2012年02月02日

初野晴「退出ゲーム」

初めましての作家さんです。

退出ゲーム

 初野晴 著
 「退出ゲーム」
 (角川文庫)


「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽部の“甲子園”普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。科学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興寸劇対決・・・。2人の推理が冴える、青春ミステリの決定版、“ハルチカ”シリーズ第1弾!−裏表紙より−


結晶泥棒」「クロスキューブ」「退出ゲーム」「エレファンツ・ブレス」という4話からなる連作短編集です。

青春ミステリと書いてあったので、軽い気持ちで読み始めたのですが、なかなか濃い内容のミステリでした。でもノリは高校生の軽い感じなんですよね。だから雰囲気に流されると、意外と濃い内容に戸惑うことになります。そのギャップが良いのかもしれませんが。


あらすじに「2人の推理が冴える」とありますが、実際はチカの推理は冴えませんたらーっ(汗) ワトソン君にもなれていないくらいの実力で、ただハルタに暴力を振ってやらせ、慌てて騒ぐ役ですあせあせ(飛び散る汗) そんな彼女の視点で話は進むので、私みたいに全く推理力の無い人には共感しやすい感じになっています。

ただ、ハルタらすごい推理力の人たちにはついていけない・・。チカと一緒にぼ〜っと彼らの推理を眺めて終わる状態が続きます。

ハルタだけでもすごいのに、チカ以外で出てくる人たちはほぼ全員、頭が恐ろしく切れる!本当に高校生か!?どれだけ偏差値いが高い高校なんだろう??・・でも、チカみたいな子もいるんですよね。高校自体も謎です。


ハルタとチカは幼馴染でありながら、恋のライバルでもある。その辺りの設定も面白いと思ったのですが、この1作目ではあまりその関係が必要だと思えませんでした。2作目以降でもっと出てくるのかな??彼らが好きになる相手のこともまだまだ謎だらけですし、これはぜひ続きを読まなければ!


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タグ:初野晴
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