2021年12月01日

11月のまとめ

幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動 (講談社文庫)幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動 (講談社文庫)
どうやら2作目だったらしいです。でも何とか意味はわかりました。百貨店の立て直し物語で、お客様のことを考えて良い変化を作ることが出来て良かったですが、こんなことで売り上げは回復するだろうか?と不安です。出てくる人たちは良い人ばかりで好ましかったです。
読了日:11月01日 著者:秋川 滝美


散りしかたみに (角川文庫)散りしかたみに (角川文庫)
前作のことはほぼ忘れていましたが、確か悲しい物語だった気がします。今回も辛く悲しい物語でした。歌舞伎のことは全く詳しくないのですが、狭くて窮屈な世界なんだと思わされました。そこまでのことをしたわけでもないのに命を絶たなくても・・と思ってしまいますが、それがやはり狭い世界のせいなのだろうと思うと悲しいです。
読了日:11月05日 著者:近藤 史恵


初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)初夏の訪問者 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)
帯の言葉を見て、まさかそんなことがあるのか!?と驚いてしまったのですが、最終的にはやっぱりそうだよね・・と悲しくなってしまいました。草さんの心をかき乱すようなことは二度と起きて欲しくないと思います。でもいつも嫌なことは嫌、ダメなことはダメと言える草さんには憧れてしまいます。これからも元気でみんなの世話を焼いて欲しいです。
読了日:11月13日 著者:吉永 南央


せき越えぬ (新潮文庫)せき越えぬ (新潮文庫)
箱根の関所、昔は厳重で越えるのが大変な場所だったということは知っていましたが、女性が特に大変だとは。妊婦さんの話は一番ハラハラしましたが、どの話も終わり方が心地よくて読みやすかったです。最後の話はあっさりし過ぎな気はしましたけど。この感じだと続編は無さそうかな?
読了日:11月20日 著者:西條 奈加


エムエス 継続捜査ゼミ2 (講談社文庫)エムエス 継続捜査ゼミ2 (講談社文庫)
今回は継続捜査というか、冤罪事件を調査していました。小早川が事件に巻き込まれたのですが、被害者が亡くなっていない事件に警察がここまで力を入れて捜査するのか?と疑問に思いました。これくらい力を入れてくれると助かりますけど。現実にはどうなんでしょう?
読了日:11月20日 著者:今野敏



全部で5冊。相変わらずの少なさです。

最近は色々と片づけることにはまっているので、そちらに時間が取られています。でもまあすっきりと気分も良くなってまた新たに読書できたらいいかもしれません。

特に印象に残ったのは「初夏の訪問者」です。

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2021年11月01日

10月のまとめ

姫のため息 公家武者信平ことはじめ(二) (講談社文庫)姫のため息 公家武者信平ことはじめ(二) (講談社文庫)
普段はのんびり過ごしている信平が刀を持った瞬間かっこよくなる感じが面白いです。どんな時代も権力が欲しくて人を蹴落とそうとする人っていますね。姫との恋はどうなっていくのかも楽しみです。
読了日:10月01日 著者:佐々木裕一


下町ロケット ゴースト (小学館文庫)下町ロケット ゴースト (小学館文庫)
今回は佃製作所の活躍というより、他の会社の手伝いという感じで、最後が意外な展開すぎて驚きました。上下巻ではないですけど、急いで続きを読まなければ!という気分になりました。
読了日:10月10日 著者:池井戸潤


下町ロケット ヤタガラス (小学館文庫)下町ロケット ヤタガラス (小学館文庫)
大逆転でスッキリ爽快なだけではなく、佃製作所の熱い心に感動しました。技術者のプライドをかけた物づくりへの情熱と、お金儲けをしなければならない葛藤、会社組織のしがらみなど、読み応え十分でした。
読了日:10月14日 著者:池井戸潤


九紋龍 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)九紋龍 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)
毎回、個性的な火消が登場しますが、今回の人もなかなか・・。ものすごく頼りになるし強いですけど、そういう人だからこそ人に頼らないという弱点が。残虐な事件もあり、時々目をそむけたくなるような場面もありました。でも必ず正義は勝つ!という展開は読みやすいですし、爽快な気分になります。
読了日:10月24日 著者:今村翔吾



全部で4冊と相変わらずの少なさでした。今読んでいる本が時間かかっているので・・。

特に印象に残ったのは「下町ロケット ヤタガラス」「九紋龍」です。

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2021年10月01日

9月のまとめ

少女達がいた街 (角川文庫)少女達がいた街 (角川文庫)
読みにくい、読みたくない描写が多くて目を背けつつ読みました。何とも悲しい物語でした。後味も良い感じにはなっていますが、何となくむなしい気分が残ってしまいました。
読了日:09月03日 著者:柴田 よしき


ほんものの魔法使 (創元推理文庫 F キ 3-2)ほんものの魔法使 (創元推理文庫)
思った内容よりも重かったです。そうか、マジシャンにとっては本物の魔法使いの存在は脅威なんですね。確かにそうか。私はどちらでも単純にすごいと思えますけど。これを読むと誰でも魔法使いになれるというか、身の回りには魔法があふれているという感覚になれます。
読了日:09月13日 著者:ポール・ギャリコ


夜哭烏 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)夜哭烏 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)
シリーズ2作目。今回も面白かった。ハラハラドキドキで火消たちのかっこよさが際立つ話でした。命がけで人の命を救う、それだけを考えて行動するその姿に何度も泣かされました。それに引き換え悪者たちのひどいこと!お陰でスッキリ出来ました。
読了日:09月17日 著者:今村翔吾


戦国「おんな家長」の群像戦国「おんな家長」の群像
なかなか堅苦しくて読むのが大変でした。戦国時代は大好きな時代なのですが、「おんな家長」がその時代にだけ活躍していたとはしりませんでした。もっと物語調の部分があった方がわかりやすかったかもしれません。
読了日:09月28日 著者:黒田基樹




