2013年04月27日

映画「相棒 XDAY」

先日、見てきました!

"謎のデータ"がネット上にバラ撒かれ、削除された・・・・。
 直後、燃え残った数十枚の一万円札と男の死体が発見された現場で、警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一とサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬は出会った。死体は東京明和銀行本店システム部の中山雄吾。ネットに不正アクセスし、機密情報を流していた疑いで、サイバー犯罪対策課にマークされていたのだ。殺人事件として真実を追う伊丹、不正アクセス容疑を追う岩月。いがみ合いながらも、共に捜査を進めていく二人だったが、目に見えない圧力に曝され、捜査は行き詰っていく・・・。
「人が一人死んでるんだぞ!」伊丹の正義は、殺人の真相に辿りつけるのか?
 時同じくして、杉下右京を始めとする面々も、"謎のデータ"に触れ、否応無く事態に巻き込まれていく。その裏に蠢くのは、政官財の巨大な権力構造。そして、浮かび上がる金融封鎖計画"X DAY"の存在。伊丹も岩月もそこに辿りつけないまま焦燥感を募らせていく。「俺たちは、何と戦っているんだ・・・」。
 一人の熱血刑事と一人の専門捜査官は殺人犯を追い詰められるのか!?
 そして、その裏で蠢く金融界と霞ヶ関の思惑とは!?
ー映画「相棒 XDAY」HPより―


大好きなドラマ「相棒」の映画。鑑識・米沢守を主役にした作品と同じで、主役の相棒たち(右京さんと神戸)はほとんど出てこないスピンオフ作品です。今回の主役は、警視庁捜査一課の伊丹刑事。そして彼の相棒となるのはサイバー犯罪対策課の岩月。今シーズンで何とか登場している岩月ですが、今までは一度も出てきたことがありませんでした。

彼らが捜査するのは、ネット上に“謎のデータ”を流したと思われる銀行員の殺人事件。このデータは何のデータなのか?調べるために乗り込んだ明和銀行では、システム障害のために預金を引き出せない状態になっていました。殺された銀行員の上司である男性にデータを見せた所、あっさりと中身を教えてくれた上に、全文を差し出してくれたため、あっさりと捜査は終了・・かと思われたのですが、ネットに流れたデータと違うデータを渡されたことが発覚。

なぜ嘘のデータを警察に渡したのか?なぜ被害者はこのデータをネットに流したのか?そして、なぜ殺されたのか?これらの謎を解明するために、二人は協力して捜査を始めます。

ところが、上層部が不穏な動きを見せ始め・・・。


相棒はドラマでも社会問題をよく取り上げていて、現実に起こらないと思われているけど、実は起こり得るという出来事が描かれています。この映画もとても難しく、でも深く刺さる内容でした。

特にある政治家が言っていた「日本人は何が起きても『いつもと同じ明日が来る』と単純に信じやすい」というセリフにはドキッとさせられました。難しい真実よりも簡単な嘘を好む、とか。う〜〜ん、確かにそうかも。

問題が突きつけられても、自分にどうにもできないと思ったら見ないふりをするのが得意かもしれませんね。だからこそ、抗議活動などが少ないのでしょう。どうせ立ち上がってもな〜と思いやすいんですよね。

もし本当にこの映画のようなことを政治家が画策していたら・・と思うと本当に怖いです。とりあえず、見終わったとたんに銀行に行って全額引き出したい衝動にかられました。引き出してもどうにもならないんですけどね。

映画の最後の「この映画はフィクションです」という文章にどれだけホッとしたか。本当に小心者ですあせあせ(飛び散る汗)

詳しくは映画「相棒XDAY」HPでどうぞ


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