2010年08月09日

柴田よしき「ワーキングガール・ウォーズ」

柴田よしき著 「ワーキングガール・ウォーズ

(新潮文庫)


音楽業界の大企業で15年近く勤める墨田翔子は、37歳で未婚。仕事はできるし、収入もあるが、人間関係にも仕事にも疲れている。ある日、ふと入った旅行社でオーストラリア旅行を勧められ、思い切って行くことに。そこで偶然出会った女性二人とある事件をきっかけに友だちになった。


働く女性(特に30代独身女性)なら共感できるだろうな〜という作品でした。

共感できる部分が多いか少ないかは別として・・。

私は色んな部分で共感できたので、サクサク読めました。今の仕事だったら共感しにくいのですが、以前働いていた所では、主人公の翔子と重なる部分がたくさんあって、懐かしい気持ちで読めたんです。

ある程度仕事ができるようになり、責任ある仕事も任され、更には後輩の指導をする。新人と仕事をすることもある。

上司からは「いじめるな」と言われ、後輩からは煙たがられ、でも言わないと仕事が進まない・・。

本当は嫌われたくないのに、気づけば嫌味も言ってしまうもうやだ〜(悲しい顔)

「辞めてくれたら良いのにな・・、しばらくは仕事が大変にはなるだろうけど何とかなるよ」という周りの声が聞こえそうな立場たらーっ(汗)

翔子はある同僚から「不必要に突っ張って部下を悪い方向に刺激してばかりいるし、思い遣りもないし、部下をまとめようと努力もしない」と言われ、落ち込みます。

この言葉、私もいつも思っていたことで、仕事を離れた今になっても突き刺さりました・・もうやだ〜(悲しい顔)


短編集になっていて、大手企業で働く翔子と、オーストラリアで旅行社に勤めている愛美が交互に主役となって話は進みます。

二人とも仕事にやりがいを感じているけど、「仕事だけで良いのか?」という思いもあり、でも人生に満足している部分もあって・・という、ある程度の年齢になった独身女性なら感じるような思いを持っています。

なかなか面白く読めました。


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面白く読んでいます
posted by DONA at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:柴田よしき
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