:伊坂 幸太郎


七つの海を照らす星 (創元推理文庫)七つの海を照らす星 (創元推理文庫)
児童養護施設で起こる、起こった色々な謎や伝説、七不思議を解き明かしていくという内容。時々、突飛な展開があってついていけない部分もありましたが、まあ一応すべては解決したかな。でも何だかすっきりしないというか、何だったんだろう?という話でした。
読了日:03月20日 著者:七河 迦南


黒猫の夜におやすみ~神戸元町レンタルキャット事件帖~ (双葉文庫)黒猫の夜におやすみ~神戸元町レンタルキャット事件帖~ (双葉文庫)
何というか、軽い展開でした・・。内容的には重い物が多いのに、軽かった。黒猫が人になったというのに、あまり驚かないな・・とか、人になったり猫になったり出来るのに、特に問題起こらないな・・とか思うところは色々。あっさり黒猫ナイトの正体も明かされてしまうし、シリーズ化するのかな??
読了日:03月25日 著者:三國 青葉


うちの旦那が甘ちゃんで2 (講談社文庫)うちの旦那が甘ちゃんで2 (講談社文庫)
サラッと読めましたが、突然解決してしまうことが多くて置いて行かれる感じがありました。でもまあ、軽く読める物語なのでこれで良いのかもしれません。
読了日:03月31日 著者:神楽坂 淳

読書メーター


全部で5冊。最近は5冊くらいしか読めませんね・・。

こんなご時世ですが、在宅勤務は出来ないですし、何なら今までより朝早く夜遅くなっていて、なかなか読めません・・。

印象に残ったのは「お勝手のあん」「AX」です。

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2020年03月03日

2月のまとめ

伊勢の風 替え玉屋 慎三 (祥伝社文庫)伊勢の風 替え玉屋 慎三 (祥伝社文庫)
第二弾の今作から読みましたが、面白かったです。本当は始めから読んで人となりを知ったうえでの方が更に面白いのでしょうが。ハラハラさせる展開が良かったので、ぜひ1作目も読んでみようと思います。そして、続きも楽しみです。
読了日:02月06日 著者:尾崎章


暗殺者グレイマン (ハヤカワ文庫 NV)暗殺者グレイマン (ハヤカワ文庫)
冷酷な殺し屋だけど、優しさや正義もあるグレイマン。無敵のヒーローだったら読んでいて冷めてしまいそうですが、ボロボロになってがんばって戦っていたので好感もてました。あまり映像を思い浮かべずにサラッと読むと良い感じ。
読了日:02月12日 著者:マーク・グリーニー


魔法使いのウエディング・ベル ((株)魔法製作所) (創元推理文庫)魔法使いのウエディング・ベル ((株)魔法製作所) (創元推理文庫)
とうとう終わってしまった・・。もっとこの世界観に浸っていたかったのに残念です。とりあえず、何とかオーウェンとケイティが結婚出来たから良かったですが、その後の生活もどんな感じになるのか見てみたかったです。またいつか会えたら良いな・・。
読了日:02月27日 著者:シャンナ・スウェンドソン


うっそー!な3冊。少なすぎです・・。

ページ数が多い作品が2冊あると時間かかる・・。

印象に残ったのは「魔法使いのウェディング・ベル」です。

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2020年02月04日

1月のまとめ

欠落 (講談社文庫)欠落 (講談社文庫)
シリーズ第2弾。前作をすっかり忘れていましたが、全然大丈夫でした。相変わらず面白いです。若干、同期の女性を気にしすぎではありますが。このまま何事もなく事件だけが進んでほしいです。
読了日:01月04日 著者:今野 敏


よりみち酒場 灯火亭 (光文社文庫)よりみち酒場 灯火亭 (光文社文庫)
不思議な魅力を備えた女将・ユウさんと美味しい料理、そして温かな雰囲気の店内。それらに癒されるお客さんたちの物語。色々な悩みや問題を抱えて暖簾をくぐれば、全てはすっきり解決!?
読了日:01月10日 著者:石川 渓月


ときどき旅に出るカフェ (双葉文庫)ときどき旅に出るカフェ (双葉文庫)
相変わらず読みやすい文章で、世界の美味しそうなスイーツや飲み物が出てきて、どんな見た目なのか想像しながら読むのも楽しかったです。ちょこっと謎が入ってくるのも良い感じでした。これ以上重いミステリだったらくどく感じたかも。居心地の良いカフェって素敵。
読了日:01月15日 著者:近藤 史恵


平成大家族 (集英社文庫)平成大家族 (集英社文庫)
なんというか、どうにも視点というか、だれ目線で語っているのかわからない文章が多くて戸惑ってしまいました。表現方法に慣れたころに終了。家族は色々な形があります・・。一番近いのに、意外と本音が言えないのが家族なのかも。
読了日:01月23日 著者:中島 京子


ぶたぶたのシェアハウス (光文社文庫 や 24-26)ぶたぶたのシェアハウス (光文社文庫)
美味しそうな料理と最高の癒し。いつものぶたぶたさんがいてくれて本当にうれしいです。娘さんや奥さんもたくさん登場してくれたのがまたうれしいです。ちょっとした謎も解明?されたので、今度はぶたぶたさんの家族にスポットを当ててもらいたいです。どんな家庭なんだろう?気になります。
読了日:01月26日 著者:矢崎存美



全部で5冊。 特に印象に残ったのが「よりみち酒場」「ときどき旅に出るカフェ」です。

どちらも飲食店関係の話だな・・。食欲が止まりません!

