2012年01月10日

宮部みゆき「ステップファザー・ステップ」

ステップファザー・ステップ

 宮部みゆき 著
 「ステップファザー・ステップ」
 (講談社文庫)


中学生の双子の兄弟が住む家に落っこちてきたのは、なんとプロの泥棒だった。そして、一緒に暮らし始めた3人。まるで父子のような(!?)家庭生活がスタートする。次々と起こる7つの事件に、ユーモアあふれる3人の会話。宮部みゆきがお贈りする、C・ライス『スイート・ホーム殺人事件』にも匹敵する大傑作!−裏表紙より−


ドラマ化すると知って読むことにした本なので、あらすじを読まずに買いました。今、読んでみてびっくりしました。もしこんなあらすじを読んでいたら、きっと買わないな・・と。ここまで期待感を煽ってしまうと、ハードル上がりすぎでしょう。これが、大好きな作家さんの本なら迷いなく買うでしょうけど、そこまで好きじゃない作家さんだと止めそうですたらーっ(汗)

それはともかく・・。


孤高の泥棒が、とある事情で双子の父親になることに・・という設定はとても面白くて、始めはワクワクしながら読んでいたのですが、だんだんスピードが落ちてしまいました。

短編集なので読みやすいですし、謎解きの部分も面白いんですけど・・。主人公の“俺”にも、双子にもあまり感情移入できなかったからかな?とあせあせ(飛び散る汗) 誰のこともあまり好きになれなかったんですよね。唯一、“親父”のことは結構気に入ったんですけど、出番は少なめですし。

誰のこともきちんと理解できなかったというか、人物像がつかめないまま終わった気がしました。もう少し長ければわかったのかもしれませんし、それぞれの感情をもっと描いてもらえたら良かったのかも。

ネットで感想を読んでいると「双子ちゃんがかわいかった」とよく書かれていました。でも私にはかわいさがわからなかったんですよね・・ふらふら “俺”が嫌がりながらも、双子にどんどん惹かれてしまって、冷たくできない感じは面白かったんですけど、それも浅い気がしました。

あ〜、なんか辛口になってます・・もうやだ〜(悲しい顔)


面白くないわけではないんですよ。たぶん、私はこの作家さんとの相性がイマイチなんでしょう。でも「火車」は楽しめたので、合う物と合わない物があるんだと思います。「火車」の前に読んだ作品(題名も忘れましたが)も好きじゃなかったですし。

評判は良いので、きっと楽しめると思います。・・って説得力ないですね、すみません。


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なかなか面白かったです。

原作とかなり変えてあったので、それが逆に良い感じだと思いました。双子が小学生ですし、感情がちゃんとあって、ただ“俺”に振り回されているだけではなかったのも良かったです。

今後の“俺”の変化が楽しみなドラマです。
タグ:宮部みゆき
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