2021年08月06日

矢崎存美「ランチタイムのぶたぶた」

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 矢崎存美 著
 「ランチタイムのぶたぶた」
 (光文社文庫)


スーパーに勤める聖乃は、一人で過ごすお昼休憩を味気なく思っていた。そんな中、思いがけないお弁当を持った「山崎ぶたぶた」という新人が現れ、聖乃の毎日が変わり始める――(「ぶたぶたのお弁当」)。仕事も勉強もお悩みも、ひと休みできる「お昼」の時間。さりげなくも大切な時間を、お店や職場やお家で、不思議なぬいぐるみと過ごした人々の、七通りのランチタイム−裏表紙より−


「寝落ちの神様」「ぶたにくざんまい」「助けに来てくれた人」「ぶたぶたのお弁当」「相席の思い出」「さいかいの日」「日曜日の朝」の7編収録。

今回のぶたぶたさんは、最近の世の中に合った状況での話でした。つまり、新型コロナウィルスが感染拡大している世の中ということです。

飲食店が軒並み休まされて、どんどん閉店していく世の中。今となっては全く感染者数が減っていないというのに、意外と慣れてしまっていますが、始めの頃は本当に「どうなっていくんだろう?」という不安でいっぱいでしたよね。

そんな不安いっぱいな頃に登場してくれるぶたぶたさん。ありがたいです〜!


「寝落ちの神様」は、一人暮らしの大学生の話です。今もほとんど大学に行っていないという学生さんもおられるようですが、始めの頃は本当に休校で、オンライン授業さえもほとんどないような状況でした。そういう時に家族で住んでいるならともかく、一人暮らしの場合は本当に辛かっただろうと思います(私は学生でもなければ一人暮らしでもないので想像でしかないですけど)。

ここに出てくる学生さんも学校が休みになり、かといって実家に帰るのも難しい状況で、何となく一人暮らしを続けています。アルバイトは続けていましたが、気力がなくなっていて、自分では気づかないうちに食事も億劫になっていました。そんな彼の元に現れたのがぶたぶたさん!ありがたいですね。彼はぶたぶたさんの料理と会話することでどんどん元気になっていきます。

家族のありがたみも感じられる話で、最後はちょっと感動しますよ。


「助けに来てくれた人」は、子どもが主人公の話です。母親が具合悪くなって寝ているので「よし!お母さんにお料理作ってあげよう!」なんて考えて一人で出かけてしまうという強い子どもです。出先でぶたぶたさんと出会い・・・。こちらもちょっと感動する話ですよ。というか、ぶたぶたさんに会っていなかったらどうなっていたのか!


「ぶたぶたのお弁当」では、ぶたぶたさんのお店や娘さんたちの陰がチラチラと見えて、「日曜日の朝」ではしっかりと娘さんたち登場。久しぶりに嬉しかったです。彼女たち、本当に良い子に育っています。ぶたぶたさんがお父さんだったら当たり前ですけどね。でもぶたのぬいぐるみが父親だなんてどんな心境なんでしょう? 想像も出来ませんね。


まだまだ収まりそうもないコロナですが、早く飲食店が再開して、またみんなで楽しく食事が出来る世の中になってほしいですね。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」
「ぶたぶたラジオ」
「森のシェフぶたぶた」
「編集者ぶたぶた」
「ぶたぶたのティータイム」
「ぶたぶたのシェアハウス」
「出張料理人ぶたぶた」
「名探偵ぶたぶた」


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2021年01月22日

矢崎存美「名探偵ぶたぶた」

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 矢崎存美 著
 「名探偵ぶたぶた」
 (光文社文庫)


日常の中の、小さな謎。心に引っかかった、昔の記憶。失くしてしまったものの行方。胸に秘めた誰にも言えない秘密。そんな謎や秘密を抱えた5人が出会うのは、なんとも「謎すぎる」ぶたのぬいぐるみ、山崎ぶたぶた。小さくてピンク色で、かわいいけど、実は名探偵って、本当!?―本当なのだ。悩みを解決するヒントをくれるんだって。心温まる謎解き、五編を収録。−裏表紙より−


「悪魔の叫び声」「置き去りの子供」「レモンパイの夏」「ぬいぐるみのお医者さん」「女の子の世界」の5編収録。

題名を見ると、今回のぶたぶたさんは探偵なのか!と思うのですが、実際には探偵ではありませんでした。過去のぶたぶたさんの続編のような作品集で、文壇カフェやホテルマン、海の家から発展した喫茶店、スクールカウンセラー、ドクターのぶたぶたさんに再び会えます。



「悪魔の叫び声」これは、文壇カフェの話です。悪魔の叫び声の正体がそんなこと!?とびっくりでした。今時の人は聞いたことないんだね〜。年齢を感じてしまいました・・。しかし、悪魔の叫び声に聞こえるかな??

「置き去りの子供」ホテルマンのぶたぶたさんに会えます。可愛らしいエピソードですけど、ちょっと切なくもある話でした。

「レモンパイの夏」海の家のぶたぶたさん。あの時にやりたいと言っていたカフェを開店させたようですね。美味しそうな料理にお腹がすきます。

「ぬいぐるみのお医者さん」はドクターです。ぶたぶたさんのことでもありますし、本当にぬいぐるみのお医者さんのことでもあります。出てくるおじいさんの心境が理解できませんでしたが、子どもは可愛かったです。

「女の子の世界」はスクールカウンセラー。女の子同士の友情ってなんだかややこしいです。同性として痛い部分がありました。ぶたぶたさんの存在が明るく軽くしてくれます。


最後まで読んでも「探偵」が出てきません。ではなぜ「名探偵ぶたぶた」という題名なのか?は作者によるあとがきではっきりします。なるほどね〜という感じ。題名はともかく、今後もこんな感じで過去の様々なぶたぶたさんにもう一度会いたいと思いました。