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2020年01月07日

12月のまとめ

九十九藤 (つづらふじ) (集英社文庫)九十九藤 (つづらふじ) (集英社文庫)
この時代に女性が男性を差し置いて差配になるってすごいことなんでしょう。当然ながら苦労が多い状況になりますが、芯の通った女性なので、かっこよく乗り切っていきます。途中から女性を面に出してきた感じがちょっと好みではなかったですけど、全てうまく解決出来て良かったのかも。
読了日:12月03日 著者:西條 奈加


あなたに謎と幸福を ハートフル・ミステリー傑作選 (PHP文芸文庫)あなたに謎と幸福を ハートフル・ミステリー傑作選 (PHP文芸文庫)
読んだことのある作品がいくつかありました。でも内容は忘れている物が多かったので、新鮮な気持ちで読めて良かったかも?
読了日:12月08日 著者:宮部 みゆき,近藤 史恵,加納 朋子,大崎 梢,矢崎 存美


最後の晩ごはん かけだし俳優とピザトースト (角川文庫)最後の晩ごはん かけだし俳優とピザトースト (角川文庫)
いよいよイガは俳優に復活か!?の巻。でも、情けない理由ではなく、しっかりした思いと決意をもっての諦めなので、ほんと成長したな〜と感心。まだ先は長そうです。
読了日:12月09日 著者:椹野 道流


ひかりの魔女 (双葉文庫)ひかりの魔女 (双葉文庫)
本当に魔女なのではなく・・・でも素敵なおばあちゃん。上品で賢くて何より思いやりにあふれた人。彼女と関わった人はみんな「自分が一番かわいがられている」と思うくらい、人との関係を深く築いていくおばあちゃんはとても素敵な人です。何でも都合よくいきすぎな気はしますが、人間関係を強く深く築いておけばこういう風に何でも好転するのかも??
読了日:12月19日 著者:山本 甲士


輝跡 (文春文庫)輝跡 (文春文庫)
大人の女性がたくさん出てきます。自分も大人の女性なのに、こんなに苦しい恋愛とかしてきていないので、共感できる部分がものすごく少ない・・。プロ野球選手の話ですが、野球を知らなくても十分楽しめる作品です。恋愛小説好きな方にお勧め。
読了日:12月24日 著者:柴田 よしき


ねこまたのおばばと物の怪たち (角川文庫)ねこまたのおばばと物の怪たち (角川文庫)
30分くらいあれば読めてしまう作品。大人にも子どもにもそれぞれの物語がある、っていうのは納得。継母と小学生、難しい関係です。きっかけは何でも、全てうまくまとまって心地良かったです。
読了日:12月25日 著者:香月 日輪


簡単に読めるのを入れて6冊だなんて少ない・・。相変わらずのスロー読書ですが、マイペースに読みたいと思います。

今年は、電子書籍にも手を出しているので、どんな読書生活になるか楽しみです。

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2019年12月02日

11月のまとめ

ことづて屋 (ポプラ文庫ピュアフル)ことづて屋 (ポプラ文庫ピュアフル)
ちょっと乗り切れない感じがありましたが、それなりに面白かったです。死者からの声が聞こえるって大変そう・・。伝えられた人たちも亡くなった人たちも穏やかな気持ちになれる様子が心地よかったです。登場人物たちがイマイチつかめない感じだったのが残念。
読了日:11月06日 著者:濱野 京子



回帰 警視庁強行犯係・樋口顕 (幻冬舎文庫)回帰 警視庁強行犯係・樋口顕 (幻冬舎文庫)
この作家さんらしい主人公の描き方。いつも曲げない信念を持っていて、でも他人の意見に納得出来たらきちんと認める柔軟さもあって、本当にカッコいい。こんな上司なら働き甲斐がありそうです。このシリーズの部下たちには名前もないんですけどね・・。これも大好きなシリーズなので、次々書いてもらいたいです。
読了日:11月13日 著者:今野 敏


来なけりゃいいのに (祥伝社文庫)来なけりゃいいのに (祥伝社文庫)
何かにとりつかれたような女性ばかり登場。同じ女性として、多少の嫉妬や妬みなんかは共感できるのですが、あまりにも過剰な反応をするのを見るとドン引きです・・。周りにこんな人たちいなくて良かった〜と思う話ばかりでした。
読了日:11月15日 著者:乃南 アサ


雪華燃ゆ: 上絵師 律の似面絵帖 (光文社時代小説文庫)雪華燃ゆ: 上絵師 律の似面絵帖 (光文社時代小説文庫)
恋仲の二人もほんの少し進んだ感じで、ほほえましく読みました。それまでがもどかしかったですけど・・。上絵師としても少し成長?? 今後も楽しみです。
読了日:11月21日 著者:知野 みさき


血縁 (集英社文庫)血縁 (集英社文庫)
以前読んだ短編が面白かったのでこちらも読んでみたのですが、何とも後味の悪い話が多くて・・。救いのある話にはホッとしましたが、それ以外が多いので気分が沈みました。特に血縁は・・。ちょっと間を置きたい感じです。
読了日:11月27日 著者:長岡 弘樹




またまた少な目でした。何だか一日が終わるのが早いんですよね・・。

感想もまだまだ追いつきません。

特に印象に残ったのは「回帰」です。

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2019年11月01日

10月のまとめ

警官の目 (双葉文庫)警官の目 (双葉文庫)
警察小説好きにはたまらない作品集でした。今野敏と誉田哲也さんは読んだことがありましたけど、他の2人は初めてでした。他の作品も読んでみようか?と思わされました。特に「シェパード」は好みでした。
読了日:10月03日 著者:五十嵐 貴久,今野 敏,誉田 哲也,三羽 省吾


SROVIII-名前のない馬たち (中公文庫)SROVIII-名前のない馬たち (中公文庫)
房子おばさん少な目の回。ちょっと物足りなく感じてしまう自分が怖い・・。動物に対するあれやこれやは読むのが辛いくらいでしたけど、人に対しては特に大したことない。・・とか思ってしまうのが恐ろしいですけど。人は死んでいるんですから。でも死に方がマシ??
次回の房子おばさんはまたパワーアップしていそうです。
読了日:10月08日 著者:富樫 倫太郎


我ら荒野の七重奏 (集英社文庫)我ら荒野の七重奏 (集英社文庫)
久しぶりの陽子さんは、相変わらず強い女性でした! スカッと爽快な展開ですが、中学の吹奏楽部ってこんなに親が大変な思いをするもんなのか!?そのことにかなりびっくりしました。
読了日:10月17日 著者:加納 朋子


みやこさわぎ (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)みやこさわぎ (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)
相変わらずカッコいいお蔦さんと、高校生徒は思えない落ち着きぶりのノゾミちゃんのコンビは素敵。美味しそうな料理と軽い謎解き、そして良い人ばかりの物語は、読んでいてほっこりします。
読了日:10月23日 著者:西條 奈加


あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇 (時代小説文庫)
まだ江戸店は始まったばかり。問題山積みですけど、次々と商いのアイディアが浮かぶ所はさすが幸です。店の他の人たちも幸を支えてくれていて、良いお客にも恵まれ、ますます繁盛していきそうです。跡取りも何とか解決すると良いな。
読了日:10月28日 著者:高田 郁


ひなた弁当 (小学館文庫)ひなた弁当 (小学館文庫)
この作家さんの作品は2作目ですけど、同じような雰囲気の話でした。でもそれが爽快で良かったです。ここまで何でもうまく行くとは思えませんけど、物語の中ではこのくらいうまく行ってくれた方がスッキリしますね。日常に疲れているサラリーマンたちに読んでもらいたい作品です。
読了日:10月31日 著者:山本 甲士



全部で6冊。 少なさよりも、早く感想を書いて行かないと・・。

特に印象に残ったのは「あきない世傳 金と銀」です。

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2019年10月01日

9月のまとめ

騎手の誇り (新潮文庫)騎手の誇り (新潮文庫)
意外な人物が犯人というか「へえ、そうだったんだ」と思ったら更に展開が。誰が悪いわけでもなかったんですね・・って感じ。そこの部分はともかく、それ以外の競馬の世界や騎手の人生について色々知ることが出来たのが面白かったです。短いレース中に素人にはわからないたくさんの想いと駆け引きがあるんですね。
読了日:09月02日 著者:本城 雅人


ビール職人の醸造と推理 (創元推理文庫)ビール職人の醸造と推理 (創元推理文庫)
尻切れトンボ感半端ないですけど、それまでの雰囲気は面白かったです。アメリカなのにドイツな感じとか、生活の仕方とかを読んでいると、妙に「大草原の小さな家」的な世界が頭に浮かんでいました。でもパソコンやらオンラインゲームやらやっているからちょっと戸惑ってしまいました。ビールと食べ物がおいしそうでたまらない!ミステリはいらなかった気がする・・。
読了日:09月09日 著者:エリー・アレグザンダー


ぬばたまおろち、しらたまおろち (創元推理文庫)ぬばたまおろち、しらたまおろち (創元推理文庫)
話に入り込むまでに時間がかかってしまいました・・。途中から面白くなってそこからは次々読み進められましたが。普通の人間でも箒で空を飛べるなんて良いな〜・・とは思いませんが、世界は広がりそうです。そして、便利かもしれませんね。色んなタイプの登場人物たちに興味津々でした。
読了日:09月21日 著者:白鷺 あおい


アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)
この作家さんお得意の、一見関係ない人たちがどんどん繋がっていくパターン。面白いのですが、だれが誰だか混乱してしまうのが困る・・。世間は狭いというか、広い話に見せかけて、狭い範囲での話だということですね。
読了日:09月30日 著者:伊坂 幸太郎


Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防 (集英社オレンジ文庫)Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防 (集英社オレンジ文庫)
1時間くらいでサラッと読めました。主人公の女性のことは結構素敵だと思えたのですが、それ以外が・・。文章としてもあまりにも「ブスブス」言い過ぎていてちょっと疲れる感じがありました。でも自分に自信がもてない気持ちにはかなり共感できたので面白く読める部分も多かったです。
読了日:09月30日 著者:ゆきた 志旗




全部で5冊。昨日一気に読んだ本を入れての数なので、少ないですね〜。

時間がかかってしまう本が多かったかな? 創元推理文庫のページ数の多い物を2冊も読んでしまったので。

印象に残ったのは「ぬばたまおろち、しらたまおろち」です。

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2019年09月03日

8月のまとめ

愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)
3作目。前作が一子さんの若かりし頃の話になっていたからか、登場人物がちょっと思い出せず。でもまあ何とかなりました。勝手に二三さんの子どもが息子だと思っていたので娘さんが登場してびっくりでした。忘れるの早い・・。今回も美味しそうな料理がたくさん出てきてお腹がすきました。
読了日:08月01日 著者:山口恵以子


シャルロットの憂鬱 (光文社文庫)シャルロットの憂鬱 (光文社文庫)の感想
名前と犬種が合わない気がして、ずっと大きくてふさっとした白い犬を想像してしまっていました。シェパードなんでした・・。犬を飼うことはないでしょうけど、犬の話を読むとかわいいな〜と思います。
読了日:08月06日 著者:近藤 史恵


完全無罪 (講談社文庫)完全無罪 (講談社文庫)の
冤罪・・人が人を裁く上で起こりうることではあるのですが、無実の人が刑を受けるって、刑務所で不自由な生活を送るだけではない計り知れない辛さがあります。被害者の立場から考えても、冤罪を受けた側から考えても苦しい展開が続きました。最後まで暗い展開だったのが残念でした・・。でも、ぜひ読んでもらいたい作品です。
読了日:08月13日 著者:大門 剛明


流行作家は伊達じゃない (ハルキ文庫)流行作家は伊達じゃない (ハルキ文庫)
安積班シリーズの書下ろしだけ読みました。やっぱり安積班長は若いころから熱い人!
読了日:08月15日 著者:今野 敏


行合橋―立場茶屋おりき (時代小説文庫)行合橋―立場茶屋おりき (時代小説文庫)
前作を読んだのが昔過ぎて、だれが誰だかわからない状態。それでも、内容は面白かったので読めました。おりきさんの心の清らかさに救われていく人たち。いなくなった人も幸せになってほしいものです。
読了日:08月22日 著者:今井 絵美子


