2010年08月23日

堂場瞬一「破弾」

堂場瞬一著 「破弾 刑事・鳴沢了
刑事・鳴沢了シリーズ2

(中公文庫)


新潟県警を辞めた了だったが、他にやるべき仕事を見つけることができず、刑事を続けることに。警視庁多摩署で現場に戻った了が担当することになったのは、ホームレス傷害事件。刑事部屋で孤立する存在の美女刑事・冴と組んで事件を捜査し始めるが・・。


前作の終わりで祖父との別れを経験した鳴沢了。どんな変化を遂げるかな?と楽しみに読みました。

「刑事」という職業にますます固執し始めた感じがしました。口では(心の中では)「いつ辞めても良いんだから」とか言っていましたが、結局は辞められないこともわかっていますし、手柄をあげて認められたい気持ちも強くなっています。

突っ張っている感じが更に強くなって、読んでいて痛々しい気持ちになりました。

今回の相棒は女性刑事。しかも鳴沢と同じように孤立している女性。「刑事」に固執している感じもよく似ている二人ですが、なぜか一線を越えてしまう・・。

その辺が理解できず、二人のもどかしい関係がどうでもよくて、読み流す部分も多くなってしまいましたバッド(下向き矢印) 「刑事である」ことにこだわる割に、こういう所は「人間」に戻るわけね??って感じふらふら 何となく悲しい関係でもあって、見てられない・・。


犯人が何となく早めにわかってしまいました。でも、鳴沢をどんどん苦しめて作者は鳴沢を孤独にさせたくて仕方ないのか?と思いました。

このシリーズにさわやかな結末は無いのかな?


さんざん書いてきましたが、でも結局私は続きを読むだろうと思います。鳴沢の不器用でまっすぐな感じがこの先どうなるのか?やっぱり妙に気になってしまうから・・。


<刑事・鳴沢了シリーズ>
「雪虫」


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話のジャンルがわからないけど気になる話なんです。
posted by DONA at 11:20| Comment(2) | TrackBack(1) | 読書:堂場瞬一
この記事へのコメント
復活しました!
>このシリーズにさわやかな結末は無いのかな?
う〜ん、無いと思います...
いや、考えようによってはそれらしきエンディングが
あったかも?
わたしは、この冴のような相棒と鳴沢のやりとりを
楽しんでいます。そういう読み方でしょうか。
いろんなタイプの相棒が出て来てその点だけは楽しめます♪
Posted by mizzo at 2010年08月24日 03:14
コメントありがとうございます!そして、復活おめでとうございます!

さわやかな結末は無いのか・・。まあそうでしょうね。
冴と鳴沢のやりとりは良いんですが、男女の関係になるのはどうなの??と思うんですよね。お互い信頼して良い仕事の相棒になってほしかった・・。
1冊目の相棒、海くんの再登場もあるとか。それも楽しみです。
Posted by DONA at 2010年08月24日 12:05
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