さ、次はどんなお仕事しているのかな?楽しみに待ちます。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」
「ぶたぶたラジオ」
「森のシェフぶたぶた」
「編集者ぶたぶた」
「ぶたぶたのティータイム」
「ぶたぶたのシェアハウス」
「出張料理人ぶたぶた」


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2020年08月28日

矢崎存美「出張料理人ぶたぶた」

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 矢崎存美 著
 「出張料理人ぶたぶた」
 (光文社文庫)


体調が悪い自分の代わりに、出張料理人の作る料理を食べてほしい。そう頼まれて友だちの家に行った里穂は、やって来たその渋い声の料理人の姿にびっくり仰天――しかし、彼の作る料理を食べた時間は、なんだかとっても、特別な思い出になった(「なんでもない日の食卓」)。料理、パーティ、お掃除もお任せ。頼れる山崎ぶたぶたが、家にいるあなたに幸せをお届けします。−裏表紙より−


「なんでもない日の食卓」「妖精さん」「誕生日の予定」「通夜の客」の4編収録。

今回のぶたぶたさんは、出張料理人。とはいえ、料理だけではなくお掃除もしてくれます。

料理も特別な時じゃなくても頼めますし、1人のためにも作ってくれますし、何なら取り置き用の料理も作って保存してくれるという便利なサービス、

何よりのサービスはぶたぶたさんが料理するところをじっくり観察できることですけどね。


美味しいと評判のぶたぶたさんの料理を家で食べられるなんて贅沢です!

目の前で料理してもらいながら、悩みを相談したり、ちょこまかと動き回るぶたぶたさんの姿を観察したりして、癒されること間違いなしです。


日常生活に疲れた大人たちが癒されていくのを読んで、自分も癒された気がしました。

いつかぶたぶたさんの料理が食べてみたい!


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」
「ぶたぶたラジオ」
「森のシェフぶたぶた」
「編集者ぶたぶた」
「ぶたぶたのティータイム」
「ぶたぶたのシェアハウス」


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2020年06月19日

矢崎存美「ぶたぶたのシェアハウス」

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 矢崎存美 著
 「ぶたぶたのシェアハウス」
 (光文社文庫)


閑静な住宅街の中にある「シェアハウス&キッチンY」は、全六室の小さな共同住宅。一階には、大きくて温かみのあるキッチンもあって、昼間は近所の人たちが集まるイベントスポットになる。そこに新しく引っ越してきた実里は、玄関で迎えてくれたオーナー兼管理人の姿に驚愕する―(「ワケアリの家」)。心優しい頼れる山崎ぶたぶたが、住人たちのために大活躍!
−裏表紙より−


「ワケアリの家」「自分のことは」「行かなかった道」「優しくされたい」「るーちゃん」の5編収録。


読んだのがかなり前なので記憶が・・。

シェアハウスの管理人をしているぶたぶたさんのお話です。

シェアハウスって、縁が無いのでよくわからないですが・・。昔で言うところの、長屋とかそういう??

水回りは共同で、居住スペースだけは個々の場所みたいなことでしょうか?

神経質な所のある私は絶対に住めないと思うのですが、ぶたぶたさんが管理人だったら清潔感ありそうなイメージ。

美味しい料理も食べられそうですしね。


このシェアハウスは、キッチンも共同で使えます。でもぶたぶたさんの料理が食べられるのに、自分で作る人なんていなさそうです。

新しい住人になった実里を始め、シェアハウスにというか、シェアキッチンに集まる人たちの色々な問題や悩みをぶたぶたさんがいつものように解決していく物語です。


それ以上の細かい部分はまた再読したときに書きます・・。



<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」
「ぶたぶたラジオ」
「森のシェフぶたぶた」
「編集者ぶたぶた」
「ぶたぶたのティータイム」


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2020年01月16日

矢崎存美「ぶたぶたのティータイム」

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 矢崎存美 著
 「ぶたぶたのティータイム」
 (光文社文庫)


ふだん離れて暮らす母親を喜ばせようと、お邸のアフタヌーンティーにお呼ばれした凪子。新緑の庭に、英国風のお菓子とおいしい紅茶を運んできたのは、想像を超えた、とてもユニークな人物(?)だった―(「アフタヌーンティーは庭園で」)。中身は中年男性、見た目はキュートな、ぶたのぬいぐるみ。おなじみ山崎ぶたぶたが、周囲に温かい気持ちを広げていくファンタジー!
−裏表紙より−


新刊が発売されてしまったので、読む前にさっさと感想をUPしないと・・。


「アフタヌーンティーは庭園で」「知らないケーキ」「幸せでいてほしい」「カラスとキャロットケーキ」「心からの」の5編収録されています。


今回のぶたぶたさんは素敵なカフェを経営しています。

1話目では、お邸の庭園でのアフタヌーンティーに出張して、お茶とお菓子を提供しています。アフタヌーンティーって敷居が高いですよね・・。

普通のホテルでも気を使うのに、お邸で行われるなんて、どんな服を着たら良いかさえ迷ってしまいます。っていうか、手持ちの洋服では無理でしょう。そのためだけに何か買わないと、という気持ちにさせられます。

でも、お邸の素敵な庭園でのお茶だなんて、きっと心安らかになれて最高の時間になるんでしょうね。

緊張する場面ではありますが、そこはぶたぶたさんがきっと何とかしてくれるでしょうし、緊張を和らげてくれるでしょう。ぬいぐるみなのですから。

この話に出てきた女性は、母親との時間を楽しめたようです。


1話目も良かったですが、特に気に入ったのは「カラスとキャロットケーキ」というお話。

いじめを受けて悩んでいた少年と、トラウマになったカラスとの戦い。なぜカラスが苦手になったのか?その原因をすっきり解決させたら、カラスのことも好きになれる?? 好きになるとまではいかなくても、道にいても逃げずにいられそうです。

カラスとぶたぶたさんの攻防はちょっと面白かったです。

この少年はこれから前を向いて歩いていけそうで、ほっとしました。


他の話でも、出てくる人たちがぶたぶたさんのカフェで色々なケーキや洋菓子に癒され、ぶたぶたさんとの会話で和まされ、心が軽くなっていきます。

つまり、いつもの安定したぶたぶたさんですね。


そして、美味しそうなスイーツの数々。相変わらず、最高の組み合わせです。


新作は「シェアハウス」です。えー??ぶたぶたさんが管理人ってことでしょうか?読むのが楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」
「ぶたぶたラジオ」
「森のシェフぶたぶた」

「編集者ぶたぶた」


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2019年08月22日

矢崎存美「繕い屋 月とチーズとお菓子の家」

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 矢崎存美 著
 「繕い屋 月とチーズとお菓子の家」
 (講談社タイガ)


夢を行き交い「心の傷」を美味しい食事にかえて癒してくれる不思議な料理人・平峰花。リストラを宣告されたサラリーマンがうなされる「月」に追いかけられる夢も、家族を失った孤独な女性が毎夜見る吹雪の中で立ち尽くす悪夢も、花の手によって月のチーズやキノコのステーキにみるみるかわっていく。消えない過去は食べて「消化」することで救われる。心温まる連作短編集。―裏表紙より―


ぶたぶたシリーズでおなじみの作家さん。いつもぶたぶたさんに癒されていますが、この作品はどうでしょうか?


他人の悪夢に入ってその夢の中で、悪夢の原因となっている物を取って、それを料理して食べさせてくれるという不思議な力を持つ花という女性の話です。


5つの短編で、それぞれの登場人物の悪夢を解決させていきます。

「月」に追われる夢を見る人にはその月を取って、その人が好きな食べ物に変化させて、料理して食べさせます。

いきなり夢の中に入ってきた見知らぬ女性にいきなり「月を食べろ」と言われても、当然戸惑ってしまいます。みんな一度は断るのですが、花は「夢の中だから大丈夫」と言って食べさせるのです。

また、花が一緒に暮らしている黒猫も助けてくれます。動物って、人間の警戒心を解く何かがあるんですね。猫に言われて納得してしまう人もいました。


悪夢の素を食べた人たちは、意外な美味しさに驚き、気付けば完食してしまいます。そして、スッキリ悪夢からも解放!

こんなに簡単に解決したら良いですね。私は悪夢は見ないので必要のない女性ですが・・・。


ずっとこんな感じでフワッと優しく話が終わるのかと思ったら最後の話で急に現実的というか、ずっしりと重い感じになりました。

それだけが、後味悪くて残念ではありました。


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2019年04月04日

矢崎存美「編集者ぶたぶた」

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 矢崎存美 著
 「編集者ぶたぶた」
 (光文社文庫)


小説家の礼一郎は、依頼をくれた編集者と初めて会う約束をした。待ち合わせの喫茶店に現れたのは、どう見ても小さなピンクの、ぶたのぬいぐるみ。これは夢だ、と思った礼一郎は、おもしろがって、ぬいぐるみに新作の構想を話し始めるが・・(「長い夢」)。編集者・山崎ぶたぶたは、本や雑誌を作りながら、出会う人々にも、元気をくれるんだって。大ヒットシリーズ!−裏表紙より−


初登場から20周年だそうです。おめでとうございます! 私が出会ったのは2011年「ぶたぶた日記」なので、8年前ですがそこから次々読み進め、しっかり追いつきました!

すっかりぶたぶたさんのファンです。いつか会ってみたいと!と願っています・・が、本当に目の前をタタッと走っていたらびっくりして固まる自信あり!ですけど。 とりあえず固まるのが終わったら、後をつけるかな?・・とか想像するのがまた楽しみの一つです。


今回のぶたぶたさんは編集者。なるほど、今まで色んな仕事をしてきていますが、これは無かったな〜。食べ物関係が多いですからね。作家さんにとって近すぎて描きにくいのもあるんのかな?

「書店まわりの日」「グルメライター志望」「長い夢」「文壇カフェをようこそ」「流されて」の5編で、作家さんや編集者、そして主婦などが癒され悩みをスッキリさせます。ぶたぶたさんは、基本的には編集者ですが、違うときもあります。どちらにしても、いつもふとしたときにタイミング良く悩んでいる人のそばに現れて、特に素晴らしい発言をしなくてもその存在感と声で癒してくれます。


特に気に入ったのは「書店まわりの日」です。ここに出てくる漫画家は対人恐怖症の女性。私も人見知りなので人と話すのがかなり苦手。共感できることが多くて、彼女が豚豚さんに助けられるのを見ていると、自分も少し癒された気がしました。


他の話もいつも通りとてもスッキリできる物ばかり。しかも、本の話ばかりではなく、きちんとグルメも出てきますから、相変わらずおなかが空きますよ。

さ、次はどんなお仕事かな??


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」
「ぶたぶたラジオ」
「森のシェフぶたぶた」


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2018年11月06日

矢崎存美「NNNからの使者 猫だけが知っている」

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 矢崎存美 著
 「NNNからの使者 猫だけが知っている」
 (光文社文庫)


最近寂しさが身に染みる独身男藤本誓のもとに、やけに模様がくっきりとした三毛猫が現れるようになった。と同時に、会社からの帰り道、野良と思われる白猫が「お腹すいた」と猛アピールしてくるように。食べ物を与えるようになった誓は、次第に猫が飼いたくなり、ペット可物件に入居してしまう(表題作「猫だけが知っている」より)。今日もミケさんたちは、猫好きな誰かのことをじっと見ている!? ページをめくるたび、あなたも猫の魅力のとりこになる、モフモフ猫小説誕生!−裏表紙より−


