リヴィア・J・ウォッシュバーン著
「クッキー交換会の隣人たち」
「クッキー交換会の隣人たち」
お料理名人の事件簿3
(ランダムハウス講談社)
クリスマス目前のフィリスの家では、近所の人たちがそれぞれ手作りのクッキーを持ち寄ってクッキー交換会が行われていた。おすそわけをするためにクッキーを持ってお隣へ行ったフィリスは、絞殺された隣人を発見してしまう。犯人を見つけるため、フィリスはクッキーのおすそ分けを口実にして隣人たちを訪問し、聞き込みを開始した。
読み始めたときに少し書きましたが、「この人が犯人かも」と思った人がやはり犯人でした・・

ただ、動機がわからなかったので、それが知りたくて読んだような。
コージーミステリーにしては、早い段階で事件が起き、事件の話を中心に進んでいくので、楽しんで読むことができました。
フィリスの性格も良すぎず、でも嫌なタイプでもなく、私は好きな人タイプなので、余計に楽しく読めたのかもしれません。
今回は、近所の人たちに聞き込みをするのですが、夫婦や家庭というのは、外から見ていてもわからないんだな〜と改めて実感するような、悲しい気持ちになることがたくさん出てきました。ちょっと人間不信になりそう??
最後にレシピがたくさん載っていますし、ストーリーだけではない楽しみがある本です。
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