ぶたぶたのティータイム (光文社文庫)ぶたぶたのティータイム (光文社文庫)
今回のぶたぶたさんは、イギリス菓子と紅茶の店をやっています。美味しそうなスイーツがいっぱい! レモンなんとかというケーキ、作り方が知りたい! 巻末にレシピ載せてくれたらいいのに・・。
読了日:08月24日 著者:矢崎 存美




全部で6冊。とはいえ、今野敏の本を入れてですから、少ないな〜。

それよりも、感想文が書けていないのが気になる・・。

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2019年08月01日

7月のまとめ

家族趣味 (廣済堂文庫)家族趣味 (廣済堂文庫)
一つ一つの短編がなかなかブラックで、ゾクッとする終わり方の話が多かったです。特に課長の話は怖かった・・というか、驚かされました。まんまと騙された〜!確かにそんなこと書いてなかったけど!勝手に思い込んでいました。表題作もゾクッと。親のことを名前で呼ぶって一見仲良さそうで良いけど、やっぱりけじめって大事です。
読了日:07月03日 著者:乃南 アサ



花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)
大好きなシリーズです。話の進み方が行ったり来たりするのが読みにくいこともあるのですが、全体を流れる空気感が大好きです。相変わらず色んなことに首を突っ込みすぎるお草さん。ハラハラさせられますが、今回はすべてうまく収まって良かったかな?久実ちゃん幸せになってほしいな〜。
読了日:07月09日 著者:吉永 南央



のっぺら: あやかし同心捕物控 (光文社時代小説文庫)のっぺら: あやかし同心捕物控 (光文社時代小説文庫)
こちらで感想を読んで面白そうだったので読んでみました。あまりちゃんと映像を想像しながら読むとちょっとホラーになるので、主人公のことはぼんやりと思い浮かべるようにして読みました。内容はとても面白かったですし、この先も彼らの活躍が楽しみになりました。
読了日:07月12日 著者:霜島 けい



猫探偵はタマネギをかじる ニャーロック・ニャームズの名推理 (宝島社文庫)猫探偵はタマネギをかじる ニャーロック・ニャームズの名推理 (宝島社文庫)
猫語に慣れるまでちょっと時間がかかってしまいましたが、慣れてくると面白くなりました。ニャームズもどんどんかわいくなってきました。表紙の衣装は似合っていませんけど・・。
読了日:07月18日 著者:ヒロモト



慈雨 (集英社文庫)慈雨 (集英社文庫)
警察官を引退した神場が、妻とお遍路旅を続けながら過去の罪に苦しめられます。そのときちょうど起こった幼女殺人事件。その事件をきっかけに、過去と向き合うことになった彼の苦悩は解決されるのか?神場にとってはスッキリできた感じですが、被害者家族からすれば・・。何とも後味の悪い話でした。
読了日:07月28日 著者:柚月 裕子




全部で5冊。相変わらず少ないです。

そして、感想文がかなりたまってきていて、内容が思い出せないものも出てきました・・。

いい加減書かないと忘れる〜!

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2019年07月01日

6月のまとめ

ファンム・アレース 2 (講談社文庫)ファンム・アレース 2 (講談社文庫)
ページ数が少ないですが、色々な出来事が詰め込まれていて読みごたえがある1冊です。彼らの旅がこれからどうなっていくのか、彼らの関係はどうなるのか、色々気になることがあります。まだまだ続くようなので読み進めたいです。
読了日:06月01日 著者:香月 日輪


象牙色の眠り: 京都洛東連続死の謎 (徳間文庫)象牙色の眠り: 京都洛東連続死の謎 (徳間文庫)
何とも後味の悪い話でした。後味だけではなく、途中もなんなんだ!?と気持ち悪い感じで読み進めました。とにかく、話がどう展開するのか気になってほぼ一気読み。後で題名をよく見たら「連続殺人」じゃなく「連続死」になっていたのが納得です。連続殺人ではないな、確かに。最終的に動機が納得いかない!
読了日:06月05日 著者:柴田 よしき


神様の子守はじめました。〈3〉 (コスミック文庫α)神様の子守はじめました。〈3〉 (コスミック文庫α)
神子たちが、どんどん成長して、ものすごく可愛くなっています!メロメロになりながら読みました。梓が親らしくなっていますが、若者らしさは無くなっていく…。
読了日:06月07日 著者:霜月 りつ


がんこスーパー (ハルキ文庫)がんこスーパー (ハルキ文庫)
そんなに簡単にスーパーが立ち直るなら苦労は無いよ!と思う反面、爽快で良いな〜とも思えて、気軽に読むにはぴったりな話でした。もっと問題が発生しても面白かったかもしれませんが・・。とりあえずハッピーエンドで良かったです。
読了日:06月13日 著者:山本甲士


精霊の木 (新潮文庫)精霊の木 (新潮文庫)
デビュー作だそうです。これまでの作品と雰囲気が違って新鮮でした。だんだん誰が誰だかわからなくなるのが困りましたけど、デビュー当時から面白かったんですね。
読了日:06月18日 著者:上橋 菜穂子


([お]15-1)あずかりやさん (ポプラ文庫)あずかりやさん (ポプラ文庫)
ほのぼのとした空気の流れる物語。特に大きな盛り上がりもないけど、面白くないわけではない。物が語る進み方はあまり好みではないので、その語る物が1話毎に代わるのが余計に気になってしまいました。初めから猫で良かったのでは??
読了日:06月24日 著者:大山 淳子


時をかける眼鏡 兄弟と運命の杯 (集英社オレンジ文庫)時をかける眼鏡 兄弟と運命の杯 (集英社オレンジ文庫)
やっと自分の国に戻ったと思ったら、今度は自然災害に見舞われて・・。でも遊馬の機転で無事に乗り越えます。このまま死体が出ないのか?と思ったら意外な死体が。やっと遊馬の能力も発揮できてハッピーエンド。安定のほのぼの感でした。
読了日:06月29日 著者:椹野 道流