全部で4冊でした。相変わらずの少なさです。

時間がかかってしまった本が2冊ほどあったので・・。

特に印象に残ったのは「夜哭烏 羽州ぼろ鳶組」です。

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2021年09月01日

8月のまとめ

炎天夢 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)炎天夢 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)
今回も面白かった。安積係長の誰に対しても誠実に対応する感じが素敵でした。ただ、安積班のメンバーの活躍が少なかったのは残念。殺人事件になると捜査本部が出来てしまいますからね〜。事件は大きい方が読みごたえありますが、小さい(?)方がメンバーの活躍が読めて嬉しいというジレンマ。
読了日:08月03日 著者:今野 敏



犬棒日記 (双葉文庫)犬棒日記 (双葉文庫)
苦手なはずのエッセイもさらさらと読めました。日記というより短編小説のようでした。ついついオチを求めてしまうのですが、オチは無くても色々想像することが出来て面白かったです。自分が同じ人に遭遇してもここまで色々感じることはあるのかな?と思ってしまいました。
読了日:08月07日 著者:乃南 アサ


わたしの本の空白は (ハルキ文庫)わたしの本の空白は (ハルキ文庫)
話の展開が見えず、ほぼ一気読みでした。予想出来た部分もありましたが、そうきたか〜という展開があって面白かったです。
読了日:08月10日 著者:近藤 史恵



この歌をあなたへ (祥伝社文庫)この歌をあなたへ (祥伝社文庫)
無差別殺人を犯した兄に翻弄される兄妹の物語。殺人を犯した本人では無いのに、どうしても差別的な目で見られてしまう・・。自分に置き換えて考えるのはとても難しい問題ですけど、そういう人と知り合うことがあったら自分は差別せずに接することが出来る人になりたいと思います。涙無しでは読めない物語でした。
読了日:08月18日 著者:大門剛明



あきない世傳 金と銀(十一) 風待ち篇 (ハルキ文庫 た 19-26)あきない世傳 金と銀(十一) 風待ち篇 (ハルキ文庫)
結との仲はどんどん離れていきますけど、幸の商売は何とか上向いて行きそうな気配です。正直に真っ当に商売していれば、周りから助けてもらえますし、お客にも愛される店になるんですね。これからも良い商売が出来ますように。
読了日:08月24日 著者:高田 郁




全部で5冊。相変わらずの少なさですが、充実した読書でした。

印象に残ったのは「炎天夢」「あきない世傳<十一>」です。

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2021年08月02日

7月のまとめ

なんと〜! 3冊! たったの3冊! 自分でもびっくりです。

みかんとひよどり (角川文庫)みかんとひよどり (角川文庫)
ジビエ料理はほとんど食べたことがありませんが、シカ肉は美味しかった覚えがあります。普段よく食べる牛豚鶏肉はあまり意識しませんが、ジビエはやはり「命をいただいている」気持ちが増しますね。普段から感謝しながら食事をしたいと改めて思わされました。自然を生きている動物だからこそ調理の仕方にはいろいろと制約があって、でも命を奪うからにはしっかり美味しく食べたいのもわかりますし、難しい問題です。
読了日:07月05日 著者:近藤 史恵


あんのまごころ お勝手のあん (時代小説文庫)あんのまごころ お勝手のあん (時代小説文庫)
おちよちゃんはどうなることかと思いましたが何とか収まる所に収まりそうな感じでホッとしました。強い彼女はきっと幸せになってくれるでしょう。おやすも素敵な娘に成長してそろそろお嫁入の話も出てくるお年頃。奥様の素敵な話に、おやすと共に涙してしまいました。
読了日:07月11日 著者:柴田 よしき


永田町小町バトル (実業之日本社文庫)永田町小町バトル (実業之日本社文庫)
政治の細かい説明が多くて、読むのに時間がかかってしまいました。無知な人にもわかりやすく書いてくれているのですが、政治用語が出てくると拒否反応が・・。色々言いたいことが出てくる作品でした。もっとバトル場面が多くても楽しかったと思います。
読了日:07月27日 著者:西條 奈加




原因は何だろう??3冊とも面白かったんですけどね〜。読み終わるのは時間がかかってしまいました。

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2021年07月02日

6月のまとめ

公家武者 松平信平 狐のちょうちん (二見時代小説文庫)公家武者 松平信平 狐のちょうちん (二見時代小説文庫)
巻数が多いので読むのをためらっていたのですが、読んでいたら面白い! これは追いかけないといけません。よくある勧善懲悪物で、スカッと爽快になれる物語です。脇役たちも良いキャラです。
読了日:06月04日 著者:佐々木 裕一


紙の月 (ハルキ文庫)紙の月 (ハルキ文庫)
何だかものすごく時間がかかってしまいました。とにかく、梨花の気持ちに共感出来なかったのがスピードが上がらない原因だろうと思います。夫婦間の何とも言えないギャップというか違和感は何となくわかる気がしました。・・が、そこからそういう方向に行ってしまうのは理解できず。梨花以外の同級生たちのゴタゴタも何だか理解できず。同級生の話よりも、夫の気持ちというか視点での話が読みたかったです。
読了日:06月14日 著者:角田 光代


女子的生活 (新潮文庫)女子的生活 (新潮文庫)
ジェンダー問題は最近特によく聞くようになりましたが、あまり詳しいことは知りませんでした。周りにもいませんし。これを読んで色んな方がおられることを知りました。そうなのか、女の子になりたいけど、恋愛対象も女の子という場合もあるのか。付き合う女性としてはどういう気持ちで接したら良いのか?と悩みそうです。でも好きになったら相手が女性でも男性でも良いのかもしれませんね。ドラマ化していたということを後で知りました。ちょっと見てみたいかも。
読了日:06月17日 著者:坂木 司


ランチタイムのぶたぶた (光文社文庫 や 24-29)ランチタイムのぶたぶた (光文社文庫)
相変わらず癒される一冊です。コロナで疲弊している飲食店にも早く通常営業してもらいたいですね。そして、ぶたぶたさんと相席したい。ぶたぶたさんの料理が食べたいです。
読了日:06月22日 著者:矢崎存美


氷の華 (幻冬舎文庫)氷の華 (幻冬舎文庫)
犯人がわかっているはずなのに、何だか他人事のように行動する彼女の様子が理解できず、それが明らかになっていっても謎が多すぎて次々読み進めることになりました。結末はある意味予想通りでしたけど、後味悪いな・・。ある程度プライドは必要ですけど、ここまでプライドが高いと大変です。
読了日:06月29日 著者:天野 節子



全部で5冊でした。1冊が読み終わるのに時間がかかったので今回も少な目。


特に印象に残ったのは「狐のちょうちん」です。新しいシリーズに出会えました。

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2021年06月01日

5月のまとめ

ワニの町へ来たスパイ (創元推理文庫)ワニの町へ来たスパイ (創元推理文庫)
半分くらいまで乗り切れない感じでしたが、読み終わるころには登場人物たちが好きになっていて、続きも読みたいと思えました。犯人は誰とか動機とかそんなことはどうでも良いから、彼女たちの活躍がとにかく見たいです。
読了日:05月05日 著者:ジャナ・デリオン


無暁(むぎょう)の鈴(りん) (光文社文庫)無暁(むぎょう)の鈴(りん) (光文社文庫)
仏の道って全くわかりませんし、修行をする心情なんてもっとわかりませんが、何だか清められたような感覚になりました。無暁の人生を読むのは苦しい場面が多く、所々幸せになりそうな時でさえも儚さを感じるようで、何だか心が痛かったです。彼の人生の結末はこれで良かったのだろうか?私にはわかりませんが、人生で失った大事な人たちときっと再会出来ているだろうと思えたので、少し救われました。
読了日:05月14日 著者:西條 奈加


最後の晩ごはん 聖なる夜のロールキャベツ (角川文庫)最後の晩ごはん 聖なる夜のロールキャベツ (角川文庫)
今回の霊(ではないか?)は温かかったな〜。こういうのは良いですね。生きている人を救う存在だといてほしいと思えます。イガの騒動には驚かされましたけど、今後の彼の進む道を応援していきたいと思いました。良いタイミングで芸能界に戻れたら良いかな?と。もしくは、戻らなくても何か見つけてほしいです。
読了日:05月18日 著者:椹野 道流


あなたに贈る×(キス) (PHP文芸文庫)あなたに贈る×(キス) (PHP文芸文庫)
何だかこの時期に読むのが決まっていたかのような設定。でもこの病気だったら、キスさえしなければ良いわけだから感染リスクはかなり低いし、私は困らないな、と思っていたのですが、読み進めるとなかなか大変そうです。確かにそういう犯罪的なことも起こりそうですし、キャリアには生きにくいかもしれませんね。終わり方は一つは解決したけど、もう一方はどうなった?とそちらが気になりました。
読了日:05月21日 著者:近藤 史恵


猫だまりの日々 猫小説アンソロジー (集英社オレンジ文庫)猫だまりの日々 猫小説アンソロジー (集英社オレンジ文庫)
面白い話、ホロリとする話、ん??と首をひねりたくなる話、色々でした。
読了日:05月22日 著者:谷 瑞恵,椹野 道流,真堂 樹,梨沙,一穂 ミチ


撃てない警官(新潮文庫)撃てない警官(新潮文庫)
なかなか読み進められず。最終話を残してリタイア・・。なんでだろう?誰のことも好きになれませんでした。
読了日:05月29日 著者:安東 能明



全部で6冊。暇になっているのに本を読まないという状況。暇なら暇でこうなるんですね〜。

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2021年05月06日

4月のまとめ

草原のコック・オー・ヴァン 高原カフェ日誌II (文春文庫 し 34-20)草原のコック・オー・ヴァン 高原カフェ日誌II (文春文庫)
シリーズ2作目。ちょっと細かい部分を忘れていましたが、高原の風景が浮かぶような描写を読んでいるうちに少しずつ思い出しながらの読書になりました。冬の厳しさ、牧場経営、農家の大変さも少し知ることが出来、生き物の命をいただいていることへの感謝とか、色々勉強にもなる物語でした。仕事に対する姿勢が一番勉強になったかも。
読了日:04月03日 著者:柴田 よしき


キミは知らない (幻冬舎文庫)キミは知らない (幻冬舎文庫)
この可愛らしい表紙に騙されました。まさかこんな複雑な内容だとは。登場人物が増える度に、家系図が欲しい!と思ってしまいました。誰が誰のどういう関係??と頭の中が混乱しながら読み進め、そんなにしてまで守りたいものって何なんだろう?と最後まで理解できず。でも収まる所に収まった感じが心地よかったです。
読了日:04月09日 著者:大崎 梢


火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)
くらまし屋も面白いけど、こちらも絶賛されていたので読んでみました。確かに面白い!そして、カッコいい!始めは少し話に乗り切れない感じがあったのですが、後半は一気読みでした。火喰鳥か〜。素敵です。奥さんも最高です。次も早く手に入れて読みたいです。
読了日:04月14日 著者:今村 翔吾


ビストロ三軒亭の奇跡の宴 (角川文庫)ビストロ三軒亭の奇跡の宴 (角川文庫)
途中、不穏な空気が流れて心配しましたが、最後は明るく終わってくれて良かったです。精一杯がんばる人たちの物語は、心がやさぐれているとちょっと引いてみてしまうこともありますが、今回は穏やかに読み終えられてホッとしました。
読了日:04月16日 著者:斎藤 千輪


巡査さん、事件ですよ (コージーブックス)巡査さん、事件ですよ (コージーブックス)
のどかな雰囲気があまりなく、日本でいうところの下町という感じでした。他人との関りが濃いのを楽しめる人には良いかもしれませんが、ちょっと息苦しく感じました。巡査の人柄もいまいちわかりませんでした。シリーズが進むとわかってくるのかな?
読了日:04月22日 著者:リース・ボウエン



僕らだって扉くらい開けられる (集英社文庫)僕らだって扉くらい開けられる (集英社文庫)
ほんのちょっとした超能力が使える人たちの物語で、その能力のせいで助かったり、逆に苦しめられたりする日常が描かれています。そして最後には集結して大きな事件を解決!痛快な物語でした。時々ニヤッとしながら読み終えられる面白い話でした。
読了日:04月25日 著者:行成薫




