2013年01月17日

吉川英梨「マリア 女性秘匿捜査官・原麻希」

マリア

 吉川英梨 著
 「マリア 女性秘匿捜査官・原麻希」
 (宝島社文庫)


警視庁鑑識課に勤める原麻希は、奈良での失態を受けての謹慎中に、友人の離婚式で原田という刑事から相談を持ちかけられる。とあるアパートの一室で見つかった女性の自殺体が、他殺ではないかと言うのだ。現場に残っていたゲソ痕から、麻希は恵比寿の女子高へとたどり着く。そしてそこで、第二の事件と遭遇するが−。ついに宿敵リクルーターの素性が明らかになる!? 映像化もされた人気シリーズ第3弾。


このシリーズも3作目になりました。前作のことは“スワン”の正体での衝撃が強すぎて、あまり覚えていなかったのですが。「奈良での失態って何だっけ?」という状態のまま読み進めました。


謹慎中にも関わらず、原田という刑事に相談されたことをきっかけにして、捜査に口を挟むことになりました。そのまま巻き込まれるような形で、捜査本部にも呼ばれてしまいます。

一見、関連が無さそうな2つの事件ですが、どうやら背後にリクルーターの影が。

麻希は、また捜査に没頭していきます。

今回の麻希には、新たに協力者ができます。警察学校時代の同期である織江と愛香、そして捜査をするきっかけとなった原田。3人の協力を得ながら捜査するのですが、このシリーズ、今まで協力者が犯人・・というパターンがあったせいで、妙に動きが気になってしまいました。

特に同期の2人は、私生活のことも描かれていて、それが余計に怪しく感じてしまい、おかげで事件に集中できなくなりました。

更に、娘の菜月がややこしい・・。8歳とは思えないほどの大人っぷりで、母親に対する態度も高校生のようです。様々な経験をしたからこうなってしまったのでしょうが、麻希とのぎこちないやり取りにハラハラさせられます。この母娘、どうなるのか・・気になって仕方ないです。


事件の犯人は、早い段階でわかってしまったのですが、動機が辛かった・・。全く理解できないですし、そんなことで殺してたら切りがないと思います。犯人の将来が本気で心配になる感じでした。

今回も後味が悪い終わり方。次がきっと最終巻になるのでしょう。もうすぐ発売されるので、読むのが楽しみです。すべてがうまくまとまりますように。


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posted by DONA at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:吉川英梨
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