2023年08月01日

7月のまとめ

てらこや青義堂 師匠、走る (小学館文庫 Jい 3-1)てらこや青義堂 師匠、走る (小学館文庫)
もっと軽い話かと思ったら重いし深い話でした。子どもたちは生意気ですけど可愛くて健気で、奥さんは最高のキャラクターで面白かったです。こんな良い人たちに囲まれて何を悩むことがあるんだ、しっかりしろ!と言いたくなります。シリーズ化してくれたら嬉しいのですが、どうだろう?
読了日:07月07日 著者:今村 翔吾


逆ソクラテス (集英社文庫)逆ソクラテス (集英社文庫)
子どもの世界って狭いけど盛りだくさんで面白いです。小さいながらも色々なことを考えていて、大人の発言に疑問を持って成長している姿は読んでいて爽快な気分になれました。良い先生に出会うことは子どもにとってとても素敵なこと。羨ましくもなりました。
読了日:07月13日 著者:伊坂 幸太郎


湯治場のぶたぶた (光文社文庫 や 24-31)湯治場のぶたぶた (光文社文庫)
今回は湯治場で働くぶたぶたさんでした。カウンセラーとしても、料理人としても働く、パワフルなぶたぶたさん。存在するだけで癒しなのに、話も聞いてくれて、食事も作ってくれて、最高です。心に刺さる話ばかりでした。
読了日:07月18日 著者:矢崎存美


発達障害&グレーゾーンの子どもを「急かさず」「怒らず」成長を引き出す言葉かけ: 〈シリーズ 子育てのうしろだて〉発達障害&グレーゾーンの子どもを「急かさず」「怒らず」成長を引き出す言葉かけ: 〈シリーズ 子育てのうしろだて〉
子どもに携わる職業に就く者として読んで勉強になりました。声掛けをしても伝わらない子どもに対しての声の掛け方はこれから参考にしたいと思います。
読了日:07月21日 著者:浜田悦子


校閲ガール (角川文庫)校閲ガール (角川文庫)
悦子の話し方は気になりましたが、意外と真面目に校閲の仕事をしているのは好感がもてました。ファッションに疎い私的には分からない用語もたくさん出てきましたし、説明されてもどんな服装なのかわからないことが多かったですが、ここまで夢中になれるのは羨ましいです。かっこいい校閲担当としてこれから大きくなっていくのを見届けたいと思います。
読了日:07月22日 著者:宮木 あや子


恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―【電子書籍限定書き下ろしSS付き】恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―【電子書籍限定書き下ろしSS付き】
表紙の絵と題名が怪しくて自分ではきっと手を出さないであろう作品。でもお気に入り登録させてもらっている方が読まれて気に入っておられたので読んでみました。うん、確かに面白い。恋愛的要素も濃いですが、それ以外の部分も多くて私にも読みやすかったです。ファンタジー好きならきっとはまると思います。今後もどうなっていくのか楽しみです。
しかし、題名、何とかならないかな??言いたいことはわかるけど・・・
読了日:07月27日 著者:永野水貴



全部で6冊。簡単な本も入れてなので、いつも通りののんびり読書です。

特に印象に残ったのは「てらこや青義堂」です。

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2023年07月03日

6月のまとめ

ねこまち日々便り(上) ねこが来た編(祥伝社文庫し10-13) (祥伝社文庫 し 10-13)ねこまち日々便り(上) ねこが来た編(祥伝社文庫)
どこかに猫の駅長っていましたね。その話かと思えば違いました。町おこしがどうなっていくのか、まだ上巻では問題山積なので続きが楽しみです。
読了日:06月05日 著者:柴田よしき


ねこまち日々便り(下) ひとも来た編(祥伝社文庫し10-14) (祥伝社文庫 し 10-14)ねこまち日々便り(下) ひとも来た編(祥伝社文庫)
1匹の猫のお陰でどんどん変わっていく町と人の意識。何かきっかけさえあれば変われるんだというのが気持ちいい作品でした。現実はここまでうまくいくのかわかりませんが、立て直してもらいたい商店街、たくさんあります。やっぱりシャッターだらけだと寂しいですよね。
読了日:06月09日 著者:柴田よしき


おいしい旅 想い出編 (角川文庫)おいしい旅 想い出編 (角川文庫)
好きな作家さんが多く、楽しく読めました。特に地元神戸の話がわかりやすくてより面白かったです。コロナ禍のことが描かれているのはリアリティがあって良いかもしれませんね。現実を忘れたい気もしますけど、こういう内容だと描かないのは不自然だとは思います。
読了日:06月15日 著者:秋川 滝美,大崎 梢,柴田 よしき,新津 きよみ,福田 和代,光原 百合,矢崎 存美


あんとほうき星 お勝手のあん (時代小説文庫)あんとほうき星 お勝手のあん (時代小説文庫)
あんちゃんはどんどん成長して、とてもいい子になっています。もう18歳ですから、大人の女性ですね。でもまだまだ子どもの感覚で読んでいます。今回も色々と不穏な動きがありましたが、良い人たちに囲まれてうまく乗り越えられました。今後の目標も出来て、これからも楽しみなシリーズです。
読了日:06月21日 著者:柴田 よしき


えどさがし しゃばけシリーズ (新潮文庫)えどさがし しゃばけシリーズ (新潮文庫)
しゃばけの外伝です。しゃばけ自体が久しぶりでしたが、妖の世界にどっぷり入り込むことができて面白かったです。あのカッコいい兄やたちのことが深く知れて良かった。またシリーズに戻ろう!
読了日:06月28日 著者:畠中 恵



