2011年04月09日

神永学「心霊探偵八雲6 下」

心霊探偵八雲6 下

 神永学 著
 「心霊探偵八雲6 失意の果てに 下」
 (角川文庫)


一心が刺され意識不明の重体となり病院へ。宣言した通り、美雪が刺したのか?だとしたらどうやって拘置所から抜け出せたのか?後藤、石井の両刑事は頭を悩ませる。八雲は美雪と対面し、手掛かりを得ようとする。一心が入院している病院では少女の霊がさまよっている。そのことを調べた八雲は事件の真相にたどり着いた。そして、八雲と晴香はある大きな決断をせまられる・・。


赤い両目の男と対峙した八雲。彼は八雲を誘惑して仲間に引き入れようとします。彼の言葉に揺れ動く八雲を救ったのは、晴香の「会いたい」という短いメールでした。

晴香の想いを感じた八雲は、どんどんいつものクールで冷静な八雲になっていき、冴えた頭脳で推理していきます。

病院に現われる少女の霊とも話し合い、一心の語りかけ(一方的ですが)、美雪にも会いに行き、事件に立ち向かっていきました。


赤い両目の男の思惑や美雪の行動の理由、全て明らかになったわけですが、何とも後味の悪い結末で・・。

でもこのシリーズは終わりそうな気もしますし、どうなんだろう??とモヤモヤした感じで終わりました。

八雲と晴香の関係は少〜し前進したかな?奈緒ちゃんは幸せになれそうですし、そういう意味ではハッピーエンドなのかも。

今回も泣かされてしまいました・・・。


<心霊探偵八雲シリーズ>
「心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている」
「心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの」
「心霊探偵八雲3 闇の先にある光」
「心霊探偵八雲4 守るべき想い」
「心霊探偵八雲5 つながる想い」
「心霊探偵八雲 SECRET FILES 絆」
「心霊探偵八雲6 失意の果てに 上」


↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいでするんるん

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:神永学
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/44212993
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック