
神永学 著
「心霊探偵八雲6 失意の果てに 上 」
(角川文庫)
七瀬美雪が拘置所から後藤刑事を呼び出した。そして「私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す」と宣言したのだった。本来なら不可能と思える殺人。どんな方法を使うのかはわからないが、彼女ならやりかねないため、後藤刑事たちは一心を守ろうとするが・・・。
なぜ八雲ではなく、一心を狙うのか?・・・美雪は「八雲を殺しても意味がない」と言います。それほどまでに八雲を妬んでいるわけです。
一心が狙われると八雲が「自分のせいで・・」と悩むのは明らかですから。
自分が狙われていることを聞かされても全く普段と変わらない態度をとる一心。そばにいる奈緒は敏感に何かを感じとっているようですが。
上巻では、どうやって美雪が一心を狙ったのか?その方法がわからないまま終わってしまいます。
八雲の父である赤い目の男の狙いも不明のまま。
下巻でうまく解決できるのか?楽しみです。
<心霊探偵八雲シリーズ>
「心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている」
「心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの」
「心霊探偵八雲3 闇の先にある光」
「心霊探偵八雲4 守るべき想い」
「心霊探偵八雲5 つながる想い」
「心霊探偵八雲 SECRET FILES 絆」
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