2012年01月12日

畠中恵「やなりいなり」

やなりいなり

 畠中恵 著
 「やなりいなり」しゃばけシリーズ10
 (新潮社)


いつも妖たちで騒がしい長崎屋が、空前絶後の大賑わい! 鳴家よりも遥かに小さなお客に、禍をもたらす恐ろしい神様たち、お喋り極まりない御仁や、触るととんでもないことになってしまう子どもなど、「しゃばけ」史上最高の千客万来! さらに、全話に「レシピ」も付いてます。今年も夏は「しゃばけ」の季節!−出版社HP紹介文より−


今回も若だんなは、ほぼ全話で寝込んでいます。なので、長崎屋の離れが舞台になっています。

紹介文にもあるように、全話にレシピが付いていて、それがかわいくて笑ってしまいます。例えば「やなりいなり」のレシピでは「あげを煮る間、鳴家(やなり)四匹に六十ずつ数えもらう(四分)」という記述もあり、想像すると笑えます。

題名にも「やなり」が入っているだけあって、今回は鳴家が活躍します。特に「長崎屋のたまご」では、怪しげな玉を追いかけていき、その途中でも様々な困難に合いながらも、最後は長崎屋まで無事に玉を持って帰ってきます(厳密には持って帰ったわけではないですけど・・)。


全体的に、若だんなの活躍は少なく、何かを学んで成長する部分も少なかったのですが、相変わらずの安定感で面白く読むことができました。

前作「ゆんでめて」での出来事を時々思い出しそうになる若だんなの様子も切なかったです。

特に最後の「あましょう」という話が好きで、若だんなと栄吉の友情に思わず涙が出そうになりました。


長く続いているこのシリーズ、続きも楽しみです。


<しゃばけシリーズ>
「しゃばけ」
「ぬしさまへ」
「ねこのばば」
「おまけのこ」
「うそうそ」
「ちんぷんかんぷん」
「いっちばん」
「ころころろ」
「ゆんでめて」


↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいでするんるん

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:畠中恵
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/53063559
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック