2025年03月03日

2月のまとめ

オフマイク (集英社文庫)オフマイク (集英社文庫)
一つの番組を必死で守ろうとする姿勢は素敵でした。こんな時代だからこそ余計にそう思います。事件は意外とあっさりと終わりましたし、何だか非道な奴みたいに描かれている人に拉致された割には特に何もされず、というのは違和感ありましたけど、暴力シーンが欲しいわけではないのでまあいっかという感じです。
読了日:02月05日 著者:今野 敏


魔女の娘 (メディアワークス文庫)魔女の娘 (メディアワークス文庫)
題名の通り、魔女の娘なのですが実は魔法が使えない少女。魔法をレンタルして魔法学校に入学するというお話。設定は面白かったのですが、主人公はあまり好きになれず。でも内容は最後まで飽きずに読めました。続く・・という感じで終わっていますが、続くのかな?
読了日:02月13日 著者:冬月いろり


北町同心 一色帯刀 (角川文庫)北町同心 一色帯刀 (角川文庫)
視点がコロコロ変わるのでちょっと読みづらいことがありましたが、内容的には面白いとは思います。あっさりしすぎな気はしますし、登場人物たちがキャラがあるような無いような微妙さがありました。主人公も堅物なんだろうけどそこまで堅物感が出ていませんでした。
読了日:02月19日 著者:喜安 幸夫


【小説2巻】本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘2」【小説2巻】本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘2」
1巻からかなり間が空いての読書となりましたが、アニメも見ていたのですぐに世界観に入ることが出来ました。相変わらず色々知識が多いマイン。もし私がこんな状況になっていたら何も出来ずに喰われて無くなるだろうと思います。紙が作りたくても作り方を知りませんし、料理や簡易シャンプーも何で出来ているか知りませんから。何となく先まで知っていますが、原作はどんな風に描かれるのか楽しみなので読み進めます。
読了日:02月27日 著者:香月美夜



全部で4冊。もっと読んだ気がしていましたが、1冊なかなか読み終わらないのがあったので仕方ないかな?

久しぶりに読んだ「本好きの下剋上」は面白いです!

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2025年02月03日

1月のまとめ

よろずを引くもの: お蔦さんの神楽坂日記 (創元推理文庫)よろずを引くもの: お蔦さんの神楽坂日記 (創元推理文庫)
シリーズ4作目。表題作はいつの時代も問題になっていることが描かれていて、やる方は軽い気持ちだろうけど、被害者はたまらない。時々追いかけて事故に合ってしまって「やりすぎ」と世間から叩かれて・・という話を時々聞きますが、被害者の気持ちになると追いかけたくもなるだろうと思います。面白半分なのがまたたち悪い。他の話も面白く読めました。
読了日:01月06日 著者:西條 奈加


淑女の休日 (文春文庫 し 34-6)淑女の休日 (文春文庫)
ホテルに泊まりたい、ちやほや世話を焼いてもらいたいとは決して思えないので、理解できない部分もありましたが、謎解きは面白かったです。ただ、登場人物のイメージがわきにくいせいか、だれがだれだかわからなくなるのが困りました。相関図も欲しかったです。事件自体は悲しかったですし、理不尽すぎるとも思います。
読了日:01月16日 著者:柴田 よしき


江戸寺子屋薫風庵 (小学館文庫 Jし 01-4)江戸寺子屋薫風庵 (小学館文庫 )
かわいい表紙とは裏腹にちょっと重めな内容でした。子どもたちはかわいらしいというより繊細でしっかりしている感じ。先生である尼さんは自信が無さ過ぎて頼りなく感じます。かわいらしい日常が描かれるのかと思えば、事件が発生して予想と違ったのが残念でした。続きがありそうな雰囲気で終わりました。
読了日:01月22日 著者:篠 綾子


キャラメル・ピーカンロールは浮気する (mirabooks)キャラメル・ピーカンロールは浮気する (mirabooks)
せっかくハンナは3姉妹なんだから妹たちのキャラを以前のように分けておいたらいいのに、アンドリアのこともお菓子作りの名人かのような設定にしてしまったら代り映えしないよね。今まではミシェルを名助手にしていたのになぜ変えたのかも意味不明。ハンナは一人で生きていく!と決めたかのようなのに2人の男性を翻弄して何なの!?・・と文句が次々出てしまいます。でも最後が気になるので続きも読むでしょう。
読了日:01月26日 著者:ジョアン フルーク


コープス・ハント (角川文庫)コープス・ハント (角川文庫)
始めから嫌な展開から始まり、顔をしかめながら読んでいたら急に裁判シーン。犯人がすでに捕まって裁かれているのかと思ったら真犯人は別にいるというパターン。ワクワクしながら読みましたが、違う人たちの場面があって混乱しているうちにあっさりと解決。もっとページ数を増やしてもっと時間をかけて解決してほしかった気がします。暴力以外の妨害がもっとあっても良さそうです。
読了日:01月30日 著者:下村 敦史



全部で5冊。

重めの本が多かったかな。

特に印象に残ったのは「よろずを引くもの」です。

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2025年01月06日

12月のまとめ

キッチンつれづれ (光文社文庫)キッチンつれづれ (光文社文庫)
2話ほどよくわからないというか好みではない物がありましたが、全体的に面白かったです。キッチンを舞台にした物語たち。キッチンと言ってもいろんな景色があります。
読了日:12月04日 著者:矢崎 存美,福澤 徹三,永嶋 恵美,大崎 梢,新津 きよみ,福田 和代,近藤 史恵,松村 比呂美


香君4 遥かな道 (文春文庫 う 38-5)香君4 遥かな道 (文春文庫)
一つの穀物に頼り切ってそれを武器に国を治めることの頼りなさと恐ろしさ。いや〜よくここまで考えて話が膨らみました!神ではないのに神のように崇められる香君という存在も面白かったです。オリエは良かったけど、アイーシャも幸せになってもらいたいと強く思いました。
読了日:12月10日 著者:上橋 菜穂子


六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)
1人の視点で描かれているのに急に放っておかれる感じがして読みにくい部分がありました。就活ってしたことないですが、なかなか過酷なんですね。過ぎてみればみんなあっさりしているようですけど。選ぶ側も同じような服装と髪型の人たちの中から選ぶのって大変そうです。途中から誰が犯人でも良いと思ってしまいましたし、読むのも疲れました。
読了日:12月13日 著者:浅倉 秋成


ショートケーキ。 (文春文庫 さ 49-5)ショートケーキ。 (文春文庫)
ショートケーキという題名なのに何でホールケーキ?と思ったらなるほど・・読んで納得です。ケーキってそこまで好きではないですが、見た目の可愛さにはテンションが上がります。連絡短編でいろんな人がちょこっと関係してきて最後まで面白く読めました。
読了日:12月17日 著者:坂木 司


バタフライは笑わない (文芸社文庫 NEO き 1-1)バタフライは笑わない (文芸社文庫 NEO)
青春だね〜というには重い内容でした。いじめとかいやがらせの域を超えて、犯罪だと思うな。自分で解決してしまおうとするのは大人から見れば馬鹿らしいですけど、子どもだったら思い詰めてしまうのは仕方ない気がします。ちゃんと助けてくれる大人がいて良かった。読み終えてホッとしました。
読了日:12月20日 著者:北川 ミチル


石礫 機捜235 (光文社文庫 こ 45-2)石礫 機捜235 (光文社文庫)
ワクワクする内容でほぼ一気読みでした。・・がだんだんと機動捜査隊らしくなくなっているのは残念です。活躍してくれるのはうれしいですけど、他のシリーズとの差がなくなっていく気はします。
読了日:12月26日 著者:今野敏



全部で6冊でした。最後までのんびり読書な一年でした。まあいいですけどね。

特に印象に残ったのは「香君4」「ショートケーキ」です。

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2024年12月02日

11月のまとめ

ミカエルの鼓動 (文春文庫 ゆ 13-3)ミカエルの鼓動 (文春文庫)
心臓手術を行うことが出来る医療ロボット・ミカエルを巡る医療関係者の信念とプライドと金銭絡みなどなどの問題が描かれています。色々とくどい部分はありましたが、ミカエルがもっと安定しているのであれば医療にとって本当に素敵なことではあると思います。そこに人間のさまざまな欲望が絡むとろくなことが無い・・
読了日:11月05日 著者:柚月 裕子


月の都 海の果て (講談社文庫 な 97-3)月の都 海の果て (講談社文庫)
シリーズ3作目。なんで読んでいるんだっけ?と自分でも不思議になるシリーズではありますが、後1作で終わると思うので最後まで読むつもりです。何か、登場人物たちに魅力を感じないんですよね・・。しかし、残り1作で全て丸く収められるのだろうか?それだけが不安。
読了日:11月12日 著者:中村 ふみ


最後の晩ごはん 後悔とマカロニグラタン (角川文庫)最後の晩ごはん 後悔とマカロニグラタン (角川文庫)
後輩であり弟のように感じている李英とケンカする海里。でもこれだけ冷静に話し合えたらより絆が深まって良いですね。周りのサポートもさり気なく、そして大胆で素敵です。こんなに出来た人だらけな作品も珍しい・・
読了日:11月15日 著者:椹野 道流


おはようおかえり (PHP文芸文庫)<おはようおかえり (PHP文芸文庫)
代々続く店を長子が継がなければならないというわけではないけれど、なんとなく継ぐつもりでいる長女と、自由奔放な妹。どちらにも悩みはあって、どんな人生を歩んでいくのか、続きも知りたい感じがしました。ちょっと不思議だけど深くて読みやすい話でした。
読了日:11月19日 著者:近藤 史恵


神様の子守はじめました。12 (コスミック文庫α し 1-12)神様の子守はじめました。12 (コスミック文庫α)
最近は、子どもたちの可愛さよりも梓の人の好さが際立つ感じ。でもほんとがんばっていると思います。梓って、人生一回やってきた感じ。心の広さもすごい。子どもたちが育った後、どうやって生きていくんだろう?変な心配をしてしまいます。
読了日:11月24日 著者:霜月りつ


香君3 遥かな道 (文春文庫 う 38-4)香君3 遥かな道 (文春文庫)
一つの穀物でここまで人を支配して、ここまで振り回される世界って、想像するだけでぞっとします。素早く育つのは良いけれど強すぎても困ります。生物の世界は弱肉強食、そして食物連鎖がないとうまくいかないんだと改めて思い知らされました。これで安泰とはいかないんだろうな。続きが気になります。
読了日:11月28日 著者:上橋 菜穂子



全部で6冊。ページ数の少ない本が多かったのでこのくらいですね。

特に印象に残ったのは「香君3」です。

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2024年11月01日

10月のまとめ

モダンタイムス (Morning NOVELS)モダンタイムス (Morning NOVELS)
読み終わるのに時間がかかってしまいました。暴力シーンが多いのと登場人物が変に多いのとが原因かな?と。最後まで読んでも結局、なぜ彼らがそんな目にあったのか理解できずでした。特に死んでしまったことは納得できず。犯罪も細分化したら罪の意識が薄れるのはなるほど、ですがそれにしても。結局何が言いたかったのか?色々言われているのはわかりますが、入ってこなかったな。
読了日:10月12日 著者:伊坂 幸太郎


首取物語 (徳間文庫)首取物語 (徳間文庫)
よく見るとなかなか怖い表紙絵ですね。中身はずっしり重め。生きるとは、正義とは、色々なことを考えさせられました。結局彼らはどうなっていくんだろう?終わりのない旅もいつかは終わりがくるのか?
読了日:10月17日 著者:西條奈加


あの日、松の廊下で (文芸社文庫 し 6-1)あの日、松の廊下で (文芸社文庫)
これが事実だとしたら、吉良に対しても、あの有名な事件に対しても見方が変わります。殿中であんな事件を起こしたのですから、当然胸中それなりの強い思いがあったのでしょうけど、ここまですれ違ってしまうとね・・・。大石に対しても見方が変わってしまいます。歴代のドラマではヒーロー扱いですからね。彼にも非があったわけか。本当はどうだったんだろう?今後も明らかにはならないのでしょうけど、知りたくなりました。
読了日:10月22日 著者:白蔵 盈太


時をかける眼鏡 宰相殿下と学びの家 (集英社オレンジ文庫)時をかける眼鏡 宰相殿下と学びの家 (集英社オレンジ文庫)
今回はほぼアスマの医学の知識は関係ない感じでしたけど、こちらの世界での知識というか常識を伝えることが出来て存在意義があったかな?と。「学ぶ」ことの重要性や当たり前に「学ぶ」ことが出来ている自分の境遇のありがたさに気づける巻でした。それにしても先生の境遇も辛いな・・。せっかく守られた命なのにそれがマイナスになるなんて。
読了日:10月26日 著者:椹野 道流,南野 ましろ