3月は久しぶりの2桁でしたが、4月は約半分の6冊でした。

暇になったはずなのにおかしいな・・。なかなか読み終わらない作品があったせいでしょうけど。


特に印象に残ったのは「火喰鳥」「草原のコック・オー・ヴァン」です。

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2021年04月01日

3月のまとめ

ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫)ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫)
話の展開が面白くて次々読み進められました。犯人がわかってからはあっさり終わり過ぎな感じがありましたけど。犯人の半生をもっと掘り下げてくれても面白かったのかも。文絵の話も良かったですけどね。彼女は加害者でもあるけれど、とても悲しい人生です。彼女も多少の罪には問われるのでしょうが、ぜひ幸せになってもらいたいです。
読了日:03月01日 著者:柚月裕子


あきない世傳 金と銀(十) 合流篇 (ハルキ文庫 た 19-25 時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(十) 合流篇 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
前作でどうなることかと思いましたが、復活の兆しが見えてくる大きく進展する巻でした。そこまでいきつくまでの道のりが苦しかった・・。でも、幸にはたくさん味方がいて、店にも素敵なお客さんがいて、本当に素敵です。これからも大きな店に発展していって欲しいです。
読了日:03月05日 著者:高田郁


カップケーキよ、永遠なれ (コージーブックス)カップケーキよ、永遠なれ (コージーブックス)
シリーズ最終巻でした。でもまだ続けられそうな感じですけどね。前作からかなり間が空いたので、細かい所は忘れていましたけど問題なしでした。「痩せたい」と言いつつ胸やけしそうなほど甘いものを食べるのが相変わらずでした。事件自体はあっさりしていましたけど、他の部分が楽しめるからよし。
読了日:03月11日 著者:J.B. スタンリー


Vヴィレッジの殺人 (祥伝社文庫)Vヴィレッジの殺人 (祥伝社文庫)
サクッとサラッと読んでしまえるページ数で、物語自体もサラッと終了。読みやすい文章で面白かったです。でもまあ何というか印象に残らない軽い話でした。
読了日:03月13日 著者:柴田 よしき


任侠浴場 (中公文庫 こ 40-38)任侠浴場 (中公文庫)
お気に入りのシリーズ。今回は銭湯の立て直しに手を貸しました。立て直しの具体策よりも、家族や世の中の問題点に着目して、ある意味壮大な立て直しになりました。やっぱりかっこいい親分です。日村の気苦労も相変わらずで、素敵なメンバーたちににやけながら読み進めました。次は何を立て直すのか楽しみです。
読了日:03月15日 著者:今野 敏


岩窟姫 (徳間文庫)岩窟姫 (徳間文庫)
芸能界って怖い! 現実世界にもスキャンダルで姿を消す芸能人がたくさんいますけど、落ちるときは一気に落ちていなくなるのが怖いなと思っていました。なかなか戻れませんしね。特殊な世界です。絶対関わりたくないな。
読了日:03月17日 著者:近藤史恵


私の命はあなたの命より軽い (講談社文庫)私の命はあなたの命より軽い (講談社文庫)
重い話だなと思いながら読み進め、この両親に育てられたのに長女のよく出来たこと!と思い、最終的にはゾッとさせられるという何とも忙しい読書になりました。とにかく最後まで怖かった・・。
読了日:03月19日 著者:近藤 史恵


回転木馬 (祥伝社文庫)回転木馬 (祥伝社文庫)
「観覧車」という作品の続編だったそうです。でもこれから読んでも大丈夫でした。若干「誰?」ということもありましたけど、説明もあって問題なしです。しかし、12年も連絡なく消えたままの人がいたら「死んでいる」か「生きていても自分から離れた」と考えるのが普通で、それを待つ家族って本当につらいでしょうね・・。読んでいて苦しい場面がたくさんありました。
読了日:03月22日 著者:柴田 よしき


替え玉屋 慎三 (祥伝社文庫)替え玉屋 慎三 (祥伝社文庫)
先に2作目を読んでいたので、戻ってみました。でも結局、慎三の詳しい経歴などは描かれなかったので残念でした。とはいえ、1作目から面白かったので、3作目も読もうと思います。痛快な時代小説です。
読了日:03月23日 著者:尾崎章


いっちみち乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)いっちみち乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)
表題作以外は後味の悪い何とも言えない気持ちの悪い展開の話ばかりで、決して読後感は良く無いです。でも妙に面白いというか読みやすいというか、飽きれつつほぼ一気読みしてしまいました。
読了日:03月26日 著者:乃南 アサ


罪人に手向ける花 (ハルキ文庫)罪人に手向ける花 (ハルキ文庫)
人って平気で嘘をつくから罪を暴いて罰するのって難しいです。証拠が少なければ公訴できないなんて納得いかないです。でもどうしようもないことでもあるし、モヤモヤさせられました。悲しい結末で残念ですけど、一応裁くことは出来そうだったのは救いかな。
読了日:03月30日 著者:大門剛明



全部で11冊。久しぶりに2桁になりました。

気軽に読める物も多かったからかな?

特に印象に残ったのは「あきない世傳」「任侠浴場」です。

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2021年03月01日

2月のまとめ

帰り船 〔風の市兵衛〕 (祥伝社文庫)帰り船 〔風の市兵衛〕 (祥伝社文庫)
サクッと軽く読めて面白い時代小説です。市兵衛にもっと活躍してもらいたかったですけど、きれいでカッコいい女性も登場して読みごたえがありました。また逃げてしまった敵が気味悪いです。
読了日:02月01日 著者:辻堂 魁


猫のお告げは樹の下で (宝島社文庫)猫のお告げは樹の下で (宝島社文庫)
とても優しくて温かい物語たちでした。ミクジという神社に現れる野良猫からお告げのような4文字が書かれた葉っぱをもらう人たち。謎かけのような4文字を生きていくヒントにして進んでいきます。悩みが解決される様子を読むのがとても心地よかったです。他の作品も読んでみようかな?
読了日:02月04日 著者:青山 美智子


平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~ (集英社オレンジ文庫)平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~ (集英社オレンジ文庫)
面白かった。でも、誰が誰だか名前ではわからない人が多くて馴染むまで時間がかかりました。平安時代のもどかしさとかしきたりとか興味深く読めました。
読了日:02月12日 著者:小田 菜摘


