2011年02月18日

堂場瞬一「帰郷 刑事・鳴沢了」

帰郷

 堂場瞬一 著
 「帰郷 刑事・鳴沢了」
   刑事・鳴沢了シリーズ5
 (中公文庫)



鳴沢了は、父の葬儀のため故郷の新潟へ帰っていた。葬儀の次の日、突然訪ねて来た男が時効を迎えたある事件の再捜査を依頼してきた。その男・鷹取正明が捜査を依頼してきたのは、了の父親にとって唯一の未解決事件だった。了は休暇を利用して事件を再捜査することにした。


正明が依頼してきた事件は、了の父親の葬儀の日に時効を迎えたのでした。その偶然を何かの縁のように感じた了は捜査を始めます。とはいえ、管轄外のしかも時効を迎えた事件を捜査する権限は、当然ありません。

父親に勝負を挑むような、父親を超えたい気持ちで1人で調べ始めた了。事件関係者に話を聞くのですが、当時、第一容疑者だった男からは煙たがられ、他の関係者からも疑問をぶつけられたり、あからさまに迷惑がられたり、なかなか思うように調べられません。

しかも、警察学校で同期だった安藤という新潟中署刑事からも妨害を受けるのでした。偶然再会した昔の同級生・中尾や、元刑事の緑川などに助けてもらい、更に大西海刑事にも協力してもらい、事件を解決してきます。


このシリーズも5作目になりました。今回、しばらくは1人で捜査をする了ですが、途中で懐かしい海君と再会し、協力してもらいます。

鳴沢は、海君や中尾がなぜ自分を無償で助けてくれるのか?がわからない所があります。他人の気持ちを分析するのが好きなくせに全然わかってない!パンチ

中尾に「友だちだから」と言われ、海君から「もっと一緒に捜査して教えてもらいたかった」と言われ、かなり戸惑います。

自分の魅力に気付いていないんですよね〜。それが読んでいて腹立たしい。

事件を解決したことで、父親を亡くしたことで、やっと父親や祖父の存在を受け入れた鳴沢。亡くなってから気付いても遅いよ!と怒りが・・。でも家族なんてそういうものかもしれませんけどね。

父親との確執がある種メインテーマみたいになっていたこのシリーズ。その割にはあまり確執の原因が明確になっていませんし、目立った争いもなかった・・。

なのに、亡くなってしまって・・・続きは大丈夫か?と不安になりました。余計なお世話ですけど

まあ、最後に恋人・優美との関係に変化がありそうな雰囲気だったので、それを楽しみに続きを読もうかな??わーい(嬉しい顔)


<刑事・鳴沢了シリーズ>
「雪虫」
「破弾」
「熱欲」
「孤狼」


↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいでするんるん

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

posted by DONA at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:堂場瞬一
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/43477048
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック