
荻原規子 著
「RDG6レッドデータガール 星降る夜に願うこと」
(角川文庫)
泉水子は<戦国学園祭>で本当の能力を現した。影の生徒会長は世界遺産候補となる学園トップを泉水子と判定するが、陰陽師を代表する高柳は、異議をとなえる。そして、IUCN(国際自然保護連合)は、人間を救済する人間の世界遺産を見つけだすため、泉水子に働きかけ始め・・。泉水子と深行は、だれも思いつかない道のりへ踏みだす。姫神による人類滅亡の未来を救うことはできるのか―。大人気シリーズ、ついに完結。−裏表紙より−
読み終わったときに思ったのは「こういう終わり方したか〜!」でした。そりゃそうでしょうね、後半に差しかかっても問題山積状態だったので、何となくは感じていました。
これは続編を希望するしかないです!でもあとがきによると、作家さんは書くかどうかわからないような雰囲気・・。「読者の想像にお任せします」では済まないレベルだと思うんですけどね。
せっかくここまで読んできたのに、ここで終わられたら悲しすぎます。まだまだこれからなのに!
結局、世界遺産って何だったのか?世界遺産に選ばれたらどうなるのか?姫神は今後どうなっていくのか?まだまだ不明なことが多すぎます。
もちろん、泉水子や深行、宗田姉弟たちなどの今後も気になりますが。泉水子と深行がうまくいけばそれで良いってわけにはいきません。
泉水子の父親の存在も微妙です。結局彼はどんな思いで動いているのか?何か思惑がありそうなのに、結局何も無かったなと。
う〜〜ん、面白かったんですけど、どうにもモヤモヤした気持ちが取れないんですよね・・。私の読み方が浅かったのかな?
よし、他の人に読んでもらって感想を聞こう!
今はそんな気分です。
<RDGシリーズ>
「RDGレッドデータガール はじめてのお使い」
「RDG2レッドデータガール はじめてのお化粧」
「RDG3 夏休みの過ごし方」
「RDG4レッドデータガール 世界遺産の少女」
「RDG5レッドデータガール 学園の一番長い一日」
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