ちょっと多めの7冊。

でも、ページ数の少ないものが多いので・・。

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2019年06月04日

5月のまとめ

あきない世傳 金と銀(六) 本流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(六) 本流篇 (時代小説文庫)
この時代は女性の名前で店が出せないという理不尽な状態なので、幸は苦労させられます・・。でも念願の江戸出店がいよいよスタートし、今後がますます楽しみです。きっとこのまま順調にはいかないんでしょうね。どうやって乗り越えて、どんな素敵な店にしていくのか最後まで目が離せません。
読了日:05月08日 著者:田郁


繕い屋 月のチーズとお菓子の家 (講談社タイガ)繕い屋 月のチーズとお菓子の家 (講談社タイガ)
サラッと読み終えました。最後の話はちょっと重めでしたけど、他は軽いタッチで読みやすかったです。・・というか物足りないくらいでした。悪夢を食べたら解放されるって安易で良いな〜。悪夢って見ることほとんどないですけど。
読了日:05月13日 著者:矢崎 存美


サブマリン (講談社文庫)サブマリン (講談社文庫)の感想
久しぶりの陣内さんに私も振り回された感じでした。でも彼は変な人ですけど、言っていることは正論で、意外と的を射ているからイラっとします(苦笑) 少年犯罪の難しさ、また考えさせられる内容でした。
読了日:05月22日 著者:伊坂 幸太郎


スーツケースの半分は (祥伝社文庫)スーツケースの半分は (祥伝社文庫)
想像していたのと表紙の青色はちょっと違うイメージですが、青いスーツケースは素敵ですね! 持つのは勇気がいりそうですけど、目立つし、前向きになりそうで良いかも。青いスーツケースを持って旅に出る人たちの物語で、読みやすくて面白かったです。自宅が大好きな私は旅に出たいとは思いませんけど、たまには良いかな?と思わされました。
読了日:05月25日 著者:近藤史恵


舞う百日紅: 上絵師 律の似面絵帖 (光文社時代小説文庫)舞う百日紅: 上絵師 律の似面絵帖 (光文社時代小説文庫)
2作目も面白かったです。相変わらず律と涼太の関係は進展がなくもどかしいのですが。律は少しずつ成長し、弟もたくましくなりました。周りの人たちの温かさにほっこりしながら読み終えました。大きなテーマの一つが片付いたので終わりに近づいたかと思いましたが、まだ続いているようでよかったです。
読了日:05月29日 著者:知野 みさき



全部で5冊。もう1冊読み切れると思ったのに無理でした・・。

何よりも、感想がたまりすぎて・・。忘れてしまいそうな作品もあるから早く書かないと!


特に印象に残ったのは「あきない世傳 本流編」「スーツケースの半分は」です。

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2019年05月07日

4月のまとめ

チェインギャングは忘れない (講談社文庫)チェインギャングは忘れない (講談社文庫)
こんな出会い方でこんなに信頼して仲良く出来るかな?と疑問ではありますが、それだけ人懐っこい人だったのかな?ということで。最後の展開には驚かされましたが、ある意味スッキリ爽快に終わってくれてよかったです。これだけ絆の強い仲間がいるのは幸せです。
読了日:04月06日 著者:横関 大


セカンドステージ (幻冬舎文庫)セカンドステージ (幻冬舎文庫)
ママになったことはありませんが、ママの大変さは想像できます。世のパパたちはなぜ想像できないのか・・。パパたちの考えには怒りがわきます。おばあちゃんおじいちゃんたちとの交流、素敵でした。こういう活躍の仕方良いですね。現実にも出来たら良いのに。
読了日:04月10日 著者:五十嵐 貴久


Wonderful Story(ワンダフルストーリー) (PHP文芸文庫)Wonderful Story(ワンダフルストーリー) (PHP文芸文庫)
犬になった5人の作家によるアンソロジーならぬワンソロジー。犬より猫派な私でも楽しめるような、犬犬していない話ばかりで面白かったです。
読了日:04月16日 著者:伊坂 幸犬郎


スティグマータ (新潮文庫)スティグマータ (新潮文庫)
やっぱりチカの話が良いです。最後まで熱くて感動的でした。チカの自分や他人を冷静に分析する感覚が好きです。彼がどこまで活躍してくれるのかはわかりませんが、どうか終わりが来るのが遅くなりますように。これからも活躍が見たいです。
読了日:04月19日 著者:近藤 史恵


毒殺協奏曲 (PHP文芸文庫)毒殺協奏曲 (PHP文芸文庫)
楽しみにしていた柴田よしきさんの話は読んだことがありました・・。他も面白い話があったのですが、ちょっと印象に残らず残念。
読了日:04月25日 著者:有栖川 有栖,小林 泰三,篠田 真由美,柴田 よしき,永嶋 恵美,新津 きよみ,松村 比呂美,光原 百合


赤い刻印 (双葉文庫)赤い刻印 (双葉文庫)
サラリと読み切ることが出来ました。表題作が一番印象的でした。
読了日:04月30日 著者:長岡 弘樹


全部で6冊。休み中にはあまり読めず・・。

印象に残ったのは「スティグマータ」です。

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2019年04月01日

3月のまとめ

ウェディングケーキは待っている (ヴィレッジブックス)ウェディングケーキは待っている (ヴィレッジブックス)
ノーマン、よく言った!と褒めたくなったとたんに、やっぱりどんだけ良い人なんだ!とあきれてしまいました。マイクもどうすればそんなに寛大になれるのか・・。さんざん待たせたのにそれで良いのかハンナ!と突っ込みどころ満載でしたが、サクサク読めるんですよね・・。続きはどうしよう??一年悩むことにしようかな?
読了日:03月01日 著者:ジョアン・フルーク