全部で5冊。大好きな柴田さんの作品を3冊も。贅沢な時間でした。

特に印象に残ったのは「ねこまち日々頼り」「あんとほうき星」です。

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2023年06月01日

5月のまとめ

池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳 (文春文庫)池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳 (文春文庫)
蘇る、という感じではなく、新たな鬼平が登場した感じです。池波正太郎の鬼平を読み込んでいる私には違和感がいっぱい。何作かは読みやすかったですけど、ほとんどは鬼平と思わずに読んだ方が読みやすかったです。
読了日:05月01日 著者:池波 正太郎,逢坂 剛,上田 秀人,梶 よう子,風野 真知雄,門井 慶喜,土橋 章宏,諸田 玲子


任侠シネマ (中公文庫)任侠シネマ (中公文庫)
このシリーズも面白い!今回は少し展開が違っていて、それはそれで面白かったです。映画館の立て直しですが、映画館自体には手を入れず、周りを変えていく。それはそれで難しいですけど、映画館には無くなってもらいたくないな。でも私も何年も映画館に行っていない。見たい映画もない。また見たい映画が出来たら行こう!と思いました。
読了日:05月10日 著者:今野敏


人生オークション (講談社文庫)人生オークション (講談社文庫)
1話目(表題作)は面白かった。必死で欲しかったものを少しずつオークションで手放していくのですが、一度成功したら次々手放していく気持ちは理解できます。あの頃は必死で集めたのに今は要らないという物いっぱいありますしね。物を手放すことで人生もスッキリしてくるのもわかります。2話目はあまり理解できず。女性の気持ちも男性の気持ちも。やっぱりこういう恋愛系って苦手だな。
読了日:05月15日 著者:原田 ひ香


ミセス・ハリス、パリへ行く (角川文庫)ミセス・ハリス、パリへ行く (角川文庫)
勝手にミステリだと思っていたので、いつ事件が起こるのかばかり気になっていました。で、気付けば終わっていた感じ。おばさんの口調が好きでは無かったですが、訳者のあとがきを読んでいると訳者の文章がそういう感じなのかな?と。内容は面白かったです。わくわくする所もありました。
読了日:05月19日 著者:ポール・ギャリコ


今宵も喫茶ドードーのキッチンで。 (双葉文庫)今宵も喫茶ドードーのキッチンで。 (双葉文庫)
初めましての作家さんだったからか、読みにくい文章の所がありました。全体的に面白かったのですが、あまり印象には残らないかもしれません。疲れた時に読むと癒されそうです。コロナにあまり影響を受けていないからか、サラリと読み終わった感じです。
読了日:05月24日 著者:標野 凪


わかれ縁 狸穴屋お始末日記 (文春文庫 さ 77-1)わかれ縁 狸穴屋お始末日記 (文春文庫)
離婚調停って昔からあったんですね。昔は女性が一方的に離縁されて終了かと思っていました。女性の方から別れたいときは逃げるしかないのかと。少しは救済措置があったなら良かった。しかし、絵乃の旦那はひどいな・・こんな人でも当人は離れられないものなんですね。痛々しいけど何とか別れられて良かったです。シリーズ化されるかな?続きも読みたいです。
読了日:05月29日 著者:西條 奈加



全部で6冊。読みやすい作品が多かったおかげで少し多めに読めました。

印象に残ったのは、「任侠シネマ」「わかれ縁」です。

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2023年05月02日

4月のまとめ

クローズアップ (集英社文庫)クローズアップ (集英社文庫)
シリーズ3作目。今野さんはシリーズが多すぎて、このシリーズはちょっと追うのを忘れていました。布施以外の人物は、そういえばいたね〜という程度にしか覚えていませんでしたが十分楽しめました。記者としてガツガツしていないようで実は記者らしい記者な布施はプロだなと感心。続きも楽しみです。
読了日:04月06日 著者:今野 敏


イシマル書房編集部 (ハルキ文庫)イシマル書房編集部 (ハルキ文庫)
うまくいきすぎず、でもうまくもいっていいバランスだったかな?寂しい展開があったのは残念。そこは無しでも良かった気はします。どこまでもハッピーエンドにした方が読みやすかったかも。紙の本が無くなると困る!と思いつつ、これも電子書籍で読んでしまった。でも読書はやめない!
読了日:04月12日 著者:平岡 陽明


自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫 M シ 17-1)自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫)
ページ数が多かったのでなかなか読み終わらなかったですが、内容はスピード感があって面白かったです。やっぱり海外の高校生は怖い。飲酒はもちろん、ドラッグも普通なんですね。車の運転も。そんなに早く大人にならなくてもいいだろうに。何だか可哀そうな事件でしたし、動機を考えるといたたまれないです。しかし、学生が事件を解決してしまって、警察の存在意義はなんだろう?と微妙な気分になりました。シリーズ化されているようなので続きも読みたいです。
読了日:04月24日 著者:ホリー・ジャクソン




たったの3冊。最後の本が長かった・・。

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2023年04月03日

3月のまとめ

孤狼の血 (角川文庫)孤狼の血 (角川文庫)
読み終わるのに時間がかかってしまった。面白くないわけではないのですが、警察官とは思えない言動が気になって何度も同じ所を読んで進まず。先輩がタバコを出したら後輩が火を点けるなんて、それこそヤクザみたいで気になりました。そんな人を尊敬するのは不思議です。可哀そうでもありましたが、最後は立派に成長したようで良かったのかも。
読了日:03月06日 著者:柚月裕子


ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VII レッド・ヘリング (角川文庫)ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VII レッド・ヘリング (角川文庫)
一昔前に一時期ブームが起きていたアレのことも出てきて懐かしい気持ちになりました。絶対見つかるわけないのにたくさんの番組で専門家が出てきて、色んな根拠を並べてはあちこち掘り返していましたね。この話でスッキリした気がします。聖書まで絡めてなかなか壮大な内容でした。自分がきちんと理解出来ているかは不明ですが・・。
読了日:03月14日 著者:松岡 圭祐


深川二幸堂 菓子こよみ (だいわ文庫 I361-1)深川二幸堂 菓子こよみ (だいわ文庫)
お父さんの苦悩を思うと心が痛い・・そんなことを考えている暇もないほど時間は過ぎていき、あっという間に自立して兄妹仲良くお店をやることに。その前の段階ももっと描いて欲しかった気はしますけど、そこに時間をかけると軸がぶれるのかな?番外編みたいにして描いてくれたら嬉しいです。兄弟だから言い合えるけど、兄弟だからこそ言えないこともありますね。近いけど遠いような不思議な関係性です。
読了日:03月20日 著者:知野 みさき


さまよえる古道具屋の物語 (文春文庫 し 34-22)さまよえる古道具屋の物語 (文春文庫)
なかなか不思議で不気味で複雑な心境になる話でした。そして悲しかった。最後はみんな前向きになってくれたから救われたけど。
読了日:03月30日 著者:柴田 よしき


全部で4冊。相変わらずスローペースです・・。

「孤狼の血」が時間かかりすぎでした。

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2023年03月02日

2月のまとめ

自滅 (角川文庫)自滅 (角川文庫)
ホラーと書いてあったので読むのを躊躇していましたが、そこまで怖くはなく、でもある意味怖くて、決して心地いい時間ではなかったですが、何とか読めました。怖いよりも悲しい物語もありました。
読了日:02月01日 著者:柴田 よしき


鑑識課警察犬係 闇夜に吠ゆ (文春文庫 た 111-1)鑑識課警察犬係 闇夜に吠ゆ (文春文庫)
警察犬の話は好きなので読んでいてもワクワクしました。ただ、2人の視点で描かれていて同じ場面でも次の瞬間には違う人の視点になっていたりするのが戸惑ってしまいました。どちらか1人の視点だけの方が読みやすかったかも。
読了日:02月07日 著者:大門 剛明


夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)
男性を手のひらの上で転がして、自分に夢中にさせて、うまくあしらうことの出来るはずなのに、1人の男性を一途に愛してしまう花魁。痛々しくて辛くなる話でした。でも彦弥がいい仕事をしてくれたのは本当にうれしかったですし、それだけが救いでした。
読了日:02月17日 著者:今村翔吾


神様の子守はじめました。〈6〉 (コスミック文庫α)神様の子守はじめました。〈6〉 (コスミック文庫α)
1話目から大変な展開でしたが、終始4人の可愛さに微笑みながら読む時間でした。誕生日会はいつの時代も呼ばれるのも呼ぶのも大変なんですね。親友も出来て良かった良かった。
読了日:02月21日 著者:霜月 りつ



全部で4冊と少ないです。今読んでいる本がなかなか進まないので仕方ないです・・

感想もたまり気味。

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2023年02月02日

1月のまとめ

あんの明日 お勝手のあん (ハルキ文庫)あんの明日 お勝手のあん (ハルキ文庫)
次々とおやすに降りかかる難題。でもそれを腐ることなく一つ一つ乗り越えてどんどん成長していくおやすが輝いています。この時代には珍しかった女性料理人。どんな人生を歩んでいくのか本当に楽しみです。
読了日:01月02日 著者:柴田 よしき


漫才刑事 (実業之日本社文庫)漫才刑事 (実業之日本社文庫)
クスクス笑いながらあっという間に読み終えました。面白かったです。・・が、印象には残らないかも?
設定的にもツッコミどころが満載です。
読了日:01月10日 著者:田中 啓文


天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)
表紙の絵は鷹央かな?私の想像していた感じとは違います。もっとクールビューティな感じと思っていました。サラッと読めて面白かったです。まだキャラクターがつかめない感じなので、続きも読んでいきます。
読了日:01月13日 著者:知念 実希人


ココナッツ・レイヤーケーキはまどろむ (mirabooks)ココナッツ・レイヤーケーキはまどろむ (mirabooks)
前作、ものすごく気になる終わり方をして、この先ハンナはどんな生活をしていくのか楽しみなような心配なような気持ちで読み始めたら・・・そんなオチ!?あ〜そう。まあありがちなことではあるのでしょうけど。結局いつも通りの恋愛ごっこが続いていくわけですね。ほんと、何でこのシリーズ読み続けているんだろう?まだまだ続くらしいので、来年もきっと読むでしょう。
読了日:01月20日 著者:ジョアン フルーク


警視庁捜査一課・碓氷弘一2 - アキハバラ - 新装版 (中公文庫)警視庁捜査一課・碓氷弘一2 - アキハバラ - 新装版 (中公文庫)
始めは何となくだるい雰囲気の話で入り込めなかったのですが、気付けば一気読みでした。ちょっとした勘違いからここまで大事件になるとは!怖い展開でした。秋葉原のイメージが怖くなった・・。
読了日:01月28日 著者:今野 敏


全部で5冊。軽く読める本が多かったかな?

特に印象に残ったのは「あんの明日」です。

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2023年01月05日

12月のまとめ

さよなら、シリアルキラー (創元推理文庫)さよなら、シリアルキラー (創元推理文庫)
まあね、さっぱり終わったら面白くないでしょうし、これだけ騒がれて息子にも多大な影響を与えたシリアルキラーがあっさり終わるわけないんですけど、それにしても何だか。シリアルキラーに殺人の方法や隠蔽の方法まで教わって育ったなんて想像もつきませんが、うじうじうっとおしい性格だけど割と真っすぐ育っているのかも。恋人と親友に助けられていますね。ずっと暗い雰囲気が続くのが読んでいて辛かった。題名から想像したら暗いに決まっていますけど。
読了日:12月07日 著者:バリー・ライガ


神様の子守はじめました。〈5〉 (コスミック文庫α)神様の子守はじめました。〈5〉 (コスミック文庫α)
赤ちゃんから幼児くらいまで一気に成長してしまって心配でしたが、最近は少し止まっている感じかな?友だちも出来ているのであまり周りと成長スピードが違うと困るでしょう。気になる白花の声も良かった良かった。とにかくみんな可愛い!
読了日:12月12日 著者:霜月 りつ


神様の定食屋 (双葉文庫)神様の定食屋 (双葉文庫)
文体が軽くて読み始めの展開も何だか・・って感じで読んだのは失敗だったか?と思ったのですが、気付けば涙ぽろぽろでした。展開もあっさり軽くてすぐに読んでしまえますが、なかなかずっしりした内容でした。
読了日:12月15日 著者:中村 颯希


八本目の槍 (新潮文庫)八本目の槍 (新潮文庫)
いやあ読み切るのに時間がかかった・・。短い期間の話なのに壮大で重い話でした。石田三成って名前は知っていますし、秀吉の家臣で頭がキレるということも知ってはいましたが、より深く知ることができました。他の槍の方たちのことは知りませんでしたが、彼らを通して知る三成はかっこよかった。同じ場面を色んな視点で読めるのも良いです。ただ、三成の打ち首が何度もあるのは不快でした。
読了日:12月30日 著者:今村 翔吾



12月に読んだのは全部で4冊。少ない!
読み終わるのに時間がかかった本が2作ほどありまして・・・。

特に印象に残ったのは「神様の定食屋」「八本目の槍」です。

少ないながらも去年のベスト10を「読書メーター」にあげています。順位は関係ありません。

今年も遅い遅い読書と感想のアップになるとは思いますが、よろしくお願いします。
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2022年12月01日

11月のまとめ

四谷の弁慶 公家武者 松平信平3 (二見時代小説文庫)四谷の弁慶 公家武者 松平信平3 (二見時代小説文庫)
ページ数が少ないのかあっさり読み終わって「もう終わり?」と驚くほどでした。色々な展開は早いのに奥様との仲は進まない・・。のんびりした信平を待っていたら別居のまま終わりそう。
読了日:11月01日 著者:佐々木 裕一


ほおずき地獄―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)ほおずき地獄―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)
前作のことは忘れていましたが、問題なく読めました。吉原での幽霊騒動と夜鷹がそういう繋がりなのか・・と驚かされ、あまりの仕打ちに泣きそうになり、千蔭の縁談の結果には笑いそうになり、色んな感情が出てくる読書時間でした。
読了日:11月05日 著者:近藤 史恵


チーム・オベリベリ (上) (講談社文庫)チーム・オベリベリ (上) (講談社文庫)
よくこんな場所について行くもんだ・・と感心しきり。宗教の力って偉大です。ここまで信じられるものがあるのってある意味うらやましい。話はどうなっていくのか下巻も楽しみです。
読了日:11月18日 著者:乃南 アサ


チーム・オベリベリ (下) (講談社文庫)チーム・オベリベリ (下) (講談社文庫)
大きな夢や理想を追い求める男性にただついて行くだけの女性。この時代はそれしかない時代。すぐ結果が出ないと投げだしそうになるのも男性。女性はただ支えるのみ。そんな時代。私には絶対真似が出来ない生き方です。こういう人たちのお陰で今の日本はあるんですよね。頭が下がります。
読了日:11月26日 著者:乃南 アサ


春夏秋冬代行者 春の舞 上 (電撃文庫)春夏秋冬代行者 春の舞 上 (電撃文庫)
読んだ本というか、挫折した本。世界観は面白いと思ったのですが、キャラクターが・・。もっと純粋な気持ちで楽しめないといけないのかも。
読了日:11月28日 著者:暁 佳奈


全部で4冊と半分。

最後の本は読み切れず断念。文章が合わなかったのとキャラクターが好きになれなかったのと。

読むのに時間がかかる本が続いたのでいつものように少な目でした。

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2022年11月01日

10月のまとめ

告解 (講談社文庫)告解 (講談社文庫)
この作家さんらしい重い内容でした。車を運転していたら誰しもが起こしかねない人身事故。でも事故を起こした時にどう対処するかで心の傷の深さは変わるわけで。もし自分の親がこんな目にあったらどう思うだろう?と考えながら読んでいると何度も苦しくなりました。最後の告白場面では涙無しでは読めませんでした。2人が少しでも気持ちが軽くなってくれたら良いのですが。
読了日:10月02日 著者:薬丸 岳


亥子ころころ (講談社文庫)亥子ころころ (講談社文庫)
シリーズ2作目。前作のことはぼんやりとしか覚えていませんでしたが十分楽しめました。新しい人も参加して賑やかなお店になりました。みんな良い人ばかりなので幸せになってもらいたいな。ご主人、年齢が結構いっている設定ですけど、末永くシリーズ続けてもらいたいです。
読了日:10月06日 著者:西條 奈加


菩薩花 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)菩薩花 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)
こういう人って一番怖いかも。ある種の宗教みたいなもので、はまってしまうと悪い面が全く見えなくなるのでしょうね。とりあえず深雪さんおめでとう。最高のお母さんになってくれるでしょう。続きも楽しみです。
読了日:10月13日 著者:今村翔吾


