
有川浩 著
「図書館革命」図書館戦争シリーズ4
(角川文庫)
原発テロが発生し、それと酷似した内容の本を出版していた作家・当麻蔵人に対し、疑いがかかる。良化隊が彼の身柄を確保しようと迫るため、図書隊は様々な方法で保護することに。図書隊内部に内通者がいる疑いもあり、状況は更に悪化していく。
このシリーズもとうとう終わり。最後らしく盛りだくさんな内容になっていました。
原発テロから始まった、作家・当麻をめぐる事件は、今まで自分に直接被害が無いから関係ないという感じだった国民に問題提起することになります。
無関心というのは、ある意味怖いものなんだということを教えられた気がしました。私自身、あまり世の中の事に興味をもたないタイプで、野次馬根性的な物も欠如しています。「どうせ何を言っても変わらないやん」という思いが強いんです。仕事では違いましたけど。
政治なんかも何を言っても無駄だし、いくら報道しても変化が感じられない日々を送るうちに、興味も無くなって来ていました。怒りは感じるけど、怒ったところで何も変わらないしな〜って感じ。
やっぱりそんな考えではダメなんですよね。行動する力はありませんが、せめて日々起きる物事に耳を向けていこうかな?と思うようになりました。
で、恋愛の方ですが・・。郁と堂上の恋愛話はハッキリ言ってどうでも良いんですが、他の部分では楽しめました。特に小牧と毬江ちゃんの関係は見ていて微笑ましかったです。幼い頃からの憧れにも似た片想いを実らせるなんてすごいです

郁と堂上の展開には驚かされました。すごい速足で駆け抜けた感じがして・・。でもそれもやっぱりどうでも良いと思ってしまう

“別冊”として後2冊あるようですが、恋愛がメインになりそうな雰囲気なので、どうしようか?と悩み中です。感想を読んでからにしようかな?
<図書館戦争シリーズ>
「図書館戦争」
「図書館内乱」
「図書館危機」
↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。


小牧&毬江ちゃんの方が好きなのですね〜。
だんだんと大人の対応が出来る毬江ちゃんが好きですが、郁&堂上のコンビもたまらなく好きなワタクシでした〜(//∀//)
堂上教官大好きすぎますっ!
でも、郁・堂上コンビが苦手なら別冊1はオススメできないかも〜。
別冊1はこの2人が結婚するまでを書いたベタ甘恋愛小説です。確かにそれ以外の図書館ならではの問題もありますが、良化委員会とか出てこないやや身近な問題が多い・・・かな。
どんどん大人になる毬江ちゃんを眩しいと感じながら見守る小牧・・素敵だな〜と。
堂上教官確かにかっこいいんですけど、郁が絡むとどうも情けない感じになる気がして。
別冊はやっぱりそんな感じですか・・。
多分、読まないかな??
私も鞠江と小牧の関係は好きです!っていうか、小牧さんが好きかも。
私は郁と堂上のベタ甘も好きですが、映画を見たら、郁のワガママさがちょっと‥とはなりました(笑)
図書館戦争、はまりましたか。私は甘さが辛くて大変でした・・。まあ何とか読み切りましたけど(苦笑)
映画も見られたんですね?岡田くんは好きですが、私は多分見ません。