菊地秀行著 「D−蒼白き堕天使3」
吸血鬼ハンター9
(ソノラマ文庫)
とうとう目的地であるクラウハウゼンの村に入った一行。Dは契約を無事に果たすことができたわけだが、共に旅をして来た人間の子どもを助けるため村に残って闘いを続けることに。バラージュ男爵は、最大の仕事をやり遂げるため、父のいる城へ向かった。
3冊目に入ってすぐに目的地へ到着します。そして、さっそく一行はバラバラに・・。
男爵は父の元へ、ミスカも知人を訪ねて行きます。
ミスカと同じ馬車に乗っていた人間二人(メイとタキ)は、ミスカと共に行動していたために、歓楽街へ連れ去られます。
その二人を助けるためにDは村にとどまることになりました。
男爵は父を倒すために戻って来たわけですが、父の側には怪しげな科学者カリオールという老人がいます。
この老科学者の気持ちというか精神状態がよくわからないんです・・。敬っているのか馬鹿にしているのか・・

どちらにしても後半のカギを握る人物です。そして、歓楽街を取り仕切るラグーンという男。男爵の父も手を出せないという誓約があるという謎の存在です。
ミスカはなぜこの村に来たのか?も謎のまま。
あれこれ気になる状態で最終巻へ・・。
<吸血鬼ハンターシリーズ>
「吸血鬼ハンター“D”」
「風立ちて“D”」
「D−妖殺行」
「D−死街譚」
「夢なりし“D”」
「D−聖魔遍歴」
「D−北海魔行」
「D−薔薇姫」
「D−蒼白き堕天使1」
「D−蒼白き堕天使2」
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引き続き「破弾」
謎が深まるばかり・・。