
ジェフリー・ディーヴァー 著
池田真紀子 訳
「コフィン・ダンサー 下」
(文春文庫)
殺し屋“コフィン・ダンサー”は何度も証人の命を狙い続ける。リンカーン・ライムは罠を仕掛けて逮捕しようとするが、ダンサーは裏をかき、逃れてしまうのだった。ダンサーの素顔さえわからない捜査陣は、微細証拠を集め鑑定し、何とか特定しようとする。そんな中、サックスにまでダンサーの魔の手が迫る!
上巻でいよいよダンサーに近づいたか?と思われたのに、結局、ほとんど前進しないまま話は進みました。
ライムが仕掛ける巧妙な罠をことごとく回避して、意外な場所から現れては捜査陣を引っ掻き回すダンサーの腕には驚かされました。
証人のパーシーが爆弾を仕掛けられることを恐れずに飛行機を飛ばす所は手に汗を握り、相変わらずのどんでん返しにはまんまと引っかかり・・・。
必ずどんでん返しがある・・とわかっていながらも簡単に引っかかってしまう

でもまあそれが面白いので良しとします

サックスがライムとパーシーの仲を勘ぐって、かわいく嫉妬する様子は、息がつけないような怒涛の展開の中で唯一ホッとできる場面でした。
二人の仲がどう変化するのか?気になります。二人ならきっと仲が進展してもプロとしてクールに仕事できるはず・・と信じてます。そうじゃないと続き読まないよ!
証人たちを守ったローランド・ベル刑事がかっこよかった〜。これぞプロって感じで。ぜひまた出てきてほしい。
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