NNNとは「ねこねこネットワーク」の略で、猫好きや猫を飼いたい人のところへ猫を派遣し、猫のしもべとして生きるように画策する謎の組織のことだそうです。

猫好きですけど、初めて聞きました。

ネットを調べてみると、都市伝説っぽい感じです。野良ネコに餌をやったら、その人の所にたくさんの猫が集まってくるようになったとか、飼っていた猫が亡くなって悲しんでいる人の前に、タイミングよく別の猫が現れるとか、そういう出来事がよく起こるそうで、それは全てNNNの仕業ではないか?ということらしいです。

猫って確かに謎めいた動物ですもんね。そういうこともやっていそうです。


この話は、そのNNNのことが描かれています。ミケさんと呼ばれる、NNNのボスっぽい三毛猫が組織を動かしているようです。まずは寂しさを感じている独身男がターゲットに。

猫を飼うつもりなんてなかったのに、野良猫になつかれてしまって、ついペット可物件に引っ越すほど猫を飼いたくなりました。

その他、猫を使って親子関係を修復することもありました。


私も猫好きなので、ターゲットにされそう・・でも、今の所全く飼おうとは思っていませんし、寂しさも感じていないのでダメかな??

仕事を引退してからでも、NNNから猫を派遣されていものです。

シリーズ化しているようなので、続きも読んで、猫の世界に浸りたいです。


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2018年10月04日

矢崎存美「森のシェフぶたぶた」

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 矢崎存美 著
 「森のシェフぶたぶた」
 (光文社文庫)


森の中に建つ人気のオーベルジュ(=泊まって食事を楽しむレストラン)、ル・ミステール。そこには、泊まった人にしかわからない「謎」があるらしい。ちょっと変わった名前のシェフが四季の美味しい料理で出迎えてくれるというけれど・・? 中身は心優しい中年男性、外見はぶたのぬいぐるみ。山崎ぶたぶたが大活躍。読めば元気になれる、大ヒット・ファンタジー!−裏表紙より−


ぶたぶたさんはシリーズ開始から20年だそうです。私がぶたぶたさんと出会ったのは2011年なので、7年前。まだまだファン歴が短いです。

今で何冊くらい出ているんだろう?? よくこれだけ話があることです。職業も色々と変えながら進められるシリーズ。でもやっぱりぶたぶたさんは飲食関係が良いです。

今回もその飲食関係。森の中にある静かなオーベルジュのシェフ。オーベルジュって名前は知っていますが、行ったことはないのでどんな感じなんだろう?と疑問に思いつつ読みました。

結局、泊まることよりも、食事を楽しむ施設なのかな? 食事がメインで泊まることも出来るって感じかな?

1話目は、女性ばかりのグループの話でした。読み終わってみると、彼女たちだけが平和に過ぎて行って、他の話ではそれぞれ悩みを抱えていたり、問題をおこしたり、色んなハプニングが起こってしまいました。

ぶたぶたさんが料理と態度と言葉で癒していく・・というのがいつものパターンなのですが、1話だけいつもと違う展開が。

どんなことが起きたのかは読んでのお楽しみですが、ぶたぶたさんにとってはなかなかの災難。

でも私は「その気持ちわかるわ〜」という気分でした。

普段から「ぶたぶたさんに会いたい」と思っている今だったら大丈夫でしょうが、急に会ったらやりそう・・。

と、読んでいない人にはわからない感想になってしまいました。


美味しい料理を、時間を気にせずゆっくり味わって、気持ちよく寄ったまま寝てしまえるオーベルジュはなかなか良さそう。ぶたぶたさんが料理を作ってくれたら更に最高ですが、それは望めないのが残念。

今回も空腹時に読むと辛いので、タイミングをはかって読んでみて下さい。

さ、次はどんな職業かな?楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」
「ぶたぶたラジオ」


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2018年04月10日

矢崎存美「ぶたぶたラジオ」

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 矢崎存美 著
 「ぶたぶたラジオ」
 (光文社文庫)


東京のAMラジオ局で、朝の帯番組のパーソナリティを務める久世遼太郎は、木曜日の新しいゲストに、山崎ぶたぶたという人物(?)を迎えることになった。ぶたぶたの悩み相談コーナーは、一味違う答えがもらえる、とすぐ大人気に。今日もラジオに耳を澄ませると、ぶたぶたの渋い声が聞こえてくる。それだけで、不思議と心が落ち着くんだな。胸に響く三編を収録。−裏表紙より−


「ぶたぶたの本屋さん」の続編です。

「ぶたぶたにきいてみよう」「運命の人?」「ずっと練習してたこと」の3編収録。


今回は本屋さんのことはほとんど出てきません。ラジオのパーソナリティとしてのぶたぶたさんの活躍が描かれています。

ラジオのパーソナリティってぶたぶたさんにぴったりな職業ですね。リスナーには姿が見えないですから、どんな姿かたちをしていても声さえ良ければオッケーです。

しかも、人生経験豊富なぶたぶたさんは、リスナーの悩みを解決するのが得意です。

本人は「僕で大丈夫だろうか?」と心配をし続けていますが、説得力のある声と答えでみんな癒されていきます。

今回は3話で、同じ番組でパーソナリティを務める2人の悩みにも答えていきますし、更にリスナーの悩みも解決。

小さな悩みも、真剣で深い悩みも解決してくれるので、ぶたぶたさんの悩み相談コーナーは大人気となっていきます。


ラジオって学生時代以来ほぼ聞くことはなくなりましたが、たまには聞いても面白そうかもと思えました。ぶたぶたさんがやってくれるなら聞きたいです。

でもたぶん「僕はぶたのぬいぐるみです」と告白されても信じないでしょうけど・・。


さ、次はどんな職業のぶたぶたさんに会えるのかな? 楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」
「海の家のぶたぶた」


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2017年08月28日

矢崎存美「海の家のぶたぶた」

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 矢崎存美 著
 「海の家のぶたぶた」
 (光文社文庫)


町の海水浴場に、ひと夏限定、レトロな外観の海の家ができたという。かき氷が絶品で、店長は料理上手だが、普通の海の家とは違っている。店先にピンクのぶたのぬいぐるみが「いる」のだとか・・?そう、ここはおなじみ、ぶたぶたさんの海の家。一服すれば、子どもの頃の思い出がすうっと蘇ってきて、暑さも吹き飛びますよ。心に染み入る、五編を収録。−裏表紙より−


