2010年07月20日

若竹七海「死んでも治らない」

若竹七海著 「死んでも治らない 大道寺圭の事件簿

(光文社文庫)


捜査課の刑事だった大道寺圭は、警察を辞めて一冊の本を書き、出版した。「死んでも治らない」という題名のその本には、刑事時代に出会った情けないドジを踏んだ犯罪者たちのエピソードが書かれている。本には偽名を使ってあるが、書かれた本人たちはわかるわけで、苦情を言いに(?)犯罪者たちが大道寺の所へやって来て・・。


大道寺圭が刑事時代に最後に関わった事件と、作家デビュー後の話が交互に書かれています。

作家になってからの事件は話ごとに完結していますが、刑事時代の事件は最後まで読まないと解決しません。

面白い構成だな〜と妙に感心ぴかぴか(新しい) どちらも気になって一気に読んでしまいました。

作家になってからの大道寺に会いに来る犯罪者たちは、文句を言うついでに、事件を解決してもらおうとしていて「あんたがドジな犯罪者だと書くからこんな目にあったんだむかっ(怒り)」と逆恨みしています。

刑事時代の事件と作家になってからの事件には細かくつながりがあって、その微妙なつながりも楽しめます。

ちょっとブラックでニヤッと笑える部分もあり、なかなかおもしろかったです。

ただ、この作家さんの作品は2冊目なのですが、独特の世界観があって、慣れるまでにはもう少しかかるかな?とも思いますけどねあせあせ(飛び散る汗)


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加納朋子「ななつのこ」

これも面白い話の作り方・・。
タグ:若竹七海
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