
ローラ・チャイルズ 著
東野さやか 訳
「ウーロンと仮面舞踏会の夜」お茶と探偵10
(RHブックスプラス)
馬術競技会に参加したセオドシアは、第5障害を越えようとしたときにバランスを崩して落馬してしまった。そこで見つけたのは女性の射殺体!殺されていたのは元恋人・ジョリーのいとこでニュースキャスターのアビー。セオドシアは数ヶ月前に彼女と口論したばかり。自分の容疑を晴らすためにも調査に乗り出した。
イベント事には必ずと言っても良いほど参加する主人公のお陰で、チャールストンの様々なイベントに詳しくなれそうです。
馬術競技会に参加した主人公。でも途中で馬が何かに驚いて逃げてしまい、落馬してしまいました。馬は女性の死体に驚いたわけで、セオドシアも思わず悲鳴を上げてしまいます。
殺されたのは、元恋人ジョリーのいとこ・アビー。彼女には、ジョリーと別れたことを攻められたので、実は良い感情をもっていなかったセオドシア。当然、容疑者にもなるわけで・・。
でも特に強く疑われることもなく(そこがちょっと残念ではありますけど)、いつも通りの生活を送っていました。ジョリーに頼まれ、更には天敵とも言える関係にある刑事からもさり気なく調査依頼があり、事件に深く関わっていきます。
事件を調査することも、元恋人が現われていることも何も話していなかったせいで、恋人のパーカーとも微妙な関係に・・。ジョリーも未練がありそうですし、この3人の関係はまた何か発展があるのかも??
コージーらしく事件は一気に解決・・というか、全然、真相にたどり着いていなかったのに脅されて、犯人自ら襲いに来て、黙ってたらまだバレテなかったのに・・って感じ

色々と微妙な部分はありますが、何だか妙に気になるこのシリーズ。美味しそうなお茶と料理のせいかもしれませんが

セオドシアは家を買いそうな雰囲気ですし、その家にも何かあるみたいですし、やっぱり続きも読むと思います。
<お茶と探偵シリーズ>
「ダージリンは死を招く」
「グリーンティーは裏切らない」
「アールグレイと消えた首飾り」
「イングリッシュ・ブレックファスト倶楽部」
「ジャスミン・ティーは幽霊と」
「カモミールティーは雨の日に」
「ブラッドオレンジ・ティーと秘密の小部屋」
「ロンジン・ティーと天使のいる庭」
「ホワイト・ティーは映画のあとで」
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