海の家うみねこ」「きっと、ぬいぐるみのせい」「こぶたの家」「思い出のない夏」「合コン前夜」の5編収録。


今回のぶたぶたさんは、海の家の店主。海の家か〜、懐かしいな〜と一瞬思ったのですが、よく考えたら思い出なんて一つもなかった・・。子どもの頃、海には連れて行ってもらっていましたけど、海の家には入ったことないです。

何となく小屋みたいな物がいっぱい並んでいるのは見た気がしますけど・・。

というわけで、懐かしい気持ちではなく、いつも通りの気分で読み進めました。


このあらすじ、途中まで読んだらホラーみたいです。ぬいぐるみが「いる」だなんて! 人形ではなくぬいぐるみ、しかもピンクのぶたのぬいぐるみだからホラー感も薄れますけどね。


今回は5つの話なので、つまり5人の人たちがぶたぶたさんに救われ、癒されていきます。もちろん読んでいる自分も癒されますが。

子どもから大人までがぶたのぬいぐるみに癒されるんですよね。何とも不思議な現象です。ぬいぐるみだからというだけではなく、彼の人柄がそうさせるのでしょうが。読む度に会いたいと思わされます。

ぶたぶたさんといえば、美味しい食べ物。今回は海の家なのでかき氷! そういえば今年は食べなかったな・・と思って無性に食べたくなりました。ぶたぶたさんの作るかき氷は本格的でとても美味しそうです。フルーツにもシロップにもこだわっています。大きなかき氷をバレーボール大のぶたぶたさんが運んで来るなんて最高です。

かき氷以外にも焼きそばなど定番の料理もたくさん。全て美味しそうで、食べたくなりました。

ぶたぶたさんは、この海の家をきっかけにして、この町にカフェを開く予定だとか。次回、そのカフェの話になるのかはわかりませんが、個人的には読んでみたいです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」
「居酒屋ぶたぶた」


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2016年12月28日

矢崎存美「居酒屋ぶたぶた」

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 矢崎存美 著
 「居酒屋ぶたぶた」
 (光文社文庫)


寒い冬の夜。商店街の一角に気になる店が。覗いてみると、温かな雰囲気に心が躍る。ああ、入ってみたい、そんなとき。もし、店の隅にピンクのぶたのぬいぐるみが転がっていたら、それは「味に間違いない店」の目印かも。見た目はぬいぐるみ、中身は心優しい中年男性。山崎ぶたぶたが、いろんなタイプの飲み屋さんで、美味しい料理とともにあなたを待っています。−裏表紙より−


今度は光文社のぶたぶたさん。

そして、有りそうで無かった「居酒屋」さん。1話目からわくわくする店で、これから色んなお客さんが来ては癒されていくんだろうと思ったら、2話目は違う店になっていました・・。

違う店でも良いんですけど、1話目の居酒屋さんが妙に気に入ってしまったので、このまま進んで欲しかった〜!

色んな店ではありますが、全てお酒を飲ませるお店。おでん屋さんだったり、バーだったり。

それぞれの店で、ピンクのぶたのぬいぐるみは大活躍し、お客さんを思いっきり癒していきます。

内容的にも1話目が好きでした。育児疲れした母親が疲れすぎて爆発してぶたぶたさんに癒されます。旦那さんも結構助けていましたが、ぶたぶたさんには敵いませんね。美味しい居酒屋でお夕飯を買って帰るってなんだか素敵!と思ってしまいました。


他の店でのぶたぶたさんは、シェイカーを振ってカクテルを作ったり、ワインを注いだりと驚くような姿を見せてくれます。それだけでも面白かったです。ぶたのぬいぐるみがワインボトルを抱えてグラスに注ぐ様子を想像して笑ってしまいました。シェイカーを恰好つけて振るのはぜひ見てみたいです。

怖い話があったのだけがイヤでした・・。ぶたぶたさんのホラーだしな〜と軽い気持ちで読んだら本気で怖かった! ホラー好きの人にとっては大したことないのでしょうが、私は無理!!

寝る前に読んでドキドキしてしまいましたよ・・。


次はどんな職業かな〜? また居酒屋でも良いけど。電車とかタクシーとかのドライバーはどうだろうか??


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」
「ぶたぶたの花束」


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2016年12月06日

矢崎存美「ぶたぶたの花束」

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 矢崎存美 著
 「ぶたぶたの花束」
 (徳間文庫)


最近、アイドルの玲美はストーカーにつきまとわれていた。そこで事務所の社長が連れてきたボディガードは、なんとバレーボールくらいの大きさをした動くピンク色のぶたのぬいぐるみ!? ライブも一緒についてきてくれるし、家で悩みとかも聞いてくれて、怖い思いが和らいできたとき・・。心が弱ったとき、山崎ぶたぶた(♂)と出会った人々に起こる奇蹟を描くハート・ウォーミング・ノベル。−裏表紙より−


久しぶりに徳間文庫のぶたぶたさん。何となく徳間文庫のぶたぶたさんは大人の雰囲気がします。コミカルな笑いというよりも、しっとりとした雰囲気が流れます。

その割にはイラストが多くて、大人(というかおばさん?)が電車で読んでいるとちょっと恥ずかしい感じですが・・。話の冒頭に入るのはともかく、途中にまでイラストを入れないでいただきたい・・。かわいいんですけどね。


「ボディガード」「ロージー」「いばら屋敷」「チョコレートの花束」「BLUE ROSE」の5編が収録されています。

「いばら屋敷」は何とも悲しい話で、読んでいていたたまれなくなる場面が多かったです。でも、ぶたぶたさんが寄り添っていてくれたお陰で救われた気がしました。最後は良かったと思える終わり方をしたので、読後感の良さはさすがです。

