
矢崎存美 著
「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
(光文社文庫)
いつも利用している喫茶店で、会員制の喫茶店の招待券をもらった森泉風子。その会員制の店を利用するためには店員に秘密を一つ話さなければならないと言われた。その店員はぶたのぬいぐるみ・山崎ぶたぶた。ぶたぶたさんがコーヒーを淹れる姿を見るだけで日常を忘れ、悩みも忘れてしまうのだった。
イラストレーターをしている風子は、喫茶店でキリ番を出し、特別招待券をもらいました。3日間という短い有効期限に驚きつつ、会員制の喫茶店に行ってみたところ、店にいたのはぶたのぬいぐるみでした。
初めは驚いていた風子でしたが、コーヒーを器用に淹れる姿を見て癒されていきます。
そこへ新たな客が・・。
高校生の小野寺悠には、ちょっとした秘密があり、ぶたぶたさんに話そうとするのですが、ぶたぶたさんは「別の人に話した方が良い」と言うのでした。
ぶたぶたさんはコーヒーを淹れるのも上手ですが、アップルパイを作るのも超一流です


そのパイは今まで食べたことのないほどの美味しさだとか。食べてみたいです!!
私の嫌いなシナモンも入っていないそうで、最高です

風子と悠の話が交互に書かれていて、二人が抱える秘密や悩みを、ぶたぶたさんによって癒され解決していく様子がわかります。
ぶたぶたさんとアップルパイ。最高の組み合わせ

私もぜひ行って食べてみたい!と強く思ってしまいました。
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