ビストロ三軒亭の謎めく晩餐 (角川文庫)ビストロ三軒亭の謎めく晩餐 (角川文庫)
フレンチの数々が美味しそうで、店の雰囲気はかなり良さそうで、近くにあったら一度は行ってみたいかも。そばに店の人がずっといる状況は苦手だから常連にはならないかもしれませんが。ちょっとした謎解きもあって、次々読み進められました。
読了日:02月15日 著者:斎藤 千輪


上流階級 富久丸百貨店外商部 (小学館文庫)上流階級 富久丸百貨店外商部 (小学館文庫)
百貨店のわくわく、何かわかる気がします。小さい頃は確かに屋上遊園あったな〜とか懐かしく思い出しました。外商カードのお得意様になることはこの先もないでしょうけど、家まで欲しい物をお届けしてくれるのってなんだか緊張しそう。それを緊張せずに「あら、素敵ね」なんて余裕で対応できる人にしか経験できないことなのかも。続きも楽しみです。
読了日:02月17日 著者:高殿 円


風の向こうへ駆け抜けろ風の向こうへ駆け抜けろ
競馬にほとんど興味はないですが、地方競馬と中央競馬の違いとか華やかそうな世界の裏側とか色々知ることが出来て面白かったです。活躍できる馬の数も少ないですし、第一線で走る期間もものすごく短くて儚いですね。何ともいたたまれない気持ちになりました。
読了日:02月20日 著者:古内一絵


男は敵、女はもっと敵 (集英社文庫)男は敵、女はもっと敵 (集英社文庫)
もう少し違う内容を想像していたのでちょっと残念でした。結局誰が敵なんだかよくわからず。綺麗でサバサバした性格で、どんな男性でもよりどりみどりっぽいのに何がダメなんだか。確かにこういう女性は女性に嫌われるかも?出てくる人たち全員好きになれず。そういうのも珍しい。
読了日:02月25日 著者:山本 幸久



全部で7冊。最近にしてはまだ増えた方かな?

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2021年02月02日

1月のまとめ

あんの青春 若葉の季 お勝手のあん (時代小説文庫)あんの青春 若葉の季 お勝手のあん (時代小説文庫)
シリーズ3作目。おやすはどんどん良い子になっていくな〜。周りから大事にされるのがわかります。おやす自身というよりは、周りのゴタゴタがすごくて大変。問題山積です。続きも楽しみです。
読了日:01月07日 著者:柴田よしき


お宿如月庵へようこそ: 湯島天神坂 (ポプラ文庫)お宿如月庵へようこそ: 湯島天神坂 (ポプラ文庫)
間に違う本を読んでしまったので、ちょっと時間がかかってしまいましたが、サラッと読める話でした。ただ、しきりに「この宿には秘密がありそう」と書かれている割には、そんなに不思議なこともなく進んでいくのが気になりました。今後大きな問題となるであろう出来事があっさり最後に解決したので、どうやって続けるんだろう?と心配になりました。
読了日:01月09日 著者:中島 久枝


海のイカロス (光文社文庫)海のイカロス (光文社文庫)
イカロスがどんな物なのか、ぼんやりとしかわかりませんでした。図解があるとわかりやすいのか? 事件自体はまあありがちな感じですが、研究者らしく自己分析をしながら事件を起こしていく様子が好きになれませんでした。やたらと出てくる「イケメン」という描写もいるのかな?と思いますし、そんなに後悔するならもっと早く行動を起こせなかったのか?とかそんなに冷静に分析出来るならやらない選択肢はないのか?とか色々気になりました。
読了日:01月15日 著者:大門 剛明


名探偵ぶたぶた (光文社文庫 や 24-28)名探偵ぶたぶた (光文社文庫)
あっという間に読み切れるぶたぶたさん。題名からすると、今回は探偵なのか〜と思ってしまいますが、そうではなく、今までのぶたぶたさんが登場して、日常の謎をさり気なく解決していく展開です。お医者さんやカウンセラーもあるので、料理は少な目。でも面白かったです。
読了日:01月18日 著者:矢崎存美


インフルエンス (文春文庫 こ 34-6)インフルエンス (文春文庫)
話がどう展開していくのか気になってほぼ一気読みでした。団地出身ではありませんし、中学は荒れていませんでしたし、同級生が在学中に亡くなったこともありませんが、同じ女性として少なからず共感できる部分があって、何度も心が痛くなりました。結局誰が悪いって、里子の祖父なわけで、彼が裁かれなかったのが残念ですし、もっと対処する方法は無かったのか?と悔やまれます。小学生の女子が背負うには重すぎる荷物でした。
読了日:01月21日 著者:近藤 史恵


ラズベリー・デニッシュはざわめく (mirabooks)ラズベリー・デニッシュはざわめく (mirabooks)
なぜ惹かれるのかわからないシリーズ。今回もハンナの言動にイライラさせられつつも、サクッと読めました。美味しそうな料理と焼き菓子の数々や、姉妹の会話などが良いのかな?事件自体は、被害者のことがよくわからないだけに何の感慨もなく終了。でもロスのことは謎のまま・・。だからノーマンを選んだら良かったのに!と今でも思います。
読了日:01月28日 著者:ジョアン フルーク



軽い物が多かったので久々に6冊読めました。

特に印象に残ったのは「お勝手のあん あんの青春」「インフルエンス」です。

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2021年01月04日

12月のまとめ

白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)
なかなか進まない話に、読むスピードも落ち気味・・。これは何の誰の出来事?という場面がいくつか出てくるのですが、きっとこれらも後々関係あるんだろうな〜と思うとしっかり読まなければ!とも思うし、読み飛ばしがしにくい内容です。でも進まない・・・。
読了日:12月02日 著者:小野 不由美


白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)
前半はまだ何が何だかわからない状態が続いていましたが、後半になってやっと少し動き出した感じです。何となく集まり始めた同志たちがどうやって反乱していくのか最終巻が楽しみです。
読了日:12月10日 著者:小野 不由美


白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)
やっと読み終わりました。長かった〜!いっぱいカット出来る所あったのでは?と思いつつ、何とかうまくまとまって良かった良かった。最後の一行の出来事を物語として描いてほしかった気はしますけど。まあ十二国記はいつもそんな感じですね。しかし、犠牲が大きすぎて悲しかったな・・。
読了日:12月19日 著者:小野 不由美


Shelter(シェルター) (祥伝社文庫)Shelter(シェルター) (祥伝社文庫)
重い内容のシリーズですが、文章がサラッとしているのと、登場人物が魅力的なのとであっという間に読み終えました。
辛い過去を抱えながら精いっぱい生きている姉妹たちがこれから幸せになってくれることを願います。
読了日:12月22日 著者:近藤 史恵


朽ちないサクラ (徳間文庫)朽ちないサクラ (徳間文庫)
サクラという女性が出て来るのかと思ってしまった・・。なるほどそういう意味か。絶対に朽ちないし、ある意味朽ちてはいけないサクラですね。しかし怖い世界だな〜。殺人より重い罪はないと思うけど、そういう考えは甘いのかな?
読了日:12月30日 著者:柚月 裕子



全部で5冊。十二国記に時間を取られた2か月でした。

年間ランキング出来るかな??

