
ジェフリー・ディーヴァー 著
池田真紀子 訳
「コフィン・ダンサー 上」
(文春文庫)
FBIが逮捕した容疑者の裁判で証言する証人の1人が殺害された。FBIとニューヨーク市警に捜査協力を依頼された四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、“コフィン・ダンサー”と呼ばれている殺し屋の捜索を始めたのだが・・・。
証人は飛行会社の経営者夫婦とその友人の3人。その中の1人である夫が爆弾で殺害されてしまい、その手口からある殺し屋の名前が浮上しました。
“コフィン・ダンサー”とは、“棺の前で踊る男”という意味で、その殺し屋に狙われた中で唯一の生存者が「腕に棺の前で女と踊る死神の絵柄の刺青が入れてあった」と証言したため、そんな呼び名が付きました。
冷酷非道な殺し屋。そして、絶対に証拠を残さない男。
ライムは昔、彼に部下を殺害されたことがあり、逮捕できなかったことをずっと悔いていました。今回こそは・・と意気込みます。
今回も動けないライムの手足となるのはアメリア・サックス巡査。コフィン・ダンサーの怖さを知らない彼女はいつも通りに鑑識作業をこなそうとします。でもライムは何度も気をつけるように言い聞かせるのでした・・。
ライムとアメリアの関係にもちょっと変化が・・。個人的にはあまり進展せずに尊敬しあう同僚として良い関係を続けてほしいのですが、男女というのはそうはいかないのかもしれません

上巻はとても気になる所で終わりました。どうやら殺し屋に近づけたみたい??
下巻も楽しみに読もうと思います。
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