原田マハ 著
「一分間だけ」
(宝島社文庫)
ファッション雑誌編集者の藍は、ある日ゴールデンレトリバーのリラを飼うことになった。恋人の浩介と一緒に育て始めたものの、仕事が生きがいの藍は、日々の忙しさに翻弄され、何を愛し何に愛されているかを見失っていく・・・。浩介が去り、残されたリラとの生活に苦痛を感じ始めた頃、リラが癌に侵されてしまう。愛犬との闘病生活のなかで、藍は「本当に大切なもの」に気づきはじめる。−裏表紙より−
あらすじを読んだら、すべて書かれているので、話の流れはこれでわかると思います。泣かずに読めるわけない!ってわかりますよね?
案の定、何度も泣いてしまいました。特に後半は号泣・・。家でしか読めませんよ、これは。犬を飼ったことのない私でもこれだけ泣いたんですから、飼ったことがある人は、大変だと思います。
犬だけでなく、生き物を飼うということの難しさと責任の重さ、命の大切さなどがよくわかる作品でした。私は小さいころから、犬を飼いたいと思ったことはありません。自分には無理だと思っていたからなのですが、これを読んで、更にその思いが強くなりました。
「かわいい」というだけでは飼えないのがよくわかりました。自分がどれだけ疲れていても、犬の散歩や餌やりは省くわけにはいきませんし、もし病気になったら、看病も必要です。
それを負担に感じても、物のように捨ててしまうことはできません。最期まできちんと世話をして、看取って送るまでは、何があっても責任をもたなければならない・・。
その覚悟が無いなら初めから飼ってはいけないんです。
でも、どれだけ覚悟して飼っても、どうしても疲れてしまうことはあると思います。そんなとき、ぜひこの作品を読んでほしいと思います。
リラの飼い主である藍も、恋人と別れ、仕事に追われ、一瞬「リラさえいなければ」と思ってしまうことがあります。それでもボロボロになりながらも必死で共に暮らし、前を向いて生きていくのです。
これから犬など飼おうと思っている方、今すでに飼っていて疲れている方、ぜひ読んでください。
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犬が居るから、行動に制限ができることで、悩む事も多々ありました。実際、コタローが中心に家族が動いています。
海外に居ると、日本犬としての予防接種の期限や緊急な時に預かってもたうにしても、知人も少なく、ペットショップでも心配になります。それでも、今では友人や家族全員が彼を守ってくれています。コタローも皆に元気をくれています。
昔に比べたら、海外旅行もしなくなりましたが、毎日のしぐさや散歩で笑わせてくれる事がたくさんあります。
『1分間だけ』は、これが今の幸せなんだと再確認させてくれた一冊でした。
初めまして
書評コミュニティサイト「本が好き!」を運営しております、高橋と申します。
ただ今、DONAさんの書評を楽しく拝読させていただきました。
特に「一分間だけ」に惹かれました。
私は犬を飼っているのですが、もう一度付き合い方を見直すためにも、この本を読んでみたいと思いました。
素敵な本のご紹介、ありがとうございます!
話がそれてしまいましたが、
今回は、ぜひ私どものサイトにも書評を投稿していただきたい!!
と思いコメントをいたしました。
「本が好き!」には10万件以上(7割は400字以上の長文)の書評が投稿されております。
文学からビジネス、洋書までジャンルも様々です。
そして書評家さんの間の交流も盛んです。
私どものサイトを通じて、DONAさんに、
趣味の合う方や思いもよらない素敵な本との出会いを提供させていただくことができたらと思っております。
お時間のあるときで構いませんので、一度サイトの方にお越しいただけると幸いです。
不明な点などありましたらお気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
【URL】
http://www.honzuki.jp/sp/2011/honzukilp/index.html
【連絡先】
info@honzuki.jp
とても素敵な文章(コメント)で、読みながら感動してしまいました。海外暮らしだと色々大変でしょうが、コタローくんをぜひ幸せにしてあげて下さいね。
「本が好き!」すでに色々と書かせていただいています。献本もいただいて、お世話になっています。ありがとうございました。
早速のコメント、ありがとうございます。
「本が好き!」へのお誘いの件、
本当に申し訳ありません!!
確認不足でした・・・
これからもぜひ、素敵な書評をお書きいただけると幸いです。
楽しみに読ませていただきます!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。