月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)
これだけ試飲だけの客がいて商売大丈夫だろうか?と心配になりますが、今回も元気におせっかいを焼いているお草さん。頭も身体も元気ですが、要所要所に自分の老いを感じている描写が出てきて、歳を取るってこういうことなんだなと感じられます。こんな風に毎日生き甲斐を感じながら生きていきたいものです。
読了日:10月20日 著者:吉永 南央


駅の名は夜明  軌道春秋U (双葉文庫 た 39-02)駅の名は夜明  軌道春秋U (双葉文庫)
前作のことはほぼ忘れていましたが、こちらも面白かったです。何度も泣きそうになりました。大人の話すぎてわからない(共感できない)こともありましたが、たまには旅するのも良いかな?と思いました。列車に乗って、友だちとおしゃべりしながらも良いですね。
読了日:10月27日 著者:田 郁



全部で5冊。相変わらずのスローペースです。

特に印象に残ったのは「亥子ころころ」「菩薩花」です。

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2022年10月03日

9月のまとめ

あきない世傳 金と銀(十三) 大海篇 (ハルキ文庫)あきない世傳 金と銀(十三) 大海篇 (ハルキ文庫)
終わってしまった・・。最終巻の前半というか終わるギリギリまで色んな問題が起きて、本当に終われるのか?と心配になりましたが、何とか丸く収まってくれました。妹との仲はすっきりとはいきませんが、まあそういうこともあるかな。最後はほろりとさせられました。まだ追加で描いてくださるそうなのでそれを楽しみにしておきます。
読了日:09月03日 著者:高田 郁


あおぞら町 春子さんの冒険と推理 (コスミック文庫)あおぞら町 春子さんの冒険と推理 (コスミック文庫)
1話目が読んだことあったのでダブったか?と心配になりましたが、2話目からは未読で安心しました。アンソロジーで描いていた物だったようです。サクッと読めて面白かったです。
読了日:09月07日 著者:柴田 よしき


とにかくうちに帰ります (新潮文庫)とにかくうちに帰ります (新潮文庫)
何で読もうと思ったのかよくわかりませんが、読んでいてもこれは何だろう?と疑問がずっとありました。表題作以外の話はエッセイのような雰囲気で何が描きたいのかよくわからず、表題作はふぅ〜んって感じでした。大雨の時に電車が止まって帰宅難民になって・・みたいな東京の映像をよく見ますが、こうやってみんな無理やり帰ろうとするんだね、と変な感心をしました。
読了日:09月12日 著者:津村 記久子


三千円の使いかた (中公文庫 は 74-1)三千円の使いかた (中公文庫)
おばあちゃんの琴子を始め、そのお嫁さんも魅力的な人ばかりでした。お金をどうやって使うのか、どうやって手に入れて貯めるのか、どんな節約方法があるのかなど、お金にまつわる話で参考になることもありました。今の世の中、いつどうなるかわからないので、ある程度貯めないといけませんが、使わな過ぎるのもいけないでしょうし、お金とうまく付き合っていけたら良いですね。
読了日:09月20日 著者:原田 ひ香


時の鐘を君と鳴らそう 星の海を君と泳ごう (光文社文庫)時の鐘を君と鳴らそう 星の海を君と泳ごう (光文社文庫)
何だろう?よくわからない話でした。思いっきりSFなんですけど、恋愛要素も強くて、しかも「ノダ」って何??自分の理解力の無さが悪いんでしょうけど。どなたかの感想が読んでみたいです。
読了日:09月28日 著者:柴田 よしき



全部で5冊。特に印象に残ったのは「あきない世傳金と銀 大海篇」です。
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2022年09月01日

8月のまとめ

焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕 (幻冬舎文庫)焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕 (幻冬舎文庫)
ちょっと性格が丸くなった気がします。もっととがっていたような。解説を読んで納得しましたが。安積班とも似ている雰囲気がありますが、こちらも面白いです。こんなに誠実な対応をしてくれる警察官ばかりだと良いですね。
読了日:08月02日 著者:今野敏


風と行く者 (新潮文庫)風と行く者 (新潮文庫)
大人になった今のバルサの姿から始まり、メインはジグロと用心棒をしていた少女のころのバルサ。両方の姿を読むことが出来て満足でした。国を守るために画策する人々の姿にはついていけないところもありましたが、国民を守るためには仕方ない部分もあるのもわかるので色々考えてしまいました。何より作者のあとがきに泣かされました。
読了日:08月15日 著者:上橋 菜穂子


金春屋ゴメス 芥子の花 (新潮文庫)金春屋ゴメス 芥子の花 (新潮文庫)
かなり久しぶりに読んだゴメスシリーズ。細かい所は覚えていませんでしたが十分楽しめました。そういえば女性でしたね〜。相変わらずの迫力でした。目をそむけたくなるような場面もありましたが、感動する部分もあり面白かったです。続きも読みたいです。
読了日:08月23日 著者:西條 奈加


生きていてもいいかしら日記 (PHP文芸文庫)生きていてもいいかしら日記 (PHP文芸文庫)
苦手なエッセイですが、楽しく読めました。共感できる部分が多かったからかもしれません。しかし、ここまでお酒を飲んで失敗もしているのにやめられないのはわかりません。身体も心配になります。でも楽しそうなのである意味羨ましくもあります。電車の中でニヤニヤしてしまったのは恥ずかしかったな・・
読了日:08月27日 著者:北大路 公子



全部で4冊。相変わらず少ないですが、色んなジャンルで充実した読書時間になりました。

印象に残ったのは「焦眉」「風と行く者」「芥子の花」です。

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2022年08月01日

7月のまとめ

六月の雪 (文春文庫)六月の雪 (文春文庫)
分厚い本なので時間がかかってしまいました。内容もかなり濃くて重かったです。ただ、読みやすい文章なのが救いでしたけど、最後まで晴れ晴れとはならなかったです。台湾の歴史を知れば知るほどつらい気持ちになりますし、涙があふれる場面も多かったです。過酷な人生を歩んできて、でも人に親切で、でも自分の感情は出さない、不思議な国民性です。もっと知りたくなりました。
読了日:07月14日 著者:乃南 アサ


偽のプリンセスと糸車の呪い (創元推理文庫 Fス 5-14)偽のプリンセスと糸車の呪い (創元推理文庫)
主人公の女子高生が強すぎてちょっと違和感。でも全体的にファンタジー感が濃くて面白かった。もっと魔法が出てくると好みになるんですが。続きもありそうなので追いかけていきたいです。
読了日:07月24日 著者:シャンナ・スウェンドソン


クジラアタマの王様 (新潮文庫)クジラアタマの王様 (新潮文庫)
題名が気になって読んでみました。この作家さんらしい世界観で、今の現実世界にもぴったりな雰囲気の話でした。去年くらいからこっそり気になっていたハシビロコウの登場に驚きました。題名はそういう意味だったのか・・。
読了日:07月26日 著者:伊坂 幸太郎




自分での驚きの3冊で終了。

1冊が時間かかったのもありますし、残り2冊も普通より時間がかかったかな?
あまりの暑さに何もやる気になりませんしね・・・。時間があってもぼんやり過ごすことが多くなってしまいました。

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2022年07月01日

6月のまとめ

もう今年も半分過ぎたんですね。今年こそコロナが落ち着いてくれたら良いですけど・・・
猛暑も辛い。

鬼煙管 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)鬼煙管 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)
長谷川平蔵に乞われて京に行くことになった源吾たち。奥さんの出番が少なかったのは残念ですが、手紙だけでもものすごい存在感を放つのはさすがです。人ってこんなに簡単に鬼になれるんだと思わされてゾッとしました。今回も熱くてカッコいい男たちの話でしたが、長谷川平蔵に全て持って行かれた感じはします。涙涙の場面でした。
読了日:06月08日 著者:今村翔吾


チョウセンアサガオの咲く夏 (角川書店単行本)チョウセンアサガオの咲く夏 (角川書店単行本)
長編もいいですけど、短編も面白いです。ゾッとする話もあれば、ほっこりする物もあり、楽しめました。表題作と「初孫」はなかなか・・・。身内だけに怖っ!
読了日:06月12日 著者:柚月裕子


ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに (角川文庫)ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに (角川文庫)
初めて読んだ作家さんですが、面白かったですし読みやすかったです。シンデレラの原点がどの話なのか、そんなこと考えたことも無かったですが、確かにありがちな設定ではあるので色んな国に似た話があるのがなるほどと思えました。難しい部分もありましたが楽しめました。
読了日:06月17日 著者:松岡 圭祐


清明 (新潮文庫)清明 (新潮文庫)
大森署の職員たちに会えなくなるのはとても寂しいですが、新天地でも問題山積で改革が必要そうで楽しみです。何よりも奥様の冴子さんが竜崎を叱咤激励しつつ結局頼りにしていて素敵でした。こんな夫婦いいな。自分は冴子さんのようにはなれませんけど。
読了日:06月22日 著者:今野 敏


あんの信じるもの お勝手のあん (時代小説文庫)あんの信じるもの お勝手のあん (時代小説文庫)
おやすは良い店で働いているんだと改めて嬉しくなる巻でした。政さんの動向や、新しい仲間のとめ吉の行く末など気になることはありますが、おやすが自分らしく生きていけることを願うばかりです。続きも楽しみ!
読了日:06月30日 著者:柴田 よしき



全部で5冊。うち2冊は献本ですでに感想は書いています。

特に印象に残ったのは「鬼煙管」「清明」「あんの信じるもの」です。

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2022年06月01日

5月のまとめ

幸腹な百貨店 (講談社文庫)幸腹な百貨店 (講談社文庫)
2作目から読んでしまったので、戻って読んで人となりがわかって良かったです。百貨店もつぶれる所が多いご時世ですから大変なんでしょうね。スーパーと同じ物を売るわけにもいかず、でも町ともうまく溶け込まないとやっていけない。今回はうまくいきましたけどこの先どうなるやら。
読了日:05月09日 著者:秋川滝美


隠居すごろく (角川文庫)隠居すごろく (角川文庫)
隠居なんてしても暇なだけなのに・・と思ったらやはりそうなって、どんどんボケちゃうぞ?と心配していたら何とも楽しい展開になりました。次々巻き起こる難題をさすがの貫禄で解決していって素敵な老人になっていく様子は読んでいて楽しかったです。素敵な時間になりました。最後が残念な展開でしたけど。出来れば続編も読みたかった。
読了日:05月19日 著者:西條 奈加


機捜235 (光文社文庫)機捜235 (光文社文庫)
また新しいシリーズに出会ってしまった!また追わないといけなくなる・・という嬉しい悲鳴です。機動捜査隊の話はなかなか読むことないですけど、良いですね。警察には色んな仕事があるんだと改めて感心しました。しかし、まだ交番の警察官と何が違うんだろう?とは思います。警視庁と所轄の違い??
読了日:05月25日 著者:今野敏


ぶたぶたのお引っ越し (光文社文庫)ぶたぶたのお引っ越し (光文社文庫)
色んな引っ越しの風景に現れるぶたぶたさん。引っ越し業者ではないのか・・とちょっと残念な気持ちにもなりますが、これはこれで面白かったです。今回、お子さんのことも多めに描かれていてお得な気分になりました。
読了日:05月27日 著者:矢崎存美


神様の子守はじめました。〈4〉 (コスミック文庫α)神様の子守はじめました。〈4〉 (コスミック文庫α)
今回もドタバタ劇がたくさん。ちょっと怖い話もありましたけど、ラストが良い感じだったのでホッとしました。4人(?)とも素直でかわいく育っていて今後も楽しみです。
読了日:05月31日 著者:霜月 りつ




全部で5冊。なかなか読めない本もありましたが、後半は次々読めて良かったです。

特に印象に残ったのは「隠居すごろく」「機捜235」です。

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2022年05月02日

4月のまとめ

最後の晩ごはん 秘された花とシフォンケーキ (角川文庫)最後の晩ごはん 秘された花とシフォンケーキ (角川文庫)
イガはどんどん良い子になっています。言動が本当に立派になって感心しきりです。今の彼なら芸能界に戻っても地に足を付いてしっかりやっていけそうです。でもまだしばらくはお店にいてほしいですけど。
読了日:04月06日 著者:椹野 道流


うちの旦那が甘ちゃんで 3 (講談社文庫)うちの旦那が甘ちゃんで 3 (講談社文庫)
相変わらずほのぼのと話が進んで、周りの協力によって事件は解決。ミステリに疲れた時に読むのにちょうどいいシリーズです。前振りは次を手に入れてから読むことにしました。
読了日:04月11日 著者:神楽坂 淳


クリスマスローズの殺人 (祥伝社文庫)クリスマスローズの殺人 (祥伝社文庫)
シリーズ2作目。あっさりと読んでしまえる作品です。そして何となく話の流れがわかってしまったのは残念。でもそうでなければこの世界観にする意味も無いですから仕方ないかな?
読了日:04月15日 著者:柴田よしき


残業税 (光文社文庫)残業税 (光文社文庫)
税金の仕組みがいまいち理解出来ないまま読み進めていたら途中で挫折しました・・。残業税、もし本当に導入されたら申告しない会社多そうです。
読了日:04月22日 著者:小前 亮


歌舞伎座の怪紳士 (徳間文庫)歌舞伎座の怪紳士 (徳間文庫)
久澄と共通する部分が少しですがあって励まされた気がしました。傷ついて働けなくなった身内に対してこんなふうに温かく見守ってくれる家族、本当に羨ましいです。
歌舞伎、生で見たら面白いんだろうなと思いつつまだ見る機会がありません。いつか見てみたいです。
読了日:04月27日 著者:近藤史恵




全部で5冊。読み切れたのは4冊ですけど。

ページ数の少ない作品が多かった割に読めていませんね・・。
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2022年04月01日

3月のまとめ

定年就活 働きものがゆく (角川文庫)定年就活 働きものがゆく (角川文庫)
65歳まで働ける会社で充実した日々を送っていたのについ勢いで60歳にして退職してしまった妙子。まだまだ働ける!と就活を開始するその精神力と行動力には感心しました。確かに60歳で退職してしまったら何したら良いか悩みそうです。周りの人に影響されながらも結局は望んだ形で働ける妙子さんがちょっとうらやましくもなりました。
読了日:03月03日 著者:堀川 アサコ


検事の信義 (角川文庫)検事の信義 (角川文庫)
堅物の佐方らしい話の数々。罪をまっとうに裁くことに重きをおいて検事の仕事を進める様子は背筋が伸びる感じでした。もっと肩の力を抜いたら良いのに、という仕事ではないので大変ですね。そんな佐方の唯一のストレス発散がたばこというのがまた切ない。
読了日:03月07日 著者:柚月裕子


【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
献本当選したので読みました。ありがとうございます。題名の通り、密室殺人のオンパレードでした。密室を作る方法って色々あるんですね・・と変な感心をしてしまいました。ただ、時々図解があるのですがそれだけでは足りない複雑さで頭に思い描けない自分の理解力の無さが悲しかったです。映像で見たい気がしました。謎解きをしているセリフと同時に仕掛けが見たいです。
読了日:03月16日 著者:鴨崎 暖炉


あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇 (ハルキ文庫 た 19-27 時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
いよいよ大勝負に出ていけそうな状態になったかと思えばまた難問が。菊栄の店も良い方向性が見えてきましたし、どちらも商売がうまくいくようでホッとしました。これからも様々な妨害に負けずにお客にとって買い物しやすい店を続けてくれるでしょう。ますます楽しみです。
読了日:03月22日 著者:高田 郁


雲雀坂の魔法使い (実業之日本社文庫)雲雀坂の魔法使い (実業之日本社文庫)
1話目を読んだ時は失敗した?と思ったのですが2話目からは面白くなりました。もっと魔法を使うのかと思ったらかなり控えめでした。でもそれがこの作品にはちょうど良かったかもしれません。時々ほろりとさせられる話が多くて読んで良かったです。
読了日:03月26日 著者:沖田 円


仙文閣の稀書目録 (角川文庫)仙文閣の稀書目録 (角川文庫)
軽くサラッと読めますが泣きそうになる場面があり面白く読めました。裏切者は予想通りの人でしたけど。ビブリアシリーズの時は本にそこまで思い入れる気持ちがわからないと思いましたが今回は命がけで守りたい気持ちが何となくわかりました。彼女の成長を見続けられるのかな?続きが読みたいです。
読了日:03月31日 著者:三川 みり



