2011年03月22日

池井戸潤「不祥事」

不祥事

 池井戸潤 著
 「不祥事」
 (講談社文庫)



銀行の中で、営業課の事務処理に問題を抱える支店を個別に指導し、解決に導く部署に異動になった花咲舞。彼女は数いるテラーの中でも驚異的な事務処理能力を持つ女子行員で、誰に対しても言いたいことを言い、時には相手を張り倒すくらいの勢いで不正を正そうとする。


主人公でもある花咲舞は、入行5年目という若さでありながら、その事務処理能力を買われ、指導する立場になりました。

直属の上司である相馬は、おとなしく事なかれ主義の男性行員。花咲のことを「狂咲(くるいざき)」と呼び、恐れています。上司には意見が言えず、部下には偉そうに説教する・・何だか典型的なうっとおしい上司という感じですが、なぜか憎めないんですあせあせ(飛び散る汗)

何だかんだ言いながらも、花咲にやりたいようにさせているからかな?意外と鋭い観察力ももっていますし。

8つの短編なのですが、始めから流れがあって、少しずつ関わりがある感じ。でも短い話なので、このメンバーで、もうちょっと掘り下げた深い話が読みたいような気もしました。

まだまだ男性社会の銀行で、がんばる女子行員の姿に思わずエールを送りたくなる話でした。

そして、花咲が上司にズバッ!と言いたいことを整然と言う姿にスッキリした気分になれました。


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posted by DONA at 14:39| Comment(2) | TrackBack(1) | 読書:池井戸潤
この記事へのコメント
この花咲 舞って、一昔前に流行ったヒロインのイメージですかねぃ (・∀・)

TVドラマでも似たようなキャラが横行してたと思います。

普段はあまり縁のない銀行窓口ですが、読んでみると
いろんなトラブルのケースなどがあり、楽しめましたね。

あ、そうそう『空飛ぶタイヤ』は、一番面白かったです!
読後、読み疲れするくらいハマりましたよ( ̄∀ ̄;)
Posted by mizzo at 2011年03月22日 20:53
コメントありがとうございます。

確かに一昔前のヒロインって感じですね〜。
イメージで言うと篠原涼子さんとか天海祐希さんとか??
この作家さんの本を読んでから銀行で待っているときに妙に奥が気になるようになりました(笑)

「空飛ぶタイヤ」楽しみです。
Posted by DONA at 2011年03月23日 11:15
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