2013年03月04日

高殿円「トッカンVS勤労商工会」

トッカン

 高殿円 著
 「トッカンvs勤労商工会」
 (ハヤカワ文庫)


京橋中央税務署を揺るがす大事件が発生した。あの、悪質な滞納者から隠し財産を差し押さえまくり“京橋中央署の死に神”と恐れられる、特別国税徴収官(略してトッカン)の鏡が訴えられるかもしれない。しかも背後には、税務署の天敵・勤労商工会のお抱え弁護士がついていた。鬼上司のピンチにぐー子(トッカン付き徴収官)が立ち上がる! 面白くって、ためになる、大好評の税務署エンターテインメントシリーズ第2弾。−裏表紙より−


前作を読んだときは、ドラマをまだ見ていなかったので、登場人物たちを好きなイメージで読めていたのですが、今回はドラマを見てしまったので、すっかり脳内はドラマのキャストに変換されました・・。

だから、映像化されるのは嫌なんだ!・・と普段なら思うのですが、これは私の中で意外とはまり役だったのでそのイメージで読むことを楽しめました。

っていうか、この2作目までドラマ化されたのね〜。

お陰で、読み終わるのも早かったですし、理解するのもラクでした。まあ、ネタバレ状態で読むのは嫌いなんですけどね。これはそれでも面白かったので良いことにします。


ぐー子ではなく鏡特官に大きな問題が起きます。前作では頼りないイメージだったぐー子も大きく成長し(・・とは言い難いくらい悩み苦しみもがいていますが)、何とか鏡を助けます。

今回は「体裁」という言葉が何度も出てきました。人が誇り高く生きていくために築いてしまう「体裁」。大きさや重さは人それぞれですが、それが崩れたとき、人はどんなにもろい存在なのかということがよくわかります。

本音で語れて、体裁なく生きていけるのが一番なのでしょうが、そういうわけにもいきませんからね・・。

色々と考えさせられる内容でした。

続きも楽しみです。


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タグ:高殿円
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