他の4編は、いつものぶたぶたさんらしくふんわりと優しい空気の流れる話ばかりでした。

基本は花屋さんなのですが、頼まれたら何でもやるといった感じの設定で、ボディガードをしたり、テディベアを作ったりしています。
でも全てに共通しているのは、ぶたぶたさんに関わった人たちはみんな癒されているということ。

ぶたぶたさんを通して相手の気持ちを理解したり、ぶたぶたさんのお陰で立ち直ったり、本当に彼はみんなを助けています。

今回はその姿だけではなく、声でもたくさん癒していました。どんな声なんでしょう?? 中年のおじさんの声ですからね〜。でも良い声なんだったら、う〜〜ん。私は、ちょっと渋くて優しい声なんだろうなと想像しながら読んでいますが、読む人によってそれぞれ考えが違うんでしょうね。


さて次は光文社から出版されるようで、どうやら居酒屋さんみたい。もうすぐ発売なので楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」
「ドクターぶたぶた」


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2016年07月29日

矢崎存美「ドクターぶたぶた」

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 矢崎存美 著
 「ドクターぶたぶた」
 (光文社文庫)


医師やナースの間で「胃がんなら、この人」と信頼される、消化器系内視鏡手術のエキスパートがいる。その名は山崎ぶたぶた、大きな病院に呼ばれては手術をする名医だた、その見た目”から、たまに執刀を断られることもあるという。その理由は、いったい―?病院を舞台に巻き起こる、悲喜こもごもの四つのドラマ。おまけのショートショートもついてます。−裏表紙より−


窓際の人形劇」「妄想の種」「優しい人」「恋かもしれない」の4編と「祖母の決断」のショートショート1編収録。

年に2度のぶたぶたさん。今回はとうとう人間の医者になりましたよ!しかも、内視鏡手術のエキスパートという存在。胃がんになってもぶたぶた先生がいれば安心!

・・いや、本当にぶたのぬいぐるみが執刀医だったら、ためらうでしょう! ぶたぶたさんファンの人たちなら「よし!」と思えるでしょうが、知らない人にしたら任せられない! 私も家族が手術されるなら断るかも・・。色んな医師に聞いて全員の評価が高ければやってもらうかな??

器具を扱っている場面を見せてもらうとか。


今回は胃がんの患者さんや、病院で手術室看護師をしている人、がんが再発してまた手術をすることになった女性、田舎に住む老夫婦がぶたぶたさんに癒され助けられます。

がんの告知を受けた男性が、失意の中告げられるぶたぶた先生の存在。呆然としているときに、おしゃれなカフェでお茶するぶたぶたさんを見付けます。彼と会話するうちに「彼に任せてみよう」と思えるようになるわけですが、おしゃれなカフェで向かい合った男性とぶたぶたさんの場面が妙に笑えました。

「いや、僕はね、ちょっと古ぼけてるんですよ。ここはなんかこう・・・もっと新しいぬいぐるみじゃないと合わないきがして」
もはや反論不可能だった。ぬいぐるみの悩みは人間の斜め上だ。



目の前でぶたぶたさんを見たら、たくさん聞いてみたいことがあるんだろうと思います。でもぶたぶたさんって、ぬいぐるみであることに自然体でいるから、どこまで質問していいかわからない気持ちもわかります。

どうやって食べ物を食べているのか?は絶対に知りたい! でも聞いても「みなさんと同じですよ」とかシレッと言われそうです。


次はどんな職業につくのか。保育士はどうかな?と思うのですが・・。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」
「ぶたぶたの甘いもの」

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2016年01月18日

矢崎存美「ぶたぶた甘いもの」

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 矢崎存美 著
 「ぶたぶた甘いもの」
 (光文社文庫)


町の小さな稲荷神社の参道に、知る人ぞ知る「和菓子処しみず」はある。春夏秋冬、季節のスイーツを求めて暖簾を潜れば、絶品和菓子に、甘酒、おでんや焼きそばまで、旨いものが勢揃い。店の主人・山崎ぶたぶたにも、運がよければ出会えるはず。変わった名前だけれど、その正体は・・? 疲れたとき、悩んだとき、ぶたぶたの作る甘〜い和菓子で、ひと休みしていこう。−裏表紙より−


お狐さまと私」「夏祭りの一日」「コーヒーを一緒に」「昨日と今日の間」「春のお茶会」の5編。


今回のぶたぶたさんは、和菓子屋さんです。やっぱり食べ物シリーズは安定感があります。常に美味しそうな食べ物が出てきて本当にうらやましくなりました。

和菓子ってあまり好きではないのですが、ぶたぶたさんが作ったものなら絶対に美味しいから、コーヒーと共に食べてみたい!

でも、ぶたぶたさんがお餅を丸めるのはべたべたくっついて大変そう!!どうやって作るのか見てみたいです。和菓子の細かい細工とかどうするんだろう??ハードル高そうですよね・・。

和菓子処でありながら、おでんや焼きそばまで登場して、読み終わったら何を食べたら良いのか迷うくらいでした。


いつものぶたぶたワールドでほんわかした雰囲気なのですが、今回はちょっと不思議な話もありました。「昨日と今日の間」なのですが、ちゃんとした種明かしが書かれていないので、読者がそれぞれ勝手に想像するしかないような結末でした。悩みを抱えていた男性がすっきりできて、これからもまっすぐ歩いていけそうなところが良かったですが、ファンタジー色が強い話でした。


春のお茶会」で登場したぶたぶたさんの娘がかわいらしかったですし、幼稚園生たちがお点前を頂戴する様子は、想像しただけで微笑ましくて、にやにやしながら読みました。家族が出てきてくれたのも嬉しかったです。


今回もぶたぶたさんと出会った人たちはそれぞれ癒され、悩みを解決できて、笑顔になっていくのが素敵でした。

私もぶたぶたさんに会って癒されたい! というほど、悩みもないのですが・・。


さ、次はどんな職業かな?楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」
「学校のぶたぶた」


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2015年08月06日

矢崎存美「学校のぶたぶた」

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  矢崎存美 著
 「学校のぶたぶた」
 (光文社文庫)


