2012年10月10日

宮部みゆき「パーフェクトブルー」

パーフェクトブルー

 宮部みゆき 著
 「パーフェクトブルー」
 (創元推理文庫)


高校野球界のスーパースターが全身にガソリンをかけられ、焼き殺されるというショッキングな事件が起こった。俺−元警察犬のマサは、現在の飼い主、蓮見探偵事務所の調査員、加代子と共に落ちこぼれの少年、諸岡進也を探し当て、自宅に連れ帰る途中、その現場に遭遇する。犬の一人称という斬新なスタイルで、社会的なテーマを描く、爽快な読後感の長編デビュー作、怒涛の文庫版。−裏表紙より−


この作家さんは合う、合わないがはっきりしているので読むのを躊躇してしまうのですが、ドラマ化に合わせて本屋さんで平積みされるようになり、気になってしまいました。

犬が主人公!しかも一人称で語る・・だなんて、面白そうじゃないですか!ぴかぴか(新しい)

ということで、読んでみました。


諸岡進也という高校生が家出しているので連れて帰ってほしい・・という依頼を受けて、蓮見探偵事務所の加代子は犬のマサと共に少年を探しに行きました。

その帰途、進也の兄である高校野球界のスター選手・克彦が焼き殺される現場に遭遇してしまいました。優等生の兄が殺害されたことを知った母親は、精神を壊してしまい、弟である進也にとんでもない言葉を浴びせかけてしまいます。

進也の境遇に同情した加代子と、探偵事務所の所長である加代子の父親は、彼をしばらく自宅に住まわせることにしました。

そして、彼と共に事件の調査を始めた加代子とマサ。次々と事件に纏わる謎が出てきて・・・。


これから推理して、どんどん謎を解明してマサも大活躍で「さすが元警察犬!」となると思ってワクワクしながら読みすすめたのですが、驚くような展開が待っていて、更には何とも後味の悪い結末バッド(下向き矢印)

ハッキリ言ってまだまだ彼らは謎の解明に近づいていなかったのに、黒幕たちが焦ってしまったせいで、自ら墓穴を掘ってしまったという感じでした。

確かにマサはがんばったし、かっこよかったけど、もう少し謎の解明の方でも活躍してくれたらよかったのに。

所長も良い味出していたんですけどね・・ちょっと残念でした。


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ドラマも一応見ました。設定が原作とかなり違って驚きました。ドラマにしようと思ったらここまで変化させないと無理なんでしょうね〜。

 
タグ:宮部みゆき
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