2013年02月25日

小路幸也「シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン」

シー・ラブズ・ユー

 小路幸也 著
 「シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン」
 (集英社文庫)


東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。伝説のロッカー我南人60歳を筆頭にひと癖もふた癖もある堀田家の面々は、ご近所さんとともに、またまた、なぞの事件に巻き込まれる。赤ちゃん置き去り騒動、自分で売った本を1冊ずつ買い戻すおじさん、幽霊を見る小学生などなど・・・。さて、今回も「万事解決」となるか? ホームドラマ小説の決定版、第2弾!!−裏表紙より−


第2弾は、四季で話が作られています。秋から始まって春まで。

それぞれの話ごとに、「東京バンドワゴン」にややこしい問題や事件が持ち込まれます。我南人が持って帰ることもあるのですが。

サチさんの上品な語り口で進んでいく話は、相変わらず人情とLOVEに溢れています。


赤ちゃんを置き去りにしたお母さんは、我南人に助けられ、久々に家族と再会して昔の仲を少しずつ取り戻していきそうです。

幽霊を見るという小学生は、研人に助けられ、お母さんとおばあちゃんの愛情を再び一心に受けて暮らしていけそうです。


そして何よりも、新しく堀田家に増えた2つの命!

2人のお嫁さんが一度に妊娠するのも驚きですが、安定した安らかな環境で生まれない所がこのお話らしくて笑えます。

8人もいる家族に更に2人の子どもが増え、藍子にも家族が増えて、合計3人増えるわけで・・。

次の巻では、ますます家族のメンバーの名前に混乱させられそうです。


特に大きな事件が起きるわけでもない静かな話なのに、読んでいると妙に笑えたり、懐かしい気持ちになれたりする、不思議な世界に行けるので、血なまぐさいミステリーなどを読む合間に読んでいきたいと思います。


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タグ:小路幸也
posted by DONA at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他
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