2010年04月12日

東野圭吾「卒業」

東野圭吾著 「卒業

(講談社文庫)


家族のリクエストにより買った本です。

大学4年生の祥子が遺体となって発見された。親友である同じ大学に通う沙都子は仲間たちと、なぜ彼女が亡くなったのか?を探り始める。卒業までに解決させようとするが、第二の事件が発生し・・。


この作品に出てくる加賀恭一郎が主役の「新参者」という本が、もうすぐドラマになって放送されるそうですね。

「新参者」では刑事になっている加賀ですが、この作品ではまだ大学4年生です。卒業を控え、卒論を書いていたり、剣道の腕前がすばらしいので大会に出たり、なかなか忙しい毎日を送っています。

冒頭からいきなり沙都子にプロポーズをする加賀。恋愛がらみの話なら勘弁してよ〜むかっ(怒り) と思ったのですが、その心配はほぼありませんでした。

親友だと思っていた相手が自殺してしまったら・・考えただけで辛すぎます。自殺するほど悩んでいることをなぜ話してくれなかったのか、そればかり考えて、すごく後悔しそうですがく〜(落胆した顔)

せめて殺人であってほしい、でも殺されるほど恨みをかうような子ではない・・という葛藤はよくわかりますし、共感できました。

ちょっと古い作品のせいか、とてもありがちな展開で、「次はこの人が殺されそう・・」と思った人が殺され、「この人が怪しい」と思っていた人がそのまま犯人でしたバッド(下向き矢印) それが何とも残念でしたふらふら


お茶会の一つである「雪月花之式」は面白かったですが、これも今となってはありがちな話かな?とも思います。

とてもあっさり読めてしまうミステリーでした。

一応、シリーズの続きは読むつもりですが・・。


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ポール・リンゼイ著「目撃」

久しぶりに読みなおしています。
posted by DONA at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:東野圭吾
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