全部で6冊。ページ数の少ない物が多かったので少し増えました。

特に印象に残ったのは「あきない世傳金と銀<十二>」「検事の信義」です。

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2022年03月01日

2月のまとめ

ガーデン (創元推理文庫)ガーデン (創元推理文庫)
「ねむりねずみ」などで登場する今泉探偵が初登場した作品です。彼も色々背負っていたんですね・・。それにしてもこういう重いタイプの話は読んでいて疲れます。ここまで他人を巻き込んで自分を傷つけて、ただのかまってちゃんかと思えたら楽だけどそうではなくて、夢を見てしまうほど色々考えさせられました。もっと気楽に生きられないものかな?
読了日:02月08日 著者:近藤 史恵


雨上がり月霞む夜 (中公文庫 さ 84-1)雨上がり月霞む夜 (中公文庫)
雨月物語がモチーフだそうですが、読んだことがないのでどうなのかわかりません。不思議な雰囲気の話ばかりで、時々怖い部分もありました。雨月の秘密はちょっと寂しかったです。誰かの霊の方が良かったような気がします。
読了日:02月17日 著者:西條 奈加


魔法使いの失われた週末: (株)魔法製作所 (創元推理文庫 F ス 5-13 (株)魔法製作所)魔法使いの失われた週末: (株)魔法製作所 (創元推理文庫)
学生時代のオーウェンやロッドの姿も見られましたし、ケイティと出会った時のオーウェンの気持ちも読めましたし、最高の時間が過ごせました。これはまた1作目から読み返さないといけない! またこんな感じで続編を出して欲しいと強く願います。
読了日:02月22日 著者:シャンナ・スウェンドソン


警官の道 (角川書店単行本)警官の道 (角川書店単行本)
短編なのが残念でもっと長く読みたい作品もありました。色んなタイプの警察官が出てきて面白かったです。タイムリーな内容も多かったです。
読了日:02月26日 著者:呉 勝浩,下村 敦史,長浦 京,中山 七里,葉真中 顕,深町 秋生,柚月裕子



全部で4冊でした。なかなか読み終わらない本があったので仕方ないですけど。

印象に残ったのは「魔法使いの失われた週末」です。

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2022年02月01日

1月のまとめ

キンモクセイ (朝日文庫)キンモクセイ (朝日文庫)
終始、本当にこんなことが起こっていたら怖いなと思いながら読みました。詳しい部分が理解できていたかは疑問ですが、こんなことで人を殺すことが出来る人がいることは単純に恐ろしいです。終わり方がちょっとあっさりし過ぎな気はしました。
読了日:01月12日 著者:今野 敏


ロボット・イン・ザ・ガーデン ロボット・イン・ザ・シリーズロボット・イン・ザ・ガーデン ロボット・イン・ザ・シリーズ
ベンの性格がちょっと苦手で、その言動にイライラするエイミーの気持ちがよくわかりましたが、少しずつタングと共に成長していく姿は感動しました。何よりもタングが子どものようで可愛かったです。最後はうまくいきすぎな気はしますが、良い終わり方だったと思います。
読了日:01月22日 著者:デボラ・インストール


チョコレートクリーム・パイが知っている (mirabooks)チョコレートクリーム・パイが知っている (mirabooks)
どうなっても良いわ!ハンナは意味わからん!とか文句ばかり言っているくせに相変わらずの一気読み。そして予想通りの人が殺され、予想通りの展開。でも最後は驚きでした。また複雑になっていくな・・まあどうなっても良いけど。
読了日:01月26日 著者:ジョアン フルーク


湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻 (ポプラ文庫)湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻 (ポプラ文庫)
2作目。結構内容を忘れていましたが大丈夫でした。相変わらず何が秘密なのかよくわからないお宿ですが、従業員たちの一生懸命にもてなそうとする姿は読んでいて気持ち良かったです。
読了日:01月31日 著者:中島久枝,山本祥子


全部で4冊。相変わらずの少なさです。

2日くらいで読めた本が2冊もあったのになぜ・・・。

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2022年01月05日

12月のまとめ

美麗島紀行 (新潮文庫)美麗島紀行 (新潮文庫)
台湾という国について本当に知らないことだらけなことに自分で驚きました。東日本大震災で多額の義援金を下さったこと、どの国よりも早く救助隊を送ってくれたこと、なぜなんだろう?と思ったのに調べようともしませんでした。日本が植民地として支配していたというのに親日家が多いのが不思議ですし困った時に手を差し伸べてくれることに感謝しかありません。もっと日本人が勉強すべき事柄がたくさんありました。
読了日:12月08日 著者:乃南 アサ


ノースライト(新潮文庫)ノースライト(新潮文庫)
珍しく警察小説ではなく、建築士の話でした。北からの光を取り入れるって考えないな〜。私の乏しい想像力では彼の渾身の家が頭で再現しきれなかったのが残念です。悲しいことが多いですけど、きっとみんな幸せになれると思える結末で救われました。
読了日:12月19日 著者:横山秀夫


フーガはユーガ (実業之日本社文庫)フーガはユーガ (実業之日本社文庫)
辛い描写が多くて何度も目をそむけたくなる感じでした。双子だから支え合えたのはせめてもの救いなのかもしれませんが、最後が悲しすぎました。二人とも幸せになってほしかった・・。
読了日:12月23日 著者:伊坂 幸太郎


あんの夢 お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-7)あんの夢 お勝手のあん (ハルキ文庫)
とにかくみんな無事で良かった。大きな被害を受けた割には早い立ち直りで、大規模な工事もすぐに始まりまた美味しい料理が食べられる旅館が再開できそうです。武者修行にも行けてまたおやすは大きくなりました。
読了日:12月29日 著者:柴田 よしき



全部で4冊。相変わらずの少なさでした。どの本も時間がかかった気がします。

特に印象に残ったのは「あんの夢」です。
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