ジュゼッペは、レストランのウェイター。仲間からは「トリツカレ男」と呼ばれている。彼は何かが好きになると、寝食を忘れて没頭してしまう。オペラ、探偵、昆虫採集、外国語・・・。そんな彼が、ある日、恋をした。相手は、外国から来た無口な少女・ペチカ。彼女は胸の中にたくさんの哀しみを抱えていた。ジュゼッペは、持てる技のすべてを駆使して、ペチカを幸せにしようとする。そして・・・。キャラメルボックスHPより
このお芝居は再演です。私も見るのは2回目なんですが、数年前だったので細かい部分は結構忘れていました。派手な舞台だったというイメージだけは残っていたのですが・・。
主役を始め、ほとんどの役が同じ役者で演じられていましたが、今回はゲストとして、金子貴俊さんと星野真里さんが参加され、重要な役を演じられました。良い感じで劇団に馴染んでいたように思いました。違和感が無い感じで。
ジュゼッペは、様々な物にトリツカレていましたが、今回は初めてある女性にトリツカレました。恋をしたのです。いわゆる一目ぼれでした。ロシア語しか話せないため孤独だったその女性・ペチカに、ジュゼッペはロシア語で話しかけて友だちになりました。彼は以前、ロシア語にもトリツカレたことがあったのです。
友だちになれて喜ぶジュゼッペでしたが、ペチカの笑顔の中にある哀しみの色がどうしても気になってしまいます。そこで彼はペットのネズミに頼んで調べてもらうことに。あ、ネズミは金子さんが演じられていて、ジュゼッペとだけ会話が出来ることになっています。
ペチカの哀しみの理由を知ったジュゼッペは、ある行動を起こします。そして、ペチカを幸せにしようとするのです。ある物にトリツカレて・・。
途中、涙する場面もあり、でもハッピーエンドで終わる。キャラメルボックスらしいお芝居でした。
このお芝居はもうすでに終了しています。
演劇集団キャラメルボックスのHPはこちらです。
↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいです。