全部で4冊。1冊ずつに時間がかかりすぎでした。特に「モダンタイムス」は長かったな・・。読み終わるだろうか?と不安になるほどでした。

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2024年10月01日

9月のまとめ

ボーダーライト: 神奈川県警少年捜査課 (小学館文庫)ボーダーライト: 神奈川県警少年捜査課 (小学館文庫)
シリーズ2作目かな? すっかり忘れていましたがオズヌのことは何となく覚えていました。現実にあり得るのかはわかりませんが、声の力で人を操る(洗脳する)ことが出来たら怖いです。その力を良い方向に使えたら良いのですが。
読了日:09月03日 著者:今野 敏


恋大蛇 羽州ぼろ鳶組 幕間(祥伝社文庫 い27-13)恋大蛇 羽州ぼろ鳶組 幕間(祥伝社文庫)
シリーズのスピンオフ作品集。ぼろ鳶のメンバーは登場しませんが、所々に名前が出てくるのでニヤニヤしてしまいます。ぼろ鳶以外の火消たちのかっこよさもわかってますます本編が楽しみになる1冊です。
読了日:09月08日 著者:今村翔吾


香君1 西から来た少女 (文春文庫 う 38-2)香君1 西から来た少女 (文春文庫)
待っていました!の新シリーズ。始まりからどっぷりとワールドにはまり込んでいました。権力を持つ人間の欲や自然の驚異にさらされるか弱い少女・・こういう構図が多いですが、それが面白いんです。まだまだ続くようなので楽しみに読み進めます。
読了日:09月11日 著者:上橋 菜穂子


香君2 西から来た少女 (文春文庫 う 38-3)香君2 西から来た少女 (文春文庫)
色んなことが絡み合ってなかなか面白い展開になってきました。作物一つで国を支配できるとは!確かにあり得ることですが、そのせいで人々が飢えても良いと思うところが権力者の怖いところ。気になる所で終わったので、早く続きが読みたいです。
読了日:09月17日 著者:上橋 菜穂子


あらたなる日々 お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-12)あらたなる日々 お勝手のあん (ハルキ文庫)
大旦那の隠居の宴で料理人としてお披露目されたおやす。この時代にはかなり珍しい存在の女料理人としてまた大きな一歩を踏み出しました。時代の流れが速いので、これからどうなっていくのか気になって仕方がありません。それにしても、こんな時代から横浜には洋風のホテルがあったんですね。洋食を食べたことでおやすがどんな変化をしていくのかも楽しみです。
読了日:09月20日 著者:柴田 よしき


探花: 隠蔽捜査9探花: 隠蔽捜査9
このシリーズは良いな〜とかみしめながら読み進め、あっという間に読み終わっていました。それにしても邦彦は毎回迷惑かけすぎ!でも彼のお陰で竜崎の人間らしさが覗けて良いんですけどね。神奈川の土地勘が無いのでちょっとわかりにくい部分はありますが、基地があるとならではの慣習とかしがらみがあって大変なんですね。さすがの竜崎も勉強不足な感じがあり、今後の成長も楽しみになりました。
読了日:09月27日 著者:今野 敏



全部で6冊。

お気に入りの作家さんやお気に入りのシリーズがほとんどだったので、読み終わるのが早い物ばかりでした。

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2024年09月02日

8月のまとめ

いのちがけ 加賀百万石の礎 (講談社文庫 す 49-1)いのちがけ 加賀百万石の礎 (講談社文庫)
長すぎて時間がかかりました。かなり壮大な話に感じましたが、実は狭い場所の短い期間の話なんですよね。戦国時代の天下人の移り変わりの激しさは知っていましたが、それに振り回される周りの人たちのことはあまり知らず、その辺りの大変さが読めて良かったです。前田利家は名前くらいしか知らなかったので、こんなに魅力的な人だったとは。今度から注目しようと思います。
読了日:08月08日 著者:砂原 浩太朗


いつか、あの博物館で。: アンドロイドと不気味の谷いつか、あの博物館で。: アンドロイドと不気味の谷
題名から想像すると、もっとアンドロイドが全面的に出てきてアンドロイドが活躍する時代の話かと思ったら、がっつり青春小説でした。文体が軽く、文字も大きくサラッと読み切ることが出来ますが、内容は重め。中学時代の葛藤をそういえばそうだったな・・と思い出して少しですが苦しくなりました。
読了日:08月08日 著者:朝比奈 あすか


彼方の友へ (実業之日本社文庫)彼方の友へ (実業之日本社文庫)
読み終わるのに時間がかかってしまいました。面白くないわけではないのですが、時間が行ったり来たりするのと、時代背景が辛いのと、誰が誰やら・・という感じにもなってなかなか読み進められずでした。1度しか大きな被害には合っていないとはいえ、周りの人がいなくなることや質素倹約に努めないといけないことなど苦労が多く、その様子を読むのもしんどかったです。
読了日:08月23日 著者:伊吹 有喜


シャルロットのアルバイト (光文社文庫 こ 34-9)シャルロットのアルバイト (光文社文庫)
シャルロットのことをついラブラドールレトリバーのような犬だと思ってしまうのですが、どんな犬種であってもとにかく可愛いです。実物に会うと犬嫌いなので逃げるでしょうけど。ちょっとした謎解きもあってサラッと読めてしまえます。
読了日:08月28日 著者:近藤史恵



全部で4冊。長い時間かかってしまう作品が2つあったので余計に少ないです。他2作品は2日くらいで読み切っているんですけど。

先月は妙に気忙しくて感想も何も書けずでした。

今月からは少しずつ書かないと、そろそろ忘れそうです。
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2024年08月01日

7月のまとめ

たまごの旅人 (実業之日本社文庫)たまごの旅人 (実業之日本社文庫)
旅行は好きでは無いですし、海外には特に行きたくないですけど面白く読めました。添乗員さんって想像するだけで大変な仕事です。大人の我が儘ほどややこしい物はないですね。理不尽なことを言ってくる大人に対して笑顔で対応するなんて尊敬します。好きなことを仕事にするというのが良いことばかりではないのは痛いほどわかります。好きなことだからこそ嫌になることもあります。
読了日:07月02日 著者:近藤 史恵


レペゼン母レペゼン母
明子の気持ちもわかりますが、イライラしてしまう息子の気持ちもわかります。義理の娘くらいの距離感がちょうどいいんでしょうね。ラップ上とはいえ言いたいことが言えて良かった。色々と都合よくいきすぎ感はありますが、面白かったとは思います。ラップがよくわからないですけど。
読了日:07月05日 著者:宇野 碧


時をかける眼鏡 魔術師の金言と眼鏡の決意 (集英社オレンジ文庫)時をかける眼鏡 魔術師の金言と眼鏡の決意 (集英社オレンジ文庫)
アスマの迷いと決心は素晴らしい展開だとは思いますが、事件が起きるまでが長くてちょっと流し読みしてしまいます。残りわずかになってやっと事件が発生し、検視するからこの先の展開があっさりなんだろうと想像が出来るのが残念。もう少しここの部分が盛り上がっても良さそうです。
読了日:07月11日 著者:椹野 道流


