2012年03月13日

菊地秀行「魔宮バビロン」

魔宮バビロン

 菊地秀行 著
 「魔宮バビロン 魔界都市<新宿>」
 (ソノラマ文庫)


魔界都市<新宿>の中でも最高危険地帯として恐れられる新宿中央公園上空に、突如、古代バビロンの空中庭園が出現した。日を置かずして、超物理的な力で支えられて空中に浮かぶ魔宮への招待状が、主人の仮面王から日本の要人達に届けられたが、なぜか地球連邦首席の娘・羅摩さやかと十六夜京也も招待客に含まれていた。仮面王の狙いは何か!?魔界都市<新宿>に新たな危機が迫る!−裏表紙より−

魔界都市シリーズの第2弾です。今はどのくらい続いているんだろう?このシリーズ。私は2作目までしか持っていませんし、読んでいません。

1作目にも書きましたけど、面白くないわけではないんですけどね。きっと、吸血鬼ハンターDシリーズのように長く続くのを追いかけるのが疲れたからかな?と。


このシリーズの主人公は十六夜京也なんですが、たぶん、読者が好きなのはドクター・メフィストだと思います。クールでかっこよくて強くて、でも実は情に厚い。理想の男性像かもしれません。京也もかなり強いですし、カッコイイのですが、3枚目キャラなので・・。


魔震によって破壊された新宿。その後も危険地帯として近づく人の少ない場所となっていました。そこに突然現れた空中庭園。そしてさやかと京也に招待状が届きます。

政府からの依頼もあり、招待を受けてその空中庭園に行った二人に待っていたのは、豪華な食事でした。まあ、もちろん食事会で終わるわけもなく。一気に不穏な空気に包まれることになります。命を狙われるさやかと必死で守る京也。

散々がんばった京也の活躍をサラッと独り占めしてしまうようなメフィストの活躍。

動きも多くてサクサク読んでしまえる作品です。


私がこの本を買ったのは今から20年前のようです。今はこの本、手に入るのかな??本屋さんでは見かけたことありません。ネットなんかだと買えるのかも??


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posted by DONA at 11:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書:菊地秀行
この記事へのコメント
わ、わたしも、菊地秀行作品にハマっていたのは...
うんうん、20年近く前でした( ̄∀ ̄;)

確か官能バイオレンスSFみたいなストーリーだった筈?
あ、少し夢枕獏とごっちゃになって来たかな...

でも毎回、凄い勢いで一気読みしてた気がする( ̄^ ̄)エヘン!
Posted by mizzo at 2012年03月13日 22:15
>mizzoさん、コメントありがとうございます。

官能バイオレンスってどんな物ですか??確かにSFではありますが・・。戦闘シーンも多いですしね。っていうかそれがメインですね。

菊地さんの作品は読み始めると一気読みできるんですけどね〜。とにかくシリーズが長すぎる!!そろそろ良いんじゃない?って何度も思ってしまいます。
Posted by DONA at 2012年03月14日 21:02
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