睦月童 (PHP文芸文庫)睦月童 (PHP文芸文庫)
不思議なお話でした。神様とのつながりの部分は辛すぎて読みにくかったですが、江戸での話はイオの可愛さと、話の内容の深さに次々読めました。何とかイオとルイだけでも幸せになってくれそうなので、それだけが救いでした。
読了日:03月12日 著者:西條 奈加


代償 (角川文庫)代償 (角川文庫)
第一部は、ただひたすら達也と道子親子の言動にイライラさせられ暗く陰気な気持ちにさせられ、第二部ではすっきり逆転!かと思えば、相変わらず何を企んでいるのかわからない達也の言動に、このままやられっぱなしで終わるのか?とハラハラさせられ、とにかく疲れる読書でした。でも結末が気になって次々読み進めないと気持ち悪かったです。最後は一応すっきりかな?救われない人が多すぎたので爽快な気分にはなれませんが。
読了日:03月16日 著者:伊岡 瞬


完本 妻は、くノ一(一) 妻は、くノ一/星影の女 (角川文庫)完本 妻は、くノ一(一) 妻は、くノ一/星影の女 (角川文庫)
時々、誰目線で描かれているのかわかりにくい描写があるのが気になりますが、くノ一と夫婦になった悲しみがあふれていて両方の想いが本当に切なかったです。続きも読もうかな?
読了日:03月25日 著者:風野 真知雄


うちの旦那が甘ちゃんで (講談社文庫)うちの旦那が甘ちゃんで (講談社文庫)
軽く読めて楽しい物語でした。甘ちゃんの旦那さんも素敵ですし、それを精一杯支える奥さんも素敵でした。なんでもうまく物事が運ぶのがありえないけど心地良かったです。
読了日:03月29日 著者:神楽坂 淳


全部で5冊。相変わらずの少なさです。

それよりも、どんどんたまっていく感想文を早く書かないと忘れる〜!

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2019年03月01日

2月のまとめ

パレートの誤算 (祥伝社文庫)パレートの誤算 (祥伝社文庫)
パレードだと思っていたからどういう意味だろう?とずっと考えていました・・。パレートね。生活保護と貧困ビジネスと役所・・色々問題が起こりそうなものばかり出てきます。生活保護受給者に対しては、近くで不正受給の人を見ていると怒りが湧きますが、必要な制度だとは思いますし、本当に難しいです。当然そこには裏のビジネスが絡んできますね・・そして役所も。色々考えさせられる話でした。
読了日:02月04日 著者:柚月 裕子


落ちぬ椿: 上絵師 律の似面絵帖 (光文社時代小説文庫)落ちぬ椿: 上絵師 律の似面絵帖 (光文社時代小説文庫)
初読みの作家さん。視点がよく変わるのが気になりますが、登場人物たちが魅力的で、話も面白くて気に入りました。シリーズ追いかけます。
読了日:02月07日 著者:知野 みさき


スターダストパレード (講談社文庫)スターダストパレード (講談社文庫)
シリーズの途中から読んだのか?と思うくらい、マモルと鷹原刑事の関係性がわかりにくかったですし、元妻の存在もよくわからなかったです。ハラハラする展開だったのに、一気に解決し過ぎて尻つぼみ感がすごかったです…。
読了日:02月13日 著者:小路 幸也


政と源 (集英社オレンジ文庫)政と源 (集英社オレンジ文庫)
身近に政のような人がいるので、時々心が痛くなる思いもしつつ、でも源がいる政のことが羨ましくもあり、複雑な思いで読み終えました。幼馴染というものに改めて憧れてしまいます。年をとっても遠慮なく相手のことが言えるなんて、良いですね。
読了日:02月20日 著者:三浦 しをん


恋するハンバーグ 食堂のおばちゃん(2) (ハルキ文庫 や)恋するハンバーグ 食堂のおばちゃん(2) (ハルキ文庫)
1作目では姑として出て来ていた一子さんの若かりし頃の物語。夫の孝蔵さんも素敵。本当に素敵な夫婦でただただうらやましかったです。一流だけど、暖かい家庭料理のような雰囲気もあって良い食堂です。美味しそうな描写もたくさんありました。
読了日:02月25日 著者:山口恵以子



全部で5冊。結構読めた気がしたのは気のせいでした・・。

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2019年02月04日

1月のまとめ

カエルの魔法をとく方法((株)魔法製作所) (創元推理文庫)カエルの魔法をとく方法((株)魔法製作所) (創元推理文庫)
久しぶりのシリーズ!ワクワクしながら読みました。相変わらず無謀な挑戦をするな〜ケイティは。オーウェンとの仲はいつになったら前進するのか・・。簡単には結婚できませんね〜。それにしても、面白い会社でした。全て着替えないといけないこと以外は最高の職場環境かも。
読了日:01月06日 著者:シャンナ・スウェンドソン


去就: 隠蔽捜査6 (新潮文庫)去就: 隠蔽捜査6 (新潮文庫)
待ってました!の最新巻。ほぼ一気読みでした。相変わらず真っすぐで迷いのない竜崎に惚れ惚れしました。そして、冴子さんも最高! 現実世界で隠蔽事件が起こる度に「竜崎ばかりだったら・・」と思わされます。
読了日:01月09日 著者:今野 敏


編集者ぶたぶた (光文社文庫)編集者ぶたぶた (光文社文庫)
編集者か〜! 確かに今までなかったですね。作家さんにとっては近い存在だからこそ書きにくいというのはあるのかも。ぶたぶたさんに叱咤激励されたらやる気出そう! カフェも行ってみたいです。作家さんも編集者さんも大変です・・。解説に激しく共感しました。
読了日:01月13日 著者:矢崎 存美


昨日の海と彼女の記憶 (PHP文芸文庫)昨日の海と彼女の記憶 (PHP文芸文庫)
話がどういう展開をしていくのかが気になって次々と読み進めました。自分が祖父母のこんな過去を知ったらどんな気持ちになるだろう?と思うと複雑な心境になります。真実をはっきりと口にしないというお互いの気の使い方がまた良いと思いました。高校生と思えないくらいしっかりした主人公の将来も気になる所です。
読了日:01月22日 著者:近藤 史恵


なさけ 〈人情〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)なさけ 〈人情〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)
読みにくい(わかりにくい)話もありましたが、それぞれ面白かったです。西條さんの話は読んだことがありました。他は未読。迷子の話が2話もあるなんて。それだけ昔は迷子が多かったのでしょうね。怖い話もあってゾクッとすることも。他の作品も読もうかな?と思う作家さんもいました。
読了日:01月25日 著者:宮部 みゆき,西條 奈加,坂井 希久子,志川 節子,田牧 大和,村木 嵐


ファンム・アレース 1 (講談社文庫)ファンム・アレース 1 (講談社文庫)
久しぶりの香月さん。ちょっと人や動物が死に過ぎですけど、面白かったです。ドタバタ劇だけではない深みがある所が好きな感じです。この2人のその後が気になるので続きを読みます!
読了日:01月27日 著者:香月 日輪




全部で6冊。相変わらずの少なさですが・・。でもなかなか濃い読書だったかも。

どれも面白かったですが、特に印象に残ったのは「カエルの魔法をとく方法」「去就」です。

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2019年01月07日

2018年のまとめ

一年間で読んだのは、なんと57冊! 少なすぎてびっくりです。とにかく時間がない・・。もっとゆったり生活したいものです。

初めましての作家さんは、

渡辺淳子、坂井希久子、太田愛、妃川螢、斜線堂有紀

ショーニン・マグワイア

です。出会いも少なかったですね〜。


そして、一応ランキングも作りました。でも順位は適当というか、微妙な差です。

1.高田郁「花だより みをつくし料理帖 特別巻」

2.池井戸潤「下町ロケット ガウディ計画」

3.高田郁「あきない世傳 転流篇」

4.西條奈加「大川契り 善人長屋」

5.今野敏「継続捜査ゼミ」

6.伊坂幸太郎「陽気なギャングは三つ数える」

7.坂木司「アンと青春」

8.シャンナ・スウェンドソン「魔法使いの陰謀」

9.太田愛「犯罪者 上・下」

10.宮下奈都「羊と鋼の森」

感想がほぼ書けていないので、書けたらそのうちリンク貼るかも・・??


去年、目標は「100冊」だったのに、半分くらいしか読めず。今年は「70冊」くらいにしておきます。

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2019年01月04日

12月のまとめ

モップガール (小学館文庫)モップガール (小学館文庫)
主人公が時代劇通なのが素敵でした。私も時代劇ファンなので共感する部分も・・とはいえ、彼女ほどのマニアではないのですが。ただ掃除するだけではなく、事件まで解決してすっきり爽快! 続きも読もうかな?
読了日:12月01日 著者:加藤 実秋


不思議の国の少女たち (創元推理文庫)不思議の国の少女たち (創元推理文庫)
児童書っぽい題名と始まり方なのに、内容はかなりエグイ。子どもには読ませられない内容・・。堅苦しい言葉使いや描写が気になって、なかなか入り込めず。最終的にこれで良いのか?というすっきりしない終わり方。もっとファンタジー色が強い方が良かったです。
読了日:12月04日 著者:ショーニン・マグワイア


PK (講談社文庫)PK (講談社文庫)
お気に入りの作家さんですが、珍しく最後まであまりすっきりできず。解説を読んでやっと、なるほど・・と思える所が多かったです。もう一回読んだら感想が変わるかも?
読了日:12月11日 著者:伊坂 幸太郎


継続捜査ゼミ (講談社文庫)継続捜査ゼミ (講談社文庫)
この作家さんの話は読みやすいです。ゼミでそこまで色々やれるんだったら、私も参加したかった! いくら継続捜査対象の事件とはいえ素人に明かし過ぎでは?とも思いますが、別目線で事件を見直すというのはありかもしれませんね。
読了日:12月18日 著者:今野 敏


アンと青春 (光文社文庫)アンと青春 (光文社文庫)
和菓子のことだけではなく、販売員として、社会人としてのマナーや心使い、知らない言葉のことなどたくさん勉強になりました。社会人を始めてかなり長いですが、知らないこともたくさんありましたし、自分の仕事ぶりを反省したくなるような記述もありました。アンちゃんの成長も微笑ましく、それ以外の店員さんたちのキャラクターも素敵で、続きも楽しみなシリーズです。
読了日:12月21日 著者:坂木 司


私が大好きな小説家を殺すまで (メディアワークス文庫)私が大好きな小説家を殺すまで (メディアワークス文庫)
とにかくひたすら暗かった・・。梓ちゃんの母親は本当に最低! でもその後の先生との関係性がいまいち理解できず。最後もすっきり出来ない終わり方でしたし。でも最後まで目が離せない展開でした。
読了日:12月24日 著者:斜線堂 有紀



全部で6冊。なかなか読めませんね・・。というか、感想がたまる・・。

印象に残ったのは「継続捜査ゼミ」「アンと青春」です。

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2018年12月05日

11月のまとめ

恋雨 (文春文庫)恋雨 (文春文庫)
芸能界って、芸能人って大変ですね・・という作品。それ以上でもそれ以下でもない感じ。文章はやっぱり好みなんですが、内容は・・。恋愛が絡むと読みにくいです。
読了日:11月01日 著者:柴田 よしき


テミスの剣 (文春文庫)テミスの剣 (文春文庫)
読み終わるまでに時間がかかった・・。面白くないわけではなかったのですが、回りくどい言い方や表現が気になったり、こんなに簡単に冤罪が起きるのかとあきれる気持ちになって、事件の真相なんてどうでもいいや〜と思ってしまったせいもあるのかも。謎解きがあるから最後まで読んだけど、どこに重きを置いているのかがよくわからなかったです。静裁判官の言葉が一番素敵でした。
読了日:11月13日 著者:中山 七里


陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)
前作までの内容をぼんやりとしか覚えていなかったので、探り探り読む感じでした。個性的な4人の強盗。でもちょっと、久遠と響野がキャラかぶり気味ではありました。このリームは成瀬と雪子がいなければ成立しません・・。儲けたお金はどうやって使っているんだろう?その辺りは謎ですが、騙し騙され、二転三転する展開が面白かったです。また彼らの活躍が読みたいです!
読了日:11月18日 著者:伊坂幸太郎


アンソロジー 捨てる (文春文庫)アンソロジー 捨てる (文春文庫)
「捨てる」と言っても、ただ要らない物を捨てるだけではないんですね。色々なタイプの話があって面白かったです。でもやっぱり合うな〜と思うのは好きな作家さんで、これは・・と思うものは読んだことのない作家さんの作品でした。
読了日:11月21日 著者:大崎 梢,近藤 史恵,篠田 真由美,柴田 よしき,永嶋 恵美,新津 きよみ,福田 和代,松村 比呂美,光原 百合



全部で4冊。今回も少ないですね・・。

印象に残ったのは「陽気なギャングは三つ数えろ」です。

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2018年11月01日

10月のまとめ

ふんわり穴子天―居酒屋ぜんや (時代小説文庫)ふんわり穴子天―居酒屋ぜんや (時代小説文庫)
ちょっと忘れかけていた細かい部分は気になりつつ、それでも楽しく読めました。第2弾も良い感じです。人間関係の温かさと美味しそうな料理の数々に満足しました。続きも読みます。
読了日:10月04日 著者:坂井 希久子


花だより みをつくし料理帖 特別巻花だより みをつくし料理帖 特別巻
久しぶりに澪たちに会えてものすごくうれしかったです。読み切ってしまうのがもったいなくて、特に最後の1話はなかなか読まずに置いてしまいました・・。またいつか気が向いたら番外編としてでも澪たちのその後を描いてもらいたいです。また会えるのを楽しみに・・。
読了日:10月11日 著者:田郁



最後の花束: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)最後の花束: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)
1話目から何の話なんだろう?と思って軽く読んでいたら思いっきりひっくり返されてびっくりしました。おおー!そんなオチなんだね??それ以降はワクワクしながら読み進め、1話毎にゾクッとさせられたりニヤッとさせられたり楽しみました。ほとんどがハッピーエンドじゃないのが素敵でした。平和そうな表紙なのに・・。
読了日:10月13日 著者:乃南 アサ



下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)
やっぱり面白い! 中小企業でも技術力と大きくて強い志さえ忘れなければ大きな仕事に携われるということを教えてくれました。佃製作所の人たち、みんなかっこよかった!人を助けられる仕事って素敵です。誇りをもって仕事できるのも本当に素敵。次も楽しみにしています。
読了日:10月22日 著者:井戸 潤




全部で4冊でした。相変わらず少ない・・。とはいえ、濃い読書でした。

印象に残ったのは「花だより」「最後の花束」「下町ロケット」です。

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2018年10月01日

9月のまとめ

グッバイ・ヒーロー (講談社文庫)グッバイ・ヒーロー (講談社文庫)
プロローグが終わって本編を読んでいたら、プロローグのことをすっかり忘れてしまうくらい入り込んでしまって、第二部になって「そういえば・・」とプロローグを思い出すという状態に。ここまで人を信じられるってすごい。怪しい人にしか思えないのに信じて最後まで気遣うなんて。おっさんの状況はすっきりしなかったですが、最後まで面白かったです。
読了日:09月04日 著者:横関 大


黒猫の小夜曲 (光文社文庫)黒猫の小夜曲 (光文社文庫)
前作で嫌な「道案内」だった彼(?)が猫になって人間界へ。あれだけ人間を否定していたのに意外とあっさり受け入れたなと。まあそこをごちゃごちゃ長く描いたらメインのことが描けなくなりますけど・・。今回は泣くような展開よりも、ミステリ色が強かったです。それにしてもくだらない動機だな・・。
読了日:09月12日 著者:知念 実希人


時をかける眼鏡 王の決意と家臣の初恋 (集英社オレンジ文庫)時をかける眼鏡 王の決意と家臣の初恋 (集英社オレンジ文庫)
もう何だか、殺人事件はただのおまけと化してしまった・・。残り3分の1くらいまで死体が出ないからそういう話だということを忘れるほどでした。でもそうなるとアスマの存在意義がなくなるし。今回のように披露宴なんかをプロデュースしたらそれでいいんじゃないか?とも思います。ヴィクトリアの活躍が少なかったのが個人的に残念。
読了日:09月15日 著者:椹野 道流


神様の子守はじめました。〈2〉 (コスミック文庫α)神様の子守はじめました。〈2〉 (コスミック文庫α)
梓と神子たち、一軒家に引っ越すの巻。引っ越し先でも色々騒動が巻き起こりそうな予感がします。神子たちもすくすく元気に成長中。だんだん神らしくなってきました。
読了日:09月19日 著者:霜月 りつ


書店ガール7 旅立ち (PHP文芸文庫)書店ガール7 旅立ち (PHP文芸文庫)
書店員たちのその後を一気に書き上げた巻。1話目が一番面白かったかも。学生たちの葛藤が痛々しくて青春!って感じで良かったです。理子の話は、もう少し理解ある女性だと思っていたのでちょっと残念。でも会社と店の板挟みになるとこうなっても仕方ないのかな?とも思います。老舗の本屋さんが無くなっていく理由もわかる気がしますし、無くしたくない気持ちもわかる・・。とにかく、書店員さんたちの頑張りに感謝しつつこれからも本を買いに行って読みます。
読了日:09月27日 著者:碧野 圭


全部で5冊。今回も少なめです。

世界バレーも始まって、また読む時間が減りそう・・。

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