木曜日にはココアを (宝島社文庫)木曜日にはココアを (宝島社文庫)
連作短編で、登場人物が次々繋がっているので、しっかり人物を把握しておかないと次の話についていけません。私、名前を覚えるのが苦手なのでだんだん「誰?」となってしまいました。特に大きな山場もなく穏やかに流れる話たちでした。
読了日:07月15日 著者:青山 美智子


神様の子守はじめました。11 (コスミック文庫α)神様の子守はじめました。11 (コスミック文庫α)
相変わらずのドタバタで、子どもたちはひたすら可愛くて、ハラハラしながらもほのぼの。最近は梓の人柄の良さが際立っています。
読了日:07月16日 著者:霜月りつ


銀座「四宝堂」文房具店 (小学館文庫 う 15-2)銀座「四宝堂」文房具店 (小学館文庫)
銀座にある老舗の文房具店の物語。そこにやって来るお客さんたちの人生と文房具の結びつきが面白くて素敵でした。感動的な話もあり、素敵な読書時間になりました。シリーズになっているようなのでまた読みます。
読了日:07月23日 著者:上田 健次


婿どの相逢席 (幻冬舎時代小説文庫 さ 40-2)婿どの相逢席 (幻冬舎時代小説文庫)
仕出屋に婿入りした鈴之助の話。何もしないで暮らせるのが嬉しい人もいるでしょうが、やはり人間って役に立たないと生き甲斐がないんですよね。彼は彼なりに店の役に立ち、読者にも感動を届けてくれました。双子の運命の話は涙無しでは読めませんでした。
読了日:07月29日 著者:西條奈加



全部で7冊。一日で読んでしまった本もあった割には少ないですけど、最近では多い方かな?

特に印象に残ったのは「婿どの相逢席」です。

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2024年07月01日

6月のまとめ

ランチ酒 (祥伝社文庫)ランチ酒 (祥伝社文庫)
お酒にはそこまで詳しく無いですが、出てくるご飯は美味しそうで興味津々で読めました。祥子の仕事についてはそこまで興味が持てなかったですが、こういう仕事も必要かもね、とは思います。娘との関係など色々あり、彼女がどんな人生を歩んでいくのかは気になります。サラッと読めて面白かったです。続きも読もうかな。
読了日:06月05日 著者:原田ひ香


小麦の法廷 (講談社文庫)小麦の法廷 (講談社文庫)
最後が出来過ぎな感じはありましたが、法廷の色んな決まり事や判事や検事、各所轄のプライドなんかが絡まって面白く読めました。これは続巻もありそうですね。軽く読めるので続編があるなら読みたいです。
読了日:06月11日 著者:木内 一裕


蹴れ、彦五郎蹴れ、彦五郎
短編なのに読み応え十分でした。おなかいっぱい。戦国時代の武士の不器用な生き方はイライラする部分もたくさんありますが、かっこよくもあり、悲しくもありました。「三人目の人形師」はかなりゾッとしました。奥さんの支え方は絶対間違ってると思う!ここまで一つのことにこだわり続けるのはすごいことだけど、そうやって名を上げて何になる?
読了日:06月20日 著者:今村翔吾


Papa told me Cocohana ver.12 ~私たちの王国~ (マーガレットコミックス)Papa told me Cocohana ver.12 ~私たちの王国~ (マーガレットコミックス)
相変わらず可愛くてかしこい知世ちゃんにやられました。可愛くてかしこいけど、子どもらしい我儘も言える、素敵な女の子。
読了日:06月25日 著者:榛野 なな恵


民王 シベリアの陰謀 (角川文庫)民王 シベリアの陰謀 (角川文庫)
ここ数年の大問題であるコロナのことを題材にしたかのような内容で、実際の政府もこんな感じでバタバタしたのかもしれないと思うと情けなくなりました。でもこの作品のようにしっかりと考えてくれる政治家が1人でもいれば変わるんですよね。振り回される側は大変です。
読了日:06月26日 著者:池井戸 潤


秋麗 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)秋麗 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)
長編は久々かな?読み応えはありましたが、長編になると捜査本部が出来て人員が多くなり、安積班のメンバーにスポットが当たりにくくて寂しくなります。水野や須田は活躍しましたが、他はあまりというかほとんど出てこず残念。セクハラやパワハラについても描かれていますが、なかなか難しい問題ですね。コミュニケーションが取れなくなりそう。
読了日:06月28日 著者:今野 敏



全部で6冊。とはいえ、1冊は漫画なので実質5冊ですね。

特に印象に残ったのは「秋麗」です。

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2024年06月03日

5月のまとめ

けさくしゃ (新潮文庫)けさくしゃ (新潮文庫)
かなり頑張ったんですけどね・・最終話を残して挫折です。
主人公も好きになれなかったですし、話の内容も変わり映えしない感じでなかなか読み進められずでした。
読了日:05月04日 著者:畠中 恵


余命一年、男をかう余命一年、男をかう
題名が衝撃的でずっと気になっていた作品。節約好きで、記帳するのが楽しみという唯。独身で子どももおらず、老後も一人で生きていかないといけないからお金を貯める、その辺りのことは共感できたのですが、途中から・・??心理がよくわからなくなっていきました。死ぬことに恐れがないのはわかるのですが、そこで男を買ってみるのも理解不能。その前の上司との関係も更に意味不明。一番無駄遣いしている気がする。とりあえずサラッと読み切った感じ。
読了日:05月09日 著者:吉川 トリコ


対岸の家事 (講談社文庫)対岸の家事 (講談社文庫)
専業主婦も大変です。わかっていたつもりになっていましたが、想像以上に大変だとわかりました。何よりも孤独なのが本当に辛そう。働きながら子育てと家事をするのも本当に大変。もっと周りが助けないと無理!特に夫。他人ごとにしている場合じゃないぞ!
読了日:05月15日 著者:朱野 帰子


砂漠 (実業之日本社文庫)砂漠 (実業之日本社文庫)
伊坂ワールド全開でした。面白いですけど、読み終わるのに時間がかかりました。何か入り込めないと思ったら、大学生活送ったことないからでした。4年もあると色々起こるものですね。衝撃の出来事はありましたが、基本的に淡々と・・かな。
読了日:05月26日 著者:伊坂 幸太郎


密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社文庫)密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社文庫)
シリーズとは知らなくていきなり3作目から読んだので、どうにもついて行けない状態。頭の中に「?」が浮かんだままどんどん話が進んで行き、これが現実に起きたら怖いなというぼんやりした感想で終了。最後のどんでん返しと思われる部分も1作しか読んでいないので、ふぅ〜んって感じでした。
読了日:05月31日 著者:歌野 晶午



全部で5冊。とはいえ、1冊は挫折しましたが・・。

特に印象に残ったのは「対岸の家事」かな? この中では、って感じですが。

それよりもまた感想が滞っています。何か1冊引っかかるとどうも進まなくなるな。サッサと書いてしまわないと忘れてしまう。

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2024年05月01日

4月のまとめ

神様の子守はじめました。 10 (コスミック文庫α)神様の子守はじめました。 10 (コスミック文庫α)
よく頑張った!白花ちゃん。の巻。色々巻き込まれましたが、優しい白花ちゃんが健在で良かったです。そして、いつも寝てばかりの玄輝も珍しく活躍しました。彼らが大人(?)になったら人間想いの素敵な神様になってくれそうです。
読了日:04月02日 著者:霜月りつ


おいしい旅 しあわせ編 (角川文庫)おいしい旅 しあわせ編 (角川文庫)
アンソロジーで1つずつの話が短くて読みやすいです。旅についての物語ばかりで、どれも面白かったです。特に印象に残ったのは、大崎梢さんと柴田よしきさん、松村比呂美さんです。
読了日:04月08日 著者:大崎 梢,近藤 史恵,篠田 真由美,柴田 よしき,新津 きよみ,松村 比呂美,三上 延


アンカー (集英社文庫)アンカー (集英社文庫)
やる気がなさそうに見える記者・布施が新たな事件に興味をもつところから始まるいつもの展開。今回は「ニュースイレブン」の存続危機?みたいな展開もあって、読み応えがありました。
読了日:04月15日 著者:今野 敏


砂の城 風の姫 (講談社X文庫)砂の城 風の姫 (講談社X文庫)
シリーズ2作目。色んな国があって面白いですけど、結末はどうもイマイチ好きではなかったな。このままハッピーエンドが待っていれば良いですけど、何となくどうでも良いような気もしてしまいます。
読了日:04月22日 著者:中村 ふみ,六七質



全部で4冊。読み終わるのに時間がかかる本を今読んでいるので少なくなってしまいました。まだまだ読み終わらなさそう・・・1週間以上かかっていることになるな。

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2024年04月02日

3月のまとめ

月下のサクラ (徳間文庫)月下のサクラ (徳間文庫)
1作目と雰囲気が違う気がしました。まああまり覚えていなかったですけど。警察の職員だった泉の成長ぶりに驚かされました。展開は面白かったですが、事件の解決方法は納得できませんでした。海外ドラマじゃあるまいし、こんな展開はないでしょう??
読了日:03月06日 著者:柚月裕子


幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下) (ハルキ文庫 た 19-32)幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下) (ハルキ文庫)
読み終わるのが勿体なくてじっくりと読みました。菊栄さんの話も、結の話も良かった! 結とは会うこともないのでしょうけど、ほんのり繋がったのが嬉しいです。これで終わりは悲しいのでぜひまたいつか描いてもらいたいです。幸が伝えたかったことは後世まで残るのか。どんな店になるのかこれからも楽しみです。
読了日:03月11日 著者:田 郁


玉麒麟 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)玉麒麟 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)
いつもはへらっと笑っている新之助の男気溢れる性格が浮き彫りになって惚れ直しました。火消たちはライバルでありながらお互い尊敬しあっていて素敵な関係で羨ましくなりました。この恋がうまくいくと良いのですが。そして深雪はやはりカッコいい!
読了日:03月18日 著者:今村翔吾


ミスコン女王が殺された (創元推理文庫)ミスコン女王が殺された (創元推理文庫)
シリーズ2作目。こんなに目立ちまくっているフォーチュンが見つかっていないのが不思議です。彼女を狙っている組織は能無しなのか??それにしてもパワフルな老人たちが最高過ぎです。ツッコミどころも多いですが爽快な展開が癖になります。
読了日:03月25日 著者:ジャナ・デリオン


幽霊絵師火狂 筆のみが知る (角川文庫)幽霊絵師火狂 筆のみが知る (角川文庫)
サクサクと読み切れる物語。ちょっと不気味な雰囲気がありつつ、それほど怖くも無いので読みやすいです。でもまあ好きかと言われるとう〜ん・・。2人の関係がどうなっていくのか?はちょっと興味があります。
読了日:03月28日 著者:近藤 史恵



全部で5冊。相変わらずののんびり読書です。

特に印象に残ったのは「あきない世傳金と銀 特別巻(下)」です。



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2024年03月01日

2月のまとめ

後宮の百花輪(1) (双葉文庫)後宮の百花輪(1) (双葉文庫)
豪華な宮中の生活が読めるのかと思っていたのになかなか怖い展開。女性だらけの世界は怖い!しかも政治まで絡むとなると更に怖すぎます。不穏な空気が流れて、これからますます楽しくなりそう!という時に終わってしまったので、続きも読まないといけません。
読了日:02月07日 著者:瀬那 和章


特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (宝島社文庫)
私には難しかった・・。読み終わるまでに時間がかかってしまいました。でも面白かったとは思います。映像が見てみたい話だったので、映像化されたら見るかもしれません。
読了日:02月16日 著者:南原 詠


別れの季節 お勝手のあん (時代小説文庫)別れの季節 お勝手のあん (時代小説文庫)
久々に号泣しました。題名からして不安になっていたのですがやはり別れがきましたか・・。色々な選択を迫られるようになったあんちゃん。そういうお年頃になったということですけど、大人になるというのは大変です。でも読者からするとどんな料理人になってくれるのか楽しみで仕方ありません。
読了日:02月21日 著者:柴田 よしき


神様の子守はじめました。 9 (コスミック文庫α し 1-9)神様の子守はじめました。 9 (コスミック文庫)
相変わらずのドタバタですが、確実に成長している四神の子たち。それぞれに問題があって一つ一つ解決していく姿が心地よかったです。梓もかなり良い人。それが改めてわかった巻でした。
読了日:02月26日 著者:霜月 りつ


最後の晩ごはん 後輩とあんかけ焼きそば (角川文庫)最後の晩ごはん 後輩とあんかけ焼きそば (角川文庫)
久しぶりの号泣でした。弟分であり親友でありライバルでもある李英の病は本当に辛かった。これからという時に・・。でも海里と本音で語り合えたのは良かったし、夏神さんの言葉も刺さりました。前向きに生きてくれたら良いな。今後も応援していきたいです。
読了日:02月28日 著者:椹野 道流



