2010年09月15日

リヴィア・J・ウォッシュバーン「クッキー交換会の隣人たち」

リヴィア・J・ウォッシュバーン
クッキー交換会の隣人たち
お料理名人の事件簿3

(ランダムハウス講談社)


クリスマス目前のフィリスの家では、近所の人たちがそれぞれ手作りのクッキーを持ち寄ってクッキー交換会が行われていた。おすそわけをするためにクッキーを持ってお隣へ行ったフィリスは、絞殺された隣人を発見してしまう。犯人を見つけるため、フィリスはクッキーのおすそ分けを口実にして隣人たちを訪問し、聞き込みを開始した。


読み始めたときに少し書きましたが、「この人が犯人かも」と思った人がやはり犯人でした・・バッド(下向き矢印) 厳密に言えば犯人というか、共犯者的な存在でしたが。

ただ、動機がわからなかったので、それが知りたくて読んだような。

コージーミステリーにしては、早い段階で事件が起き、事件の話を中心に進んでいくので、楽しんで読むことができました。

フィリスの性格も良すぎず、でも嫌なタイプでもなく、私は好きな人タイプなので、余計に楽しく読めたのかもしれません。

今回は、近所の人たちに聞き込みをするのですが、夫婦や家庭というのは、外から見ていてもわからないんだな〜と改めて実感するような、悲しい気持ちになることがたくさん出てきました。ちょっと人間不信になりそう??

最後にレシピがたくさん載っていますし、ストーリーだけではない楽しみがある本です。


↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいでするんるん

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/40732595
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック