2012年06月20日

ローラ・チャイルズ「ミントの香りは危険がいっぱい」

ミントの香りは危険がいっぱい

 ローラ・チャイルズ 著
   東野さやか 訳
 「ミントの香りは危険がいっぱい」お茶と探偵11
 (RHブックスプラス)


イベントに湧くチャールストンの街。だけど、セオドシアは沈んでいた。友人である古地図屋店主のダリアが目の前で絞殺されたから。犯行現場には、かすかにミントの香りが。折しも、近所にオープンした香水店のオーナーがこの香りをまとっていた。まさかこの強烈キャラが殺人を? ゆっくりお茶を楽しむ暇もなく、セオドシアは自慢の鼻をきかせて、犯人探しを始めるが、ダリア古地図を狙う者も多いし、謎のストーカーまで現れて・・・・。好評シリーズ第11弾!−裏表紙より−

このシリーズも11巻。特に大きな変化も無く進んでいます。セオドシアには細かい変化がありますけど・・。


今回は友人のダリアが絞殺されてしまいます。その現場を偶然目撃してしまったセオドシアは「自分が何か行動を起こしていたら助けられたのでは?」と後悔し続けます。そのことで誰かに攻められることも無いのですが。

リビーおばさんがダリアの母親と親友だということもあり、セオドシアは事件の調査を頼まれます。仕方なく聞き込みを始めたわけですが・・・。


前回と同様に、特に収穫もない状態が続き、いつも通りの生活を送っていて、周りから調査の進み具合を聞かれているうちに、犯人が襲ってくる・・というパターン。

あ〜あ、バレて無かったのに・・バッド(下向き矢印)

容疑者は何人か上がるのに、全くノーマークだった人が犯人。相変わらず驚きの展開です。

でも、いつものようにとても美味しそうなお菓子や料理、そしてお茶がたくさん出てきて、それを読むだけでも楽しめます。更にチャールストンの町並みや暮らしぶりなんかも素敵ですし、そういう部分だけでも読む価値があると思います。


次は新たな男性が現れて、新たな恋の予感??らしいです。その辺はあまり興味が無いですけど、またお菓子や料理につられて読むことになるでしょう。


<お茶と探偵シリーズ>
「ダージリンは死を招く」
「グリーンティーは裏切らない」
「アールグレイと消えた首飾り」
「イングリッシュ・ブレックファスト倶楽部」
「ジャスミン・ティーは幽霊と」
「カモミールティーは雨の日に」
「ブラッドオレンジ・ティーと秘密の小部屋」
「ロンジン・ティーと天使のいる庭」
「ホワイト・ティーは映画のあとで」
「ウーロンと仮面舞踏会の夜」

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