2013年12月29日

三浦しをん「まほろ駅前番外地」

まほろ駅前番外地

 三浦しをん 著
 「まほろ駅前番外地」
 (文春文庫)


東京都南西部最大の町・まほろ市の駅前で便利屋を営む多田と、高校時代の同級生・行天。汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も承ります−。多田・行天の物語とともに、前作でお馴染みの星、曾根田のおばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリー七編を収録。−裏表紙より−


もう読めないと諦めかけていたこの続編。表紙が戻ってくれてよかったです。

諦めかけていたので、実は1作目の内容をほとんど忘れていたんですよね・・。でも、読み始めるとどんどん思い出してきました。それだけ、個性的な人物が多かったということなんでしょうね。


便利屋を営む多田と同級生で居候で従業員の行天は、相変わらず付かず離れずという関係です。

無口で真面目で、不器用で、でもある意味ちゃんと社会人している多田。儲かってはいないけど、人の役には立っているような??

行天は、かなり天然というか、不真面目で、周りにいる人をイライラさせます。でも、どこか憎めない奴なんですよね。私は絶対一緒に働くのは無理ですけど。ちょっと離れて見ていると面白いかもしれません。


この続編では、そんな彼らの活躍が、周りの人たちの目から見た形で描かれています。

前作で登場した一癖もふた癖もある依頼人たちが、新たな依頼を多田便利軒に頼んだり、依頼はしなくてもなぜか2人の騒動に巻き込まれたりしながら、自分たちの現状と2人のことを観察し、語ります。

依頼人たち自体が個性的で癖がありますから、彼らの現状を読むだけでも楽しめました。


最後には、行天の秘密というか、謎が出てきました。前から謎多き男でしたが、更に謎が深まりました。もう1作シリーズがあるそうなので、そこで明らかにされていくのでしょう。

続編も楽しみに待つことにします。



「まほろ駅前多田便利軒」


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タグ:三浦しをん
posted by DONA at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他
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