2011年06月06日

上橋菜穂子「天と地の守り人 第一部」

天と地の守り人 ロタ王国編

 上橋菜穂子 著
 「天と地の守り人 −第一部 ロタ王国編−」守り人シリーズ7
 (新潮文庫)



大海原に自ら身を投げたチャグム皇子を探し出して欲しいという密かな依頼を受けたバルサは、小さな手掛かりを追って旅に出た。タルシュ帝国からの侵略と、戦になるという危険な状況の中、死んだことになっているチャグムが生きているらしい・・というわずかな希望を胸にチャグムを探す。様々な危険を回避しながらも、バルサはチャグムに再会できるのか?



前作が気になる終わり方だったので、楽しみに待っていました。でも、これでシリーズが終わってしまうかと思うと何だか寂しい・・。大事に読もうと思います。


で、第一部。初めにチャグムからシュガに宛てた手紙が書かれています。それを読んで強くなったチャグムの様子がわかり、何て大きな物を背負ってしまったんだろう・・と思うと泣けてきました。

そして、バルサに依頼が。バルサなら大丈夫、チャグムを助けてくれる!と安心したとたんに、新ヨゴ皇国(チャグムの国)の情勢に変化が起き、戦が始まりそうな予感がして、更には隣りのロタにも内紛、タルシュ帝国は密偵を放ち・・・とどんどん危険が増していくので、何だか不安になってきましたがく〜(落胆した顔)

その不安を解消したくて、早くバルサがチャグムを助ける場面を見て安心したくて、どんどん読み進める感じでした。


チャグムは本当に強く、立派な青年になりました。バルサと共に、親のような気持ちになって涙ぐんでしまいました。

バルサに「死んだことになっているんだから、そのまま皇子としてではなく一般の民と同じように生きる道を選んでは?」と薦められるのですが、チャグムは「その道に行っても、楽にはなれない」「わたしが背負っているのは、重荷じゃなくて、・・・・夢だから」と答えます。

みんなに幸せに暮らしてもらいたい、助けたい・・という想いが「夢だ」と言えるような立派な皇子になったのです。感動しました。


せっかく二人は出会えても、タンダにも危機が訪れていて、こちらもバルサに助けてもらいたい!と思ってしまい、「バルサがいっぱいいれば良いのに・・」なんて甘い考えも浮かんでしまいます。


次は北の国、カンバル王国を舞台に物語は進むようです。バルサの故郷でもあるカンバル。どんな進展があるのか楽しみです。



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posted by DONA at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:上橋菜穂子
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