全部で5冊。

特に印象に残ったのは「別れの季節 お勝手のあん」です。
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2024年02月01日

1月のまとめ

閉鎖病棟 (新潮文庫)閉鎖病棟 (新潮文庫)
精神疾患を抱えた患者たちが入院している病院の話。色んな病気があって、色んな症状があって、個性も色々。過去に犯罪を犯している人もいて、心に傷をもちながらも健気に生きている姿が素敵でした。最後も希望のもてる終わり方で、さわやかな読了感でした。
読了日:01月04日 著者:帚木 蓬生


しろがねの葉しろがねの葉
舞台は狭い世界での話ですが、なかなか壮大な物語でした。ただ、終始暗い雰囲気が流れていて、読んでいて苦しい場面も多く、一気読みは出来ませんでした。読み終わったら大河ドラマを見たような重さがあって、ため息が出ました。
読了日:01月12日 著者:千早 茜


トリプルチョコレート・チーズケーキが噂する (mirabooks)トリプルチョコレート・チーズケーキが噂する (mirabooks)
何で読んでいるのかわからないのに発売されたらすぐに買って読んでしまう、謎のシリーズ。今回の被害者は、いつかは殺害されると思っていたあの人。殺されそうだからこのまま殺されずに終わるのかと思ったら・・でした。しかも理由が意外でした。事件よりも気になったのは、ハンナの頭の中のやり取り。何でしょう?悪者と良い人が頭の中で言い合いするなんて。これって必要??なんかイライラの場面が増えた感じがします。ハンナの性格、どんどん悪くなるし。でもまた次も読むんだろうな。
読了日:01月18日 著者:ジョアン フルーク


天を測る (講談社文庫)天を測る (講談社文庫)
個人的にあまり好きでは無い幕末の話。幕末といえば、新撰組とか坂本竜馬とかの視点で描かれることが多いですが、この作品では全く別の視点で描かれているので新鮮でした。歴史上の偉人と呼ばれている人たちが意外と役に立たないというのが爽快でもありました。時代小説でも今野敏らしさ全開です。
読了日:01月25日 著者:今野敏


最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き (角川文庫)最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き (角川文庫)
朗読も奥が深いんだなと変な所に感心。一度じっくり聞いてみたいものです。海里はずっと悩んで苦しそうですが、成長もしているので頼もしくなってきました。お兄さん夫婦の決断も素敵。そして作家先生もがんばりました。
読了日:01月30日 著者:椹野 道流




全部で5冊。時間がかかってしまう本が多かったです。

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2024年01月04日

12月のまとめ

あけましておめでとうございます。今年もぼちぼち読書にお付き合いください。

モノクロの君に恋をする (新潮文庫nex)モノクロの君に恋をする (新潮文庫nex)
青春だね〜!という作品。これだけ熱い思いをもてる物があるのがとにかく羨ましい! アニメも漫画もあまり見ないので出てくる作品のことがわからないのが残念でした。詳しい人ならもっともっと楽しめそうです。恋愛部分も甘酸っぱかったな〜。普通ならそういうの嫌いですけど、コメディ要素が多いお陰で読みやすかったです。
読了日:12月03日 著者:坂上 秋成


童の神 (ハルキ文庫 い 24-7 時代小説文庫)童の神 (ハルキ文庫時代小説文庫)
あまり知らない時代の物語でした。どうしてここまで対立しないといけないのか、意味がわからない時代で、読んでいて苦しくなる場面がたくさん。裏切られることもあり、想定通りにいかないこともあり、命がどんどん奪われて、途中で何度も読むのをやめたくなるくらいでした。でも結末はどうなるのかが気になって次々読み進め、世界にどっぷり浸ったので、読み終わったら疲れていました。
読了日:12月12日 著者:今村翔吾


最後の晩ごはん 地下アイドルと筑前煮 (角川文庫)最後の晩ごはん 地下アイドルと筑前煮 (角川文庫)
筑前煮がなかなか出てこなくて、トンカツが食べたくなって仕方がない状態に。筑前煮とご飯か・・まあ合うけど甘いのはちょっと。それはともかく、行動を起こすのが遅いせいですれ違う人たちは悲しかったですが、最後がいつも明るく終わってくれるのは嬉しいです。海里もまた新たなチャレンジが待っていて、今後も楽しみです。
読了日:12月14日 著者:椹野 道流


深川二幸堂 菓子こよみ<二> (だいわ文庫)深川二幸堂 菓子こよみ<二> (だいわ文庫)
兄弟2人共、恋に関して読んでいてイライラします。もっと押せば良いのに! それはともかく、他の部分ではしんみりと良い話ばかり。亡くなる人もいたけれど、その度に成長する2人の今後も読んでいきたいと思いました。
読了日:12月19日 著者:知野 みさき


恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。3―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。3―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―
読むのが苦しくなってきました。ウィステリアの救いはどこにあるんでしょう?このまま状況変わらず生きていくのかと思うと辛過ぎます。やっと自分に折り合いをつけて生きて来たというのに、ロイドはかき乱し過ぎです。この先の展開が心配でなりません。
読了日:12月25日 著者:永野水貴



全部で5冊。相変わらずののんびり読書です。簡単に読めた本もあったのに。

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2023年12月01日

11月のまとめ

天空の翼 地上の星 (講談社X文庫)天空の翼 地上の星 (講談社X文庫)
挿絵があるのが気に入らないですけど、絵自体は嫌いじゃない感じで良かったかな。話は読んでいて辛い部分が多かったです。誰の人生も辛そうで・・。でもきっとこの国はこれから良くなっていくでしょうね。素敵な国になってもらいたいです。
読了日:11月06日 著者:中村 ふみ,六七質


狐花火 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)狐花火 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)
あの男が再び!?悲しい気持ちにさせられたあの事件がまた起きるのか?と思うと読むのが嫌になるくらいでした。でもかっこいい火消たちの活躍は読みたいのでついつい一気読み。そして今回も奥様の深雪さんが最高の活躍を見せてくれて大満足です。
読了日:11月14日 著者:今村翔吾


夜の向こうの蛹たち(祥伝社文庫こ14-9) (祥伝社文庫 こ 14-9)夜の向こうの蛹たち(祥伝社文庫)
美人でも生きにくいことはあるんだよ、と言われてもイマイチ納得はいかないですが、でもまあそういうこともあるのかな?とは思います。初芝の気持ちの方がやっぱり共感しやすいです。ただ彼女のように友人に頼むことはしないと思いますけど。恋愛関係を絡めることは必要だったのでしょうけど、私には読みにくさしか感じられなかったです。
読了日:11月19日 著者:近藤史恵


