2012年07月12日

殊能将之「ハサミ男」

初めましての作家さんです。

ハサミ男

 殊能将之 著
 「ハサミ男」
 (講談社文庫)


美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作!−裏表紙より−


結構、長い話でしたが、話に引き込まれるのが早くて、思ったより早く読めました。後味は決してよくないんですけどね・・。

「わたし」の視点で話は進みます。つまり読者には「わたし」がどんな人物なのか、客観的に観察できない状態なんです。そこが、大きなポイントになっているわけですが、単純な私はただ単に一人称で語られているだけだと思って、ほとんど気にしなかったんですよね。

・・ということで、ものの見事にコロッと騙されました!ぴかぴか(新しい)


何を書いてもネタバレになりそうで感想も書きにくい作品なので、読んでもらうのが一番なのですが、単純な人は何度も何度も騙されてしまうと思います。でもその騙された感が心地良い!

お陰で後味は悪かったのに、本を閉じたときに「面白かったるんるん」と思えました。

結果がわかってから読み直したらどう思うのかな?という興味もあります。ただ、何度も書きますが後味がイマイチなので、再読したいか?というと、微妙ではあります・・。

事件自体もエグイですしね〜。


キレイに騙されたい方は読んでみて下さい。推理力がある方は騙されないかも??


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今まで、仕事が暇なときが多くて、仕事中にブログの更新をしていたのですが、今後は難しくなるかも・・。

ということで、こんな時間(夜)に更新することも増えると思います。
タグ:殊能将之
この記事へのコメント
だまされたっ!
確かに戻って読んでみると、所々にヒントらしきものが・・・。
後味悪いのもあるけど、いくつか突っ込みドコロがあるような??すべてがキレイに解決されているわけではないような気がする。
Posted by Kumiko at 2012年10月21日 08:59
だまされたでしょ?
ヒントには全然気づかなかったわ・・。
まあ、スッキリ解決はしてないよね。でもこれで良いのかもしれない。
Posted by DONA at 2012年10月21日 16:34
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