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2020年12月01日

11月のまとめ

注文の多い料理小説集 (文春文庫)注文の多い料理小説集 (文春文庫)
初めましての作家さんもいて、なかなか面白いと思うものもあったのですが、急に終わってしまう話が多く「もっと読みたい」と思ってしまいました。もやもやする終わり方の物も。読みやすいと思ったのは読んだことのある作家さんの作品でした。
読了日:11月04日 著者:柚木 麻子,伊吹 有喜,井上 荒野,坂井 希久子,中村 航,深緑 野分,柴田 よしき


銀杏手ならい (祥伝社文庫)銀杏手ならい (祥伝社文庫)
この作家さんの文章は読みやすいです。子どもたちの笑える言動や意外と深い悩み、萌先生のけなげに頑張る姿、彼らの幸せを願って読み進めました。良い感じで終わったのですが、まだ続きも書けそう?と思うので続編希望します。萌先生のお父さんが帰ってきたら雰囲気変わりそうでそれも見てみたいです。
読了日:11月12日 著者:西條奈加


白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)
これまでの十二国記を読んだのが昔過ぎて、細かい設定を忘れてしまっているので思い出しつつ読んでいたせいもあってものすごく時間がかかってしまいました。相変わらず人名や地名の漢字が読みにくく、適当に読んでいたら突然ルビがふってあって間違いに気づく・・の繰り返し。色々脱線しつつ、物語はかな〜りのんびり進んでいきます。1冊目では何にも進んでいません。
読了日:11月23日 著者:小野 不由美



何と3冊! 何せ十二国記が長すぎて・・。続けて2巻を読み始めてしまったのが失敗だったか〜。でも続けて読まないと無理!


印象に残ったのは「銀杏手ならい」です。

感想もいい加減書かないとどんどん忘れていっているし。今月は少し書けるかな?

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2020年11月04日

10月のまとめ

トッカン 徴収ロワイヤル (ハヤカワ文庫JA)トッカン 徴収ロワイヤル (ハヤカワ文庫)
やっと出た新作! 久しぶりのぐー子ちゃんにニヤニヤが止まりませんでした。今回は初めての短編で、あまり鏡特管との絡みが少なかったのが残念ではありますが、最後の3編でいっぱい絡んでくれて堪能できました。相変わらず税金の細かい部分はよくわかりませんが、とにかく税金はきちんと納めようと(いつもきちんと納めていますが)改めて思わされる話でした。
読了日:10月06日 著者:高殿 円


千両かざり 女細工師お凜 (新潮文庫)千両かざり 女細工師お凜 (新潮文庫)
最終的にどうやってまとめていくのかと思ったらそんな結末ですか・・。切なくて悲しい物語でした。でも魅力的なキャラクターもたくさんいて最後まで面白かったです。
読了日:10月14日 著者:西條 奈加


夜がどれほど暗くても (ハルキ文庫)夜がどれほど暗くても (ハルキ文庫)
重い内容のせいというよりは、世間の加害者家族に対する反応と被害者遺族に対する反応のひどさに辟易してしまい、読むのに時間がかかりました。結局そういう真相なのか・・というか、そうなんじゃないか?と思った通りになったのですが、そこまでが長かった〜!もっと捜査内容にスポットを当ててくれた方が私は好みだったかな?
読了日:10月21日 著者:中山七里


茨姫はたたかう (祥伝社文庫)茨姫はたたかう (祥伝社文庫)
シリーズ2作目。1作目を読んだのがかなり前だったのですっかり忘れていましたが、それでも全然大丈夫でした。続きが気になってほぼ一気読み。嫌な男性がたくさん出てきましたが、良い人も多くて救われました。
読了日:10月23日 著者:近藤史恵


トラットリア代官山 (ハルキ文庫)トラットリア代官山 (ハルキ文庫)
美味しそうな料理と、素敵な店員さんたちに癒される作品でした。ちょっとほろりとさせられる話もありました。きっと続きもあることでしょうから、それを楽しみにしたいです。
読了日:10月29日 著者:斎藤千輪



全部で5冊と相変わらずの数です。

特に印象に残ったのは「トッカン」「茨姫はたたかう」です。

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2020年10月01日

9月のまとめ

([ん]1−14)明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語 (ポプラ文庫)明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語 (ポプラ文庫)
初めましての作家さんが多かったので充実していました。ほのぼのとした良い商店街で居心地が良かったです。しかし、何だかわかりにくい所があると思ったらこれはシリーズ4作目だったんですね・・。やってしまった。ちょっと合わない作風の物もありましたが、お気に入りになった作家さんもいたのでこれからも楽しみです。
読了日:09月04日 著者:寺地 はるな,蛭田 亜紗子,彩瀬 まる,芦原 すなお,前川 ほまれ,大島 真寿美,山本 幸久


冤罪犯 (角川文庫)冤罪犯 (角川文庫)
やっぱり冤罪なのか?いや、模倣犯か??と最後までどちらなのかわからない展開が続いて、警察官たちの保身に走る様子や、それを暴こうとする様子(駆け引き)が醜くて情けないような、でも作品としては面白くもあり、複雑な心境になりました。事件自体は可哀そうなだけで何の同情もわかないし、後味悪い感じ。警察小説としては面白いかな?
読了日:09月10日 著者:翔田 寛