中学教師になって五年の美佐子は、校内のスクールカウンセリング担当に任命される。新年度から新しいカウンセラーを迎えることになったのだが、現れたその人は、なんとぶたのぬいぐるみだった! その名は山崎ぶたぶた。彼が中庭でカウンセリングを始めると、生徒たちの強張った心が、ゆっくりと、ほぐれてゆく。ストレスもお悩みも、ぶたぶた先生にお任せあれ!−裏表紙より−


誰にも知られず」「重い口」「弱い人」「好奇心」の4編からなる連作短編集です。


題名が「学校のぶたぶた」なので、学校の先生かと思ったら、カウンセラーでした。なるほど、適役かもしれません。彼になら何でも話せそうな気がします。ただまあ、我に帰ったら「私、何ぬいぐるみに悩みを打ち明けてるんだ!?」と別の意味で悩みそうですけどね・・。

今時の学校には、スクールカウンセラーっていう職業の人がいるんですね。手厚く保護されてちょっとうらやましい気もします。でもある意味、それだけ悩みも多くて、悩みに弱くて、ややこしい世の中になったということでもあって、嘆かわしくもありますね。

中学生の悩みは、なかなか面白いです。「重い口」や「弱い人」は、中学生なのに色々考えないといけなくて、大人の都合で振り回されて、本当にかわいそうでもらい泣きしそうになるような悩みでしたが、「好奇心」のようなクスッと笑ってしまうような悩み(?)もあって、同じ中学生でも色々だな、と楽しめました。


どんな悩みでも誰かに打ち明けられたらそれだけで、ラクになれることもありますし、悩んでいたことがうそのようにスッキリできることもあります。“カウンセリング”を受けるというのは、かなり勇気がいりますし、ハードルも高いですが、ぶたぶたさんならそのハードルも低くて良いです。

現実はここまでスムーズには解決しないのでしょうが、読んでいてこちらも元気になれる木がしました。

またカウンセリングのぶたぶたさんを読んでみたいです。


さ、次はどんな職業かな?楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」
「ぶたぶたのおかわり!」


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2015年02月18日

矢崎存美「ぶたぶたのおかわり!」

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  矢崎存美 著
 「ぶたぶたのおかわり!」
 (光文社文庫)


「ぶたぶた」シリーズの名物店が、再び登場!とびきりの朝食を提供するカフェ「こむぎ」。秘密をひとつ話さなければいけない不思議な会員制の喫茶店。町の和風居酒屋「きぬた」。そして今回、新たに築地のお寿司屋さんとしても、ぶたぶたが大活躍! 山崎ぶたぶたは、今日もどこかであなたのために、料理の腕を振るっています。すこぶる美味しい、短編コレクション。−裏表紙より−


魔女の目覚まし」「言えない秘密」「「おいしい」の経験値」「ひな祭りの前夜」の4編収録。

今まで出てきたぶたぶたさんがやっていた店が再登場します。最後の1編だけは新しい店ですが。

どの店がどの本だったかまでは覚えていませんが、読み進めると「あった、あった」と思い出してきました。

魔女の目覚まし」は朝食の美味しいカフェです。なかなか起きられない会社員が、ぶたぶたさんのカフェ(というか、ぶたぶたさんに)出会ったことで、少しずつ目を覚まして仕事ができるようになっていく物語です。彼がぶたぶたさんに会ったときの驚き方にニヤニヤしてしまいました。驚くことで目覚められるという彼の言い分には納得です。


言えない秘密」は会員制の喫茶店です。アップルパイの美味しい店だったはずなので、あの本かな?と想像はできますね。この喫茶店に修業に来た学生が、実は色々と秘密を抱えていて・・という話です。秘密とは言ってもかわいい秘密で、ほのぼのとした空気が流れます。


「おいしい」の経験値」は和風居酒屋です。食べることに興味が無く、味音痴だと思われる主婦が少しずつ“おいしい”経験を重ねて食にこだわりをもっていく話です。食べることが大好きな私にはよくわからない感情ですが「おいしい」がわからないのは、寂しいだろうと思います。


ひな祭りの前夜」はお寿司屋さんです。これは初登場です。でも、お寿司屋さんは出てこないので次にこの店の話を書いてもらいたいです。これに出てきた奥さんが最高!でした。笑いながら読み終えました。


今回もぶたぶたさんに癒され、料理によだれをたらしそうになり、ぶたぶたさんと出会って驚く人たちに笑わされ、最後まで面白く読めました。次も楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」
「ぶたぶたの本屋さん」


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2014年08月06日

矢崎存美「ぶたぶたの本屋さん」

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 矢崎存美 著
 「ぶたぶたの本屋さん」
 (光文社文庫)


ブックス・カフェやまざきは、本が読めるカフェスペースが人気の商店街の憩いのスポットだ。店主の山崎ぶたぶたは、コミュニティFMで毎週オススメの本を紹介している。その声に誘われて、今日も悩める男女が、運命の一冊を求めて店を訪れるのだが―。見た目はピンクのぬいぐるみ、中身は中年男性。おなじみのぶたぶたが活躍する、ハートウォーミングな物語。―裏表紙より―

明日が待ち遠しい」「ぬいぐるみの本屋さん」「優しい嘘」「死ぬまでいい人」の4編収録。

どの話も温かくて、ぶたぶたワールド全開でした。若干、ぶたぶたさんの活躍が少なかった気はしますけど。今回は、本屋さんとカフェが一つになった店を経営しているぶたぶたさん。ただ、メインの活動はラジオのパーソナリティになっているので、声での出演がほとんどだったのも、活躍の少なさの原因かもしれません。

ラジオでははっきりと「ぶたのぬいぐるみ」だと公言しているぶたぶたさんですが、正体を知らない人はそれを聞いても「そういう設定なのね」と思ってしまいます。

あまりラジオ局へ見に行こうと思う人は少ないので、本当にぬいぐるみだということは知られていません。中年の渋い声をしているわけですから、ラジオにはぴったりなのでしょう、人気になっているようです。

本屋を経営しているということで、ラジオでは毎回お勧めの本を紹介しています。ぶたぶたさんが選んだ一部分が朗読されるのです。

実際にある本を紹介しているので、読んでみたい本があれば探すと良いかも。私は

「林檎の庭の秘密」という本が気になりました。古そうな本なので、普通に書店で売っているかどうかわかりませんが、探してみようと思います。


さて、今度はどんな職業に就いて、どんな癒しを見せてくれるのか。次も楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
「ぶたぶた洋菓子店」
「ぶたぶたのお医者さん」

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2014年01月29日

矢崎存美「ぶたぶたのお医者さん」

ぶたぶたのお医者さん

 矢崎存美 著
 「ぶたぶたのお医者さん」
 (光文社文庫)


山崎動物病院は、病院に来られないペットのための往診もしてくれる、町で人気のクリニックだ。でも一つ、普通の病院とは違ったところがある。院長の名前は、山崎ぶたぶた。彼の見た目は、なんと、かわいいピンクのぶたのぬいぐるみなのだ!この院長、動物の病気だけじゃなくて、飼い主の悩みも解決しちゃう名医との噂。もしかして、ペットの悩みもお任せかも―?―裏表紙より―


これまで様々な職業をしてきたぶたぶたさんですが、私的には今回の動物病院の医者が一番好きです。

自分と同じくらい、もしくは自分より大きな動物とじゃれ合うようにしながら診察できるなんて最高です。ぜひその現場を見てみたい!かわいすぎます。


今回は「ビビリ猫モカ」「春の犬」「トラの家」の3話収録されています。

ビビリ猫モカ」には、題名の通り怖がりのモカという猫が登場します。元野良猫だっただけに、まだまだ人間を信用していない所があり、抱っこもままならない状態。そんなモカを受診させるのは飼い主にとって最大の難関。爪も切れないので、引っかかれると流血してしまいますし「殺される〜!」的な泣き方をされると、かわいそうになって、ついついあきらめてしまいます。飼い主とモカの奮闘ぶりから、ぶたぶた先生による診察まで笑ってしまう場面がたくさんありました。


春の犬」は、チョコという犬の話です。チョコはお金持ちの家に飼われていますが、そこの母親が興味本位で飼ったというかわいそうな犬。息子・伊織が、病気になっていたチョコを発見し、犬のことは何もわからないながらも、ぶたぶた先生や友だちに助けられながら看病します。犬を通して大きく成長する伊織の姿が微笑ましかったです。


トラの家」は、トラという元野良猫の話です。これはほろりと泣きそうになりました。トラは、子猫や子犬が捨てられているのを見つけると、優しそうな人間に近づいて助けるように仕向ける、とてもかしこい猫で、かわいいとはいえない容姿ながら近所でかわいがられている猫でした。そんなトラが晩年になり、根岸夫妻の家へふらりとやって来て、そのまま居ついてしまいました。夫婦とトラの様子が軟らかく温かい雰囲気を出していて、自然と涙があふれました。


今作も楽しく読めました。次も楽しみです。


<ぶたぶたさんシリーズ>
「ぶたぶた」
「刑事ぶたぶた」
「ぶたぶたの休日」
「夏の日のぶたぶた」
「クリスマスのぶたぶた」
「ぶたぶた日記」
「ぶたぶたの食卓」
「ぶたぶたのいる場所」
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
「訪問者ぶたぶた」
「再びのぶたぶた」
「キッチンぶたぶた」
「ぶたぶたさん」
「ぶたぶたは見た」
「ぶたぶたカフェ」
「ぶたぶた図書館」
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2013年12月28日

矢崎存美「クリスマスのぶたぶた」

クリスマスのぶたぶた

 矢崎存美 著
 「クリスマスのぶたぶた」
 (徳間文庫)


大学生の由美子は、クリスマスだというのに体調不良。おまけに、元彼がバイト先に来ちゃったりして、ますますツラくなり・・・。早退けさせてもらった帰り道、バレーボールくらいの大きさをしたピンク色ぶたぬいぐるみが歩いているところに遭遇した。これは幻覚?それとも聖なる夜が見せた奇跡?山崎ぶたぶたと出会った人たちが体験する特別な夜を描くハート・ウォーミング・ノベル。―裏表紙より―


徳間文庫からの再販バージョンの最終巻です。これで、今まで出版されているシリーズは全て読んだことになります。

クリスマスが題材になっているので、クリスマスまでに読もうと思っていたのですが、ちょっと過ぎてしまいました・・。でも、今回も字が大きいこともあって、あっという間に読めてしまえましたし、クリスマスの余韻を楽しむ気分で読めました。


今回のぶたぶたさんは、サンタさん。・・とはいえ、もちろん本物のサンタではありません。宅配便の仕事で着ているコスチュームなのです。人間が着ていたら気にならないのでしょうが、何せぶたのぬいぐるみが着ているのですから、目立つ目立つ!

一つの話に時間と人の名前が付いていて、イヴの朝から順番に、ぶたぶたサンタに出会った人たちの物語が描かれています。

ぶたぶたさんとほとんど会話しない人もいるのですが、歩いている姿を見るだけで人生が変わっていく人たち。

癒されたり、考えを変えたり、何かをしようと決心したり。

何度読んでもうらやましいです。私もぶたぶたさんに会って会話したい!・・いや、陰から見るだけでも良いから遭遇したい!

バレーボールサイズでサンタの衣装を着ているなんて、最高じゃないですか??


クリスマスシーズンは過ぎてしまいましたが、疲れているときに読むと癒されますよ。


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posted by DONA at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:矢崎存美