
赤羽一兵(上川隆也)、45歳。職業は小説家。とは言っても、彼自身の名前で書いた本は一冊もなく、唯一10年前に書いた若い女性向けのライトノベル「恋するヴァンパイア」でさえも、男の名前では売れないという理由で母の旧姓と写真を借りて出版している。現在は、アメリカ出張中の兄の家を間借りしながら、「男のゴールデン街」という雑誌にエロ小説を寄稿して生計を立てている、しがない中年の小説家だ。そんな彼の元にある日、東京拘置所にいる死刑囚・呉井大悟から手紙が届く。呉井は自称・写真家ではあるが、モデル募集と称して集めた4人の女性を殺害した罪で死刑判決が出ている男だ。シリアル・フォト・キラーとして世間を賑わせた彼が、告白本を赤羽に執筆してほしいと言ってきた。何故……。
「必ず騙される」的なことが言われていたので、誰が犯人なのかギリギリまでわからず、もしわかったつもりになっていても、きっとどんでん返しがあるんだろうと思ってワクワクしていたのですが・・。
意外と普通と言うか、想像がついてしまったんですよね

あまり「騙される」とか言わない方が良かったのかもしれません。サラッと見たら予想しなかったかも。
内容的にはミステリーらしくて面白かったのですが、ずっと画面が暗くて、見終わってすぐの感想が「暗っ」でした。首無し遺体の写真とか出てくるわけですから、明るくしようもないのですけどね。
海外小説が原作だけあって、拳銃が普通に出てきて、素人があっさり拳銃を構えて威嚇するような場面もあり、邦画としては違和感がありました。
う〜〜ん、評価が難しい映画でしたね。面白くないわけではないのですが。
とりあえず、原作を読んだら感想が変わるのかもしれません。早めに読みたいと思います。
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