夏の戻り船 くらまし屋稼業 (時代小説文庫)夏の戻り船 くらまし屋稼業 (時代小説文庫)
始めの盛り上がりがすごくて、最後があっさり終わり過ぎた気がします。敵が怖すぎて残虐すぎて目をそむけたくなる場面も多々。平九郎との対決シーンはかっこよかったですが、何とか決着付けて欲しかったような。ここまで必死で連れ去ろうとした割には諦めるんだ・・。
読了日:11月25日 著者:今村翔吾


神様の子守はじめました。〈8〉 (コスミック文庫α)神様の子守はじめました。〈8〉 (コスミック文庫α)
いつものように翡翠と紅玉と共にドタバタしていて微笑ましく読んでいたら、急に重い話が。朱陽どうなるかと思いましたがさすがのハッピーエンドで良かったです。彼らにはいつもハラハラさせられますが、元気に育ってくれていて嬉しいです。
読了日:11月28日 著者:霜月 りつ



全部で5冊でした。結構、サラッと読み終える作品が多かった気がしたのに意外と読めていません。

特に印象に残ったのは「狐花火」です。


今日から12月!? 今年も後1か月なんですね! 年々、一年が短く感じるようになるな・・・。

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2023年11月01日

10月のまとめ

古本食堂 (ハルキ文庫 は 16-1)古本食堂 (ハルキ文庫)
東京の土地勘があったらもっと楽しめたのかもしれないな、と思います。古本も苦手なので古本屋も入ったことがないし。じゃあなんで読んだんだ!って突っ込まれそうですね。 小難しい所もありましたが、全体的には読みやすくて結構楽しかったかも。登場人物も魅力的でした。そのうち、スピンオフ的に元の店主が生きていた時の店の様子を描いてほしいです。雰囲気はどんな感じだったんだろう?気になります。
読了日:10月04日 著者:原田 ひ香


半沢直樹 アルルカンと道化師 (講談社文庫)半沢直樹 アルルカンと道化師 (講談社文庫)
久しぶりの半沢、面白く一気読みでした。「アルルカン」って知りませんでしたが、なかなか深い話でしたし、画家と画家志望の友情が素敵でした。倍返しもうまくいきました。若干残ったのは腹が立ちますがそれはまた次回やってくれるのかな?期待しています。
読了日:10月11日 著者:池井戸潤


筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 (宝島社文庫)筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 (宝島社文庫)
これは・・・よくあるパターンですね。イケメンで変人で偏屈で人付き合いは苦手だけど、本当は優しい人。最後は何となく女性と良い感じになる?的な。ちょっと飽きてくるパターンです。見て感動するような「書」は興味ありますけど、それ以外はどうでも良いかな。
読了日:10月17日 著者:谷 春慶


葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
なるほどそうだったのか・・な結末。始めは読みにくい感じがしましたが、鮮やかなどんでん返しにスッキリしました。終始暗い雰囲気の中、妹さんの面白さに救われる気がしました。色々とヒントみたいなものはちりばめられていたのにすっかり先入観をもってしまっていました。
読了日:10月20日 著者:歌野 晶午


心淋し川 (集英社文庫)心淋し川 (集英社文庫)
心町という場所での人間模様が描かれています。そこに流れている川が澱んでいて、夏になると嫌な匂いがしてくるという情緒も無い川。そんな川のようにそこに住む人たちにも色々な心の闇が。うまく川と絡めながら色んな人の人生を描いていて、心に沁みるような読書になりました。どの話も良かったな。
読了日:10月26日 著者:西條 奈加


最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ (角川文庫)最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ (角川文庫)
今回はなかなか難しい話でした。心に傷を負った方にどのように接したら良いのか、色々考えさせられました。海里は少しずつ成長し、夏神さんはまた前に少し進み、そして新たな恋も生まれ、色々と楽しみになってきました。
読了日:10月30日 著者:椹野 道流



全部で6冊。長い話もあった割にはよく読めたかな?

特に印象に残ったのは「半沢直樹 アルルカンと道化師」「心淋し川」です。

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2023年10月02日

9月のまとめ

契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上) (ハルキ文庫 た 19-31)契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上) (ハルキ文庫)
みんなにまた会えて嬉しかったですし、あの人の江戸に出てからの物語が読めたのも良かった。ただ奥さんの存在は物悲しいですけど。他の話も色んな人にスポットが当たって描かれていたので読み応えがありました。下巻はぜひ妹さんのことも描いてもらいたいです。でも最後があんな終わり方したからな・・妹との再会はやめた方が良いのかもしれません。
読了日:09月06日 著者:田 郁


緑の箱庭レストラン ~初恋の蕾と再会のペペロンチーノ (マイナビ出版ファン文庫)緑の箱庭レストラン ~初恋の蕾と再会のペペロンチーノ (マイナビ出版ファン文庫)
あまりにもサラッと読め過ぎて印象に残らない感じ。植物いっぱいのレストランは苦手ですし、イケメンさんもちょっとくどいかな? 料理は美味しそうでしたけどもっとたくさん出てきても良かったと思います。
読了日:09月08日 著者:編乃肌


薔薇色に染まる頃 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫 よ 31-12)薔薇色に染まる頃 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)
物語の展開が急すぎてちょっとついていけなくなる場面もありました。珍しくハラハラな展開が続き、ほぼ一気読みでした。すごい展開の割にサラッと終わるのはこのシリーズならではでしょうか。
読了日:09月13日 著者:吉永 南央


恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。2―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。2―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―
苦しすぎる展開! どうせいなくなるなら、ウィステリアは置いて行かれるならサッサと消えて欲しい。ずっとそう思いながら読み進めていました。間に入ってくる元の世界の話を読むのがもどかしいくらい。でもその話たちのお陰でロイドについてもっとわかるようになったわけですが。とりあえず、ブライトのことは言わないで!って思ってしまう。すべての元凶のくせに何だか幸せそうなのが嫌になります。
読了日:09月15日 著者:永野水貴


金春屋ゴメス 因果の刀 (新潮文庫nex さ 64-33)金春屋ゴメス 因果の刀 (新潮文庫nex)
やっぱり面白い!ゴメスの視点では語られないので彼女の気持ちはわかりませんが、乱暴な言動の裏で色々細かいことを考えているのはわかります。だからといって「良い人」とか「優しい人」という評価にはなれませんけど。こんなに乱暴でも部下たちは離れないということでも彼女の魅力はわかります。今後の展開も楽しみです。
読了日:09月26日 著者:西條 奈加


アンと愛情 (光文社文庫 さ 24-6)アンと愛情 (光文社文庫)
あんちゃんが成人式を迎えて、また一歩大人に近づいてきました。自分が成人式の時ここまで色々考えていたか?と思うと恥ずかしくなるくらい。とてもしっかりしています。まだまだ失敗もありますが、素敵な販売員になっていると思います。食べたい和菓子がたくさん出てきて、でもなかなか美味しい和菓子屋さんが近所になくて困ります。
読了日:09月30日 著者:坂木司



全部で6冊。相変わらずのんびり読書です。まとめながら、こんな本、読んだっけ?と思うのもありました・・。印象が薄すぎます。

特に印象に残ったのは「契り橋 あきない世傳 金と銀」「金春屋ゴメス」「アンと愛情」です。

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2023年09月01日

8月のまとめ

警視庁捜査一課・碓氷弘一3 - パラレル - 新装版 (中公文庫)警視庁捜査一課・碓氷弘一3 - パラレル - 新装版 (中公文庫)
何ともまあ壮大な、というかややこしい、というか。色んな作品から色んな人たちが登場しているそうな。私がこの作家さんの中で読んでいないジャンルの人たちなので全く知らないですが、これはこれで面白かったです。ただきっとそちらのジャンルの作品は今後も読まないだろうとは思いますけど。碓氷さんの影が薄すぎたのが残念ではあります。
読了日:08月03日 著者:今野 敏


紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード (角川文庫)紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード (角川文庫)
和紙についてそんなに色々考えたことも無かったですが、興味深く読めました。私の乏しい想像力でどこまでイメージ出来たかわかりませんが、見てみたいと思いました。最後があまりにも急に丸くなりすぎ感はありますが、次も読んでみようかな。
読了日:08月07日 著者:ほしお さなえ


猫を処方いたします。 (PHP文芸文庫)猫を処方いたします。 (PHP文芸文庫)
何だか不思議というかよくわからない話でした。途中でホラーなのか?と不安になる部分がありましたが怖さは大丈夫でした。もっと猫にスポットが当たってくれると楽しかっただろうに。
読了日:08月12日 著者:石田 祥


曲亭の家 (ハルキ文庫 さ 29-1)曲亭の家 (ハルキ文庫)
いきなりケンカして家出をしている場面から始まる割にはその後はずっと耐え忍ぶんだ、と変な所に感心。子は鎹というか、子は鎖に近い状態です。昔は特に男の子は家に取られてしまうものですから離れたくなければ耐えるしかない。最終的には幸せと言えたのかもしれませんが、それまでの耐え忍ぶ場面が辛過ぎました。
読了日:08月22日 著者:西條 奈加


暮鐘 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)暮鐘 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫)
相変わらず面白いシリーズです。短編集で安積班のメンバーに少しずつスポットが当たっていて面白かった。特に普段あまり活躍を見られない桜井の話が良かったな。あっという間に読み終わってしまって残念です。早く続きが読みたいです。
読了日:08月28日 著者:今野 敏


神様の子守はじめました。7 (コスミック文庫α) (コスミックα文庫)神様の子守はじめました。7 (コスミック文庫α)
サクッと読めました。どんどん個性的になっていき、しゃべり方は幼いですけどどんどん成長中な四神の子たち。最後には梓と過ごせる時間が少ないことも書かれていて今から寂しい気持ちになりました。いなくなったら梓が抜け殻みたいになりそう。
読了日:08月29日 著者:霜月 りつ



全部で6冊。ちょっと増えたかな?

特に印象に残ったのは「暮鐘」「曲亭の家」です。
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2023年08月01日

7月のまとめ

てらこや青義堂 師匠、走る (小学館文庫 Jい 3-1)てらこや青義堂 師匠、走る (小学館文庫)
もっと軽い話かと思ったら重いし深い話でした。子どもたちは生意気ですけど可愛くて健気で、奥さんは最高のキャラクターで面白かったです。こんな良い人たちに囲まれて何を悩むことがあるんだ、しっかりしろ!と言いたくなります。シリーズ化してくれたら嬉しいのですが、どうだろう?
読了日:07月07日 著者:今村 翔吾


逆ソクラテス (集英社文庫)逆ソクラテス (集英社文庫)
子どもの世界って狭いけど盛りだくさんで面白いです。小さいながらも色々なことを考えていて、大人の発言に疑問を持って成長している姿は読んでいて爽快な気分になれました。良い先生に出会うことは子どもにとってとても素敵なこと。羨ましくもなりました。
読了日:07月13日 著者:伊坂 幸太郎


湯治場のぶたぶた (光文社文庫 や 24-31)湯治場のぶたぶた (光文社文庫)
今回は湯治場で働くぶたぶたさんでした。カウンセラーとしても、料理人としても働く、パワフルなぶたぶたさん。存在するだけで癒しなのに、話も聞いてくれて、食事も作ってくれて、最高です。心に刺さる話ばかりでした。
読了日:07月18日 著者:矢崎存美


発達障害&グレーゾーンの子どもを「急かさず」「怒らず」成長を引き出す言葉かけ: 〈シリーズ 子育てのうしろだて〉発達障害&グレーゾーンの子どもを「急かさず」「怒らず」成長を引き出す言葉かけ: 〈シリーズ 子育てのうしろだて〉
子どもに携わる職業に就く者として読んで勉強になりました。声掛けをしても伝わらない子どもに対しての声の掛け方はこれから参考にしたいと思います。
読了日:07月21日 著者:浜田悦子


校閲ガール (角川文庫)校閲ガール (角川文庫)
悦子の話し方は気になりましたが、意外と真面目に校閲の仕事をしているのは好感がもてました。ファッションに疎い私的には分からない用語もたくさん出てきましたし、説明されてもどんな服装なのかわからないことが多かったですが、ここまで夢中になれるのは羨ましいです。かっこいい校閲担当としてこれから大きくなっていくのを見届けたいと思います。
読了日:07月22日 著者:宮木 あや子


恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―【電子書籍限定書き下ろしSS付き】恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―【電子書籍限定書き下ろしSS付き】
表紙の絵と題名が怪しくて自分ではきっと手を出さないであろう作品。でもお気に入り登録させてもらっている方が読まれて気に入っておられたので読んでみました。うん、確かに面白い。恋愛的要素も濃いですが、それ以外の部分も多くて私にも読みやすかったです。ファンタジー好きならきっとはまると思います。今後もどうなっていくのか楽しみです。
しかし、題名、何とかならないかな??言いたいことはわかるけど・・・
読了日:07月27日 著者:永野水貴



全部で6冊。簡単な本も入れてなので、いつも通りののんびり読書です。

特に印象に残ったのは「てらこや青義堂」です。

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