春はまだか くらまし屋稼業 (時代小説文庫)春はまだか くらまし屋稼業 (時代小説文庫)
シリーズ2作目にして主人公の過去がどんどん気になり、どんどん好きになっていく状態。出てくる人たちみんな魅力的です。悪者は除く。悪者はでも思いっきり悪者で、何の同情もわかない嫌な奴なので、とてもスッキリします。可哀そうな目に合った春ちゃんが幸せになってくれそうなのは良かったですし、今後も楽しみなシリーズです。
読了日:09月13日 著者:今村翔吾


黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫 よ 31-9)黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)
今回はまた深い話でした・・。女性なら誰にでも起こり得る話で、多分、久実ちゃんと同じように悩むと思います。お草さんのように冷静に考えて行動できる人ばかりなら良いのですが。久実ちゃんに幸せが訪れますように。由紀乃さんとの関係はこのまま続くと良いな。今後も楽しみです。
読了日:09月15日 著者:吉永 南央


ホワイトラビット(新潮文庫)ホワイトラビット(新潮文庫)
時系列が行ったり戻ったりしながら謎解きがされていき、誰が誰だかちょっと混乱する部分もありましたが、ニヤッと笑えるところも多くて面白かったです。色んな名言も飛び出し、この作家さんらしいお話でした。
読了日:09月22日 著者:伊坂幸太郎


あきない世傳 金と銀(九) 淵泉篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(九) 淵泉篇 (時代小説文庫)
ほんと、色々ありすぎでしょう! やっと江戸本店も軌道に乗ってうまくいくかと思ったら、問題山積み!その度に悩む幸の姿が痛々しくて辛かったです。きっと次はうまく行くはず!と信じて続きを待ちます。
読了日:09月26日 著者:高田郁



ということで、6冊。

いつもよりは少し多めに読めたかな?

電子書籍にも慣れてきました。まだ使いこなせてはいませんが・・。

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2020年09月02日

8月のまとめ

連写 TOKAGE 特殊遊撃捜査隊 (朝日文庫)連写 TOKAGE 特殊遊撃捜査隊 (朝日文庫)
やっぱり読みやすいし面白い!連写か〜。そんな能力があったら色々便利だろうな・・。人の顔が覚えられない私には羨ましすぎる能力です。トカゲも交通機動隊もカッコいいです。
読了日:08月06日 著者:今野敏


くらまし屋稼業 (時代小説文庫)くらまし屋稼業 (時代小説文庫)
なかなか面白かった! 初の作家さんでしたがこのシリーズは追いかけることにしよう。「裏」の状態はちょっと怖かったですけど、逃がす様子はなかなか爽快でした。一作目から色んなどんでん返しがあって次作からハードル上がりそう!主人公の過去にも何かありそうですし、怪しげな悪役も登場しましたし、続きも楽しみです。
読了日:08月14日 著者:今村翔吾


バナナクリーム・パイが覚えていた (mirabooks)バナナクリーム・パイが覚えていた (mirabooks)
う〜ん・・。読みやすくて、何だか追いかけたくなる魅力のあるシリーズなんですけど、どんどんハンナの性格がひどくなっていくのが気になります。今回のハンナ、結局一度もお店に出ていない!最近は裏方が多いですけど、一度もお客さんに顔を見せないようになったのにはびっくり。ミシェルがいなくなったらどうなるんだろう??新婚生活も大変そうだし・・・。そろそろファンが離れていきそうと心配になったのか、珍しく次回に向けて気になる終わり方をしました。
読了日:08月20日 著者:ジョアン フルーク


棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫)棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫)
やっぱり良いわ〜このシリーズ。真っすぐで馬鹿正直すぎる竜崎は近くで見ていたら疲れそうですけど、小説の中では最高のヒーローです。彼の言動によって初心を思い出す偉いさんたちもたくさん。もっともっと出世してもらいたいものです。しかし、今の場所を離れるのも寂しい・・。でも次もどうなるのか楽しみでもあります。
読了日:08月23日 著者:今野 敏


マカロンはマカロン (創元推理文庫)マカロンはマカロン (創元推理文庫)
美味しそうなフランス料理がたくさん! どんな料理なんだろう?と味を想像しながら読んでいたらお腹がすきます。気軽に入れるフランス料理のレストラン。近くにあったら通うな〜。血のソーセージは苦手そうですけど。
読了日:08月27日 著者:近藤 史恵



全部で5冊。でもなかなかいい読書になりました。

全て印象に残りました。1冊は別の意味で・・って感じですけど。

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2020年08月03日

7月のまとめ

刑事の怒り 刑事・夏目信人 (講談社文庫)刑事の怒り 刑事・夏目信人 (講談社文庫)
表題作が一番印象に残りました。何ともいたたまれない・・。巻き添えになった少年が可哀そう過ぎました。他の話も顔をしかめてしまうような事件があり、殺人がいけないことというのがわかっていても、どこかで「仕方ない」と思ってしまうこともあり、そんな自分にゾッとしました。
読了日:07月03日 著者:薬丸岳


合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 (講談社文庫)合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 (講談社文庫)
いつも重めな内容の話が多い作家さんですが、今回はサラッと読めてなかなか爽快でした。飛び交うお金の額が大きすぎてイマイチ感覚がわからないですが、その分他人事感が大きくて楽しめました。シリーズ化してくれるかな??
読了日:07月09日 著者:柚月 裕子


殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)
本格ミステリではあるのですが、だれが誰だかどんどんわからなくなっていくのが困りました・・。しかも、よくある連絡手段のない離れ小島とか山奥とかでもないのに、どうして彼らはこの家から出ないんだ?とか、警察も捜査に来ているんだから誰か警護したらどうなんだ?とか色々突込みたくなってなかなか集中できず。犯人は多分この人だろうという人でしたが、動機も納得できず。まあ連続殺人なんてそんなものなんでしょうけど。
読了日:07月24日 著者:芦辺 拓


あんの青春 春を待つころ お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-4 時代小説文庫)あんの青春 春を待つころ お勝手のあん (ハルキ文庫 時代小説文庫)
2作目も面白かった! おやすの周りの人たちにもたくさん悩みがあって、でもそれぞれの悩みはおやすにとっては贅沢に思えたり、可哀そうに思えたり・・。この時代の女性は本当に大変です。自分の生きたいように生きられていた女性はどのくらいいたのか・・。次はおやすも恋する頃かな??
読了日:07月30日 著者:柴田よしき



