前回は11月に見たので、約半年ぶりです。前回は有川浩さんの原作で、今回は東野圭吾さんの作品。最近、こういうのが気に入っているのかな?
敦也と翔子と幸平は、同じ養護施設で育った仲間。ある夜、ある家にコソ泥び入り、逃亡の途中で、廃屋になった雑貨店に逃げ込む。すると、表の方で微かな物音。シャッターの郵便口から、誰かが封筒を入れたのだ。中の便箋には、悩み事の相談が書かれていた。この雑貨店は、店主が生きていた頃、近隣の住人の悩み事の相談に答えていたのだ。3人はほんの遊び心から、返事を書いて、牛乳箱に入れる。すると、またシャッターの郵便口から封筒が。そこには、3人の返事に対する、さらなる質問が書かれていた。しかも、差出人は、数十年前の時代の人間らしい・・。−公演チラシより−
ちょっとSFっぽい話で、タイムとラベル的なことになっているので、しばらく時間の流れというか、物語の流れが理解しにくくて大変でした。
しかも、時が流れるということは、登場人物も、子から孫へと変化していくので、誰が誰だかわからなくなることもありました。
役者さんが何役もしますし、余計に混乱が。
始めから細かいところまできちんと集中して見ておかないと、繋がりがわかりにくいですし、「なるほど、ここに繋がるのか!」という感動が得られなくなります。
なかなか集中力のいる作品でした。
結構、感動的な部分もあって、周りのお客さんは泣いておられるようで、鼻をすする音もあちこちから聞こえてくるくらいでしたが、私はどうも話に入り込めなくて泣けず。
千秋楽だったせいか、役者さんたちが全力すぎたのかもしれません。全力でがんばられると、どうも引いてしまうんですよね・・。
もっと情熱的に舞台を見たいものです。どうも最近、集中力が無い気がします。
この公演は今日で全て終了しました。
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