2014年01月27日

柚木麻子「あまからカルテット」

あまからカルテット

 柚木麻子 著
 「あまからカルテット」
 (文春文庫)


女子中学校の頃から仲良し四人組の友情は、アラサーの現在も進行中。ピアノ講師の咲子、編集者の薫子、美容部員の満里子、料理上手な由香子は、それぞれ容姿も性格も違うけれど、恋に仕事に悩みは尽きず・・・稲荷寿司、甘食、ハイボール、ラー油、おせちなど美味しいものを手がかりに、無事に難題解決なるか!?−裏表紙より−


この作家さん、前回読んだ「終点のあの子」が意外と自分に刺さってしまう部分が多かったので、面白くてもなかなか次を読む気になれなかったのですが、表紙になっている稲荷寿司に惹かれるようにして買ってしまいました。

この作品は、「終点のあの子」ほど刺さることはなく、終始「あ〜、あるある」と共感するか、4人の関係をうらやましく思うかでした。


登場する4人は、中学生の頃からの親友。とりあえず、女性で15年以上も親友として関係を続けられるのは本当に珍しいことです。全員が独身ならまだしも、1人は結婚していますし。

女性ってどうしても、結婚すると家庭が中心になってしまうので、友達との付き合いは後回しになりがちです。そうこうしているうちに、お誘いもなくなって気づけば年賀状だけの仲になってしまうんですよね・・。

だから、彼女たちのようにお互いに「親友」と認め合って付き合っている関係がうらやましくてたまりませんでした。

困ったときにはそばにいて、時には叱りながらも支えていってくれる、悲しいときにはギュッと包み込んでくれる、そういう人がいるって本当に幸せです。


短編になっていて、1〜4話は、それぞれの悩みを残りの3人が知恵を出し合って解決していく、という形で描かれています。あらすじにもあるように、稲荷寿司、甘食など食べ物に関連した謎があって、それをそれぞれの得意分野と人脈を生かして解決していきます。

最後の1編はそれぞれが同じ夜に苦難に合い、お互いに心の中で助けを求めながらも、何とか自力で乗り越える様子が描かれています。


最後まで楽しく読み切ることができました。こんな内容だったら、他も読んでみようかな??


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タグ:柚木麻子
posted by DONA at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他
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