ということで4冊。相変わらずの少なさです。

どんどん感想も忘れているので、覚えている本だけチラチラと書いていきます。

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2020年07月01日

6月のまとめ

雷神 風の市兵衛 (祥伝社文庫)雷神 風の市兵衛 (祥伝社文庫)
シリーズ2作目。前作を読んでからかなり間があいたので、細かい設定は忘れていましたけど、それでも十分楽しめました。自分の欲望のためなら人殺しも厭わないなんて本当に理解に苦しみます。最後に正義が勝つ!という爽快なストーリーが良い感じです。
読了日:06月01日 著者:辻堂 魁


両刃の斧 (中公文庫)両刃の斧 (中公文庫)
序盤で「あの人がきっと関係あるぞ!」と思った人が違った・・。まあ私の推理なんてそんなもの。最後の最後まで犯人がわからず、かなり意外な人物でした。そして、悲しい・・。
読了日:06月09日 著者:大門 剛明


猫の傀儡(くぐつ) (光文社文庫)猫の傀儡(くぐつ) (光文社文庫)
面白かった!猫の傀儡か〜。そういう人いるかもしれないな・・。私は絶対に選ばれないだろうけど、そういう人と出会ってみたい。「あなた、猫の傀儡じゃありません?」って聞きたい!ミスジもユキも可愛かったです。続編があるなら読みたいですがどうでしょう??
読了日:06月17日 著者:西條 奈加


あきない世傳 金と銀(八) 瀑布篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(八) 瀑布篇 (時代小説文庫)
本当に浮き沈みの多い物語です。色んなことが解決していって、良い方向に転がりそうになったら・・。でもきっと幸はうまく事を収めてくれることでしょう。店の人たちと一緒に。
読了日:06月23日 著者:高田郁


出張料理人ぶたぶた (光文社文庫)出張料理人ぶたぶた (光文社文庫)
サラッと読みやすかったです。こんなに可愛らしくてテキパキと作ってくれる料理人、最高でしょう! うちにもぜひ来てほしいな〜。ってその前に家を片づけなくては!
読了日:06月26日 著者:矢崎 存美



全部で5冊。ページ数の少ない本も多かったのに少ないです。

まあこれが平均になったんでしょう・・。

特に印象に残ったのは「猫の傀儡」「あきない世傳金と銀」です。

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2020年06月01日

5月のまとめ

刑罰0号 (徳間文庫)刑罰0号 (徳間文庫)
お気に入りの作家さんですが、珍しく合わず。残念でした・・。
読了日:05月05日 著者:西條奈加


幻夏 (角川文庫)幻夏 (角川文庫)
2作目も読みごたえ十分でした。一部の結末は想像がついたのですが、意外な人が亡くなっていたり、意外な展開も多くて読みながらドキドキしました。冤罪を出してしまうのは人間ですから仕方ないこともあるのでしょうけど、この話のような冤罪は防げたはずと思うと悲しくて仕方がなかったです。裁いた方は日常生活を普通に送っていられるのがまた辛い・・。
読了日:05月18日 著者:太田 愛


幹事のアッコちゃん (双葉文庫)幹事のアッコちゃん (双葉文庫)
このシリーズはいつもアッコちゃんの話が少なくて残念なのですが、今回は全編に出てくれて満足でした。一番弟子も大きく成長して、このシリーズも最終巻ですかね。
読了日:05月22日 著者:柚木 麻子



3冊・・。相変わらずの少なさ。

GWも短かったですし、在宅ワークでもないので、他の月と変わらず読めませんでした。


特に印象に残ったのは「幻夏」です。

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2020年05月11日

4月のまとめ

道標 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫 こ)道標 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)
やっぱり安積警部補はカッコいいな〜と惚れ惚れしながら読みました。短編集で、読んだことのある作品もあったのですが、改めて読んでニヤニヤしていました。若かりし頃の安積さんと、部下から見た安積さん、どちらも素敵です。とても冷静ですけど、熱い人。
読了日:04月04日 著者:今野敏


菜の花食堂のささやかな事件簿 (だいわ文庫)菜の花食堂のささやかな事件簿 (だいわ文庫)
電子書籍で。美味しそうな料理がいっぱいで読みながらお腹がすきました。ちょっとした気配りで料理はおいしくなるんですね。ミステリ仕立てなのが、ちょっと邪魔だと感じてしまう内容でした。
読了日:04月07日 著者:碧野 圭


闇の伴走者: 醍醐真司の博覧推理ファイル (新潮文庫)闇の伴走者: 醍醐真司の博覧推理ファイル (新潮文庫)
途中で挫折。登場人物の誰にも好感がもてず、そのうち面白くなるんだろう・・とがんばってみたけれど挫折・・。漫画家と編集者の話は面白かったのですが。何がダメだったのか??自分でもよくわかりませんが、読み進める気になれずでした。
読了日?:04月12日 著者:長崎 尚志


Aではない君と (講談社文庫)Aではない君と (講談社文庫)
難しい問題です・・。もちろん殺人は絶対にダメ。他に解決法はあったはず。でも事件を起こしてしまった少年はどうすれば立ち直れるのか? 人を殺してしまうことの罪深さはすぐには理解できないことなのかもしれません。加害者となった少年の最後のシーンが涙なしでは読めませんでした。被害者の肉親はもちろん、加害者の肉親にもなりたくない・・。
読了日:04月17日 著者:薬丸 岳


チェンジ! (ハルキ文庫)チェンジ! (ハルキ文庫)
挫折しかけのプロ野球選手の人生。華やかな世界ですが、やはりプロは大変です。それぞれ悩みを抱えながら何とか乗り越えていく様子が清々しい感じでした。でも何となくすべての話が似ている感じではありました。
読了日:04月23日 著者:柴田よしき


カラフル (文春文庫)カラフル (文春文庫)
何というか、感動的ではあるのですが、サラッと読めてしまって泣いてしまうほどではない感じ。もっと若いころに読んだらまた違う感じ方をするのかな?
読了日:04月28日 著者:森 絵都


全部で6冊。少し増えましたけど・・。

特に印象に残ったのは「道標」「Aではない君と」です。

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